基礎知識

【4月】ahamoの通信速度を毎月測定中!昼は遅い?他社との比較も

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本記事では、ahamoの4Gデータ通信の速度を毎月測定した結果を記載します。

 

格安SIMは通信速度が遅いのではと不安な人も多いですが、ahamoは格安SIMでトップクラスの速い速度が出ています。

回線が混雑する昼でも快適ですし、5Gに繋がればさらに速いので、速度にこだわる人におすすめです。

 

ただし、2024年4月はシムラボの測定でも初めて「パケ詰まり」とみられる現象が起きました。

ahamoが繋がりにくい、遅くなった場合の対策も解説します。

 

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ahamoの通信速度の評価

 

速度はドコモと同等に速い

 

実際に測定したahamoの4Gの速度をみると、どの時間帯も30~60Mbps近い速度が出ています

スマホの通信速度は3Mbpsもあればほとんど何でもできるので、ahamoは十分すぎる速さです。

もちろん5Gエリア×5G端末なら5G通信も可能なので、さらに速くなることも多いでしょう。

 

通信速度は地域や端末によって異なりますが、ahamoはドコモと同じ回線を使っているので安心さです。

ドコモやau・ソフトバンクともほとんど同じレベルの速度が出ています。

 

LINEMOpovo2.0ワイモバイルUQモバイルなどと並んで、大手3キャリアのメインプラン以外ではトップクラスの速度です。

 

ただし、2024年4月は突如速度が遅くなることがあり、やや不安定になりました

 

昼に遅い/昼休みに繋がらない?

 

ahamoは昼も速いのが特徴です。

会社勤務の人が昼休みに入り一気に通信し回線が混雑するため、他の格安SIM(特にMVNO)では昼12時~13時に速度が急激に遅くなります。

1Mbps以下になり、通信制限がかかったような速度になる格安SIMも多いです。

 

しかし、ahamoは昼12時~13時も全く速度が落ちません。

本記事でも昼の通信速度の測定結果を載せていますが、昼でも通常時と変わらない速度が出ています。

私自身もahamoを契約して使っていますが、昼の時間帯に速度が遅いと思ったことは今まで一度もありません。

 

都心部は注意が必要かも

 

ただし、新宿、渋谷や他の都心部ではドコモ回線が繋がりにくいといった口コミもあります。

これはデータ通信をする人が多い場所で、建物内や地下でも繋がりやすいプラチナバンドに通信が集中することなどにより発生しています。

特に昼に起きることが多いようです。

昼休みになって地下や建物内でみんなが一斉に通信するため、特定のバンドが混雑し、データが流れにくくなる現象です。

 

この問題について、ドコモはすでに解消したと発表しましたが、実際はまだまだ起きうるでしょう。

シムラボの測定ではこれまでパケつまりとみられる現象は見られませんでしたが、2024年4月はかなり不安定になりました。

 

どうしても我慢できない人は「5G端末に機種変更する」「他社に乗り換える」「他社SIMを併用する」などの対策をしましょう。

 

パケ詰まりは4Gのプラチナバンドで起こることが多いです。

4Gが遅いエリアでも5Gに繋がれば快適なことが多いので、現在古い4G端末を使っている人は5G端末に機種変更すれば改善するかもしれません。

iPhoneならiPhone12以降とiPhone SE 第3世代以降が5Gに対応しています。

詳細ahamoで機種変更する手順

 

ただし、5G端末に変えても改善しない場合もあります。

他社へ乗り換えなら速度が一日中速いLINEMOワイモバイルUQモバイルがおすすめです。

また、povo2.0は基本料金が無料でデータを使いたい時だけ追加購入するしくみなので、ahamoとpovo2.0を併用し、どうしてもahamoが繋がらない時だけpovo2.0に切り替えて通信するのもよいでしょう。

 

ただし、エリアによっては他回線でも同様に症状が出ることがあります。

ahamoのパケ詰まりに悩んでいる人がドコモ回線の他社に乗り換えても結果は変わらないので、ソフトバンク回線、au回線、楽天モバイルを契約中の人に通信状況を聞き、繋がりやすい回線に乗り換えましょう。

