本記事では、2018年6月に発売されたSHARPのAQUOS sense plus SH-M07のレビュー・スペック・価格を解説します。
主要な格安SIMではほとんど終売になりましたが、楽天モバイルとイオンモバイルでまだ購入できます。
現在は「AQUOS sense2 SH-M08」を購入するか、イオシスなどでSH-M07の端末のみ購入するのがおすすめです。
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AQUOS sense plusの価格比較
楽天モバイルの価格・料金
楽天モバイルの料金プランは、組み合わせプランとスーパーホーダイの2種類あります。
<端末代金>
- 24回払い:1,476円(税込)
- 一括払い:32,800円
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イオンモバイルの価格
イオンモバイルの料金はプラン料金+端末代金(24回分割 or 一括払い)です。
プランは月のデータ量により500MBから50GBまで11種類あります。
<端末代金>
- 24回分割払い:1,784円
- 一括払い:42,800円
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Amazon/楽天/家電量販店の価格
AQUOS sense plusは、アマゾンや楽天などの通販でSIMフリー端末のみが購入できます。
価格はどこで購入しても33,000円~34,000円程度のようです。
既にどこかのキャリアでSIMカードを契約している方は通販で本体端末を購入してもよいですが、これからSIMカードを契約する方はスマホとSIMをセットで契約したほうが端末代金はかなりお得になります。
中古のSH-M07がおすすめ
上記の通り、格安SIMキャリアではAQUOS sense plus SH-M07はほぼ完売になりました。
個人的には、イオシスやムスビー、じゃんぱらなどのスマホショップで端末のみ購入するのがおすすめです。
私もよくスマホを買う「イオシス」では、価格の安い中古のSH-M07もありますし、まだまだ未使用品もあります。
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AQUOS sense2もおすすめ
また、AQUOS sense2 SH-M08を購入するのもおすすめです。
性能はわずかにAQUOS sense plusの方が高いですが、AQUOS sense2 SH-M08は価格がかなり下がりました。
一括0円で買えるようなセールもありますので、こちらも是非検討しましょう。
SH-M07の詳細レビュー
フルHD+の美しいディスプレイ
SHARPのスマホの特徴はなんといっても美しいディスプレイです。
AQUOS sense plus SH-M07にもIGZOディスプレイが採用され、2,160×1,080ドットでフルHD+という最高峰の美しさです。
「リッチカラーテクノロジー」という技術により、非常に豊かで鮮やかな色合いが出ます。
私も実際に画面を見ましたが、特に明るい色が非常に美しいように感じました。
握りやすい5.5インチ縦長画面
AQUOS sense plus SH-M07の画面サイズは5.5インチです。
比較的大きな画面ですが、ベゼル(画面の周りの枠の部分)が非常に狭く、画面占有率が高いため、本体は非常にコンパクトです。
また、縦長になっているので片手でも握りやすく、SNSやWEBサイトを閲覧する際はこれまでより広い範囲を表示することができます。
Snapdragon630+3GBメモリー
AQUOS sense plus SH-M07は搭載CPUも優秀です。
Snapdragon630を搭載しており、メモリー(RAM)も3GBなので動作もサクサクです。
3Dゲームなど超高負荷な作業をしない限り、快適に操作できるでしょう。
SIMフリーの「AQUOS sense lite SH-M05」はSnapdragon430でしたので、処理速度は大きく向上しました。
1640万画素のアウトカメラ
AQUOS sense plus SH-M07のアウトカメラ(画面裏側にあるメインのカメラ)は1640万画素です。
今流行のデュアルレンズカメラではありませんが、十分なスペックです。
特徴はオートフォーカスのスピードです。
「ハイスピードAF」により一瞬でピントが合うので、狙ったシャッターチャンスを逃しません。
また、動画撮影中にシャッターボタンを押せば同時に静止画が撮影できる機能も搭載しています。
自撮り用インカメラは800万画素
AQUOS sense plus SH-M07の自撮り用インカメラは800万画素です。
有効画素数自体はそこまで高くありませんね。
しかし、AQUOS sense plus SH-M07のインカメラは暗い場所での撮影に強く、光が少ない場所でも明度・色彩の違いを細かく読み取り、美しい写真に仕上げてくれます。
