本記事では、アップルストアで買ったiPhoneをBIGLOBEモバイルで使う手順や設定方法、注意点を解説します。
持ち込みのiPhoneに機種変更も可能です。
アップルストアのiPhoneを使う手順
BIGLOBEモバイルでは現在iPhone12を販売中ですが、長らく入荷待ち状態が続いています。
おそらくこのまま終売でしょう。
BIGLOBEモバイルはおそらくサービス終了に向かっているため、iPhone14・iPhone13やiPhone SE 第3世代を発売する可能性も極めて低いと思います。
しかし、アップルストアで買ったiPhoneも使えます。
アップルストアのiPhoneはSIMフリーなので、タイプDでもタイプAでも使えます。
アップルストアのiPhoneを使う手順は以下のとおりです。
- iPhone本体を用意
- BIGLOBEのSIMを契約
- SIMカードを本体に挿入
- 初期設定・データ移行
- プロファイルインストール(※)
※タイプAは機種により不要な場合あり
上記以外に、他社からMNPで乗り換えてiPhoneを使う場合にはMNP予約番号の発行や回線切り替え手続きが必要です。
ただし、今からBIGLOBEモバイルに契約するのは全くおすすめしません。
他社を検討しましょう。
iPhone本体を入手
BIGLOBEモバイルではiPhone12以外の端末を販売していません。
アップルストアではそれ以外のiPhoneを端末のみで購入できます。
お得に購入したい方は楽天モバイル 楽天市場店もおすすめです。
販売されている製品はApple Store版のiPhoneと全く同じで、SIMロックもかかっていません。
楽天モバイル楽天市場店は楽天市場内のショップなので、購入金額に応じて楽天ポイントが還元されます。
場合によっては楽天モバイル 楽天市場店の方がお得になる場合もあるので、Apple Storeとどちらが安いか確認しましょう。(詳細はのちほど解説)
▼端末のみ購入はここで▼
iPhone用SIMカードを購入
続いて、BIGLOBEモバイルのSIMカードを契約します。
SIMカードとは、スマートフォンで音声通話・データ通信ができるようにするためのカードです。
このカードを挿入することで、このスマートフォンが誰のものかを識別し、通信を可能にします。
SIMカードはBIGLOBEモバイル公式サイトで購入します。
ただ、BIGLOBEモバイルはサービス終了に向かっているため、これからの契約はおすすめしません。
ドコモ回線ならahamoかOCNモバイルONE、au回線ならUQモバイルかIIJmioがおすすめです。
iPhoneにSIMカードを差し替え
端末とSIMカードが用意できたら、iPhone本体にSIMカードを挿入します。
挿入方法はアップルの公式サイトに詳細が記載されています。
データ移行/セットアップ
SIMを挿入したら、iPhoneの電源をONにして初期セットアップを開始します。
その際、元の端末がiPhoneの方はデータ移行もできます。
元の端末がiPhoneの方は、新しいiPhoneをセットアップする際に元のiPhoneを隣においておくだけでデータ移行が完了するクイックスタートが便利です。
AndroidからiPhoneへのデータ移行はAppleの純正アプリ「iOSに移行」を使うのがおすすめです。
こちらに詳しく記載されています。
詳細:AndroidからiPhoneへのデータ移行 | Apple
プロファイルインストール
iPhone本体にSIMカードを挿入したら、機種と回線によりAPN設定(プロファイルインストール)が必要です。
ただしプロファイルインストールが必要なのはタイプDのみで、タイプAは不要です。
タイプAの方は端末をWi-Fiに接続した上で、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップしてiOSを最新にすればSIMを差しただけでつながります。
- タイプD:プロファイルが必要
- タイプA:プロファイル不要
→iOSを最新にすればつながる
プロファイルインストールの手順
タイプDはプロファイルのインストールが必要です。
こちらの手順でプロファイルをインストールしてください。
<プロファイルインストール手順>
- Wi-Fiに接続
- サファリでこちらのURLをタップ
- 「許可」をタップ
- ホーム画面に戻り「設定」から「プロファイルがダウンロード済み」をタップ
こちらからプロファイルをダウンロードしたあと、設定画面に戻ると「プロファイルがダウンロード済み」と表示されています。
これをタップして設定を進めればOKです。
設定が完了したら、一度機内モードをON→OFFにした上で、Safariを起動してデータ通信ができるか確認してください。
APN設定のやり方はこちらに詳しく記載されています。
アップルストアのiPhoneに機種変更
BIGLOBEモバイルを契約中の方もアップルストアのiPhoneに機種変更できます。
持ち込みのiPhoneに自分で機種変更する手順は以下の通りです。
- iPhone本体を用意
- 現在の端末からSIMを差し替え
- 初期設定・データ移行
- プロファイルインストール
機種変更の手順は現在の端末からSIMカードを抜いてiPhoneに差し替え、データ移行と通信設定をするだけです。
iPhone本体を用意
まずは機種変更したいiPhone本体を用意しましょう。
これから買う方はApple StoreでSIMフリー版が端末のみ購入できます。
