先日、ひょんなことからBIGLOBEモバイルはSIMの利用を一時停止できることを知りました。
早速やってみましたので、感想と注意点をまとめます。
SIMの利用一時停止とは
一位停止することになった経緯
私はBIGLOBEモバイルの通信速度を毎月計測しています。
この速度計測はアプリをONにすれば指定時刻に自動計測するよう設定しているのですが、先日、計測が不要な休日の前にOFFにするのを忘れ、休日中も計測し続けてしまったのです。
外出中にその事に気づいたのですが、すぐには帰れない……。
でもどんどんデータ容量を消費していく……。
同時に計測していた他社のSIMは容量の余裕があったり、アプリ経由で低速モードをONにすることでデータ消費を回避できたのですが、BIGLOBEモバイルは低速モードがなく、その月はたまたま容量がギリギリだったのです。
しかもBIGLOBEモバイルの容量追加は100MBで330円と、主要な格安SIMではダントツで高い…。
主要な格安SIMの容量追加にかかる費用の比較
BIGLOBEモバイルの高さ、OCNモバイルONEの安さよ…#格安スマホ#格安SIM pic.twitter.com/jzfcotWRKX— シムラボ@格安スマホ解説 (@simlabo_jp) October 3, 2020
そこで色々調べると、BIGLOBEモバイルにはSIMの利用を一時停止する機能があることを知ったのです!
通話・データ通信不可にできる
利用一時停止とは、BIGLOBEモバイルのSIMカードの通話・データ通信機能を一時的にOFFにする機能です。
マイページから手続きすると通話・データ通信ができなくなります。
マイページで一時停止をONにすれば通信を停止でき、必要になったらまたマイページで停止をOFFにすればすぐに通話・通信ができるようになります。
あまり頻繁に使う機能ではありませんが、万が一のときに有効な機能です。
シェアSIMも個別に一時停止可能
この利用一時停止は、SIMごとに設定可能です。
私は親回線となるデータSIMに、さらにデータSIMを2枚紐付けて3枚で容量をシェアしています。
シェアSIMも、SIMごとに一時停止ができます。
逆に言うと、親回線を一時停止しても子回線は通常通り通信できます。
シェアSIMの全てを一時停止したい場合はSIMそれぞれで一時停止手続きが必要です。
他にどんな使い方がある?
一時停止機能が一番使えるのは、SIMやスマホを紛失したときです。
SIMを一時利用停止すれば、誰かに悪用されるのを防ぐことができます。
もし見つかれば利用を再開すると、以後はそれまで通り使えます。
ただし、これだけでは万全ではないので、すぐに見つからない場合はSIMカードを無効化して再発行するのがおすすめです。
一時停止中も料金は発生
一時停止中も料金は発生します。
一ヶ月間まるまる一時停止をONにしても、月額料金の免除や割引はありませんので注意してください。
例えば長期間海外に行く場合は一度解約して再契約するか、一番安いプランに変更して回線を維持するなどの対応を検討しましょう。
実際に一時停止してみた
ここから、実際に一時停止する手順と感想を解説します。
手続きはアプリ・マイページで
SIM利用の一時停止はWEBのマイページまたはアプリから可能です。
アプリの場合は、左上のメニューボタン(三本のライン)から「契約内容の確認」をタップすればマイページにジャンプできます。
以後はWEBのマイページでの手順を解説します。
BIGLOBEモバイル公式サイトの最上段から、「会員ログイン」をタップ
ID・パスワードを入力してログインした後、「モバイル契約情報」をタップ
「BIGLOBEモバイル」を選択
一時停止したいSIMを選択
「利用一時停止」をタップ
確認画面が出るので、「お申し込みを確定」をタップ
1分で通信が止まる
前章の「お申し込みを確定」をタップすると、「利用一時停止 申込中」と表示されます。
この間はまだ通信が可能で、かつ再開手続きもできません。
しばらく(私の場合5分ほどでした)すると「利用一時停止」と表示され、その右に「利用再開」のボタンが出現します。
再開もワンタッチ
再会したい場合は、この「利用再開」ボタンをタップすればOKです。
タップすると確認画面が表示されるので、「お申し込みを確定」を選択してください。
利用再開手続きした後、3分ほどで利用が再開されます。
ただし、手続きした後は「利用再開 申込中」ではなく「利用一時停止申込中」と表示されるので注意してください。
以上、BIGLOBEモバイルのSIM利用の一時停止・再開の手順と注意点でした。