本記事では、私がおすすめの格安SIM「UQモバイル」のメリット・デメリット・欠点・契約時の注意点を解説します。
UQモバイルは格安SIMではトップクラスにおすすめです。
一日中速い通信速度と、最大1Mbps使い放題が無料で使える点に加え、全国の店舗でサポートが受けられるのが魅力です。
ただしデメリットもあり、場合によっては他キャリアの方がおすすめの場合もあります。
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UQモバイルに対する私の評価
シムラボでも実際にUQモバイルを契約して使っていますが、使ってみた感想・評価は以下のとおりです。
UQモバイルの評価一覧
- 大手3キャリアよりかなり安い
- 最低利用期間/違約金なし
- 通信速度は格安SIMで最速レベル
- M/Lは低速制限時も最大1Mbps
- データ繰り越し・低速モードあり
- 店舗があるのは安心
- 他MVNOより少し高い
- 3~15GBの間のプランがない
- 家族割がない
- データSIMなし・容量シェア不可
UQモバイルは格安SIMで最もおすすめのキャリアの一つです。
どの格安SIMにするか悩んでいる方はワイモバイルかUQモバイルのどちらかにしておけば間違いないと思います。
それくらいUQモバイルはおすすめです。
auやドコモ・ソフトバンクとサービスに大差はなく、料金は安いです。
さらに、低速モードをONにすると無料で最大1Mbpsで使い放題になるのは主要な格安SIMでUQモバイルのみです。(プランM/L)
auを契約中で月のデータ使用量が25GB以下の方、スマホ料金を毎月5000円以上払っている方は、大きなこだわりがない限り乗り換えないと損です。
最大の特徴は速度の速さ
UQモバイルの最大の特徴はなんといっても通信速度です。
格安SIMはドコモ・au・ソフトバンクに比べて速度が遅いキャリアが多いです。
特にお昼12~13時は通信制限がかかったのかと思うくらいに遅くなります。
一方、UQモバイルの速度は一日中快適です。
私も毎月UQモバイルの速度を測定していますが、UQモバイルの速度は格安SIMでトップクラスです。
最も回線が混雑するお昼でもほとんど速度が落ちません。
大手キャリアと同等の速度なので、乗り換えた後も違和感なく使えるでしょう。
auよりも料金が安い
UQモバイルの料金プランは「くりこしプラン+5G」です。
くりこしプラン+5Gは過去のプランよりも安くなり、比較的大容量のプランも選べるようになりました。
<UQモバイルの料金表>
S | M | L | |
---|---|---|---|
容量 | 3GB (7か月間5GB) |
15GB (7か月間20GB) |
25GB (7か月間30GB) |
月額 料金 |
¥1,628 | ¥2,728 | ¥3,828 |
制限時 の速度 |
最大 300Kbps |
最大 1Mbps |
|
通話 オプション |
通話かけ放題:月1,980円 10分かけ放題:月880円 通話パック60分:月550円 |
※税込
3GBのプランSは月1,628円で使えます。
また、以前は月10GBまでしか選べませんでしたが、くりこしプラン+5Gでは15GB・25GBのプランも選べます。
5Gも使えるようになったのに料金はお得になり、さらにおすすめ度がアップしました。
低速時も1Mbps使い放題
UQモバイルのプランM・Lは速度制限時でも最大1Mbpsで通信できます。
最大1MbpsならSNSやWEB閲覧はもちろん、Youtubeも360p~480p画質までなら問題なく視聴できます。
万が一容量を使い切っても、大抵のことはこれまで通り問題なくできるでしょう。
さらに、節約モードON時でも最大1Mbpsで通信できて高速通信容量は消費しません。
動画をたくさん見たいから大容量プランを契約していた方も、UQモバイルの節約モードを使えばデータ残量を減らすことなく動画見放題にできます。
他にはさらに安いMVNOも
UQモバイルの料金は安いです。
特にドコモ・au・ソフトバンクを契約中の方で、月に使う容量が25GB以下の方は月のスマホ料金を大きく節約できる可能性が高いです。
ただし、他のMVNOにはさらに安いキャリアもあります。
例えば同じau回線が選べるIIJmioのギガプランは、音声4GBが月990円です。
UQモバイルは3GBで月1,628円なので、月600円以上IIJmioの方が安いです。
ただし、UQモバイルは通信速度が一日中速く、店舗でのサポートもあります。
一方、IIJmioはお昼や夕方に速度が遅くなりますし、店舗でのサポートはほとんどありません。
速度は気にしない(=電話・メール・LINEが中心でスマホをあまり使わない)方はmineo・IIJmio・OCNモバイルONEなどもおすすめです。
しかし、個人的にはいきなりMVNOに乗り換えるのはリスクが高いのでおすすめしません。
格安スマホが初めての方は、まずはUQモバイルを使ってみて慣れたら他のMVNOも検討するのがおすすめです。
3~15GBの間のプランがない
UQモバイルのくりこしプラン+5Gで選べるのは3GB・15GB・25GBで、3GB~15GBの間が広く空いています。
3GBで足りない…という方は15GBプランになってしまいます。
私も月5~6GBくらいなので、UQモバイルだとぴったりのプランがありません。
15GBプランでも安いとはいえ、毎月データ容量がたくさん余ってしまうと損した気分になりますね。
ワイモバイルも3~15GBの間がないので、月のデータ使用量が5GB~10GBくらいの方は他のMVNOも検討しましょう。
速度が速いOCNモバイルONEなら5GB~10GBのプランが選べますし、IIJmioは4GB/8GBが選べて料金が安いです。
ワイモバイルとどっちがいい?
