本記事では、ソフトバンクからmineoにMNPで乗り換える手順を解説します。
ソフトバンクからmineoへのMNP乗り換えで、スマホ料金を年間6万円ほど節約できます。
また、マイネオではソフトバンク回線も選べますので、ソフトバンクで買ったスマホをSIMロック解除なしで使えます。
ソフトバンクから乗り換える手順
ソフトバンクからマイネオにMNPで乗り換えるためには、主に以下の手順が必要です。
- SIMロック解除(※)
- SoftbankでMNP予約番号発行
- mineoでMNP転入手続き
- 回線切り替え
- APN設定
※1はソフトバンクで購入したスマホをそのまま使用する場合のみ
これから、それぞれについて詳しく解説します。
端末のSIMロック解除
ソフトバンクで販売されたスマホは、他社回線で使えないように「SIMロック」がかかっています。
mineoで使う場合、ソフトバンク回線(Sプラン)ならSIMロック解除不要でそのまま使えます。
しかし、Aプラン・Dプランを選択する場合はSIMロック解除が必要です。
SIMロック解除は無料でできますので、解除不要な場合でも事前に解除しておきましょう。
SoftbankでMNP予約番号発行
続いて、ソフトバンクで「MNP予約番号」を発行してもらいます。
MNP予約番号とは、今の携帯電話番号をマイネオに引き継ぐための番号です。
MNP予約番号は以下の3つの方法で取得できます。
- ソフトバンク店舗
- マイページ
- 電話
<MNP予約番号の発行方法>
予約番号 発行方法 | 備考 |
---|---|
店舗 | |
WEB | My SoftBank |
電話 | Softbankスマホから*5533 または0800-100-5533 |
手続きが終えれば、10桁のMNP予約番号が発行されます。
MNP予約番号の有効期限は15日間ですが、マイネオへのMNP乗り換え手続きは10日以上有効期限が残っている状態で手続きしましょう。
マイネオでMNP転入手続き
いよいよ、新しいキャリア「mineo」でMNP転入手続きします。
MNP転入手続きは「マイネオ公式サイト」で進めます。
手続きは非常に簡単です。
契約プランを選ぶ際に新規契約や機種変更ではなく「現在ご利用中の電話番号を引き継ぐ(MNPを申し込む)」を選択し、あとの画面でMNP予約番号や有効期限などを入力するだけです。
オンラインで簡単に手続きできますし、端末やSIMカードもすぐに送られてきます。
▼MNP転入はこちら▼
回線切り替え・開通手続
自宅にmineoのSIMカードが届いたら、回線の切り替え手続きが必要です。
回線切り替えとは、現在使っている電話番号の契約先をソフトバンクからmineoに変更する手続きです。
この「回線切り替え」手続きをすることで、ソフトバンクが正式に解約され、mineoへのMNP転入が完了します。
回線の切り替えはmineoのマイページで行います。
手順は以下の通りです。
1. 端末にSIMカードを挿し、電源を切る
2. マイページにアクセス
3. eo IDでログイン
4. 「登録情報の変更・サポート」から「MNP転入切替/回線切替手続き」を選択
5. 「ICCID/製造番号」の下4桁を入力後、「回線切替」をクリック
※ICCID/製造番号は、SIMカード台紙に記載されています
上記手続き完了後、30分程度で切り替えが完了します。
回線切り替えの受付時間は9:00~21:00です。
21時をすぎると翌日受付になるので注意してください。
APN設定
これまでSoftbankで使っていたスマホをそのままmineoで使う場合は、APN設定(ネットワーク設定)が必要です。
APN設定とは、手持ちのスマホ端末がmineoの回線でデータ通信できるようにする作業です。
APN設定はこちらのページで詳しく解説されています。
手持ちの端末(Android/iPhone)によってインストールするプロファイルが異なりますので注意してください。
APN設定後、通話・データ通信が問題なくできたら乗り換えは完了です。
▼MNP転入はこちら▼
お得にmineoに乗り換える方法
mineoではほぼ年間を通してお得なキャンペーンを実施しています。
キャンペーンをうまく利用すれば、もともと安いmineoのスマホ料金が、さらに安くなります。
料金3ヶ月割引「マイ割」
マイネオでは久しぶりに料金割引キャペーンを実施しています。
2022年2月1日から5月31日までに音声SIMに申し込むと、契約翌月から3ヶ月間料金が1,188円割引になります。
音声1GBはなんと3ヶ月間110円で使えます。
通常料金 | マイ割適用後 (3ヶ月後) | |
