本記事ではmineoからMNP転出する手順と注意点を解説します。
MNP予約番号の発行や有効期限、MNP転出手数料も解説していますのでぜひ参考にしてください。
また、あわせておすすめの転出先キャリアも記載しています。
mineoからMNP転出する手順
mineoの音声SIM(デュアルプラン)からMNP転出するためには以下の手順が必要です。
- MNP予約番号を発行
- 転出先で契約手続き
- SIM到着・回線切り替え
- APN設定
- SIM返却
これから、上記の手順について解説していきます。
MNP予約番号の発行手順
mineoからMNP転出する際、まずはmineoでMNP予約番号を発行します。
MNP予約番号とは、番号そのままでmineoから他社に転出する場合の引き継ぎ番号のようなものです。
MNP予約番号はマイページから発行します。
店舗や電話は発行できません。
マイページで手続きすると、その場でMNP予約番号が表示されます。
また、登録したメールアドレスにも改めてメールで通知されます。
転出先で契約手続き
MNP予約番号を発行した後は、転出先のスマホキャリアで契約手続きをします。
ただし、予約番号には有効期限があり、発行後15日以内に転出を完了しなければなりません。
そのため、各スマホキャリアでは手続きに「期限の残りが○日以上」「発行から○日以内」といった制限があります。
- ワイモバイル:発行から2日以内
- UQモバイル:発行から2日以内
- OCNモバイル:期限まで12日以上
など
mineoでMNP予約番号を発行した後は、すぐに手続きをしましょう。
ただし、各キャリアの店舗カウンターで転入手続きする場合はほとんどの場合で即日開通しますので、この限りではありません。
SIM到着・回線切り替え
転出先のキャリアで契約を終えSIMカードが届いたら、回線切り替え手続きが必要です。
回線を切り替えるまではmineoのSIMカードが使えます。
回線切替が完了すると回線が新しいキャリアに切り替わり、mineoは正式に解約されます。
回線切り替えの方法はマイページ・電話など、各キャリアによって異なります。
APN設定
mineoで使っていた端末をMNP転出後もそのまま使う場合には、端末のAPN設定が必要です。
APN設定(プロファイルのインストール)とは、手持ちのスマホで新しいキャリアのデータ通信をするための設定です。
こちらも転出先のキャリアの公式サイトを確認してください。
SIMカード返却
APN設定を終えると手持ちのスマホでデータ通信や通話ができるようになります。
これまで使っていたmineoのSIMカードは、回線によって返却が必要です。
mineoを解約した後のSIMカードの返却要否は契約していた回線プランによって異なります。
- Aプラン・Sプラン:不要
- Dプラン:必要
Aプラン・Sプランは返却不要ですので、自身で処分してください。
一方、Dプランは返却が必要です。
下記住所に返却してください。(送料は自己負担)
日本郵便株式会社 大阪北郵便局
私書箱75号
株式会社オプテージ
お客さまサポートセンター
mineo解約SIM返却係
MNP転出時の補足・注意点
予約番号の発行時間
mineoではMNP予約番号は発行可能な時間が決められています。
- Aプラン・Dプラン:9時~21時
- Sプラン:10時~19時
ソフトバンク回線のSプランだけ発行可能な時間が短い点に注意してください。
予約番号発行は即日発行
mineoはマイページからMNP予約番号の発行を申請したあと、すぐに予約番号が表示されます。
また、のちほどメールでも送られてきます。
店舗/電話でMNP転出不可
mineoのMNP予約番号発行はマイページのみです。
店舗や電話での予約番号発行や転出手続きはできません。
MNP予約番号の有効期限
繰り返しになりますが、mineoで発行したMNP予約番号には15日間の有効期限があります。
15日間以内に他社へのMNP転出を完了させなければ、MNP予約番号は失効し、再発行が必要になります。
そのため、各スマホキャリアでは手続きに「期限の残りが○日以上」「発行から○日以内」といった制限があります。
- ワイモバイル:発行から2日以内
- UQモバイル:発行から2日以内
- BIGLOBEモバイル:期限まで12日以上
mineoで予約番号を発行した後は、すぐに手続きをしましょう。