繰り返しになりますが、初めて格安SIMに契約する場合はワイモバイルとUQモバイルのどちらかを選んでおけば間違いないと思っています。
私もはじめはワイモバイルを契約し、そこからいろんなMVNOを契約するようになりました。
ではワイモバイルとUQモバイルのどちらを選べばよいかといえば、一長一短です。
1回線のみ契約なら料金が安く、節約モードがあるのがUQモバイルの最大のメリットです。
しかし、UQモバイルには家族割がありません。
また、複数SIMで容量をシェアするサービスはありません。
一方、ワイモバイルの「シンプルS/M/L」は料金がUQモバイルよりも高いものの、家族割で月1,188円の割引が適用されるので、2回線以上契約する場合はUQモバイルよりお得です。
また、容量シェアの仕組みもあります。
私はワイモバイルを契約していますが、一人で契約するならUQモバイルの方がおすすめです。
ワイモバイルとUQモバイルの違いを詳しく知りたい方は下記記事をお読みください。
▼SIM契約で高額のauPay還元▼
UQモバイルのデメリット・欠点
まずは実際に契約して感じたUQモバイルのデメリットや不満点を解説していきます。
特に以下のポイントには注意が必要です。
- 他のMVNOより少し料金が高い
- 3GB~15GBの間のプランがない
- データシェア不可
- 家族割がない
- 通話料半額の仕組みがない
- 機種変更時の端末価格が高い
- Androidの高性能機種がない
- 3日間の使用量で通信制限も
他MVNOより料金が少し高い
UQモバイルの料金はかなり安いです。
特にドコモ・au・ソフトバンクを契約中の方で、月に使う容量が25GB以下の方は月のスマホ料金を大きく節約できる可能性が高いです。
ただし、他のMVNOにはさらに安いキャリアもあります。
例えば同じau回線が選べるIIJmioのギガプランは、音声4GBが月990円です。
UQモバイルは3GBで月1,628円なので、IIJmioの方が月600円以上安いです。
ただし、UQモバイルは通信速度が一日中速く、店舗でのサポートもあります。
一方、IIJmioはお昼や夕方に速度が遅くなりますし、店舗でのサポートはほとんどありません。
速度は気にしない(=電話・メール・LINEが中心でスマホをあまり使わない)方はmineo・IIJmio・OCNモバイルONEなどもおすすめです。
しかし、個人的にはいきなりMVNOに乗り換えるのはリスクが高いのでおすすめしません。
格安スマホが初めての方は、まずはUQモバイルを使ってみて慣れたら他のMVNOも検討するのがおすすめです。
3~15GBの間のプランがない
UQモバイルの現在のメインプランは「くりこしプラン+5G」です。
このくりこしプラン+5Gでは15GB・25GBといった中~大容量のプランも選べます。
<UQモバイルの料金表>
S | M | L | |
---|---|---|---|
容量 | 3GB (7か月間5GB) |
15GB (7か月間20GB) |
25GB (7か月間30GB) |
月額 料金 |
¥1,628 | ¥2,728 | ¥3,828 |
制限時 の速度 |
最大 300Kbps |
最大 1Mbps |
|
通話 オプション |
通話かけ放題:月1,980円 10分かけ放題:月880円 通話パック60分:月550円 |
※税込
一方、3GBと15GBの間が広く空いています。
月のデータ使用量が5GB前後の方はプランMの15GBを契約しなければなりません。
プランMも15GBで月2,728円とかなりお得なのですが、それほど使わないのに15GBプランを契約するのはなんだか損した気分です。
ワイモバイルも3~15GBの間がないので、5~10GBの方はOCNモバイルONEやmineo、IIJmioも検討しましょう。
大容量/無制限プランがない
UQモバイルのくりこしプラン+5Gで選べる最大容量はプランLの25GBです。
増量オプションⅡに加入すれば最大7か月間は無料で30GBまで使えますが、8か月目以降は有料になります。
また、データ使い放題の無制限プランもありません。
データをたくさん使う方はUQモバイルで対応できないのがデメリットです。
動画をたくさん観る場合など、データを月25GB以上使う方はデータをどれだけ使っても月3,278円以上かからない楽天モバイルがおすすめです。
ただし、UQモバイルには節約モードが用意されています。
プランM・Lを契約中の方は、アプリから節約モードをONにすると最大1Mbpsでデータ使い放題になります。
最大1Mbpsの速度があればYoutubeも360p~480p画質でつまらずに視聴できます。
それ以上の高画質でみたい方は諦めざるを得ませんが、そこそこの画質で良い方は節約モードを活用することでたくさんのデータを使用できます。
通話料が半額にならない
他の格安SIMには、専用の通話アプリを使うことで通話料が半額になる仕組みがあります。
また、最近では「自動プレフィックス」といって、アプリを使わなくても自動で通話料金が半額になるキャリアが増えてきました。
OCNモバイルONEやIIJmioもアプリ不要で自動で半額になりました。
しかし、UQモバイルにこの仕組みはありません。
自動プレフィックス付与のサービスはありませんし、通話料が半額になる通話アプリも提供されていません。
通話が多い方はかけ放題オプションを契約するしかありません。
- 自動プレフィックス付与なし
- 通話料が半額になる専用アプリなし
最近はLINEでんわなどが普及してきたので音声通話の機会は減っているかもしれませんが、通話が多い方は少々残念です。
留守番電話が有料
UQモバイルの留守番電話は有料です。
別途「電話基本パック」(月額418円)の有料オプションに加入しないと留守番電話は使えません。
伝言メモは使えるものの、圏外や電源OFFの場合は使えません。
ライバルのワイモバイルは誰でも無料で留守番電話が使えるだけに、これはデメリットのひとつですね。
データ専用SIMがない
UQモバイルにはデータ通信専用のプランがありません。
以前は毎月3GBまで使える「データ高速プラン」と、最大500Kbpsの低速ながらデータが無制限に使える「データ無制限プラン」が選べましたが、2021年3月末で新規申込受付が終了しました。
速度の速いUQモバイルをタブレットやルーターで使いたいという方も多かったですが、今後は音声SIMを契約するしかありません。
データSIMを安く使いたい方はOCNモバイルONEかIIJmioがおすすめです。
データ容量のシェア不可
UQモバイルには、データ容量を複数のSIMカードでシェアするサービスがありません。
シェアプランがないのはデメリットのひとつです。
例えばスマホとタブレットを使っている場合には、スマホ用の音声SIMとタブレット用のデータSIMを別々に契約しなければなりません。
ライバルのワイモバイルにはシェアプランが用意されています。
