本記事では、LINEMOでAQUOS sense6を使う手順を解説します。
AQUOS sense6はSIMフリー版(SH-M19)に加え、ドコモ・au・UQモバイル・楽天モバイル版があります。
一部はLINEMOのバンドに対応しておらず、SIMロック解除しても使えない場合があるので注意してください。
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LINEMOで使えるAQUOS sense6
AQUOS sense6の動作確認状況
LINEMOではSIMフリー版(SH-M19)に加え、ドコモ・au・UQモバイル・楽天モバイル版のAQUOS sense6が動作確認されています。
唯一UQモバイル版は確認されていませんが、こちらはau版と同じ仕様なので、au版が使えればUQモバイル版も使えます。
<AQUOS sense6の動作確認状況>
販売元 | 型番 | 動作確認 |
---|---|---|
SIMフリー | SH-M19 | ◯ |
ドコモ | SH-54B | ◯ |
au | SHG05 | ◯ |
UQモバイル | SHG05 | ー |
楽天モバイル | SH-RM19 | ◯ |
ただし、正直この動作確認はあてになりません。
使えないことはないものの、対応していないバンドがあるので注意が必要です。
使えないAQUOS sense6
AQUOS sense6は大きく分けると4種類あります。
SIMフリー版(AQUOS sense6 SH-M19)、ドコモ版(AQUOS sense6 SH-54B)、au版・UQモバイル版(AQUOS sense6 SHG05)・楽天モバイル版(SH-RM19)です。
auとUQモバイル版は同じ仕様です。
結論から言うと、LINEMOのバンドにフル対応しているのはSIMフリー版のみです。
ドコモ・au・UQモバイル・楽天モバイル版は4G/LTEのB8に非対応なので、LINEMOで使うのはおすすめしません。
対象機種 | 使用 可否 |
|
---|---|---|
AQUOS sense6 |
SIMフリー (SH-M19) |
◯ |
ドコモ (SH-54B) |
× | |
au・UQモバイル (SHG05) |
× | |
楽天モバイル (SH-RM19) |
× |
SIMフリーのSH-M19
まず、格安SIMキャリアや家電量販店などで販売されているSIMフリー版のAQUOS sense6 SH-M19はLINEMOで使えます。
4G/LTEのB1/3/8、5Gのn77、VoLTEにも対応しているので、通話や4Gデータ通信に加え、5Gエリアなら5G通信も可能です。
eSIMも使えます。
SIMフリーなのでSIMロック解除も不要です。
SIMフリー版のAQUOS sense6は楽天市場やAmazon、中古スマホのイオシスやじゃんぱらで端末のみを購入できます。
ただし、購入時に型番がSH-M19であることを必ず確認してください。
ドコモ版のSH-54B
ドコモで発売されたAQUOS sense6 SH-54BはLINEMOで動作確認されており、問題なく使えることになっています。
しかし、注意が必要です。
ドコモ版AQUOS sense6の対応バンドを見ると、LINEMOが使う4G/LTEのプラチナバンドであるB8に非対応です。
B1/B3には対応しているので使えないことはないですが、エリアによっては電波が弱くなる可能性があります。
使うのはおすすめしません。
ドコモ版はソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO以外のバンドには対応しているので、ドコモ回線・au回線・楽天モバイル回線で使いましょう。
ドコモ版AQUOS sense6のスペックなどはこちらを確認してください。
詳細:AQUOS sense6 SH-54B | docomo
au版のSHG05
au版のAQUOS sense6 SHG05もLINEMOで動作確認されており、問題なく使えるとされています。
しかし、注意が必要です。
au版の対応バンドを見るとLINEMOが使う4G/LTEのプラチナバンドであるB8に非対応です。
B1/B3には対応しているので使えないことはないですが、エリアによっては電波が弱くなる可能性があります。
使うのはおすすめしません。
au版はソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO以外のバンドには対応しているので、ドコモ回線・au回線・楽天モバイル回線で使いましょう。
ただしドコモの5Gバンドのn79は非対応なのでドコモの5Gはほとんど使えません。
au版AQUOS sense6のスペックなどはこちらを確認してください。
UQモバイル版のSHG05
UQモバイル版のAQUOS sense6 SHG05はLINEMOでは動作確認されていません。
UQモバイルでは対応周波数を公表していませんが、間違いなくau版と同じでしょう。
au版はLINEMOが使う4G/LTEのプラチナバンドであるB8に非対応なので、UQモバイル版も同様でしょう。
B1/B3には対応しているので使えないことはないですが、エリアによっては電波が弱くなる可能性があります。
使うのはおすすめしません。
au版はソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO以外のバンドには対応しているので、UQモバイル版をお持ちの方はドコモ回線・au回線・楽天モバイル回線で使いましょう。
ただしドコモの5Gバンドのn79は非対応なのでドコモの5Gはほとんど使えません。
UQモバイル版AQUOS sense6のスペックなどはこちらを確認してください。
楽天モバイル版のSH-RM19
楽天モバイル版のAQUOS sense6 SH-RM19もLINEMOで動作確認されており、問題なく使えるとされています。
しかし、楽天モバイル版もLINEMOが使う4G/LTEのプラチナバンドであるB8に非対応です。
詳細:AQUOS sense6 SH-RM19 | 楽天モバイル
B1/B3には対応しているので使えないことはないですが、エリアによっては電波が弱くなる可能性があります。
使うのはおすすめしません。
楽天モバイル版はソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO以外のバンドには対応しているので、楽天モバイル版をお持ちの方はドコモ回線・au回線・楽天モバイル回線で使いましょう。
ただしドコモの5Gバンドのn79は非対応なのでドコモの5Gはほとんど使えません。
シムラボでも楽天モバイル版のAQUOS sense6を購入してレビューしたので参考にしてください。
5Gは使える?
