本記事ではOCNモバイルONEの容量シェアの仕組みや料金を解説します。
SIMカードを追加して容量を分け合えば、それぞれが別個に契約するよりお得です。
家族で契約される方も、一人で複数SIMを使う場合も是非容量シェアを利用してください。
▼容量シェア詳細はこちら▼
OCNモバイルの容量シェアとは
SIM追加でデータ容量を共有
OCNモバイルONEの「容量シェア」とは、1契約のデータ容量を複数のSIMカード間で分け合う仕組みのことです。
SIMカードをそれぞれ複数契約するよりも、1契約に対してSIMカードを追加して容量をシェアしたほうがお得です。
家族で契約する場合や、一人で複数のSIMを使う場合に最適です。
データSIMも音声SIMも追加可能
容量シェアで追加するSIMカードは、音声通話SIMもデータ専用SIMもSMS機能付きSIMも追加可能です。
例えば、音声SIMとデータSIMを1枚ずつ追加することもできます。(最大4枚まで追加可能)
親回線はデータSIMも可
容量シェアの「親」となるSIMカードは、音声通話SIMでもデータSIMでも構いません。
親回線がデータSIMの場合に、子回線として音声通話SIMを申し込むことも可能です。
容量シェア可能なコース
容量シェアとしてSIMカードを追加する場合、親回線はどのプラン・コースでも可能です。
新コース・既存コースのどちらでもシェアできます。
追加可能なSIMの枚数
容量シェアで追加できるSIMカードの枚数は最大4枚です。
親回線(1回線)と追加SIM4枚で、合計5枚のSIMカードで容量をシェアできます。
5枚以上で容量をシェアしたい場合は、親回線をもう1回線契約する必要があります。
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容量シェア・追加SIMの料金
容量シェアの初期費用
容量シェア用にSIMカードを追加する場合、SIMカード1枚ごとに初期費用がかかります。
初期費用は親回線の契約と同時に申し込む場合と、あとから申し込む場合で分かれます。
<親回線の契約と同時>
音声SIM | データSIM | |
---|---|---|
SIMカード 追加手数料 | ¥0 | ¥0 |
SIMカード 手配料 | ¥433 | ¥433 |
<SIMのみ後から追加する場合>
音声SIM | データSIM | |
---|---|---|
SIMカード 追加手数料 | ¥3,300 | ¥3,300 |
SIMカード 手配料 | ¥433 | ¥433 |
上表の通り、親回線の新規契約時に追加SIMも契約すればSIMカード追加手数料は無料です。
ただし、SIMカード手配料は必要です。
追加SIMのみあとから契約する場合、SIMカード追加手数料とSIMカード手配料がかかります。
SIMカード追加手数料は音声SIMとデータSIM(データ専用・SMS付SIM)で異なります。
容量シェアの月額料金
容量シェアで追加したSIIMカードには、SIMカード1枚毎に月額料金がかかります。
月額料金はSIMの種類(音声/SMS/データ)によって異なります。
音声 SIM | SMS付 SIM | データ 専用SIM | |
---|---|---|---|
月額 料金 | ¥572 | ¥572 | ¥440 |
※料金は1枚あたり
それぞれ契約するよりお得
OCNモバイルONEの容量シェアを利用すれば、複数回線をそれぞれ契約するよりお得です。
例えば家族4人でOCNモバイルONEの音声3GBプランに契約する場合、それぞれが契約すると月額料金は990円×4=3,960円です。
しかし、親回線が10GBプランを契約して容量シェアで音声SIMを3枚追加すると、6,300円になります。
それぞれ | シェアSIM | |
---|---|---|
料金 内訳 | 990円 ×4人 | 親回線:1,760円 追加:572円×3枚 |
月額 計 | ¥3,960 | ¥3,476 |
容量をシェアしたほうが月額500円ほどお得になりました。
また、月によって個人のデータ使用量は変動しますので、それぞれが3GBずつ合計12GBを契約するよりも、4人で10GBをシェアしたほうが効率が良くなります。
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容量シェアの追加SIMにMNP転入する手順
既にOCNモバイルONEに契約者がいる場合、MNP転入によりこの容量シェアの「子回線」に乗り換えることもできます。
家族全員で乗り換える場合
家族全員が他社のスマホを契約中で名義が回線ごとに異なる場合、回線の名義をすべて同じ名義に変更してからOCNモバイルONEへのMNP転入手続きをする必要があります。
名義が異なる状態ではシェアSIMへのMNP転入はできません。
例えば夫・妻・息子の3人がドコモをそれぞれの名義で契約していて、OCNモバイルONEの容量シェアに乗り換える場合は以下の手順になります。
- ドコモで妻・息子の名義を夫に変更
- ドコモのMNP予約番号取得
- 夫名義で3回線転入手続き
※1回線は通常の転入、残り2回線は追加SIMへの転入
契約者の追加SIMに転入する場合
すでにOCNモバイルONEを契約中の方の追加SIMに他社からMNP転入する場合も、乗り換え元のキャリアで名義を変更してから転入手続きをする必要があります。
例えば、夫が既にOCNモバイルONEに契約していて、あらたにドコモを使っていた妻がOCNモバイルONEにMNP転入し、夫の「子回線」となって容量を二人で分け合う、といった場合です。
手順は以下の通りです。
- 妻(ドコモ)の契約名義を夫に変更
- ドコモのMNP予約番号取得
- 夫(OCN)が回線追加手続き
まず、OCNモバイルONEで容量をシェアするためには契約名義が同一でなければならないため、ドコモで契約している妻の名義を夫に変更します。