私がワイモバイルを選んだ理由の一つがこれです。
家族割がない
UQモバイルにはこれまで家族割がありました。
家族でUQモバイルに契約すると、月額料金が毎月550円割引になるというサービスです。
しかしくりこしプラン+5Gは家族割は適用外です。
一人で契約してもお得なプランなのですが、家族で契約してもこれ以上お得になりません。
家族で契約される方は、自宅セット割も検討しましょう。
でんきやネットを契約する必要があるので家族割よりハードルは高いですが、プランSなら月990円で使えるようになります。
家族で契約する方は月1,188円の家族割が適用できるワイモバイルもお得です。
家族間通話の割引なし
UQモバイルには家族割はありませんし、家族間通話の割引もありません。
すでに解説したように通話料が半額になる仕組み(専用アプリ・オートプレフィックス)もありませんので、家族間の通話でも30秒あたり22円の通話料がかかります。
家族間の通話はできるだけLINEでんわなどを利用しましょう。
キャリアメールが有料
UQモバイルではキャリアメールを利用することができます。
キャリアメールとは@docomo.ne.jpや@softbanku.ne.jpといったメールアドレスです。
UQモバイルではオプションとして@uqmobile.jpのアドレスが付与されますが、月額220円かかります。
ライバルのワイモバイルは無料なので、この点はデメリットですね。
また、2021年ドコモ・au・ソフトバンクなどで使っていたアドレスを保持したまま他社に乗り換える仕組みもできましたが、月330円かかります。
取り扱いスマホ端末が少ない
UQモバイルではSIMカードとセットでスマホを購入できます。
しかし、最近は取り扱い端末がやや少なくなってしまいました。
前述したとおりiPhone12・12 mini・iPhone SE 第3世代と中古のiPhoneが購入できるのは大きなメリット・利点です。
しかし、特にAndroidが少ないのがデメリットです。
現在発売中のスマホとおすすめ機種はこちらをご覧ください。
iPhoneの発売が遅い
UQモバイルでは現在は比較的多くのiPhoneを販売していますが、アップルストアやauに比べて発売が遅いのがデメリットです。
新作のiPhoneは、まずはアップルストアとドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのみで発売されます。
UQモバイルで発売されるのはずっとあとなので、最新のiPhoneをUQモバイルで使うには「端末のみをアップルストアで買い、UQモバイルのSIMを差し替える」という作業が必要です。
ドコモ・au・ソフトバンクなら店舗やオンラインストアで最新のiPhoneが予約・購入・機種変更できるので、少々面倒ですね。
ただ、アップルストアで買ってSIMを差し替えるのは非常に簡単です。
ドコモ・au・ソフトバンクより端末が安く買える場合も多いので、ぜひ自分で機種変更するのも検討しましょう。
手順の詳細はこちらにまとめています。
Androidの高性能機種なし
前章の通り、UQモバイルはiPhoneの取り扱いは比較的豊富です。
しかし、Androidのラインナップは少ないです。
特に、Androidはエントリーモデルやミドルスペックの機種ばかりで、高性能機種がほとんどありません。
「電話・メール・LINEが中心でスマホはそれほど使わない」という方は問題ありませんが、性能にこだわる方は他で端末を買うことになります。
もちろん、動作確認端末一覧に記載のある機種ならUQモバイル以外で買った端末も使えます。
「端末のみを買ってSIMを差し替える」という作業は、一般の方にはまだまだハードルが高いです。
持ち込み端末を使う手順はこちらに記載しています。
店舗の端末価格が高い
すでに解説しましたが、UQモバイルは店舗と公式オンラインストアで端末の価格が異なります。
UQモバイル公式オンラインストアなら最大22,000円の割引が自動で適用されますが、店舗は基本的に定価です。
割引は適用されません。
店舗で端末の実機を確認し、店員さんのサポートを受けながら契約・機種変更できるのがメリットですが、端末価格は高くなってしまうので注意してください。
特に新規・MNPで契約時に端末を買う場合は最大で22,000円損です。
UQモバイルの契約は必ず公式オンラインストアで行いましょう。
契約手数料/機種変更手数料あり
UQモバイルでは、新規にSIMを契約する場合も機種変更する場合も必ず3,300円の手数料がかかります。
店舗はもちろん、オンラインで手続きしても手数料が必要です。
よく比較されるワイモバイルはオンラインで手続きすれば手数料は無料です。
次章で解説しますが、機種変更の場合はオンラインで手続きしても割高になる場合もあるので注意してください。
機種変更の端末価格が高い
前章の通り、UQモバイル公式オンラインストアで端末を購入すれば、最大22,000円の割引が適用されます。
この割引はオンライン限定で、店舗で買うと適用されません。
ただし、高額の割引が適用されるのは基本的に新規・MNPで契約する場合が中心です。
機種変更の場合は割引がないか割引額が少なく、オンラインストアで買っても端末はやや割高です。
例えばiPhone12(64GB)を例に挙げると、新規/MNPでは最大22,000円の割引が適用されますが、機種変更は5,500円割引のみです。
機種変更手数料3,300円を加えると、UQモバイルで買うよりApple Storeで買って自分で機種変更したほうが安くなってしまいます。
機種変更したい方は、Apple StoreやAmazon・楽天市場で端末のみを買って自分で機種変更したほうがお得な場合もありますので、事前に確認しましょう。
自分で持ち込み機種に機種変更する方法はこちらで解説しています。
使えないAndroid端末も
UQモバイルはau回線を使用しています。
このau回線は少々特殊で、Android端末にはau回線で使えない機種も多いのです。
au・UQモバイルで購入した以外のAndroid端末は、以下の3条件を満たさないと使えません。
- SIMフリー・SIMロック解除済
- auのバンド・周波数に対応
- au VoLTEに対応
日本国内で発売されるSIMフリー端末はドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルのLTE回線にはほぼ対応しているのですが、au VoLTE回線に対応している端末となると、数がぐっと減ります。
(最近はかなり多くなりました)
iPhoneは6S/初代SE以降なら使えますが、Androidは使えない機種が多いです。
持ち込み機種を使う場合は必ず動作確認端末一覧を確認しましょう。
3日間の使用量で通信制限あり
UQモバイルではネットワークの品質担保と利用の公平性を確保するため、直近3日間に6GB以上データ通信すると、通信速度が制限されてしまう場合があります。