---|---|---|
1GB | ¥1,298 | ¥110 |
5GB | ¥1,518 | ¥330 |
10GB | ¥1,958 | ¥770 |
20GB | ¥2,178 | ¥990 |
割引対象は以下の方です。
- 新規契約・MNPでデュアルタイプ(音声SIM)に申し込んだ方
- シングルタイプ(データSIM)からデュアルタイプに変更した方
- 旧料金プランからデュアルタイプに変更した方
シングルタイプ(データSIM)からデュアルタイプ(音声SIM)に変更した方も対象です。
変更手数料は3月から無料になったので、この機会に変更するのもおすすめです。
▼申し込みは今がチャンス▼
その他キャンペーン詳細はこちらにまとめています。
▼料金割引キャンペーン実施中▼
お得な乗り換えタイミング
ソフトバンクからmineoへのお得な乗り換えタイミングは月末です。
mineoの契約初月は日割り計算なので、いつ契約してもお得度は同じです。
一方、ソフトバンクはいつ乗り換え手続きをしても解約月の料金は全額請求されます。
日割りにはなりませんので、そうであれば月末まで使ったほうがお得ですね。
ただし、あまりに月末ギリギリを狙いすぎると、誤って回線開通が翌月になった場合にもう1ヶ月分余計にソフトバンクの料金を支払うことになります。
あまり無理せず、余裕を持って続きするのがおすすめです。
mineoで使えるスマホ
ソフトバンクで使っているスマホは、Sプランを選べばそのまま使えます。
ただし、機種によってはSプランで使う場合にもSIMロック解除が必要な場合があります。
また、SIMロック解除すればAプラン・Dプランで使える機種もあります。
これから、mineoで使えるソフトバンク端末を解説しますが、必ず動作確認端末一覧を確認してください。
ソフトバンクのiPhone
Sプランで使う
ソフトバンクで購入したiPhoneは、mineoのSプランならSIMロック解除無しでそのまま使えます。
使える端末はiPhone5以降の端末です。
Sプランには2種類のSIMがあります。
- iPhone7以前用nanoSIM
- nanoSIM
<Sプラン選択時のSIM種類>
端末 | SIM | SIMロック 解除 | テザ リング |
---|---|---|---|
iPhone 5・5C 5S・6 | iPhone7 以前用 nano | 不要 | ○ |
iPhone 6S・SE 7 | iPhone7 以前用 nano | 不要 | ○ |
nano | 必要 | ○ | |
iPhone 8・X 以降 | nano | 不要 | ○ |
※各Plusを含む
iPhone5・iPhone5S・iPhone5C・iPhone6は、「iPhone7以前用nanoSIM」を選べばSIMロック解除不要で使えます。
iPhone6S・SE・iPhone7は「iPhone7以前用nanoSIM」ならSIMロック解除不要で使えます。
また、SIMロック解除すればnanoSIMでも使えます。
どちらを選んでもよいのですが、nanoSIMの方が用途が広いので、自分ならiPhoneをSIMロック解除してnanoSIMを使いますね。
iPhone8・iPhone X以降の機種は、nanoSIMがSIMロック解除不要で使えます。
Dプラン・Aプランで使う
ソフトバンクで購入したiPhoneは、SIMロック解除すればAプラン・Dプランでも使えます。
ただし、SIMロック解除できるのはiPhone6S・初代iPhone SE以降の機種です。
それ以前の機種はSIMロック解除できませんので、Sプランでしか使えません。
ソフトバンクのAndroid
ソフトバンクで購入したAndroidはSプランで使いましょう。
SIMロック解除すればAプラン・Dプランでも使えないことはないですが、一部のバンドに対応していませんのでおすすめしません。
また、2017年8月以前に発売されたAndroid端末は、Sプランで使う場合にもSIMロック解除が必要です。
事前に必ず動作確認端末一覧を確認してください。
なお、Googleから発売されたPixelシリーズやSHARPなどの一部機種はSIMロック解除すればDプラン・Aプランでも使えます。
▼mineoへのMNP転入はこちら▼
mineoへのMNP乗り換えはこちら
以上、ソフトバンクからmineoにMNP転入する手順の解説でした。
マイネオの契約はマイネオ公式サイトがお得です。
契約前には必ずキャンペーン情報を確認してくださいね。
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