AQUOS sense6は5Gに対応したスマートフォンです。
LINEMOが使う5Gバンドはn77ですが、AQUOS sense6はどこで買った機種もn77に対応しています。
ただし、現時点ではLINEMOの5Gエリアはまだまだ狭く、4Gでの通信が中心になります。
4Gの主要バンドを網羅しているのはSIMフリー版のSH-M19のみなので、基本的にはSH-M19を使いましょう。
SIMフリー版のSH-M19はLINEMOの5Gバンドであるn77に対応しており、公式に動作確認もされています。
よって、5Gエリア内なら追加料金無しで5G通信が可能です。
eSIMは使える?
AQUOS sense6のうち、SIMフリー版・au版・UQモバイル版・楽天モバイル版はeSIMにも対応しています。(ドコモ版は非対応)
LINEMOでもeSIMが選べますので、AQUOS sense6でもeSIMが使えます。
ただし、何度も言うように4Gの主要バンドを網羅しているのはSIMフリー版のみなので、LINEMOで買う場合はSIMフリー版のSH-M19を使いましょう。
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SIMフリー版とドコモ・楽天モバイル・au版の違い
AQUOS sense6はSIMフリー版とドコモ・au・楽天モバイル・UQモバイルで発売されました。
au版とUQモバイル版は同じですが、他は発売キャリアごとに仕様が異なります。
シングルSIM?デュアルSIM?
まずはSIMスロットです。
UQモバイル版・au版・楽天モバイル版・SIMフリー版はnanoSIM+eSIMのデュアルSIMですが、ドコモ版はnanoSIMのみのシングルSIMです。
ドコモ | UQモバイル・ au・ 楽天モバイル・ SIMフリー |
|
---|---|---|
SIM スロット |
nanoSIM | nanoSIM + eSIM |
対応バンドの違い
また、対応バンド・対応周波数も異なります。
最も対応キャリアが多いのはSIMフリー版です。
<SH-M19の対応バンド一覧>
- 5G:n3/n28/n77/n78/n79
- 4G:B1/3/5/8/18/19/38/39/41/42
上記の通り、SIMフリー版はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの全キャリアの主要な5G・4Gバンドに対応しています。
5Gのn79や、4GのB8にも対応していますので、LINEMOをはじめ、ワイモバイルやソフトバンク回線でも使えます。
ドコモ・au・UQモバイル・楽天モバイル版は全てLINEMOが使う4GのB8に非対応です。
また、UQモバイル・au・楽天モバイル版はドコモ回線が使う5Gのn79にも非対応です。
ドコモ 版 |
au・ UQ版 |
楽天 版 |
SIM フリー |
||
---|---|---|---|---|---|
ドコモ 回線 |
4G | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
5G | ◯ | ×(n79) | ×(n79) | ◯ | |
au 回線 |
4G | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
5G | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
SB 回線 |
4G | ×(B8) | ×(B8) | ×(B8) | ◯ |
5G | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
SIMフリー版のSH-M19は唯一全キャリアの5G/4Gが使えてデュアルSIMにも対応しているので、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの全回線のSIMを組み合わせて使えます。
LINEMOで使いたい方はSIMフリー版を選びましょう。
RAM/ROMの違い
ドコモ・au・UQモバイル・楽天モバイルで発売されたAQUOS sense6は全てRAM4GB/ROM64GBでした。
一方、SIMフリー版のSH-M19は4GB/64GB版と6GB/128GB版の2種類が発売されます。
ストレージ容量はSDカードで増設できるので問題ありませんが、RAMが4GBなのは少し心もとないです。
LINEMOで使うためにSIMフリー版を買う場合は、6GB/128GB版を購入するのもおすすめです。
※キャリア版もSIMフリーなので、必ずSH-M19であることを確認してください
AQUOS sense6を使う手順
ここからは、LINEMOでAQUOS sense6を使う手順を解説します。
他社で購入したAQUOS sense6をLINEMOに持ち込んで使う手順は、主に以下のとおりです。
- AQUOS sense6の本体を用意
- LINEMOでSIM契約
- 本体にSIMを挿入
- APN設定
※必要な場合のみ
上記以外に、MNPで他社から乗り換える場合はMNP予約番号の発行が必要です。
詳細はこちらを参考にしてください。
なお、機種変更する手順はのちほど別の章で解説します。
AQUOS sense6本体を用意
まずはAQUOS sense6の本体を用意しましょう。
AQUOS sense6の本体は楽天市場やAmazonで端末のみが買えますし、イオシスやじゃんぱらといった中古スマホ店でも端末のみを購入できます。
