本記事ではIIJmioで機種変更する手順・方法や注意点を解説します。
IIJmio契約者は公式サイトから機種変更できますし、自分で端末を持ち込んで機種変更することも可能です。
本記事では以下の3つに分けて解説しますので、目次から読みたい部分にジャンプしてください。
- 公式サイトで機種変更
- 自分で持ち込み機種に機種変更
- 持ち込みのiPhoneに機種変更
公式サイトで機種変更する
IIJmioのSIMカードを契約している方が、公式サイトで端末を買って機種変更する手順は以下の通りです。
- 公式サイトで端末のみ購入
- 現在の端末からSIMを抜く
- 新しい端末にSIMを挿入
- APN設定
公式サイトで端末のみを購入し、端末が届いたら現在の端末からSIMを抜いて新しい端末に差し替え、APN設定すれば機種変更は完了です。
契約者は端末のみ購入可能
IIJmioを契約している方は、公式サイトからスマホ端末のみを購入できます。
IIJmio公式サイトにアクセスした上で好きな端末を選択して「お申込みはこちら」をクリックすると、「端末のみ購入」というボタンが表示されます。
ログインした状態でなくてもボタンが表示されます。
端末価格は表示価格と同じです。
ただし、IIJmio契約者(=mio契約者)が端末を買う場合は5,000円/3,000円のギフト券がもらえる端末もあります。
APN設定が必要
IIJmioから端末が届いたら、現在使用中の端末からSIMカードを抜き、新しい端末に挿します。
その後、APN設定が必要です。
Android端末の場合、「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を選択し、IIJmioのタイプAまたはタイプDを選べば完了します。
APNの候補一覧にIIJmioが出ない場合は、下記ページを参考に手動でAPN設定をしてください。
<AndroidのAPN設定>
項目 | 設定内容 |
---|---|
名前 | (任意) |
APN | iijmio.jp |
ユーザー名 | mio@iij |
パスワード | iij |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
※設定できない場合はこちら
設定手順:Android端末のAPN設定
使える回線タイプを確認
IIJmioではタイプD・タイプAという2種類の回線を扱っており、選ぶ機種によってはどちらかの回線で使えない可能性もあります。
最近はほとんどの機種がタイプD・タイプAの両方に対応していますが、以前はタイプDのみの機種もありました。
一部未対応の機種もありますので注意してください。
すべての機種に、使える回線タイプが表記されています。
SIMサイズ変更が必要な場合
IIJmioで機種変更をする際、最も注意が必要なのがSIMカードのサイズです。
SIMカードにはサイズが3つあり、大きい順に「標準」「micro」「nano」の3種類に分かれています。
最近発売されたほとんどの機種のSIMカードサイズは「nano」です。
現在使用中の端末のSIMカードサイズがmicroもしくは標準だった場合、新しい機種に挿して使用できません。
SIMサイズの変更が必要ないか、必ず確認してください。
もしSIMサイズの変更が必要な場合はマイページから手続きすれば交換してもらえますが、手数料がかかります。
店舗での機種変更は不可
IIJmioには家電量販店などに店舗カウンターが設置されています。
しかし、店舗での機種変更はできません。
店舗カウンターでできるのは基本的にSIMカードの新規契約・MNP転入のみです。
機種変更のおすすめスマホ
IIJmio公式サイトで販売中のおすすめスマホは下記記事に詳しくまとめています。
IIJmioは取扱端末が非常に多いので、いろいろな端末が選べるのがメリットです。
▼IIJmioで機種変更する▼
自分で持ち込み端末に機種変更
持ち込み機種に機種変更可能
すでにIIJmioのSIMカードを契約している方は、IIJmio公式サイト以外で購入した端末持ち込んで自分で機種変更することも可能です。
IIJmioは端末ラインナップが多いのが特徴ですが、もし自分が使いたい端末がない場合は他で購入してIIJmioに持ち込みましょう。
持ち込み端末に機種変更する手順は以下の通りです。
- 動作確認端末一覧を確認
- 機種変更する端末を用意
- 現在の端末からSIMカードを抜く
- 新しい端末にSIMを挿入
- APN設定
- データ移行
こちらも、新しい端末を用意したら現在の端末からSIMを抜いて新しい端末に差し替え、APN設定すれば完了です。
データ移行の手順は機種によって異なりますので、Googleで「(端末名) データ移行」などで調べてみてください。
動作確認端末一覧を確認
他で購入したスマホを使う場合、必ず事前に動作確認端末一覧を確認してください。
動作確認端末一覧に記載のない端末も一部は使えますが、その場合は自己責任となります。
端末が壊れたりすることはないと思いますが、せっかく買ったのに使えなかった…という場合はよく発生します。
よくわからない方はIIJmioでスマホを買うか、動作確認されている端末を使いましょう。
どうしても動作確認端末一覧に記載のない端末を使いたい場合には、以下の機種を参考にしてください。
APN設定の方法
持ち込み端末に自分で機種変更する場合も、SIMを挿した後にAPN設定が必要です。
Android端末の場合、「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を選択し、IIJmioのタイプAまたはタイプDを選べば完了します。
APNの候補一覧にIIJmioが出ない場合は、下記を参考に手動でAPN設定をしてください。
<AndroidのAPN設定>
項目 | 設定内容 |
---|---|
名前 | (任意) |