 

都心部は繋がりにくい場合も

 

ahamoの速度は速いですが、繁華街での使用には注意が必要です。

都心部の人流が集中する場所ではahamoを含むドコモ回線のパケ詰まり/パケ止まりが問題になっています。

建物内や地下での使用が多いため、建物内や地下でも繋がりやすい特定の4Gバンド(プラチナバンド)に通信が集中し、データ通信が遅くなったりデータ通信ができなかったりする場合があるようです。

シムラボの測定ではこれまでパケつまりとみられる現象は見られませんでしたが、2024年4月は不安定になりました。

 

ドコモでもこの問題を認識しており2024年2月にはすでにほぼ解消したと発表しましたが、今後も起きうるでしょう。

どうしても我慢できない人は「5G端末に機種変更する」「他社に乗り換える」「他社SIMを併用する」などの対策をしましょう。

 

パケ詰まりは4Gのプラチナバンドで起こることが多いです。

4Gが遅いエリアでも5Gに繋がれば快適なことが多いので、現在古い4G端末を使っている人は5G端末に機種変更すれば改善するかもしれません。

iPhoneならiPhone12以降とiPhone SE 第3世代以降が5Gに対応しています。

詳細ahamoで機種変更する手順

 

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また、povo2.0は基本料金が無料でデータを使いたい時だけ追加購入するしくみなので、ahamoとpovo2.0を併用し、どうしてもahamoが繋がらない時だけpovo2.0に切り替えて通信するのもよいでしょう。

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なお、この問題はデータ通信が集中する繁華街が中心で、一部を除きほとんどのエリアでは影響がありません。

都心部の繁華街やオフィス街に行く機会がない人はあまり気にする必要はないでしょう。

 

ahamoの5Gの通信速度は?

 

ahamoでは追加料金無しで5Gが使えます。

5G対応のスマホを使っている人は、日常でもスマホの画面に5Gの表記が出ることが増えてきたのではないでしょうか。

 

5Gの下りの通信速度はエリアや端末によって異なりますが、理論上は4Gの10倍の速度が出ることになっています。

ただし、現時点でスマホの画面上で5Gの表記になっているからといって速度が速いわけではありません。

現在は4Gの設備を5Gに転用しているエリアが広く、5G本来の速度が出るエリアは狭いです。

 

また、5Gの本来の速度が出るエリア内にいても、5Gの速度が必要なコンテンツはないので意味はありません。

ahamoは4Gの通信速度も十分速いので、動画を高画質で見る場合でも4Gと5Gでそれほど差はありません。

あと2年もするとだいぶ5Gが使えるようになると思いますが、もうしばらくは5Gを気にする必要はないでしょう。

 

ahamoは容量超過後も速い

 

ahamoは容量を使い切ると速度制限がかかりますが、速度制限時も最大1Mbpsで通信できます。

1Mbps近いの速度があればTwitterやInstagramなどのSNSもほとんど快適に閲覧できますし、YouTubeなどの動画も標準画質なら詰まらずに視聴できます。

 

最大1Mbpsとありますが、ahamoは昼や夕方の混雑時も含めて常時1Mbps近い速度が出るので制限もある程度は快適に使えるでしょう。

ahamoの速度制限についてはこちらの記事で解説しています。

詳細ahamoの速度制限を解説

 

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ahamoの通信速度計測結果

 

本章ではahamoの平日の通信速度を計測した結果を記載しています。

 

  • 計測アプリ:ドコモスピードテスト
  • 端末:Xperia XZ1 SO-01K
  • 計測場所:福岡市内のオフィス街

※計測ができなかった場合や明らかに異常値と思われる場合には空欄にしています

 

スマホの通信速度は計測した地域・場所・測定機器・時間帯によって変動しますので、あくまで目安として捉えてください。

 

平日朝の速度

 

まずは平日の朝方の速度です。

この時間は通勤ラッシュと重なる8:30頃に最も回線が混雑する傾向にありますが、ahamoはどうでしょうか。

 