その上で、ドコモから転出するためのMNP予約番号を取得します。
その後、OCNモバイルONEの夫が回線の追加手続きをします。
通常のMNP転入手続きのように手続きするのではなく、「こちら」からSIMカードの追加手続きします。
詳細は下記ページにこちらに記載されています。
ただし、非常に複雑なので、不明点があればチャットなどで聞きましょう。
サポート:OCNのチャットサポート
▼OCNモバイルへ乗り換える▼
その他シェアSIMの注意点
追加したSIMの名義は同一
OCNモバイルONEで容量シェアをする場合、契約名義は親回線も子回線も全て同一になります。
SIMカードごとに名義を分けることはできません。
音声は最低利用期間/違約金あり
既存コースを契約した場合、OCNモバイルONEの音声通話SIMには6ヶ月間の最低利用期間が設定されています。
新コースに最低利用期間・違約金はありません。
- 新コース:なし
- 既存コース:最低利用期間6ヶ月、違約金1000円
最低利用期間は正確には「申し込み日の10日後を含む月(=利用開始月)を1カ月目とした6カ月目の月末まで」です。
これをすぎる前に解約・MNP転出すると1,000円の解約違約金がかかります。
音声通話SIMを容量シェアとして追加した場合、追加SIMにも同じように最低利用期間と違約金が発生しますので注意してください。
なお、データSIM・SMS機能付きSIMには最低利用期間や違約金はありません。
契約中SIMは容量シェアできない
すでにOCNモバイルONEを契約中のSIMは、そのSIMカードを他の回線とのシェアSIMにまとめる事はできません。
ただし、複数回線をそれぞれ契約するよりシェアSIMにしたほうがお得なので、データSIMなら解約して新規でシェアSIMを申し込みましょう。
エントリーパッケージ不可
容量シェアでSIMカードを追加する際、エントリーパッケージは利用できません。
容量シェアの初期費用を節約するためには、容量シェアの初期費用無料キャンペーンが実施していないか確認しましょう。
追加SIM毎の使用量を確認可能
OCNモバイルONEのマイページ・アプリでは、当月のデータ使用量や残量を確認できます。
容量シェアを契約している場合、SIMカード別に使用量が表示され、誰がどれだけ使ったかが確認できます。
SIM別のデータ上限設定不可
家族で容量をシェアする場合、誰かが使いすぎてみんなが困らないようにSIMカード毎のデータ使用量の上限を設定する機能があれば便利ですが、このような機能はありません。
マイページでこまめにSIMカード別の使用量を確認し、管理してください。
追加SIMごとにかけ放題契約可
OCNモバイルONEでは10分かけ放題やトップ3かけ放題、完全かけ放題などのお得な通話オプションがあります。
容量シェアで追加したSIMでも、音声通話SIMならこの通話オプションがつけられます。
ただし、通話オプションは追加SIM1枚毎に契約が必要です。
かけ放題を共有することはできません。
追加SIMのサイズ変更
追加SIMのSIMカードサイズ(標準/micro/nano)を変更したい場合、音声SIMとデータSIMで可否が分かれます。
データSIMはサイズ変更可
データ専用SIM・SMS機能付きSIMはサイズ変更が可能です。
ただし、サイズ変更を申し込んだ時点で現在の追加SIMカードが使えなくなり、新たなSIMカードが届くまでは不通期間となります。
音声SIMはサポートセンターへ電話
音声SIMの場合もSIMカードのサイズを変更できます。
ただし、電話番号そのままでサイズ変更したい場合はカスタマーズフロントに電話で申請する必要があります。
フリーダイヤル:0120-506506
受付時間: 10:00-19:00
(日曜・祝日・年末年始を除く)
容量シェアの解約手順と注意点
シェアSIMの解約手順
容量シェアで追加したSIMは1枚毎に解約ができます。
マイページにログイン後、不要になったSIMカードを解約してください。
- マイページにログイン
- 「解約のお手続きはこちら」をタップ
- 「ご契約中のOCNモバイルONEオプションの解約」の「解約手続きをはじめる」をタップ
あとは画面に従って解約をすすめてください。
音声の追加SIMは解約金あり
繰り返しになりますが、既存コース契約者が容量シェアで音声通話SIMを追加した場合、シェアSIM1枚毎に最低利用期間が発生します。
最低利用期間は6ヶ月間(申し込み日の10日後を含む月を1カ月目とした6カ月目の月末まで)です。
この6ヶ月間の間に解約すると違約金1000円が発生しますので注意してください。
データSIM・SMS機能付きSIMに最低利用期間・違約金はありません。
また、新コース契約者は音声SIMを追加しても最低利用期間・違約金はありません。
容量シェアで使えるキャンペーン情報
OCNモバイルONEでは常にお得なキャンペーンを実施しています。
通常の契約だけでなく、容量シェアや追加SIMも初期費用無料や月額料金割引などのキャンペーンを実施している場合がありますので、実施中のキャンペーンを必ずチェックしましょう。
現在実施中のキャンペーンは下記記事に詳しくまとめています。
OCNモバイルONEの容量シェアの申し込みはこちら!
以上、OCNモバイルONEの容量シェアの活用方法と注意点でした。
OCNモバイルONEで複数回線をそれぞれ契約するより、容量シェアでSIMを追加したほうが料金がお得になります。
家族で契約される方も、一人で複数SIMを使う場合も是非容量シェアを利用してください。
すでに契約されている方の容量シェアの申し込みはマイページからどうぞ!
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契約前には必ずキャンペーン情報・セール情報を確認してください。
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