3日間で6GBを超えたからといって必ず制限されるわけではなく、実際には制限されたという口コミも少ないです。
シムラボでも3日間で6GB以上使って検証しましたが、速度制限はかかりませんでした。
しかし、もしかしたら制限されるかも…と思いながら使うのは少々ストレスですね。
ドコモ・ソフトバンク回線やワイモバイルにはこの制限はありません。
また、au回線の格安SIMでは以前はこの3日6GB制限がありましたが、最近は撤廃されたキャリアが多いです。
この点はUQモバイルの大きなデメリットです。
LINEの年齢認証/ID検索不可
UQモバイルでLINEを使う際、年齢認証はできません。
年齢認証しなくても通常使う分には問題ありませんが、ID検索が不可となります。
これはUQモバイルだけではなく、格安スマホは基本的に年齢認証できませんので、格安SIM全体のデメリットといえます。
ただし、最近は格安SIMでもLINEの年齢認証ができるキャリアが増えています。
おそらく近いうちにUQモバイルでも可能になるのではないかと思います。
店舗での契約は損
UQモバイルには実店舗があるのがメリットです。
2021年7月にauショップでも取り扱いを開始したため、店舗数は一気に増えました。
しかし、店舗での契約はかなり損です。
SIMを契約する場合、UQモバイル公式ストアなら高額のauPay還元が受けられますが、店舗ではありません。
端末セット契約の場合も高額の割引が自動適用されますが、店舗では定価の場合がほとんどです。
特典 | 店舗 | オンライン ストア |
---|---|---|
SIMのみの 契約 |
なし | 高額の auPay還元 |
端末セット 機種変更 |
なし | 端末価格が 自動割引 |
店舗や家電量販店では独自のキャンペーンを実施していることがありますが、店舗に行ってみないと実施しているかわかりませんし、常時実施しているわけではありません。
店舗があるのはメリットですが、お得に契約したい方はUQモバイル公式ストアで契約するのがおすすめです。
▼SIM契約で高額のauPay還元▼
UQモバイルのメリット・利点
続いてはUQモバイルのメリット・利点について説明してきます。
シムラボでは格安SIMの中ではUQモバイルをトップクラスにおすすめしていますが、特に以下はUQモバイルの大きなメリットです。
- 通信速度が速い
- 新プランは更に料金がお得に
- 余ったデータが繰り越せる
- 5G・eSIMも使える
- M・Lは速度制限中も最大1Mbps
- 節約モードで容量使い放題
- 最低利用期間/違約金なし
- 全国に店舗がある
- 無料で15日間お試しできる
通信速度がお昼も速い
UQモバイルの最大のメリットは格安SIMの中で通信速度が安定して速いことです。
UQモバイルの通信速度は格安SIMでトップクラスです。
私も毎月速度を計測していますが、ドコモ・au・ソフトバンクとほとんど変わりません。
格安SIMがどこも遅くなるお昼の12時~13時も数十Mbpsは出ています。
5MbpsあればYoutubeの高画質動画も見れますので、UQモバイルは十分すぎる速度です。
他のMVNOはお昼になると1Mbpsを切るキャリアが多いです。
契約者数が多いmineoやIIJmioもお昼は1Mbps前後です。
速度にこだわるならUQモバイルか、同じく高速なワイモバイルのどちらかを選べば間違いありません。
auのスマホがそのまま使える
UQモバイルとauは同じ回線を使用しています。
そのため、基本的にauで購入した端末はSIMロック解除なしでそのままUQモバイルで使えます。
既にauで購入した端末をお持ちの方は、UQモバイルへの乗り換えでスマホ料金が大きく安くなります。
ただし、一部の機種はauで買ったものでもSIMロック解除が必要です。
詳細は下記記事をご確認ください。
基本料金が安い
UQモバイルの最大の特徴は、大手キャリアに比べて料金が安いことです。
私は以前ドコモを契約していましたが、その頃は月5GBのプランで毎月8,000円~9,000円ほど支払っていました。
しかし、UQモバイルのくりこしプラン+5Gなら毎月3GBで1,628円、15GBでも2,728円です。
大手キャリアからの乗り換えで毎月6,000円、年間で7万円以上の節約も可能です。
UQモバイルは料金が安いだけでなく、速度も速くて店舗サポートもあります。
ただ安いだけじゃない点もおすすめのポイントですね。
15GB・25GBも選べるように
以前のUQモバイルは月10GBプランが最大で、大容量プランがなかったのがデメリットでした。
しかし、現在の「くりこしプラン+5G」では月15GB・25GBのプランも選べます。
さらに最大7か月は無料でデータ容量が増量されます。
10GBでは足りなくて諦めていたユーザーも今後はUQモバイルが選べます。
また、15GBのプランMと25GBのプランLは速度制限時も最大1Mbpsで通信できます。
くりこしプラン+5Gの詳細はこちらにまとめています。
5Gが追加料金なしで使える
UQモバイルのくりこしプラン+5Gを契約している方は、追加料金無しで5Gが使えるようになりました。
料金とデータ容量は同じで、4Gに加え5Gが使えるようになります。
iPhone12・12 mini・iPhone SE 第3世代やGalaxy A53 5Gなどの5G対応端末も発売されました。
5Gエリアはまだ狭く、5Gでないと楽しめないコンテンツもないためそれほど気にする必要はありませんが、体験してみたい方もエリア内なら5Gが使えます。
eSIMが選べる
UQモバイルのくりこしプラン+5GではeSIMも選べます。
eSIMとは、あらかじめ端末に埋め込まれたSIMにデータを登録して使うタイプのSIMです。
契約後すぐに通話・データ通信が使えるようになることや、iPhoneで2枚のSIMを使い分けられるようになるのがメリットです。
eSIMを活用してiPhoneに2枚のSIMを入れれば、仕事とプライベートで電話番号を分けることも可能です。
私もiPhone SE 第2世代にeSIMと通常のSIMを入れて使い分けています。
料金や使える機能は通常のSIMと同じなのでほとんどの方は通常のSIMで問題ないですが、eSIMも選べると活用の幅が広がります。
eSIMの詳細はこちらで解説しています。
最低利用期間/違約金なし
UQモバイルのくりこしプラン+5Gには最低利用期間・契約解除料(違約金)はありません。
いつ解約しても違約金は取られませんので安心して契約できますね。
UQモバイルで2019年9月末までメインプランだった「おしゃべり・ぴったりプラン」には2年間の最低利用期間と高額の違約金が設定されていました。
しかし、2019年10月から主要キャリアは違約金を1,000円以下にする決まりができ、それに合わせてUQモバイルでは最低利用期間・違約金が廃止されました。
いつ解約してもOKなので安心して契約できますね。
通話オプションは選択制に
