本記事では、HTCのSIMフリースマホ「HTC U11 life」のレビューや価格・評価・口コミを解説します。
海外メーカー製ながらおサイフケータイ・防水に対応し、ハイスペックながら価格の安い機種です。
格安スマホでは販売終了になりましたが、中古を買って使うのもおすすめです。
▼U11 lifeの格安中古を探す▼
HTC U11 lifeの価格・料金
Amazonの価格
HTC U11 lifeはSIMフリー端末のみをAmazonで購入可能です。
格安SIMで購入するより割高にはなりますが、端末のみを購入したい方は利用しましょう。
中古の購入もおすすめ
格安SIMキャリアや家電量販店ではほとんどHTC U11 lifeの取り扱いを終了しました。
しかし、街なかやWEBのスマホショップならまだHTC U11 lifeが販売されています。
「イオシス」や「じゃんぱら」「ムスビー」ではHTC U11 lifeがまだまだ販売されています。
これらのお店で買えば端末のみを購入できるのがメリットです。
▼格安で端末のみ購入できる▼
対応バンド・周波数
対応バンド一覧
HTC U11 lifeの対応バンドは以下の通りです。
- LTE:B1/3/8/11/19/41
- 3G:B1/6/8/19
- GSM:850/900/1800/1900 MHz
ドコモ・ソフトバンクで使える
HTC U11 lifeはドコモのLTEバンド(1/3/19)とソフトバンク・ワイモバイルのLTEバンド(1/3/8)に対応しており、どちらの回線も問題なく使用できます。
もちろんドコモ回線やソフトバンク回線を使っているMVNO、ワイモバイルでも使用可能です。
au・UQモバイルは非対応
一方、auおよびUQモバイル、au回線を使ったMVNOが主に使用しているLTEバンド18/26にどちらも対応していません。
au・UQモバイルでの使用はやめましょう。
楽天モバイルやIIJmio・イオンモバイル・mineo(マイネオ)・BIGLOBEモバイルで使用する場合は、au回線ではなくドコモ回線を選択しましょう。
▼U11 lifeの格安中古を探す▼
HTC U11 lifeのレビュー
HTC U11 lifeは、台湾のスマホメーカーであるHTCが発売するSIMフリーのスマートフォンです。
家電量販店などでの取り扱いはなく、購入できるのは2018年7月時点でHTC公式ショップ、楽天モバイル・IIJmio・NifMoのみです。
どこで購入してもSIMロックがかかっていない「SIMフリー端末」が購入できます。
高性能CPU搭載
HTC U11 lifeのCPUはSnapdragon630(スナップドラゴン630)です。
また、メモリー(RAM)も4GBと十分です。
これだけの性能があれば、スマホの動作がカクついたり、動きが遅くなったりすることはほぼないでしょう。
あまりに高負荷の3Dゲームなどを除けば、ゲームをしても、同時に複数アプリを使いこなしても問題ない性能です。
進化した省エネ性能
HTC U11 lifeのCPUは、単に処理速度が速いだけではありません。省エネにも優れています。
前作HTC U10に比べ、省エネ性能が大幅に向上しています。
- 連続動画視聴可能時間:+2時間
- WEB閲覧時間(Wi-Fi):+2時間
- 音楽再生(イヤホン):+14時間
- 音楽再生:+20時間
1600万画素の高性能カメラ
HTC U11 lifeの特徴はなんといっても高性能のカメラです。
メインカメラの画素数は1,600万画素で、非常に高性能です。
また、カメラには「HDRブースト」という機能が搭載されています。
これは、シャッターを押したときに瞬間的に複数枚の写真を撮影し、光の具合を計測して写真をより美しく調整する機能です。
明るい部分も暗い部分も、まるで肉眼で見たかのようなリアルな色彩に調整されます。
インカメラも1,600万画素
HTC U11 lifeは、メインカメラだけでなくサブカメラ(画面側にある自撮り用カメラ)も1,600万画素です。
サブカメラで1,600万画素は他の高性能スマホと比べてもかなり高い画素数です。
画素数が高いだけでなく、独自の「ウルトラピクセル」という機能により、少ない光の中でも高感度に光を集め、写真に美しく反映してくれます。
この機能のおかげで、明るい場所でも薄暗い場所でも、誰でも簡単に美しい写真が撮影できます。
SNS用に自撮りをされる方などには最適な機種です。
指紋認証センサー搭載
HTC U11 lifeには指紋認証センサーが搭載されています。
いまやどのスマホにも搭載されるようになりましたが、指紋認証によるロック解除は非常に便利です。
パスコードやパターンの入力不要で、一瞬でロックを解除することができます。
握って操作 エッジセンス
HTCのスマホには「エッジセンス」という珍しい機能が付いています。エッジセンスとは、本体を握ることでスマホを操作できる機能です。
例えばカメラで写真を撮影する際、わざわざ画面のシャッターボタンを押さなくても、本体の下部をぎゅっと握るだけでシャッターをきることができます。
自撮りのときはボタンを押しづらいので非常に重宝します。
また、雨で画面が濡れているときや手袋をはめた状態でも、画面を触れずにシャッターを切ることができます。
さらに、エッジセンスはカメラ以外でも活用可能です。
どんな場面で起動するかはあらかじめ設定しておくことができます。
例えば、よく使うSNS(ツイッターやFacebookなど)を起動したり、「OK グーグル!」と叫ばなくてもグーグルアシスタントを呼び出せたりできます。
最初は慣れないかもしれませんが、使い始めると非常に便利です。
ハイレゾで高音質
HTC U11 lifeは、音質にも非常にこだわっています。