できるだけ安く買いたい方は楽天モバイル 楽天市場店で買うのもおすすめです。
Apple Storeと同じ商品が端末のみで購入でき、楽天ポイントが還元される分こちらのほうがお得な場合もあります。
SIMを差し替え
端末が用意できたら、現在の端末からSIMカードを抜き、新しいiPhoneに差し替えてください。
初期設定・データ移行
SIMを差し替えたら、iPhoneの電源をONにして初期セットアップを開始します。
その際、元の端末がiPhoneの方はデータ移行もできます。
元の端末がiPhoneの方は、新しいiPhoneをセットアップする際に元のiPhoneを隣においておくだけでデータ移行が完了するクイックスタートが便利です。
AndroidからiPhoneへのデータ移行はAppleの純正アプリ「iOSに移行」を使うのがおすすめです。
こちらを参考にしてください。
詳細:AndroidからiPhoneへのデータ移行 | Apple
機種変更時のAPN設定
iPhone本体にSIMカードを差し替えたら、機種と回線によりAPN設定(プロファイルインストール)が必要です。
ただしプロファイルインストールが必要なのはタイプDのみで、タイプAは不要です。
タイプAの方は端末をWi-Fiに接続した上で、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップしてiOSを最新にすればSIMを差しただけでつながります。
- タイプD:プロファイルが必要
- タイプA:プロファイル不要
→iOSを最新にすればつながる
プロファイルインストールの手順
タイプDはプロファイルのインストールが必要です。
こちらの手順でプロファイルをインストールしてください。
<プロファイルインストール手順>
- Wi-Fiに接続
- サファリでこちらのURLをタップ
- 「許可」をタップ
- ホーム画面に戻り「設定」から「プロファイルがダウンロード済み」をタップ
こちらからプロファイルをダウンロードしたあと、設定画面に戻ると「プロファイルがダウンロード済み」と表示されています。
これをタップして設定を進めればOKです。
設定が完了したら、一度機内モードをON→OFFにした上で、Safariを起動してデータ通信ができるか確認してください。
APN設定のやり方はこちらに詳しく記載されています。
SIMカードのサイズに注意
機種変更する際の唯一の注意点は、SIMカードのサイズです。
iPhoneで使えるSIMカードのサイズは「nano」です。
タイプDを契約している方で、今まで使っていたSIMカードがmicro・標準の場合は、マイページでSIMカードのサイズを変更してもらう必要があります。
その際、手数料として3,394円がかかります。
SIMフリーiPhoneを端末のみ購入
BIGLOBEモバイルでもiPhoneを販売中ですが、他でiPhoneの端末のみを購入して使うこともできます。
iPhoneはほとんどの方はApple Storeで購入すると思いますが、実は楽天モバイル 楽天市場店の方がお得な場合もあります。
アップルストアで購入
iPhoneを端末のみ購入する場合、ほとんどの方がApple Storeで購入すると思います。
Apple StoreではiPhone14・13・12シリーズとiPhone SE 第3世代のSIMフリー版が端末のみで購入できます。
アップルの店舗でも買えますが、オンラインでも送料無料なのでオンラインストアで買うのが便利です。
実は次章で解説する楽天モバイル楽天市場店のほうがお得な場合もありますが、AppleStoreの方がなんとなく安心ですし、在庫も豊富です。
楽天モバイル楽天市場店で購入
iPhone14・iPhone13シリーズやiPhone12・iPhone SE 第3世代は楽天モバイル 楽天市場店で買うのもお得です。
楽天モバイル楽天市場店では、Apple Storeと同じSIMフリー版のiPhoneが端末のみで購入できます。
販売されている製品はApple Store版のiPhoneと全く同じで、SIMロックもかかっていません。
価格は機種によってApple Storeより高かったり安かったりします。
記事執筆時点ではiPhone14シリーズはApple Storeより高いですが、他の機種はApple Storeと同じか安いです。
楽天モバイル楽天市場店は楽天市場内のショップなので、購入金額に応じて楽天ポイントが還元されます。
楽天ポイントが還元される分だけ楽天市場店のほうがお得なので、iPhone13・iPhone12・iPhone SE 第3世代は楽天モバイル楽天市場店で購入するのがおすすめです。
iPhone14シリーズも場合によっては楽天モバイル楽天市場店の方がお得になる場合もあるので、Apple Storeとどちらが安いか確認しましょう。
▼ポイント分だけお得▼
BIGLOBEモバイル使えるiPhone
iPhone14
記事執筆時点でBIGLOBEモバイル公式サイトではiPhone14・iPhone14 Pro・iPhone14 Pro Max・iPhone14 Plusが動作確認済みです。
本記事で解説したとおり、タイプDはSIMを差し替えてプロファイルをインストールすれば使えます。
タイプAはSIMを差し替えるだけで使えます。
iPhone14の端末はApple Storeや楽天モバイル 楽天市場店で購入できます。
どちらで買っても同じものが買えますが、通常価格はApple Storeの方が安いです。