ただし、前章で解説したとおりLINEMOの主要バンドを網羅しているのはSIMフリー版のSH-M19のみです。
これから買う方は必ず型番がSH-M19であることを確認して購入してください。
ドコモ・au・UQモバイル・楽天モバイル版もSIMロックはかかっていませんのでSIMフリーと記載されている場合があります。
ドコモ版・au版・UQモバイル版・楽天モバイル版と書かれていたり、SH-M19以外の型番(SH-54B・SHG05・SH-RM19)が書かれていたらSIMフリー版のSH-M19ではありません。
LINEMOでSIMを契約
続いて、LINEMOでSIMカードを契約します。
(他社から乗り換えの方は、MNP転入手続きとあわせてSIMを契約します)
LINEMO公式サイトにアクセスし、画面に従って手続きすれば大丈夫です。
審査を経て、問題なければ数日後にSIMカードが送られてきます。
▼SIMの契約はこちら▼
スマホ本体にSIMカード挿入
LINEMOからSIMカードが届いたらAQUOS sense6本体にSIMカードを挿入します。
AQUOS sense6は本体左側にSIMカードを入れるSIMトレイがあります。
SIMピン不要で手でSIMトレイを開けられるので、SIMを挿入して閉じてください。
APN設定
本体にLINEMOのSIMカードを挿入したら、APN設定が必要です。
APN設定とは、お持ちのスマホをLINEMOのネットワーク回線に接続するための設定です。
APN設定をしないと通話やデータ通信ができません。
AQUOS sense6の場合、端末にSIMカードを入れて「設定」⇒「モバイルネットワーク」⇒「アクセスポイント名」をタップすると、下記のように自動でキャリアの候補が表示されます。
その中からLINEMOを選択すればOKです。
もし上記ができない場合は以下の項目を手動で入力してください。
項目 | 入力内容 |
---|---|
名前 | LINEMO |
APN | plus.acs.jp |
ユーザー名 | lm |
パスワード | lm |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri |
APN設定が完了すると、いよいよスマホがLINEMOで使えるようになります。
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AQUOS sense6に機種変更する手順
ここでは、すでにLINEMOを契約している方が他で購入したAQUOS sense6に機種変更する手順を解説します。
- AQUOS sense6端末を準備
- 元の端末からSIMを差し替え
- APN設定
AQUOS sense6本体を用意
まずはAQUOS sense6の本体を用意しましょう。
AQUOS sense6の本体は楽天市場やAmazonで端末のみが買えますし、イオシスやじゃんぱらといった中古スマホ店でも端末のみを購入できます。
ただし、前章で解説したとおりLINEMOの主要バンドを網羅しているのはSIMフリー版のSH-M19のみです。
これから買う方は必ず型番がSH-M19であることを確認して購入してください。
ドコモ・au・UQモバイル・楽天モバイル版もSIMロックはかかっていませんのでSIMフリーと記載されている場合があります。
ドコモ版・au版・UQモバイル版・楽天モバイル版と書かれていたり、SH-M19以外の型番(SH-54B・SHG05・SH-RM19)が書かれていたらSIMフリー版のSH-M19ではありません。
SIMを差し替え
AQUOS sense6の本体が用意できたら、現在の端末からSIMカードを抜きAQUOS sense6にSIMを差し替えます。
AQUOS sense6は本体左側にSIMカードを入れるSIMトレイがあります。
SIMピン不要で手でSIMトレイを開けられるので、SIMを挿入して閉じてください。
APN設定
本体にLINEMOのSIMカードを差し替えたら、APN設定が必要です。
APN設定とは、お持ちのスマホをLINEMOのネットワーク回線に接続するための設定です。
APN設定をしないとスマホは通話・データ通信ができません。
AQUOS sense6の場合、端末にSIMカードを入れて「設定」⇒「モバイルネットワーク」⇒「アクセスポイント名」をタップすると、下記のように自動でキャリアの候補が表示されます。
その中からLINEMOを選択すればOKです。
もし上記ができない場合は以下の項目を手動で入力してください。
項目 | 入力内容 |
---|---|
名前 | LINEMO |
APN | plus.acs.jp |
ユーザー名 | lm |
パスワード | lm |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri |
APN設定が完了すると、機種変更は完了です。
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以上、LINEMOで持ち込みのAQUOS sense6を使う手順の解説でした。
AQUOS sense6は人気のAQUOS sense6シリーズで誰にでもおすすめできる安心機種です。
ただしLINEMO公式サイトで動作確認されている機種でも使えない場合があるので注意してください。
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