手ぶれ補正は搭載なし
AQUOS sense plus SH-M07には手振れ補正機能は搭載されていません。
最近のミドルスペックのスマホでは搭載されている機種も多いですが、SH-M07にはありませんので注意してください。
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SH-M07のスペック・仕様
AQUOS sense plusの発売日
AQUOS sense plus SH-M07の発売日は2018年6月22日です。
格安SIM・MVNOキャリアでは6月22日以降順次発売されました。
SH-M07の色・本体カラー
AQUOS sense plus SH-M07は「ホワイト」「ブラック」「ベージュ」の3種類です。
SH-M07のスペック一覧表
SIMフリー端末として発売
AQUOS sense plus SH-M07はSIMロック解除がかかっていない「SIMフリー端末」です。
よって、万が一購入したキャリア以外のSIMカードを入れて使う場合も問題なく使用できます。
画面サイズは5.5インチ
AQUOS sense plus SH-M07の画面サイズは5.5インチです。
後に発売されたAQUOS sense2 SH-M08と同じサイズですね。
5GHzのWiFiに対応
AQUOS sense plus SH-M07は5GHzのWiFiに対応しています。
前作SH-M05は2.4GHzにしか対応しておらず、一部から不満が出ていましたが、SH-M07なら大丈夫です。
他の家電のWiFiと干渉してしまう2.4GHzに比べ、5GHzは干渉しあうこともなく、さらに高速な通信ができるため、Wi-Fiでスマホを使用する場合も快適になります。
USB端子はUSB Type-C
AQUOS sense plus SH-M07のUSB端子はUSB Type-Cです。
低価格スマホだと真っ先にType-Cへの対応が削られて端子がmicro USBにされます。
しかし、AQUOS sense plus SH-M07は上下どちらでも挿せて、現在主流であるType-Cに対応しています。
イヤホンジャック搭載
AQUOS sense plus SH-M07には3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
最近のスマホではイヤホンジャックを廃止して無線化が進んでいますが、いまでも有線でつなぎたいという声は強く、イヤホンジャックが搭載されているのは安心ですね。
イヤホンジャックは本体上部についています。
メモリーRAMは3GB
AQUOS sense plus SH-M07のメモリー(RAM)は3GBです。
最近のハイスペックスマホは6GB・8GBのメモリーを積む端末も多い中、SHARP製のスマホは大体3GB・4GBの場合が多いです。
搭載CPUはSnapdragon630なので、4GBあれば最高でしたが、普段使いには十分です。
ただし、高負荷の3Dゲームなどは厳しいでしょう。
ストレージ容量は32GB
AQUOS sense plus SH-M07のストレージ容量は32GBです。
最近のスマホの中では最低限といったレベルですね。
マイクロSDカード増設可
AQUOS sense plus SH-M07の内部ストレージ容量は32GBと最低限ですが、マイクロSDカードを増設できます。
microSDで最大400GBも増設できますので、容量は問題ないでしょう。
シングルSIM・DSDS非対応
AQUOS sense plus SH-M07はシングルSIMです。
DSDSやDSDVには対応していません。
SH-M07の付属品・同梱品
AQUOS sense plusには以下のものが同梱されています。
- ACアダプター
- USB Type-C ケーブル
純正のスマホカバーや純正イヤホンなどは同梱されていませんので注意してください。
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SH-M07に搭載の便利機能
搭載された便利機能
AQUOS sense plusは防水・防塵・おサイフケータイ・指紋認証センサーに対応しています。
一方、ワンセグ・フルセグ・顔認証やワイヤレス充電「Qi」は非搭載です。
防水・防塵、濡れた手で操作可
AQUOS sense plus SH-M07はもちろん防水・防塵に対応しています。
海外メーカー製のスマホは防水に対応していない場合が多いですが、AQUOS sense plus SH-M07は安心ですね。
また、濡れた手でも問題なく操作することができます。
雨の日や、水周りの仕事をしながらでも快適に操作できるのが嬉しいです。
おサイフケータイ対応
AQUOS sense plus SH-M07はおサイフケータイにも対応しています。
おサイフケータイは使用者が多い割に、SIMフリースマホではライトユーザー向けの機種にしか搭載されていませんでした。