<2024年4月>

07:00 08:30 10:00
4/8(月) 99.19 89.17 84.35
4/9(火) 59.54 51.91 46.62
4/10(水) 52.89 7.74 9.36
4/11(木) 57.01 64.62 66.34
4/12(金) 74.73 55.33 59.39
平均 68.67 53.75 53.21

 

ahamoの朝の速度はどの時間帯も十分な速度が出ています。

どの時間も平均50Mbps以上出ていて速いですね。

シムラボでの測定は4Gのみですが、5Gに繋がればもっと速くなることもあるでしょう。

 

ただし、4/10(水)の8:30と10:00は極端に遅くなっていますね。

スマホの通信速度は3Mbpsもあればだいたい何でもできるのでこの速度でも問題はありませんが、やや不安定です。

この速度低下は回線の混雑によるものではなく、測定場所の環境の問題か、いわゆる「パケ詰まり」の可能性もあります。

 

「パケ詰まり」は、データ通信をする人が多い繁華街やオフィス街などで、建物内や地下でも繋がりやすいプラチナバンドに通信が集中することなどにより発生します。

シムラボの測定も福岡市内のオフィス街なので、ユーザーが集中したのかもしれません。

使用に影響が出る低下レベルではないものの、やや注意が必要です。

 

過去の速度測定結果

 

<2024年3月>

07:00 08:30 10:00
3/1(金) 46.67 33.25 39.02
3/4(月) 49.00 22.91 28.68
3/5(火) 47.22 41.90 33.50
3/6(水) 24.91 41.53 29.59
3/7(木) 22.10 64.27 60.81
平均 37.98 40.77 38.32

 

<2024年2月>

07:00 08:30 10:00
2/1(木) 39.98 34.76 34.68
2/2(金) 21.38 24.91 26.20
2/5(月) 33.97 25.92 19.54
2/6(火) 26.15 30.10 27.09
2/7(水) 52.21 46.09 48.63
平均 34.74 32.36 31.23

 

平日昼の速度

 

最も回線が混雑する平日のお昼の時間帯の計測結果は以下のとおりです。

 

<2024年4月>

11:30 12:00 12:30 13:00 13:30
4/8(月) 89.63 82.37 58.37 73.97 89.54
4/9(火) 5.33 47.24 46.10 37.62 3.11
4/10(水) 2.59 52.47 63.53 2.46 73.27
4/11(木) 50.93 48.10 69.98 50.52 47.18
4/12(金) 51.24 64.40 49.21 47.89 57.21
平均 39.94 58.92 57.44 42.49 54.06

 

MVNOは多くのキャリアが12:30に1Mbpsを割り込みますが、ahamoは昼も快適です。

4月の12:30は平均57Mbps以上出ており、最も遅い日でも46Mbps以上出ています。

 

ただし、午前中に続き昼も突然遅くなる日/時間があります。

特に4/9と4/10はかなり不安定ですね。

 

昼12:30でも速いので回線が混雑しているわけではないと思いますが、いわゆるパケ詰まりでしょう。

シムラボの測定ではこれまでパケ詰まりのような現象は見られませんでしたが、4月に初めて不安定になりました。

建物や地下から出たり、機内モードをON→OFFにすると解決する場合もありますが、電波状況は万全とは言えないようです。

 

都心部や繁華街は注意かも

 

ahamoを含むドコモ回線は、新宿、渋谷やその他の都心部では繋がりにくいといった口コミがあります。

これはデータ通信をする人が多い場所(繁華街、オフィス街や駅の近くなど)で、建物内や地下でも繋がりやすいプラチナバンドに通信が集中することなどにより発生しています。

昼休みになって地下や建物内でみんなが一斉に通信するため、特定のバンドが混雑し、データが流れにくくなる現象です。

 

この問題についてドコモはすでに解消したと発表しましたが、実際はまだまだ起きうるでしょう。

シムラボの測定でも、4月のようにたまに突然遅くなることがあります。

エリアや環境により発生状況は異なりますが、どうしても我慢できない人は「5G端末に機種変更する」「他社に乗り換える」「他社SIMを併用する」などの対策を取りましょう。