APN | iijmio.jp |
ユーザー名 | mio@iij |
パスワード | iij |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
※設定できない場合はこちら
設定手順:Android端末のAPN設定
iPhoneの場合は、WiFiに接続した状態でプロファイルのインストールが必要です。
下記ページを参考に手続きを行ってください。
設定手順:iPhoneのAPN設定
SIMカードのサイズに注意
持ち込み端末に機種変更する場合もSIMカードのサイズを確認しましょう。
SIMカードにはサイズが3つあり、大きい順に「標準」「micro」「nano」の3種類に分かれています。
最近発売されたほとんどの機種のSIMカードサイズは「nano」です。
現在使用中のSIMサイズと使いたい端末のSIMサイズが異なる場合、SIMの変更が必要です。
事前にSIMサイズを必ず確認してください。
もしSIMサイズの変更が必要な場合はマイページから手続きすれば交換してもらえますが、手数料がかかります。
持ち込みのiPhoneに機種変更する
IIJmioでは中古・未使用のiPhoneを販売中ですが、アップルストアなど他で購入したiPhoneも使えます。
持ち込みのiPhoneに機種変更する手順は以下の通りです。
- iPhone端末を用意
- 現在の端末からSIMを差し替え
- APN設定
- データ移行
iPhone本体を用意
まずはiPhone本体を用意しましょう。
6S・SE以降が使える
IIJmioで使えるのは基本的にiPhone6S・初代SE以降の機種です。
それ以前のiPhoneは使えません。
アップルストアなどで買ったSIMフリーのiPhoneはタイプA・タイプDのどちらでも使えます。
(速度が速いタイプDが断然おすすめです)
SIMロック解除が必要な場合
また、iPhone6S・初代SE以降のiPhoneでも、端末購入元と選ぶ回線によってはSIMロック解除が必要な場合があります。
<SIMロック解除の要否>
端末購入元 | タイプD | タイプA |
---|---|---|
SIMフリー | ◎ | ◎ |
ドコモ | ◎ | ○ |
au | ○ | ◎/○ |
ソフトバンク | ○ | ○ |
ワイモバイル | ○ | ○ |
UQモバイル | ○ | ◎/○ |
◎:SIMロック解除なしで使える
○:SIMロック解除すれば使える
au・UQモバイルで購入したiPhoneをタイプAで使う場合、iPhone7・7Plusまでの機種はSIMロック解除が必要です。
iPhone8以降の機種はSIMロック解除不要で使えます。
iPhone本体にSIMを差し替え
端末が用意できたら、現在使っている端末からSIMを抜いてiPhone本体に差し替えます。
挿入方法はアップルの公式サイトに詳細が記載されています。
機種変更時のAPN設定
iPhoneにIIJmioのSIMを挿しただけでは通話やデータ通信はできません。
Wi-Fiに接続してプロファイルのインストールが必要です。
<iPhoneのAPN設定手順>
- Wi-Fiに接続
- サファリでこちらのページにアクセス
- 「構成プロファイルをダウンロード」をタップ
(Cellular Payload版) - 「許可」をタップ
- ホーム画面に戻り「設定」から「プロファイルがダウンロード済み」をタップ
あとは画面の指示に従ってインストールすればOKです。
APN設定のやり方はこちらに詳しく記載されています。
インストール終了後、しばらくすると画面右上に4Gと表示されます。
変わらない場合は一度機内モードをON→OFFにすると良いでしょう。
機種変更時のデータ移行
最後に、元の端末からデータを移行しましょう。
元の端末がiPhoneの方は、新しいiPhoneを初期セットアップする際に元のiPhoneを隣においておくだけでデータ移行が完了するクイックスタートが便利です。
AndroidからiPhoneへのデータ移行はこちらを参考に詳しく記載されています。
詳細:AndroidからiPhoneへのデータ移行 | Apple
SIMカードのサイズに注意
機種変更する際の唯一の注意点はSIMカードのサイズです。
iPhoneで使えるSIMサイズはnanoです。
タイプD(ドコモ回線)のSIMをお使いの方で、SIMカードサイズがmicro・標準の方はIIJmio公式サイトでSIMカードの変更が必要です。
タイプA(au回線)のSIMはマルチSIMになっており、現在標準・microサイズでお使いの方も、SIMをパキッと割ればサイズを小さくできます。
よって、公式サイトでのSIM交換は不要です。
機種変更のキャンペーン
基本的に格安SIMキャリアのキャンペーンは新規契約・MNP転出時のみの場合が多いです。
しかし、IIJmioでは既存契約者が機種変更する際にも使えるキャンペーンを実施しています。
現在は、IIJmio契約者(=mio契約者)が端末を買うと5,000円/3,000円のギフト券がもらえるキャンペーンを実施中です。
端末一覧に「mio利用者限定◯◯円ギフト券」と書かれている端末が対象です。
持ち込み端末に自分で機種変更する場合はキャンペーンがありません。
できるだけ安く端末を買いたい方は、大手スマホ通販サイトのイオシスやじゃんぱらでの購入も検討しましょう。
中古・未使用のAndroid・iPhoneが安く購入できます。
▼人気スマホが格安▼
IIJmioの機種変更はこちら!
以上、IIJmioの機種変更の手順と方法でした。
IIJmioでは豊富な端末ラインナップの中からお好きな端末に機種変更できます。
また、iPhoneを含めた持ち込み端末に自分で機種変更できますし、機種変更が対象のキャンペーンもあります。
IIJmioの機種変更は公式サイトからどうぞ!
事前におすすめ端末ランキングを必ず確認してくださいね。