しかし、AQUOS sense plus SH-M07はミドルユーザーにも満足なスペックを搭載しているので、これまで我慢されてきた方にも大変おすすめです。
指紋認証センサー搭載
AQUOS sense plus SH-M07はホームボタンに指紋認証センサーが搭載されています。
ホームボタンにタッチするだけで一瞬でロックが解除でき、非常に便利です。
背面ではなくホームボタンにセンサーがあるのも人気ですね。
顔認証はなし
一方、AQUOS sense plus SH-M07には顔認証は搭載されていません。
のちに発売されたAQUOS sense2 SH-M08には顔認証が搭載されましたので、顔認証が必要な方はSH-M08を選択しましょう。
ハイレゾ対応のオーディオ
AQUOS sense plus SH-M07はオーディオにもこだわっています。
CDの4倍以上の情報量をもったハイレゾ音源の再生に対応しており、音楽を楽しむ方にぴったりです。
急速充電対応
AQUOS sense plus SH-M07は急速充電に対応しています。
Quick Charge 3.0という規格に対応していますので、専用の充電器・充電ケーブルを購入すれば急速充電が可能です。
ただし、AQUOS sense plus SH-M07の純正ACアダプタは急速充電に対応していません。
急速充電を使いたい方は別途購入する必要があります。
エモパー・ロボクルにも対応
AQUOS sense plus SH-M07は、AQUOSシリーズの人気機能「エモパー」に対応しています。
人工知能が場所やユーザーの行動などを読み取り、天気や周辺スポットなどの情報を伝えてくれます。
また、専用の充電器「ロボクル」にも対応しています。
家で使用する場合にはロボクルを使用しましょう。
スクリーンショットの取り方
AQUOS sense plus SH-M07でスクリーンショットを撮る方法は大きく2つあります。
1つ目は、Android端末共通のやり方で、「音量ボタンの小+電源ボタン」を同時に長押しする方法です。
2つ目は「Clip Now」を使用する方法です。
予め設定しておけば、画面上部のフチをなぞると一瞬でスクショがとれます。
この機能は非常に便利なので、ぜひ設定しておきましょう。
設定→便利機能→Clip Nowで有効化できます。
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SH-M07の対応バンド・周波数
対応バンド・周波数一覧
AQUOS sense plus SH-M07は以下のバンドに対応しています。
- 3G:Band1/2/4/5/6/8/19
- LTE:Band1/2/3/4/5/8/19/26/28/41
- GSM:850/900/1800/1900MHz
ドコモ回線で使用可
ドコモ回線で使用するFDD-LTEのバンドは1・3・19です。
AQUOS sense plus SH-M07は全て対応しているので、ドコモやドコモ回線を使った格安SIMキャリアのSIMカードを挿しても使えます。
また、WCDMA(3G)のバンド6にも対応しているため、山間部での3G通話・データ通信も可能です。
ソフトバンク/ワイモバイル対応
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使うFDD-LTE(4G)のバンドは1・3・8ですが、AQUOS sense plus SH-M07は全て対応しています。
また、WCDMAのバンド1・8にも対応しています。
そのため、ソフトバンク・ワイモバイルやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
au回線・au VoLTEも対応
最も注意が必要なのがau回線です。
結論から言うと、AQUOS sense plus SH-M07はau回線にも対応しています。
auの対応バンドはFDD-LTEの1・18・26(18・26はどちら対応していれば可)ですが、AQUOS sense plus SH-M07は対応しています。
また、au VoLTEにも対応していますので、au・UQモバイルや他のau回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
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SH-M07のベンチマークスコア
Geekbench
ベンチマーク計測サイト「Geekbench」を用いて、AQUOS sense plus SH-M07のベンチマークを計測しました。
- シングル:887
- マルチ:4199
AQUOS R compact(SH-M06)には及びませんが、AQUOS sense liteよりかなり性能が向上していますね。
antutu
他サイトでの計測実績を見ると、AQUOS sense plus SH-M07のantutuスコアは8万~9万前後のようです。