 

パケつまりが起こるのは4Gのプラチナバンドが中心なので、現在4G端末を使っている人は5G端末に機種変更すれば解消する可能性もあります。

iPhoneならiPhone12以降とiPhone SE 第3世代以降が5Gに対応しています。

詳細ahamoで機種変更する手順

 

また、他社に乗り換えるなら速度が一日中速いLINEMOワイモバイルUQモバイルがおすすめです。

また、povo2.0は基本料金が無料でデータを使いたい時だけ追加購入するしくみなので、ahamoとpovo2.0を併用し、どうしてもahamoが繋がらない時だけpovo2.0に切り替えて通信するのもよいでしょう。

 

なお、ahamoで速度低下に悩んでいる人がドコモ回線の他社(ドコモ、irumoやドコモ回線を使った格安SIM)に乗り換えても結果は変わりません。

ソフトバンク回線、au回線、楽天モバイルを契約中の人に通信状況を聞き、繋がりやすい回線に乗り換えましょう。

 

過去の速度測定結果

 

<2024年3月>

11:30 12:00 12:30 13:00 13:30
3/1(金) 31.21 33.27 49.55 32.64 29.51
3/4(月) 38.05 24.71 33.75 17.83 32.17
3/5(火) 44.24 44.63 32.16 48.46 49.57
3/6(水) 43.73 34.89 45.65 40.40 45.14
3/7(木) 48.80 50.17 36.15 38.10 60.60
平均 41.21 37.53 39.45 35.49 43.40

 

<2024年2月>

11:30 12:00 12:30 13:00 13:30
2/1(木) 28.89 30.46 55.66 37.86 27.85
2/2(金) 27.30 22.81 27.56 23.89 6.20
2/5(月) 26.75 19.81 35.70 24.86 25.23
2/6(火) 24.01 20.51 29.54 13.48 48.77
2/7(水) 49.81 31.90 41.80 40.87 45.58
平均 31.35 25.10 38.05 28.19 30.73

 

平日夕方の速度

 

続いては平日のお昼すぎから夕方の速度です。

 

<2024年4月>

15:00 16:00 17:00
4/8(月) 80.99 82.15 86.80
4/9(火) 11.47 45.77 9.10
4/10(水) 7.28 7.33 53.47
4/11(木) 49.48 57.35 54.37
4/12(金) 60.50 51.46 51.83
平均 41.94 48.81 51.11

 

ahamoはこの時間もやや不安定ですね。

ほとんどの日は速いですが、たまに10Mbps以下に落ち込んでいます。

昼に続き、4/9と4/10に集中していますね。

スマホの通信速度は3Mbpsもあれば何でもできるので問題ない速度は出ていますが、3月までは安定して速かったので少々不安です。

 

回線が混雑しているわけではないので、場所を変えたり、機内モードをON→OFFにすることで解決する場合もありますが、少し頭に入れておきましょう。

 

過去の速度測定結果

 

<2024年3月>

15:00 16:00 17:00
3/1(金) 25.28 36.20 33.79
3/4(月) 10.87 37.20 48.06
3/5(火) 39.92 46.21 32.33
3/6(水) 30.68 53.98 40.65
3/7(木) 57.69 13.62 48.81
平均 32.89 37.44 40.73

 

<2024年2月>

15:00 16:00 17:00
2/1(木) 34.69 34.03 30.37
2/2(金) 26.46 31.38 23.45
2/5(月) 26.48 20.02 24.42
2/6(火) 40.62 31.90 54.95
2/7(水) 27.91 40.07 37.55
平均 31.23 31.48 34.15

 

平日夜の速度

 

最後は平日の夜です。

 

<2024年4月>

18:00 20:00 22:00 24:00
4/8(月) 14.65 43.60 49.94 15.33
4/9(火) 45.10 45.01 50.64 54.95
4/10(水) 50.04 42.77 53.87 50.18
4/11(木) 43.10 2.87 83.61 64.94
4/12(金) 54.46 49.45 56.46 53.37
平均 41.47 36.74 58.90 47.75

