本記事では、BIGLOBEモバイルから他社にMNP転出する手順や注意点を解説します。
また、あわせておすすめのMNP転出先も解説していますので参考にしてください。
BIGLOBEからMNP転出する手順
BIGLOBEモバイルからMNP転出するためには、以下の手順が必要です。
- MNP予約番号を発行
- 転出先で契約手続き
- SIM到着・回線切り替え
- APN設定
- SIM返却
これから、上記の手順について解説していきます。
MNP予約番号を発行
BIGLOBEモバイルからMNP転出する際、まずはBIGLOBEモバイルでMNP予約番号を発行してもらいます。
MNP予約番号とは、番号そのままでBIGLOBEモバイルから他社に転出する場合の引き継ぎ番号のようなものです。
MNP予約番号は電話で発行します。
店舗やWEBでは発行できません。
- 電話番号:0120-983-028
- 受付時間:9時~18時(年中無休)
また上記の電話口でMNP予約番号を教えてくれるわけではありません。
電話を切った後に別途メールで送られてきます。
メールが送られてくるのは最も遅い場合で翌々日になる場合があるので注意してください。
(後ほど解説)
転出先で契約手続き
MNP予約番号を発行した後は、転出先のスマホキャリアで契約手続きをします。
ただし、予約番号には有効期限があり、発行後15日以内に転出を終えなければなりません。
そのため、各スマホキャリアでは手続きに「期限の残りが○日以上」「発行から○日以内」といった制限があります。
- ワイモバイル:発行から2日以内
- UQモバイル:発行から2日以内
- LINEモバイル:期限まで10日以上
BIGLOBEモバイルで予約番号を発行した後は、すぐに手続きをしましょう。
ただし、店舗で手続きする場合はほとんどの場合で即日開通しますので、この限りではありません。
SIM到着・回線切り替え
転出先のキャリアで契約を終えSIMカードが届いたら、回線切り替え手続きが必要です。
回線を切り替えるまではBIGLOBEモバイルのSIMカードが使えます。
回線切替が完了すると回線が新しいキャリアに切り替わり、BIGLOBEモバイルは正式に解約されます。
回線切替は各キャリアによって異なります。
APN設定
MNP転出後もBIGLOBEモバイルで使っていた端末をそのまま使う場合には、端末のAPN設定が必要です。
APN設定(プロファイルのインストール)とは、手持ちのスマホで新しいキャリアのデータ通信をするための設定です。
SIMカード返却
APN設定を終えると手持ちのスマホでデータ通信や通話ができるようになります。
これまで使っていたBIGLOBEモバイルのSIMカードは、BIGLOBEに返却が必要です。
ただし、返却が必要なのはタイプDのみです。
SIMカードの返却先は以下の通りです。
千葉県柏市松ヶ崎新田字水神前13-1
ロジポート北柏501
ビッグローブ株式会社
BIGLOBEモバイル SIMカード返却センター
※タイプDのみ
返却の送料は各自負担が必要です。
MNP転出時の補足・注意点
WEBでMNP予約番号発行不可
BIGLOBEモバイルでNP予約番号を発行する際、WEB(マイページ)から発行はできません。
必ず電話での発行依頼が必要です。
MNPの引き止めも
電話でオペレーターにMNP予約番号の発行を依頼する際、引き止めに合う場合があります。
契約内容や履歴によりますが、料金の割引が提示されることもあるようです。
ただし、2021年4月以降は引き止めが禁止されます。
予約番号の発行タイミング
MNP予約番号は電話で発行申請後、あとからメールで送られてきます。
その際、発行申請のタイミングによって発行されるタイミングが異なります。
- 16時まで:当日~翌日12時
- 16時以降:翌日~翌々日12時
16時以降に申請すると最大で翌々日までかかる可能性がありますので注意してください。
MNP転出手数料
BIGLOBEモバイルからMNP転出する場合、MNP転出手数料が必要です。
以前は3ヶ月以内に転出する場合は6,000円、それ以降は3,000円となっていましたが、2019年10月以降はMNP転出手数料が一律3,000円になりました。
最低利用期間/違約金に注意
音声通話SIMには最低利用期間と違約金があります。
セレクトプランの最低利用期間は1年間です。
正確に言うと、契約開始日から、契約開始日の翌月を1ヶ月目として12ヶ月後の末までです。
この期間をすぎる前にMNP転出すると、MNP転出手数料に加えて違約金(音声通話サービス契約解除料)が発生します。
2019年10月以降に音声通話SIMに契約した方の契約解除料は1,000円です。
1年の最低利用期間と1000円の違約金は残りましたが、ダメージは少なくなりました。
月途中の転出でも全額請求
月途中にMNP転出した場合も、最終月の基本料金は全額請求されます。
日割り計算はされません。
MNP予約番号の有効期限
繰り返しになりますが、BIGLOBEモバイルで発行したMNP予約番号には有効期限があります。
MNP予約番号自体の有効期限は15日です。
15日間内にMNP転出手続きを全て完了しなければなりません。
そのため、各キャリアにWEBでMNP転出する場合は、「番号発行から○日以内」や「残り日数が○日以上」といった条件があります。
- ワイモバイル:発行から2日以内
- UQモバイル:発行から2日以内
- LINEモバイル:期限まで10日以上 など
BIGLOBEモバイルで予約番号を発行した後は、すぐに手続きをしましょう。
ただし、店舗で手続きする場合はほとんどの場合で即日開通しますので、この限りではありません。
転出後はSIM返却が必要
こちらも繰り返しになりますが、BIGLOBEモバイルからMNP転出した後にはSIMカードの返却が必要です。
ただし、返却が必要なのはタイプDのみで、タイプAは不要です。
返却しなかったからといってペナルティはありませんが、余裕があれば返却しましょう。
SIMカードの返却先は以下の通りです。
千葉県柏市松ヶ崎新田字水神前13-1 ロジポート北柏501
ビッグローブ株式会社
BIGLOBEモバイル SIMカード返却センター
返却の送料は各自負担が必要です。
端末の残債は一括返済
BIGLOBEモバイルの端末代金支払いは24回払いのみです。
24回の端末代金支払いを終える前にMNP転出する場合、残債は一括返済が必要です。
他社では転出後も分割請求が続くところもありますが、BIGLOBEモバイルは解約と同時に一括返済が必須です。
おすすめのMNP転出先は?