UQモバイルでは、通話をよくする方にお得な通話オプションが用意されています。
- かけ放題:月額1,870円
- 10分かけ放題:月額770円
- 通話パック60:月額550円
この通話オプションは選択制のため、不要な方は申し込み不要です。
以前のおしゃべり・ぴったりプランでは通話オプションが必ずセットだったため、通話をほとんどしない方も料金が発生していました。
しかし、くりこしプラン+5Gでは自由に選択できるオプションなのが嬉しいですね。
今後は通話をほとんどしない方もUQモバイルがお得になります。
毎月無料で料金プラン変更可
「契約時はプランSで契約したけど、毎月データ容量が足りないな…」といったことがあるかもしれません。
そんなときもUQモバイルなら大丈夫です。
プランS・M・Lの間での変更は毎月可能です。
変更はもちろん無料。
「いつもはプランSの3GBでいいけど、来月は旅行に行くから1ヶ月だけプランMにしたい」といったこともできます。
- 容量を無料で変更可能
- 通話オプションも毎月選択可
速度制限時も最大1Mbps
UQモバイルのプランMとプランLは速度制限時でも最大1Mbpsで通信できます。
(プランSは最大300kbps)
契約容量を使い切ったあとでも最大1Mbpsの速度で通信できます。
最大1MbpsならSNSやWEB閲覧はもちろん、Youtubeも360p画質くらいなら問題なく視聴できます。
さらに、節約モードON時でも最大1Mbpsで通信できて高速通信容量は消費しませんので、賢く容量を節約できます。
余った容量を翌月に繰り越し
UQモバイルには、余ったデータの繰り越しが可能です。
当月使いきれなかったデータ容量は翌月に繰り越され、翌月にたくさん使えます。
しかも、翌月は繰り越したデータ容量から先に消費されます。
よって、さらに翌月にも繰り越ししやすくなるので大変良心的です。
節約モードでデータ消費なし
UQモバイルには、「節約モード」というサービスがあります。
アプリで通信速度を節約モードに切り替えると、通信速度が低速になるかわりにデータ消費量がカウントされないというサービスです。
節約モードにしているときも、プランM・Lなら最大1Mbpsで通信できます。
SNSやWEBサイトの閲覧はもちろん、Youtubeでも480p画質なら詰まらずに視聴できます。
プランSは最大300kbpsですが、メールやLINEのやり取り、音楽ストリーミングはストレスなく通信できるでしょう。
また、ラジオ視聴もほとんど問題ありません。
節約モードにはUQモバイルの専用アプリからワンタッチで切り替えられます。
こまめに切り替えることでデータ消費がゼロになるのは非常に嬉しいですね。
光回線/電気とのセット割がお得
UQモバイルでは2021年にでんき・固定回線とのセット割「自宅セット割」を開始しました。
自宅のでんき、または光回線などの固定回線をセットで契約すると、UQモバイルのスマホ料金が毎月割引されます。
<自宅セット割の料金>
通常 | 自宅セット割 適用後 |
|
---|---|---|
S | ¥1,628 | ¥990 |
M | ¥2,728 | ¥2,090 |
L | ¥3,828 | ¥2,970 |
※税込
割引後の料金はプランSなら月990円です。
これはワイモバイルで家族割を適用した時の料金と同じです。
くりこしプラン+5Gは家族割が対象外ですが、でんきまたは固定回線とセットなら同様の割引が適用されます。
プランSが月990円で使えるのはかなりお得です。
オンラインなら端末が自動割引
UQモバイルではスマホも購入できますが、購入は公式オンラインストアが断然お得です。
UQモバイルでは店舗と公式オンラインストアで端末の価格が異なります。
店舗は新規/MNPも機種変更も基本的に定価ですが、UQモバイル公式オンラインストアなら新規/MNPの場合に最大22,000円の割引が自動で適用されます。
割引に条件はなく、ただオンラインストアで買うだけで自動的に割引が適用されます。
この割引はオンライン限定で店舗で買うと適用されないので、UQモバイルの契約は必ず公式オンラインストアで行いましょう。
次章で解説するiPhoneも公式オンラインストアで買えばApple Storeより安く購入できます。
iPhoneが買える
皆さんの中には、「スマホは絶対iPhoneじゃないと嫌だ!」という方もおられるでしょう。
でも、その点もUQモバイルなら大丈夫です。
まず、UQモバイルでは現在iPhone12・iPhone12 mini・iPhone SE 第3世代を販売しています。
また、中古のiPhone8とiPhone XR・iPhone XS/XS Maxも発売中です。
さらに、iPhone13シリーズも、アップルストアなどで端末のみを買えばUQモバイルで使えます。
もちろん機種変更も可能です。
UQモバイルでiPhoneを使う手順はこちらにまとめています。
全機種がSIMロックなしに
UQモバイルで販売されたiPhoneはこれまでSIMロックがかかっていました。
そのため、UQモバイルで買ったiPhoneに他社のSIMを入れて使いたい場合は、自身でSIMロック解除が必要でした。
しかし、2021年10月以降はSIMロックが原則禁止されたため、現在販売中の端末は全てSIMフリー・またはSIMロックが解除された状態で受け渡されます。
購入後に自身でSIMロック解除手続きをする必要はありません。
iPhoneもAndroidもSIMロック解除済みで販売されるのは嬉しいですね。
iPhoneはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの全キャリアのバンド/周波数に対応しているので、UQモバイルで買ったiPhoneに他社のSIMを入れて使うことも可能です。
SIMフリーのiPhoneも使える
前章の通り、UQモバイルでは持ち込みのiPhone13シリーズも使えます。
最新のiPhoneはauでも買えますが、他で端末のみを買ってUQモバイルで使ったほうが断然お得です。
以前にiPhone12を2年間使った場合の料金をauと比較しましたが、2年間で最大13万円もUQモバイルの方が安いです。
最も安い場合でも2年で3.6万円もUQモバイルが安いです。
iPhoneを使いたい方はUQモバイルが断然おすすめです。
iPhoneでテザリング可能
UQモバイルでiPhoneを使う際、以前はテザリングができないのが最大のネックでした。
しかし、2018年10月末以降はどのiPhoneでもテザリングが可能です。
iPhone13・12シリーズやiPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XRでもテザリング可能です。
テザリングは無料で、申し込みなども不要で誰でも使えます。
UQモバイルでLINEも使える
UQモバイルなら、もちろんLINEの使用も可能です。