 

この時間帯で最も回線が混雑する18~20時も含め、ahamoはほぼ速いです。

18時だけでなく、20時以降も十分速いですね。

 

ただし、4/11(木)の20時だけ極端に遅くなっています。

回線がより混雑する18時の方が速いので、回線混雑による速度低下ではなく、掴んでいるバンドや環境の問題でしょう。

ahamoは3月まで快適で安定していましたが、4月は全体を通してやや不安定になりました。

ただし回線が混雑しているわけではないので、もし遅いと感じたら少し場所を移動したり、機内モードをON→OFFにすると改善する場合があります。

念のため頭に入れておいてください。

 

過去の速度測定結果

 

<2024年3月>

18:00 20:00 22:00 24:00
3/1(金) 36.54 32.56 35.58 53.15
3/4(月) 30.94 34.15 38.56 28.14
3/5(火) 32.53 32.52 41.17 57.29
3/6(水) 37.39 16.39 15.28 18.84
3/7(木) 26.75 37.82 18.03 18.55
平均 32.83 30.69 29.72 35.19

 

<2024年2月>

18:00 20:00 22:00 24:00
2/1(木) 39.43 33.37 31.31 26.85
2/2(金) 12.88 24.12 28.02 27.33
2/5(月) 25.81 29.68 31.24 35.85
2/6(火) 30.80 41.78 41.63 16.12
2/7(水) 50.56 37.37 29.19 51.11
平均 31.90 33.26 32.28 31.45

 

ahamoの速度の評価

 

全体を振り返ると、ahamoは一日中快適で速いです。

回線が混雑する昼や夕方でも十分すぎる速度が出ており、速度も安定しています。

シムラボの速度は4Gのみですが、最近はドコモでも5Gエリアが広がってきているので、5Gに接続できればさらに速くなるでしょう。

 

ahamoは20GBに5分かけ放題がついて月2,970円ですし、ahamo大盛りオプションをつけると100GBと5分かけ放題で月4,950円と安いです。

10GB以上100GB未満の人は、ドコモ回線ではahamoが最もおすすめですね。

 

ただし、2024年4月はやや不安定になりました。

ほとんどは速いものの、回線があまり混雑していないはずの時間で突然10Mbps以下に落ち込むことがあります。

おそらく「パケ詰まり」でしょう。

少し場所を移動したり、機内モードをON→OFFにすると改善する場合があります。

どうしても我慢できない場合は他社(ソフトバンク回線、au回線、楽天モバイル)への乗り換えも検討しましょう。

 

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ahamoの速度比較と遅い原因・対処法

 

ahamoと他のスマホキャリアの速度を比較すると、大まかには以下の通りです。

 

  • 他MVNOと比較:ahamoが速い
  • ドコモと比較:どちらも速い

 

他MVNOとahamoの速度比較

 

私は他の格安SIMの速度も毎月計測していますが、ahamoの通信速度は他のMVNOよりも断然速いです。

 

他の格安SIM(MVNO)は通常時が10~20Mbps、お昼は1Mbps前後といったところです。

通常時はそれほど差はありませんが、お昼や夕方は回線混雑の影響を受けないahamoの速度が圧倒的です。

 

ahamoは1日で最も回線が混雑する12:30でも通常時と変わらない速度が出ていますので、格安SIMの中では圧倒的な速度です。

速度にこだわる人はahamoを選びましょう。

詳細他の格安SIMの速度を調べる

 

ahamoとドコモの速度比較

 

ahamoはドコモの回線の一部を借りて運営するMVNOではなく、ドコモのプランの一つです。

ahamoとドコモは同じ回線を使っているので、ahamoとドコモの通信速度は基本的に同じです。

 

速度面での差はなく、ahamoとドコモはどちらも速いです。

5Gのエリアも同じなので、基本的には同じ速度が出ると思ってよいでしょう。

 

ahamoにするかドコモにするか悩んでいる人は、速度以外の差を理解しましょう。

どのキャリアを契約すべきかは、月のデータ使用量によって異なります。

 