ただ楽天市場店は購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるため、0のつく日・5のつく日やお買い物マラソンで買えばApple Storeよりお得に購入できる場合もあります。
両方を確認してから買いましょう。
iPhone SE 第3世代
iPhone SE 第3世代はすでに動作確認されており、BIGLOBEモバイルでも問題なく使えます。
動作確認されているのはSIMフリー版とドコモ版のみですが、iPhone SE 第3世代はどこで買った端末でもSIMフリーで仕様は同じです。
本記事で解説したとおり、SIMを挿してプロファイルをインストールすれば通話・データ通信ができるようになります。
タイプAはSIMを差しただけでつながるでしょう。
iPhone SE 第3世代はApple Storeでも買えますが、楽天モバイル 楽天市場店で買うのがおすすめです。
Apple Storeと同じSIMフリー版が同じ価格で購入できますが、楽天ポイントが付与される分だけお得です。
詳細:iPhone SE 第3世代 | 楽天モバイル楽天市場店
iPhone13
iPhone13・iPhone13 Pro・iPhone13mini・iPhone13 Pro Maxの4機種はBIGLOBEモバイルで動作確認されており、問題なく使えます。
SIMフリー版だけでなくドコモ・au・ソフトバンク版も動作確認済です。
本記事で解説したとおり、SIMを挿してプロファイルをインストールすれば通話・データ通信ができるようになります。
タイプAはSIMを差しただけでつながるでしょう。
iPhone13シリーズはApple Storeでも買えますが、楽天モバイル 楽天市場店で買うのがおすすめです。
Apple Storeと同じSIMフリー版が同じ価格で購入できますが、楽天ポイントが付与される分だけお得です。
iPhone12
iPhone12・iPhone12 Pro・iPhone12 mini・iPhone12 Pro Maxの4機種はBIGLOBEモバイルで動作確認されており、問題なく使えます。
SIMフリー版・BIGLOBEモバイル版だけでなく、ドコモ・au・ソフトバンク版も動作確認済みです。
本記事で解説したとおり、SIMを挿してプロファイルをインストールすれば通話・データ通信ができるようになります。
タイプAはSIMを差しただけでつながるでしょう。
iPhone12の本体はApple Storeでも買えますが、楽天モバイル 楽天市場店で買うのがおすすめです。
Apple Storeと同じSIMフリー版が同じか安い価格で購入できますが、楽天ポイントが付与される分だけお得です。
また、iPhone12 mini・iPhone12 Pro・iPhone12 Pro MaxはApple Storeでの販売が終了し、楽天モバイル 楽天市場店でも在庫切れの場合が多いです。
どうしてもiPhone12 mini・iPhone12 Pro・iPhone12 Pro Maxがほしい方は楽天市場やイオシスなどの中古スマホ店で探しましょう。
iPhone11
iPhone11・iPhone11 Pro・iPhone11 Pro Maxの3機種はBIGLOBEモバイルで動作確認されており、問題なく使えます。
本記事で解説したとおり、SIMを挿してプロファイルをインストールすれば通話・データ通信ができるようになります。
タイプAはSIMを差しただけでつながるでしょう。
iPhone11の本体はApple Storeでの販売が終了しました。
楽天市場やイオシスなどの中古スマホ店で探しましょう。
iPhone SE 第2世代
iPhone SE 第2世代はBIGLOBEモバイルで動作確認されており、問題なく使えます。
本記事で解説したとおり、SIMを挿してプロファイルをインストールすれば通話・データ通信ができるようになります。
タイプAはSIMを差しただけでつながるでしょう。
iPhone SE 第2世代の本体はApple Storeでの販売が終了しました。
楽天市場やイオシスなどの中古スマホ店で探しましょう。
iPhone XS・XR
iPhone XS・XS Max・iPhone XRはBIGLOBEモバイルで動作確認されており、問題なく使えます。
本記事で解説したとおり、SIMを挿してプロファイルをインストールすれば通話・データ通信ができるようになります。
タイプAはSIMを差しただけでつながるでしょう。
iPhone XS・XS Max・iPhone XRの本体はApple Storeでの販売が終了しました。
楽天市場やイオシスなどの中古スマホ店で探しましょう。
iPhone8/iPhone7/iPhone6S以前
iPhone8・iPhone7・iPhone 6SやiPhone SE 第1世代はBIGLOBEモバイルで動作確認されており、問題なく使えます。
本記事で解説したとおり、SIMを挿してプロファイルをインストールすれば通話・データ通信ができるようになります。
タイプAはSIMを差しただけでつながるでしょう。
ただし、これらの機種の本体はApple Storeでの販売が終了しました。
楽天市場やイオシスなどの中古スマホ店で探しましょう。
iPhone用SIM購入はBIGLOBEモバイル公式サイトで
以上、BIGLOBEモバイルでアップルストアのiPhoneを利用する設定手順の解説でした。
BIGLOBEモバイルでもアップルストアのiPhoneが使えます。
ただし、今からBIGLOBEモバイルに契約するのは全くおすすめしません。
他社を検討しましょう。