ただし年齢認証ができないためID検索はできませんので注意してください。
UQモバイルは口座振替可能
UQモバイルは口座振替での支払いが可能です。
格安スマホで意外と多いのが、「支払いはクレジットカードのみ」という場合です。
UQモバイルも以前はクレジットカードのみでしたが、2017年9月より口座振替による代金支払いが可能になりました。
口座振替を希望される方は多いので、これもUQモバイルの嬉しいメリットです。
全国にUQモバイルの店舗あり
他の格安スマホ会社との大きな違いとして、UQモバイルは全国に実店舗がある点が挙げられます。
格安スマホの中には、コスト削減のため実店舗を置かず、ネットや電話のサポートのみのところがあります。
家電量販店に店舗がある格安SIMキャリアもありますが、ほとんどは契約受付のみで故障やトラブル時のサポートは受けてくれません。
しかし、UQモバイルには実店舗があります。
さらに、2021年7月からは全国のauショップでもUQモバイルの取扱いを開始したため、店舗数が一気に増えました。
スマホの契約などはオンラインストアで十分ですが、何か困ったときや緊急の場合には街のUQモバイルショップ・auショップに行けば対応してくれます。
特に初めての方は、何かあったときのために店舗があるのは安心ですね。
子供・学生向けにも最適
UQモバイルはお子様向けのスマホにも最適です。
特にお子様向けの「家族みまもりパック」というオプションが大変好評です。
このオプションは、スマホを持った家族が今どこにいるか一目でわかる「みまもりサービス」と、スマホの使用履歴を分析して教えてくれる「Filli」というサービスが利用できます。
料金が安いのでお子様にも持たせやすいですし、上記のオプションで安全面も担保できます。
また、毎年お得な学割も実施していますので、中高生にもおすすめです。
公式オンラインストアが便利
UQモバイルには店舗がたくさんあるのがメリットですが、休日や繁忙期はいつでも混雑しています。
そんなときに便利なのがUQモバイルオンラインストアです。
以下に挙げるように、オンラインストアにはメリットがたくさんあります。
- 24時間受付可能
- 待ち時間無し
- 10分で手続き完了
- 店頭に行く時間/手間/電車賃不要
- 余計なオプションを勧められない
- 送料無料
- 最短当日発送
さらに、公式ストアでSIMを契約すると高額のauPay還元、端末セット契約・機種変更なら高額の割引が自動適用されます。
この特典は店舗では受けられません。
- SIM:高額のauPay還元
- 端末:端末価格が自動割引
(機種変更も割引対象)
UQモバイルの契約・機種変更は必ず公式ストアを利用してください。
▼店舗より断然お得▼
▼SIM契約で高額のauPay還元▼
auから乗り換えのメリット/デメリット
UQモバイルは、同じKDDIグループのauから乗り換える方が多いです。
auからUQモバイルに乗り換える場合、以下のメリット・デメリットがあります。
- 月額料金が安い
- 今のスマホがそのまま使える
- 余ったデータは繰り越し
- 低速時も最大1Mbps
- 容量は最大25GB
- 最新iPhoneの発売が遅い
- 高性能機種が少ない
- メールアドレスが変わる
- 対象外のキャンペーンも
auからUQモバイルに乗り換える手順はこちらにまとめています。
auから乗り換えのメリット
月額料金が安くなる
auからUQモバイルに乗り換える最大のメリットは、月の支払額を減らせることです。
UQモバイルの料金プランはauよりかなり安いです。
以前にiPhone12を使う場合で試算したところ、2年間で最大13万円もUQモバイルの方が安くなりました。
毎月使うデータ容量によって上下はありますが、最も差が小さい場合でも2年で3.6万円もUQモバイルが安いです。
auもUQモバイルも通話やデータ通信の品質は変わりません。
店舗でのサポートも受けられますので、基本的にはUQモバイルの方がお得です。
今のスマホがそのまま使える
auとUQモバイルは同じ回線を使っています。
よって、auで使っていたスマホはUQモバイルでも使えます。
また、auで2017年8月以降に発売されたスマホなら、SIMロック解除しなくてもUQモバイルで使えます。
iPhoneの場合、iPhone7まではSIMロック解除が必要ですが、iPhone8・X以降の機種はSIMロックがかかったままでもUQモバイルで使えます。
Androidも2017年8月以降発売のスマホならUQモバイルでそのまま使えます。
auとUQモバイルは同じ周波数を使っているので、バンドが対応していないということもありません。
auから乗り換える場合はUQモバイルが断然おすすめです。
余ったデータが繰り越せる
UQモバイルの最大のメリットは余ったデータ容量を翌月に繰り越せることです。
auにはこのサービスはありません。
月によってデータ使用量の変動があっても繰り越しによって変動が吸収でき、データ容量を無駄なく使えます。
さらに翌月は繰り越した容量から先に消費してくれるので、更に翌月に繰越されやすくなります。
低速時も最大1Mbps使い放題
UQモバイルには節約モードというサービスがあります。
これは、アプリから節約モードをONにすると通信速度は低速に制限されるものの、データ容量を消費しない、というサービスです。
他の格安SIMにもこのサービスがありますが、UQモバイルは制限時の速度が速いのがメリットです。
プランSは最大300kbps、プランM・Lは最大1Mbpsで通信できます。
1Mbpsの速度があればYoutubeも360pで快適に視聴できますし、SNSやWEBサイトの閲覧もできます。
データ容量は消費しないので、無料で使い放題にできるのです。
とくにYoutubeなどの動画をたくさん観る方には大変嬉しい機能です。
動画視聴のためにauの大容量プラン/無制限プランを契約している方は、UQモバイルのプランMに乗り換えて節約モードを活用すれば大きく料金を削減できます。
auから乗り換えのデメリット
一方で、乗り換えにはデメリットもあります。
auから乗り換える前にかならずいかを確認しましょう。
容量は最大25GB
UQモバイルのくりこしプラン+5Gは、最大25GBまでしか選べません。
月25GB以上使う方は、auの大容量プラン・無制限プランのままにしましょう。
もしくはデータ使い放題・国内通話かけ放題で月3,278円の楽天モバイルもおすすめです。
ただし、UQモバイルのプランM・Lは節約モードが無料で使えます。
節約モードをONにすれば最大1Mbpsの速度でデータ容量が使い放題になるので、動画を見る場合などに活用すれば大きく容量を削減できます。
Youtubeも360p画質ならつまらずに快適に視聴できます。
iPhoneの発売が遅い
UQモバイルでは現在は比較的多くのiPhoneを販売していますが、auに比べて発売が遅いのがデメリットです。