周囲の雑音を消す「アクティブ・ノイズキャンセレーション機能」を標準搭載しています。
また、更に凄いのが「Uソニック・ハイレゾ」という機能です。
これは、耳での音の反響から耳の構造・形を分析し、その人に会った音に自動調整してくれます。最先端すぎて驚きますね。
純正イヤホン同梱
HTC U11 lifeはオーディオにこだわっていますが、しかも純正イヤホンが同梱されています。
このイヤホンは「Uソニック・ハイレゾ」専用の高機能イヤホンでノイズキャンセリングにも対応しているので、そのまま使えます。
ただし、3.5mmイヤホンジャックに挿すタイプのものではなく、USB Type-Cに挿すタイプのイヤホンです。
HTC U11 lifeに3.5mmイヤホンジャックはありません。
イヤホンジャックなし
HTC U11 lifeにはイヤホンジャックがありません。
最近はどのスマホもイヤホンジャックを廃止して無線でオーディオ接続する方向に向かっていますが、まだまだ有線でつなぎたいという声も多いです。
そんななか、HTC U11 lifeもイヤホンジャックがありません。
同梱のイヤホンはUSB tupe-Cに接続するタイプのもので、3.5mmイヤホンジャックに挿すタイプのイヤホンやヘッドホンは変換コネクタを経由する必要があります。
防水・防塵対応
HTC U11 lifeは、防水・防塵機能も搭載しています。
防水・防塵は海外メーカーの機種には搭載されていないことが多いのですが、このHTC U11 lifeはバッチリ対応してくれます。
特に防水はIPX7というレベルです。
これは「水深1mのところにスマホを沈め、約30分間放置しても通信機器としての機能を有する」というレベルです。
よほどのことが無い限り、「雨に濡れた」「お風呂やトイレに落とした」といったことでは壊れません。
また、防塵性能もIP6Xでバッチリ。
農林水産業の方や、工場で働く方なども安心です。
おサイフケータイ搭載
HTC U11 lifeはおサイフケータイ搭載です。
海外メーカー製のスマホには非常に珍しいですね。
楽天Edyはもちろん、モバイルSuicaなど便利な電子マネーを利用できます。
私も今の機種はおサイフケータイ非搭載端末ですが、次は絶対おサイフケータイ搭載スマホにしようと思っています。
端子はUSB Type-C
HTC U11 lifeは、USB Type-Cに対応しています。
USB Type-Cは上下関わらずどちらでも挿せるので、地味に便利ですね。
急速充電・Qiは非対応
HTC U11 lifeは急速充電およびワイヤレス充電(無線充電)の「Qi」には対応していません。
ただし、充電用のACアダプタと
シングルSIM、DSDS非対応
HTC U11 lifeのSIMスロットはnanoSIMがひとつです。
デュアルSIMおよびDSDSではありません。
microSDで容量拡張可
HTC U11 lifeはマイクロSDを挿入することで、ストレージ容量を拡張する事ができます。
もともと64GBなので十分ですが、必要に応じてmicroSDを使用しましょう。
最大で256GB増量できます。
スクリーンショットの撮り方
HTC U11 lifeでは、本体右にある音量ボタンの小+電源ボタンを同時長押しすることでスクリーンショットが撮影できます。
スクショを撮るこの方法は、Android端末の共通の方法です。
▼U11 lifeの格安中古を探す▼
HTC U11 lifeのスペック
日本国内での発売日
HTC U11 lifeは2018年3月19日に楽天モバイルで発売され、2018年7月20日にHTCの公式通販サイトでも発売されました。
その後、IIJmio、NifMoなどでも順次発売されています。
搭載された便利機能
- おサイフケータイ
- 防水・防塵
- Bluetooth
- 指紋認証センサー
HTC U11 lifeは台湾のメーカー「HTC」のスマホですが、おサイフケータイや防水・防塵機能が搭載されています。
ただし、ワンセグ・フルセグや顔認証、ワイヤレス充電「Qi」などの機能はありません。
スペック一覧表
デザイン・色・カラー
端末の色は、「アイスホワイト」「サファイアブルー」「ブリリアントブラック」の3色です。
付属品・同梱品
HTC U11 lifeには以下のものが付属・同梱されています。
- ACアダプタ
- USBケーブル
- クイックスタートガイド
- SIMピン
- イヤホン(ノイズキャンセリング)
※楽天モバイルはACアダプタなし
▼格安で端末のみ購入できる▼
U11 lifeのベンチマークスコア
Geekbench
HTC U11 lifeのベンチマークを「Geekbench」で計測したところ、以下の通りでした。
ゲームもできる、満足度の高いスコアになっています。(同型のワイモバイルAndroid One X2で計測)
- シングル:873
- マルチ:3,730
Antutu
他のサイトをみるとAntutuのベンチマークは以下のあたりのようです。
- 総合:73,000~74,000前後
- 3D:18,300前後
- UX:29,200前後
- CPU:20,800前後
- RAM:4,930前後
総合スコアが7万~8万なのでミドルスペックといったところでしょうか。
高負荷の3Dゲームはちょっと苦しい場合もあるかもしれませんが、普段使いには十分すぎる性能です。
▼格安で端末のみ購入できる▼
HTC U11 lifeの口コミ・評価
ここからは、HTC U11 lifeを実際に使用している方の口コミ・評判・評価をお伝えします。
最も多かったのが、防水・防塵とおサイフケータイに対応していることを評価するコメントです。
これらの機能は国産スマホに限られていましたが、HTC製のスマホにも搭載されるようになりました。