3Dゲームなどは難しいですが普段使いには十分、といったところでしょうか。
ちなみにAQUOS R compactは10万~11万、AQUOS sense liteは5万前後なので、ちょうど真ん中あたりかややAQUOS R compact寄りのスペックです。
- AQUOS R compact:10万~11万
- AQUOS sense plus:8万~9万
- AQUOS sense lite:5万前後
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AQUOS sense plusの評判・口コミ
ここでは、AQUOS sense plusの口コミ・評判をSNS等から集めました。
SH-M07の良い評判・口コミ
バッテリーの持ちが良い
一番多かったのが、バッテリーの持ちが良いという声です。
正直、AQUOS sense lite(SH-M05)やAQUOS R compact(SH-M06)とそれほど変わらないのかと思っていましたが、かなり進化しているようですね。
SH-M07のバッテリー容量は3,100mAhと普通よりちょっと多いくらいです。
しかし、SHARP製スマホはIGZO液晶を搭載し、省エネ性能に優れています。
また、SH-M07急速充電に対応し、3時間程度でフル充電できるのもメリットです。
防水・おサイフケータイ対応
SH-M07は国産スマホだけあって、防水・防塵やおサイフケータイにも対応しています。
特におサイフケータイを搭載している点を評価する口コミが多いですね。
最近は海外メーカー製のスマホでも防水・おサイフケータイを搭載する機種が増えてきましたが、ハイスペック機種が中心です。
そんな中、SHARP製のスマホはどちらも対応しており、人気の秘訣となっています。
5GhzのWiFiに対応
意外に多かったのが、5GHzのWiFiに対応している点を評価する口コミです。
前作AQUOS sense lite SH-M05も大人気でしたが、WiFiは2.4GHzにしか対応していない点が不評でした。
価格は少々高くなりましたが、この点は地味に便利です。
SH-M07の悪い評判・口コミ
あえて悪いことろを挙げるとすれば、他のハイスペックスマホに比べてカメラが平凡という点でしょうか。
ただし、個人的にはこの価格でこの性能なら十分です。
===カメラ===
可もなく不可もなくフツーです。この点はちょっと残念。まぁ、価格を考えたら仕方ないですが。
バーチャルHDRのおかげか、見た目に近い写真が取れますが、ピントと画質はイマイチ。カメラの画質に関してはXPERIA Z3の方が上かも。
ただ、動画録音中にパシャパシャと静止画撮影も同時にできる機能は超便利です。
(価格.comより引用)
SH-M07とSH-M08の比較、おすすめは?
SHARPからは2018年12月にAQUOS sense2 SH-M08も発売され、大変人気です。
ここでは、SH-M08とSH-M07を比較しました。
スペックの比較
AQUOS sense2 SH-M08とAQUOS sense plus SH-M07のスペック比較表は以下の通りです。
<スペック比較>
大きな差はCPU性能です。
搭載CPUはSH-M08はSnapdragon450、SH-M07はもう一段高性能なSnapdragon630で、ベンチマークスコアもSH-M07の方が高いです。
処理性能にこだわる方はSH-M07にしましょう。
また、カメラの画素数自体はSH-M07の方が高いですが、SH-M08にはAIカメラが搭載されています。
AIが被写体を判断し、最適な撮影モードに自動切り替えしてくれますので、誰でも簡単にきれいな写真が撮影できるのが特徴です。
搭載便利機能の比較
<便利機能の比較>
大きな差異は顔認証の有無です。
SH-M08には顔認証が搭載されています。
まだ精度・速度はそこそこのようですが、顔を向けるだけでロックが解除されるのは非常に便利なので、ここは大きなメリットですね。
端末価格・値段の比較
端末価格をSH-M08・SH-M07のどちらも取り扱っている楽天モバイルで比較します。
- SH-M08:29,800円
- SH-M07:32,800円
正直、そこまで差はありません。
ゲームをする場合など処理性能にこだわる方はSH-M07が良いですが、それ以外の方は個人的にはSH-M08の方がおすすめです。
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AQUOS sense plus SH-M07の購入はこちら
以上、6月22日に発売の「AQUOS sense plus SH-M07」の紹介でした。
シャープならではの美しいディスプレイはもちろん、防水・防塵・おサイフケータイ搭載なのも特徴ですね。
格安SIMでの取り扱いはほとんど終了になりましたが、中古スマホ店なら在庫が豊富です。
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