新作のiPhoneは、まずはアップルストアとドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのみで発売されます。
UQモバイルで発売されるのはずっとあとなので、最新のiPhoneをUQモバイルで使うには「端末のみをアップルストアで買い、UQモバイルのSIMを差し替える」という作業が必要です。
ドコモ・au・ソフトバンクなら店舗やオンラインストアで最新のiPhoneが予約・購入・機種変更できるので、少々面倒ですね。
ただ、アップルストアで買ってSIMを差し替えるのは非常に簡単です。
ドコモ・au・ソフトバンクより端末が安く買える場合も多いので、ぜひ自分で機種変更するのも検討しましょう。
手順の詳細はこちらにまとめています。
Androidの高性能機種なし
UQモバイルはiPhone12・12 mini・iPhone SE 第3世代に加え中古iPhoneも販売しており、ラインナップは比較的豊富です。
しかし、Androidの取扱機種は少ないです。
特に、Androidはエントリーモデルやミドルスペックの機種ばかりで、高性能機種がほとんどありません。
「電話・メール・LINEが中心でスマホはそれほど使わない」という方は問題ありませんが、性能にこだわる方は他で端末を買うことになります。
もちろん、動作確認端末一覧に記載のある機種ならUQモバイル以外で買った端末も使えます。
「端末のみを買ってSIMを差し替える」という作業は、一般の方にはまだまだハードルが高いです。
持ち込み端末を使う手順はこちらに記載しています。
メールアドレスが変わる
auでもUQモバイルでもキャリアメールが使えますが、通常はメールアドレスが変わります。
UQモバイルのキャリアメールに加入しても、@au.com/@ezweb.ne.jpのアドレスは使えず、@uqmobile.jpが新たに付与されます。
2021年ドコモ・au・ソフトバンクなどで使っていたアドレスを保持したまま他社に乗り換える仕組みもできましたが、月330円かかります。
キャリアメールを使っている方はだんだん減っていると思いますが、現在でも使用中の方は注意してください。
個人的にはどこでも使えるGメールやLINEに移行するのがおすすめですが、今でもキャリアメールをガンガン使っている方も多いです。(私の両親もまだ使っています)
キャリアメールのアドレスを変えたくない方・変えられない方はauのままか、月330円を払い続ける必要があります。
対象外のキャンペーンも
UQモバイルでは常時お得なキャンペーンを実施しています。
しかし、au/povoから乗り換えの場合は対象外のキャンペーンもあります。
SIMのみ契約する場合、高額のauPayが還元されますが、au・povoから乗り換え時は対象外です。
また、オンライン限定の端末割引もau/povoからの乗り換えは対象外です。
au/povoから乗り換える場合は、SIMのみで乗り換えて機種変更したほうが安い場合もあります。(機種変更では割引がない機種もあるので注意)
auからUQモバイルに乗り換える手順はこちらにまとめています。
現在実施中のお得なキャンペーン
これまでUQモバイルのメリット・デメリットを解説してきましたが、格安SIMの中ではUQモバイルは一番おすすめです。
これからUQモバイルに契約する方は必ず下記キャンペーン・セールを適用しましょう。
さらにお得に契約できます。
SIM契約でau Pay残高還元
▼SIM・eSIM契約でお得▼
(4/3まではさらにお得)
UQモバイル公式ストアでは、SIM契約時にauPay残高還元キャンペーンを実施しています。
SIM単体で契約する場合は必ず公式サイトで契約しましょう。
還元額は新規契約/MNP乗り換えとプランによって異なります。
MNP(他社から乗り換え)の方は4月3日までさらに3,000円分が貰えます。
<SIM契約時のau Pay進呈額>
契約 | プラン | 還元額 | |
---|---|---|---|
通常の SIM |
新規 | S | 3,000円分 |
M・L | 3,000円分 (18歳以下は7,000円分) |
||
MNP | S | 9,000円分 | |
M・L | 13,000円分 | ||
eSIM | 新規 | S | 6,000円分 |
M・L | 6,000円分 (18歳以下は10,000円分) |
||
MNP | S | 12,000円分 | |
M・L | 16,000円分 |
※増量オプションⅡ加入時
※MNPはau/povo1.0からの乗り換えを除く
※詳細はこちら
上記のうち、のりかえ(MNP)は増量オプションⅡに加入した場合の還元額です。
増量オプションⅡは最大7か月無料なので、UQモバイルに契約時には必ず申し込みましょう。
さらにeSIMなら3,000円分増額中です。
今後はeSIMが主流になっていくので、eSIMにチャレンジしたい方は今のうちに申し込みましょう。
また、2023年4月3日まで18歳以下の方が新規契約でSIM・eSIMのみに契約した場合もお得です。
4,000円分のauPAYがもらえるので、最大で10,000円分貰えます。
このauPay残高還元キャンペーンはUQモバイル公式ストアのみで実施しています。
店舗では実施していませんので注意してください。
対象プランはくりこしプラン+5Gのみで、端末セット契約は対象外です。
▼SIM契約で高額のauPay還元▼
端末が最大2.2万円割引
UQモバイルでは、公式オンラインストアで端末を購入した場合に端末価格が最大2.2万円割引になるキャンペーンを実施しています。
なお、新規契約・MNPの場合、割引額は増量オプションⅡに加入すると還元額が増えます。
増量オプションⅡは最大7か月無料なので、UQモバイルに契約時には必ず申し込みましょう。
対象端末と割引後の端末価格は以下のとおりです。
<iPhoneのオンライン価格>
端末 | 新規 | MNP | 機種変更 番号移行 |
---|---|---|---|
iPhone SE 第3世代 64GB |
¥59,935 | ¥48,935 | ¥70,935 |
iPhone SE 第3世代 128GB |
¥71,190 | ¥60,190 | ¥82,190 |
iPhone SE 第3世代 256GB |
¥92,415 | ¥81,415 | ¥103,415 |
iPhone12 64GB |
¥95,355 | ¥89,855 | ¥106,355 |
iPhone SE 第2世代 64GB |
¥33,265 | ¥33,265 | ¥44,265 |
iPhone SE 第2世代 128GB |
¥39,250 | ¥39,250 | ¥55,200 |
※新規・MNPは増量オプションⅡ加入時
<中古iPhoneのオンライン価格>
端末 | 新規 | MNP | 機種変更 番号移行 |
---|---|---|---|
iPhone12 64GB |