今本記事をお読みの方の中には、BIGLOBEモバイルから他の格安SIMにMNP転出しようとされている方もおられるかもしれません。
私がおすすめするおすすめの格安SIMキャリアは以下の3社です。
ワイモバイル
まず紹介するのはワイモバイルです。
ワイモバイルは格安SIMではダントツで通信速度が速く、お昼でも通信速度が落ちないのがメリットです。
全国に店舗があるの安心ですね。
- 格安SIMトップ級に速度が速い
- M・Rは速度制限時も最大1Mbps
- ソフトバンクWi-Fiスポットが無料
- PayPayとの連携がお得
- 光回線とのセット割でさらに安く
- 店舗数は格安SIM最多
- データ繰越不可
- 低速モードなし
- 最大14GBまでしか選べない
ワイモバイルは私が最もおすすめする格安SIMキャリアでもあります。
私自身もワイモバイルをメインで契約しています。
2020年7月からプランM・R契約者は容量を使い切っても最大1Mbpsで使い放題になりました。
最大1Mbpsなら360p画質のYoutubeも快適なので、エンタメフリーでYoutubeをたくさん見ていた方もおすすめです。
ただし、余ったデータの繰越ができないのが最大のデメリットですね。
▼ワイモバイルの詳細を確認▼
UQモバイル
続いて紹介するのはUQモバイルです。
ワイモバイルと並んで、通信速度は格安SIMの中で圧倒的に速いです。
タイプAを使っている方はスマホがそのまま使えるので、タイプAからの乗り換え先としては一番おすすめです。
- Ymobileと同等に速度が速い
- 余ったデータは繰り越し可能
- プランRは制限時も最大1Mbps
- タイプAのスマホはそのまま使える
- 低速モードあり
- 最大10GBまでしか選べない
- 3日間6GBの容量制限あり
- 追加SIMでの容量シェア不可
料金はBIGLOBEモバイルより少々高いですが、快適な通信速度と店舗がある点がメリットです。
ワイモバイルと違って余ったデータの繰越もできますし、低速モードに切り替えればデータ通信速度が消費されません。
また、UQモバイルもプランR契約者は通信制限時も最大1Mbpsで通信できるようになりました。
容量を使い切った後だけでなく、節約モードON時も最大1Mbpsで通信できるのがデメリットです。
ただし、使っているのはau回線なので3日間で6GBの通信制限があります。
公式サイト限定のキャッシュバックもあるのでぜひ利用してください。
▼通信速度は最速級▼
▼SIM契約でキャッシュバック▼
OCNモバイルONE
最後に紹介するのはOCNモバイルONEです。
タイプD(ドコモ回線)を契約している方におすすめです。
2019年11月に開始した新コースは2021年に入っても非常に速く、お昼でも5~10Mbps出ています。
ドコモ回線を使った格安SIMの中では一番おすすめのキャリアです。
OCNモバイルONEはドコモ回線を使っているため、BIGLOBEモバイルのタイプDを契約中の方はスマホがそのまま使えます。
SIMロック解除も不要です。
- ドコモ回線で一番おすすめ
- お昼でも速度が速い
- 音声3GBは主要MVNO最安値
- スマホ価格がかなり安い
- 音楽は誰でも聴き放題
- 選べるのはドコモ回線のみ
料金も非常に安く、音声1GBは月1,180円、音声3GBは主要な格安SIMで最安値の月1,480円です。
ワイモバイル・UQモバイルは速度が速いぶん小容量プランがやや割高なので、月に使う容量が1~3GBの方はOCNモバイルONEがおすすめです。
また、スマホの端末価格もMVNOで最安値ですしMNPで契約すればさらに5000円割引になります。
OCNモバイルに乗り換える場合はスマホセットで契約するのがお得です。
▼ドコモ回線契約者におすすめ▼
BIGLOBEモバイルからMNP転出まとめ
以上、BIGLOBEモバイルからMNP転出する手順や転出手数料、予約番号に関する解説でした。
本記事をよく読み、損をしないようにMNP転出しましょう。
BIGLOBEモバイルからMNP転出する場合は本記事で紹介した3社なら通信速度は非常に快適です。
ぜひMNP転出で快適な格安SIMライフを過ごしてください!
▼快適な速度と全国に店舗あり▼
▼通信速度は非常に快適▼
▼SIM契約でキャッシュバック▼
▼ドコモ回線契約者におすすめ▼