ただし、各キャリアの店舗カウンターで転入手続きする場合はほとんどの場合で即日開通しますので、この限りではありません。
予約番号のキャンセル可
MNP予約番号の発行をマイページから申請したあとも、マイページでキャンセルが可能です。
再度マイページにアクセスし、予約番号をキャンセルしてください。
ただし、MNP予約番号のキャンセルができるのは全プラン9時~21時です。
それ以外の時間はキャンセルできませんので注意してください。
予約番号の再発行も可能
マイネオでは予約番号の再発行も可能です。
一度発行したけど、乗り換え先のWEBで契約手続きができる期限が過ぎてしまった…という場合には、発行したMNP予約番号をキャンセルして再発行しましょう。
キャンセル・再発行はマイページから可能です。
解約は回線切り替え時
mineoから他社にMNP転出する際、mineoが正式に解約されるのは新しいキャリアの回線が開通したタイミングです。
転出先の回線が開通(回線切り替え)するまでは、mineoの契約で電話やデータ通信ができます。
mineoの解約月の料金は日割り計算されるので月をまたいでも大きな違いはありませんが、オプション料金は解約月も全額請求される場合があります。
月をまたいでしまうと、もう1ヶ月分オプション料金がかかりますので注意してください。
MNP転出手数料が必要
mineoから他社にMNP転出する場合、MNP転出手数料として3,000円(税抜)がかかります。
これは実際に転出が完了後に請求されます。
このMNP転出手数料は実際にMNP転出が完了すると請求されます。
MNP予約番号は何度発行してもそれ自体に費用はかかりません。
違約金が発生する場合
mineoの音声SIMに最低利用期間・違約金はありません。
2019年10月1日以降に契約した方は、いつ転出しても転出手数料3,000円のみでOKです。
<MNP転出時の費用・手数料>
契約 タイミング | MNP転出 手数料 | MNP転出時 契約解除料 |
---|---|---|
2019年 10月以降 | ¥3,000 | なし |
最低利用期間・違約金・MNP転出手数料の詳細は下記記事に詳しくまとめています。
転出月の料金は日割り
月の途中にmineoからMNP転出した場合、転出月の料金は日割り計算されます。
例えば6/15に転出が完了(回線切り替えが完了)した場合、基本料金は6/1~6/15の15日間分のみ請求されます。
ただし、通話料金や多くのオプション料金は全額請求されます。
MNP転出後のSIM返却
mineoから他社にMNP転出した後は、回線によってはSIMカードの返却が必要です。
- Aプラン・Sプラン:不要
- Dプラン:必要
Aプラン・Sプランは返却不要ですので、自身で処分してください。
一方、Dプランは返却が必要です。
下記住所に返却してください。(送料は自己負担)
日本郵便株式会社 大阪北郵便局 私書箱75号
株式会社オプテージ お客さまサポートセンター
mineo解約SIM返却係
端末代金は継続支払可能
端末を24回払いで購入し、MNP転出時に端末代金の支払いが残っている場合、解約後も端末代金は支払いが終わるまで毎月引き落としが続きます。
MNP転出時に一括返済する必要はありません。
ただし、サポートに連絡することでMNP転出のタイミングで残債を一括返済することも可能です。
サポート:mineoサポートダイヤル
お得なMNP転出のタイミング
MNP転出はいつでもOK
繰り返しになりますが、mineoのMNP転出月の料金は日割り計算されます。
よって、料金面から言えばいつ解約しても同じです。
ただし、データ容量は付与された分が全て使えますので、解約前に使い切りましょう。
オプション料金に注意
基本料金は日割り計算されるのでお得度は変わりませんが、オプション料金は日割り計算されない場合も多いです。
オプションを契約している方は、月初は少々損かもしれませんね。
余った容量はパケットシェア
mineoで複数回線を契約している方は、MNP転出する回線のデータ容量を他の回線に移しておきましょう。
パケットシェアを利用すれば、他の回線のデータ容量をプレゼントできます。
回線切り替えが完了するとその日のうちに解約されてデータ容量は消滅してしまうので、複数回線契約している方は、あらかじめパケットシェアで移してから転出手続きしましょう。
おすすめのMNP転出先は?