Huawei honor9と迷ってたけど
結局SoCを捨ててでも防水とFelicaとedge senseのあるHTC U11 lifeを選びましたよ
SOAとかミリシタとか崩壊3rdみたいな重いのやんないしね…

zenfone5Qはほぼ全ての点でzenfone5に劣る劣化版だけど、HTC U11 lifeは防水、おサイフケータイ対応、5.2インチ液晶でコンパクトという長所があるので、選択しやすい。
が、楽天モバイルと契約が必要…
また、少々地味ではありますが、本体下部のナビゲーションボタンが光るのもなかなかよいですね。

HTC U11 life(Android one X2)のナビゲーションキーは光る。
これは暗い場所で操作しやすい。
地味だけど多用する部分なだけにとっても重要
イヤホンジャックに関してこんな意見もありました。
最近のスマホはイヤホンジャックの廃止に突き進んでいますが、まだ過渡期のため戸惑っている方も多いようです。

HTC U11 lifeってめちゃくちゃいいやんと思ったけどイヤホンジャック廃止されてたので解散
HTC U11 lifeにはUSB Type-cの端子に接続する専用のイヤホンが同梱されています。
ノイズキャンセリングとハイレゾにも対応しているので、こちらを使ってみてはどうでしょうか。
また、遅かれ早かれスマホからはイヤホンジャックが廃止になると思いますので、思い切って切り替えるのも手だと思います。
あと、意外に多かったのが楽天モバイル以外から出して欲しい、SIMフリー端末を出して欲しいというものです。
皆さん楽天モバイルが嫌いなんでしょうか(笑)

HTC U11 lifeが良さそうなんだけど楽天モバイルのみなん・・・

HTC U11 life 欲しいんだけど、楽天専売ってのがなぁ…。
お願いなのでSIMフリーかIIJで出してくださいお願いします。
2018年7月にIIJmioでもHTC U11 lifeが発売になりましたので、楽天が嫌いな方はIIJmioで購入するのがおすすめです。
総合的にみると、SNSでHTC U11 lifeに対する不満はあまりなく、ほとんどが好意的な意見でした。
本当に不満が少ないので、みなさんもぜひ検索してみてください。

スマホをHTC U11 Lifeに変えてLTEのBand19を掴むようになったためか、心なしかWebアクセスの反応が良い。
HTC U11 life購入はこちら!
以上、HTC U11 lifeの紹介でした。
海外メーカーHTC製ながらおサイフケータイ・防水に対応し、ハイスペックながら価格の安い機種です。
コスパが良いので、どなたにもおすすめの機種ですね。
▼U11 lifeの格安中古を探す▼