  • 月10GB以下:irumo
  • 月10~20GB:ahamo
  • 月20~100GB:ahamoかドコモ
  • 月100GB以上:ドコモ

 

月に使うデータ容量が10GB以下ならドコモの「irumo」がおすすめです。

ただしirumoは9GBまでのプランしか選べないので、9GBで足りない人はahamoにしましょう。

詳細irumoのメリット/デメリット

 

20GB以上ならahamoに大盛りオプションを追加するか、ドコモで使い放題プラン「eximo」を契約するかのどちらかです。

ほとんどの人はahamoの方がおすすめですが、家族割とドコモ光とのセット割を適用できる人は「eximo」でもほとんど同額になります。

同じ料金なら海外でも使えて速度制限後も最大1Mbpsで使えるahamoの方がおすすめですが、店舗サポートが必要な人はeximoでもよいでしょう。

 

ahamoは大盛オプションを追加しても最大100GBまでしか使えないので、それで足りない人はドコモのeximoを契約せざるを得ません。

できるだけ安く抑えたい人はデータ使い放題で月3278円の楽天モバイルも検討しましょう。

詳細楽天モバイルの特徴とデメリット

 

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端末によって速度は異なる

 

これまで解説したとおり、ahamoの速度はかなり速いです。

ただ、さらに速度にこだわる人は使う端末も見直しましょう。

 

ahamoを含め、スマホの通信速度は使う端末によって異なります。

まず、5G対応端末で5Gに接続できる場合があり、その場合は速度が速くなる可能性が高いです。

また、使える周波数が増えるため、混雑した回線を避けられる場合もあります。

 

さらに、速度にこだわる人は「キャリアアグリゲーション」「4×4 MIMO」「256QAM」という通信速度を速める機能に対応している機種を選びましょう。

これらの機種を使うと、通信速度は速くなります。

iPhoneも古いものでなければこれらの速度を速める機能に対応しています。

 

特にこれらの機能はドコモから発売された高性能機種に多いので、速度にこだわる人は「キャリアアグリゲーション」「4×4 MIMO」や「256QAM」に対応しているドコモスマホを探してみるのも良いでしょう。

一部の古い機種を除き、ドコモで発売されたスマホは間違いなくahamoで使えます。

 

 

ただ、これらの3機能を搭載していない機種で測定してもahamoの速度は十分速いです。

お昼12:30でも十分な速度が出ていて速いので、通常の使い方ならあまり気にする必要はありません。

 

速度が遅い/遅くなった時の原因

 

これまで解説したとおり、シムラボの測定ではahamoの速度は速いです。

ただし、SNSなどでは遅いとの口コミもあります。

 

遅いなと感じる場合は以下を確認しましょう。

 

データ容量が残っているか?

 

まず、速度制限がかかっていないか確認しましょう。

ahamoで速度制限がかかるのは容量を使い切った場合のみです。

マイページから残容量を確認し、残容量がなければデータ容量をチャージするか、たくさん使う場合はahamo大盛オプションを追加しましょう。

 

ahamoでは容量を使い切る以外に速度制限がかかることはありません。

低速モードもありませんし3日間の使用量による制限もないので、容量が残っているのに遅い場合は別の原因が考えられます。

詳細ahamoの速度制限を解説

 

混雑しているエリアではないか?

 

通勤時間帯の電車内・駅や地下鉄などは速度が遅くなる場合があります。

これは格安SIMが昼に遅くなる原因とは異なり、基地局に一度にたくさんのアクセスが集中し、処理しきれなくなって遅くなっています。

 

私も電車内でよくスマホを使いますが、朝夕の通勤時間帯にターミナル駅に近づくと速度が遅くなったり、データ通信ができなくなります。

これはどうすることもできません。

 

ahamoが遅いときはドコモやドコモ回線の格安SIMも遅くなっています。

au回線・ソフトバンク回線や楽天モバイルに乗り換えれば改善するかもしれませんが、状況がより悪化する可能性もあります。

 

ahamoは夜が遅い?