今本記事をお読みの方の中には、mineoから他の格安SIMに乗り換えようとされている方もおられるかもしれません。
私がおすすめする格安SIMキャリアは以下の4社です。
- UQモバイル
- ワイモバイル
- OCNモバイルONE
- BIGLOBEモバイル
UQモバイル
まず紹介するのはUQモバイルです。
次に紹介するワイモバイルと並んで、通信速度は格安SIMの中で圧倒的に速いです。
mineoの通信速度が気になっている方は、UQモバイルかワイモバイルがおすすめです。
- 格安SIMトップクラスに速度が速い
- プランRは低速時も最大1Mbps
- 余ったデータは繰り越し可能
- 節約モードで容量使い放題
- 店舗もそこそこある
- 最大10GBのプランしかない
- 3日間6GBの容量制限あり
料金はmineoより高いですが、快適な通信速度と店舗がある点がメリットです。
UQモバイルとワイモバイルで悩む方が多いですが、ワイモバイルと違って余ったデータの繰越もできますし、低速モードに切り替えればデータ通信速度が消費されません。
また、プランRなら容量を使い切った後だけでなく、節約モードON時でも最大1Mbpsで通信できます。
ただし、留守電/キャリアメールが有料、シェアSIMの仕組みがないなどのデメリットもあります。
基本的に格安SIMでどれにしようか迷っている方はUQモバイルかワイモバイルを選ぶのがおすすめです。
UQモバイルには公式サイト限定のキャッシュバックもあるのでぜひ利用してください。
▼通信速度がかなり速い▼
▼WEB限定キャッシュバック▼
ワイモバイル
続いて紹介するのはワイモバイルです。
ワイモバイルはUQモバイルと並んで格安SIMではダントツで通信速度が速く、お昼でも通信速度が落ちないのがメリットです。
全国に店舗があるのも大きなメリットですね。
- 格安SIMトップクラスに速度が速い
- プランM/Rは制限時も最大1Mbps
- ソフトバンクWi-Fiスポットが無料
- PayPayとの連携がお得
- 光回線とのセット割でさらに安く
- 店舗数は格安SIM最多
- データ繰越不可
- 低速モードなし
- 最大14GBのプランしか無い
UQモバイルと並んで、ワイモバイルは私が最もおすすめする格安SIMキャリアでもあります。
私自身もワイモバイルをメインで契約しています。
2020年7月から、プランM・Rなら容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できるようになりました。
1Mbpsなら480p程度の画質ならYoutubeも見放題です。
ただし、最大14GBのプランしかありません。
また、データ繰越ができないのが最大のデメリットですね。
一方、店舗の数は格安SIMで最多なので、サポート体制が充実しているのは大きなメリットです。
▼ワイモバイルの詳細を確認▼
OCNモバイルONE
続いて紹介するのはOCNモバイルONEです。
mineoのDプラン(ドコモ回線)を契約している方におすすめです。
2019年11月に開始した新コースは2021年に入っても非常に速く、お昼でも5~10Mbps出ています。
ドコモ回線を使った格安SIMの中では一番おすすめのキャリアです。
OCNモバイルONEはドコモ回線を使っているため、mineoのDプラン(ドコモ回線)を契約中の方はスマホがそのまま使えます。
SIMロック解除も不要です。
- ドコモ回線で一番おすすめ
- お昼でも速度が速い
- 音声3GBは主要MVNO最安値
- スマホ価格がかなり安い
- 音楽は誰でも聴き放題
- 選べるのはドコモ回線のみ
料金も非常に安く、音声1GBは月1,180円、音声3GBは主要な格安SIMで最安値の月1,480円です。
ワイモバイル・UQモバイルは速度が速いぶん小容量プランがやや割高なので、月に使う容量が1~3GBの方はOCNモバイルONEがおすすめです。
また、スマホの端末価格もMVNOで最安値ですし、MNPで契約すればさらに5000円割引になります。
OCNモバイルに乗り換える場合はスマホセットで契約するのがお得です。
▼ドコモ回線契約者におすすめ▼
BIGLOBEモバイル
最後に紹介するのはBIGLOBEモバイルです。
BIGLOBEモバイルはドコモ回線・au回線が選べ、料金も同程度ですが通信速度はmineoより速いことが多いです。
特にau回線はかなり速いです。
ドコモ回線は遅いですが、APN設定を変更することでau回線と同じくらいの速度になります。
BIGLOBEモバイルは料金プランもシンプルで安く、キャンペーンが豪華なことが魅力です。
また、Youtubeなどの動画・音楽がカウントフリーになる「エンタメフリー」が非常に人気です。
- ドコモ・au回線が選べる
- どちらの回線も通信速度が快適
- 最大30GBまで選べる
- 料金がシンプル
- エンタメフリーも選べる
- お昼は速度が落ちる
au回線もドコモ回線もお昼は通信速度が落ちますが、それでもmineoより速いです。
▼ドコモ/au回線が選べる▼
マイネオからのMNP転出まとめ
以上、mineoからMNP転出する手順や転出手数料、予約番号に関する解説でした。
本記事をよく読み、損をしないようにMNP転出しましょう。
mineoからMNP転出する場合は本記事で紹介した4社なら通信速度は非常に快適です。
ぜひMNP転出で快適な格安SIMライフを過ごしてください!
▼快適な速度と全国に店舗あり▼
▼通信速度は非常に快適▼
▼WEB限定キャッシュバック中▼
▼ドコモ回線契約者ならここ▼
▼動画見放題のエンタメフリー▼