 

ahamoの速度に関する口コミを見ると「ahamoは夜に遅い」という書き込みをたまに見かけます。

しかし、シムラボの測定では夜も全く遅くならず、かなり速いです。

 

他の格安SIM(MVNO)では夕方の帰宅ラッシュの時間帯に回線が混雑し速度が遅くなるキャリアもありますが、ahamoは一度も遅くなったことがありません。

他の測定サイトの結果を見てもそのような傾向を見たことがないので、ahamoは夜も安心してよいでしょう。

 

ただし、前章で解説したとおり電車の中・駅などでは速度が遅くなったり繋がらなかったりする場合があります。

これはahamoの問題というより基地局の問題で、同時接続するが多すぎて繋がりにくくなる場合があります。

この場合はahamoだけでなくドコモ本家もつながりにくくなっているはずです。

 

これはどうすることもできないため、しばらく待つしかありません。

 

速度が遅い場合の解消法

 

機内モードをON→OFFにする

 

容量が残っているのに速度が遅い場合、一度機内モードをON→OFFにしてみましょう。

機内モードをONにすることで現在掴んでいる電波を手放し、OFFにすると再度電波をつかみに行きます。

その際、より強く安定した電波をつかむことができれば速度は改善するかもしれません。

 

電車で移動中に遅い場合は次の駅に着いたときに機内モードをON→OFFにすることで解消する可能性もあります。

 

5GをOFFにする

 

どうしても速度が遅い場合は5GをOFFにすることで改善するかもしれません。

5Gエリアの端っこにいる場合、電波が弱い5Gをつかんでしまい、通信がうまくいかなくなる場合もあります。

その場合は5GをOFFにし、4Gのみで通信することで改善する場合もあります。

 

iPhoneの場合、「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」をタップし、「音声通話とデータ」を「4G」にしましょう。

 

iPhone 5GをOFFにする

 

Androidスマホは機種によって異なりますが、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」からデータ通信使っているSIMを選択し、優先ネットワークの種類を4Gにしましょう。

 

Android 5GをOFFにする

 

ただし、この設定のままだと5Gにはつながらなくなるので、しばらくしたら設定を元に戻しておきましょう。

 

機種変更する

 

古いスマホを使っている場合は新しいスマホに機種変更することで速度が改善する場合もあります。

スマホによっては「キャリアアグリゲーション」「4×4 MIMO」「256QAM」などの速度を速くする機能をもった機種もあり、できるだけ最大速度が速い端末を使えばいくぶん改善するかもしれません。

(改善しない場合もあるので何とも言えませんが…)

 

端末でも最大速度が異なるので、公式サイトのスペック表を確認してください。

 

また、ahamoで動作確認された端末でも、他社で発売されたスマホよりドコモで発売されたスマホの方が速度が速いかもしれません。

同じ端末でもドコモで販売された機種ならドコモ回線に最適化されているため、わずかですが速度が速くなる場合もあります。

わざわざ機種変更する必要はないと思いますが、次回機種変更の際は確認してみてください。

 

ただし、端末変更による速度改善の幅はそれほど大きくありません。

どうしても速度が遅い場合は使用エリアとドコモ回線の相性が悪い可能性が高いので、au回線・ソフトバンク回線や楽天モバイルの回線への乗り換えも検討しましょう。

povo2.0UQモバイルLINEMOワイモバイルなどの速度も快適です。

 

速度が速いahamoへの申し込みはこちら

 

以上、ahamoのデータ通信速度の解説でした。

本文中で解説したとおり、ahamoの通信速度は他の格安SIMキャリアに比べて圧倒的に速いことが多いです。

私も都内で使用していますが、混雑するお昼も含めて全く不満がありません。

 

ドコモを契約中でデータ使用量が10~20GBの人はahamoに乗り換えないともったいないです。

20GB以上の人もahamo大盛りオプションを追加すれば多くが5Gギガホ プレミアよりお得になります。

 

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