¥44,440 | ¥33,440 | ¥55,440 |
iPhone12 128GB |
¥51,640 | ¥40,640 | ¥62,640 |
iPhone12 Pro 128GB |
¥64,600 | ¥53,600 | ¥75,600 |
iPhone12 Pro 256GB |
¥68,920 | ¥57,920 | ¥79,920 |
iPhone SE 第2世代 64GB |
¥15,800 | ¥4,800 | ¥26,800 |
iPhone SE 第2世代 128GB |
¥20,900 | ¥9,900 | ¥31,900 |
iPhone11 Pro 256GB |
¥53,000 | ¥42,000 | ¥64,000 |
iPhone XS Max 64GB |
¥37,760 | ¥37,760 | ¥59,760 |
iPhone XS 64GB |
¥22,000 | ¥16,500 | ¥38,500 |
※新規・MNPは増量オプションⅡ加入時
詳細:iPhone(au Certified)| UQモバイル
<Androidのオンライン価格>
端末 | 新規 | MNP | 機種変更 番号移行 |
---|---|---|---|
AQUOS sense7 |
¥48,500 | ¥37,500 | ¥59,500 |
Galaxy A23 5G |
¥20,460 | ¥9,460 | ¥31,460 |
Xperia 10 Ⅳ |
¥58,985 | ¥47,985 | ¥69,985 |
OPPO Reno7 A |
¥32,720 | ¥21,720 | ¥43,720 |
Xperia Ace III |
¥22,415 | ¥11,415 | ¥33,415 |
Galaxy A53 5G |
¥48,835 | ¥37,835 | ¥59,835 |
arrows We |
¥1,430 | ¥1,430 | ¥23,430 |
Redmi Note 10 JE |
¥8,965 | ¥3,465 | ¥25,465 |
BASIO 4 |
¥550 | ¥550 | ¥11,000 |
OPPO A54 5G |
¥5,500 | ¥550 | ¥22,000 |
※新規・MNPは増量オプションⅡ加入時
iPhone12やiPhone SE 第3世代も大幅値引きになりますし、Androidスマホも最安で550円から購入できます。
さらにGalaxy A23 5G・arrows We・Redmi Note 10 JEはオンライン限定で通常よりさらに最大5,500円割引されるセールを実施中です。
この割引が適用されるのはUQモバイル公式ストアで購入した場合のみです。
店舗や家電量販店では実施していません。
端末購入・機種変更は必ずオンラインストアで行いましょう。
▼割引機種購入はこちら▼
22歳以下は端末購入で1万円還元
UQモバイルでは22歳以下の方限定で端末がお得なキャンペーンを実施中です。
契約者または利用者が22歳以下の方がUQモバイルに新規契約する際に対象端末を買うと、1万円分のauPayが還元されます。
未成年の方はMNPやau・povoからの移行は対象外です。
以前は対象端末は2機種のみでしたが、2022年12月に大幅に増えました。
18歳以下の方は現在実施中の「UQ親子応援割」とも併用できるのでさらにお得に契約できます。
<iPhoneの対象機種>
端末 | 新規 | MNP | 機種変更 番号移行 |
---|---|---|---|
iPhone SE 第3世代 64GB |
¥59,935 +1万円分 |
¥48,935 | ¥70,935 |
iPhone SE 第3世代 128GB |
¥71,190 +1万円分 |
¥60,190 | ¥82,190 |
<中古iPhoneの対象機種>
端末 | 新規 | MNP | 機種変更 番号移行 |
---|---|---|---|
iPhone12 64GB |
¥44,440 +1万円分 |
¥33,440 | ¥55,440 |
iPhone12 128GB |
¥51,640 +1万円分 |
¥40,640 | ¥62,640 |
iPhone12 Pro 128GB |
¥64,600 +1万円分 |
¥53,600 | ¥75,600 |
iPhone12 Pro 256GB |
¥68,920 +1万円分 |
¥57,920 | ¥79,920 |
iPhone SE 第2世代 64GB |
¥15,800 +1万円分 |
¥4,800 | ¥26,800 |
iPhone SE 第2世代 128GB |
¥20,900 +1万円分 |
¥9,900 | ¥31,900 |
<Androidの対象機種>
端末 | 新規 | MNP | 機種変更 番号移行 |
---|---|---|---|
AQUOS sense7 |
¥48,500 +1万円分 |
¥37,500 | ¥59,500 |
Galaxy A23 5G |
¥25,960 +1万円分 |
¥14,960 | ¥36,960 |
Xperia 10 Ⅳ |
¥58,985 +1万円分 |
¥47,985 | ¥69,985 |
Xperia Ace III |
¥22,415 +1万円分 |
¥4,265 | ¥26,265 |
Galaxy A53 5G |
¥48,835 +1万円分 |
¥37,835 | ¥59,835 |
おすすめはiPhone SE 第3世代とGalaxy A53 5Gです。
iPhoneならiPhone SE 第3世代にしましょう。
AppleStoreではiPhone14・iPhone13シリーズも販売中ですが、性能はiPhone SE 第3世代でも十分高性能です。
また、中古のiPhone12・iPhone12 Proも安くておすすめです。
アンドロイドスマホならGalaxy A53 5Gがおすすめです。
CPUもなかなかの性能で、画面が大きいので動画を見たりゲームをするのにもおすすめです。
シムラボでも実機レビューしているのでぜひ参考にしてください。
その他のおすすめ機種はこちらにまとめています。
▼22歳以下は超お得▼
iPhone/Androidでau Pay還元
UQモバイルオンラインストアでは、新規契約でくりこしプラン+5Gに契約する方が対象のiPhone・アンドロイドスマホを購入すると、5,000円分のau Pay残高が還元されるキャンペーンを実施中です。
対象端末はiPhone12とRedmi Note 10 JEのみで、新規契約で契約する方のみです。
MNP乗り換えや機種変更、au・povo1.0から乗り換えの方は対象外なので注意してください。
ただしMNP乗り換えの場合は新規契約よりオンラインストア限定割引の額が大きいのでお得です。
▼本キャンペーンの詳細▼
▼スマホ購入は今がお得▼
UQ親子応援割
UQモバイルでは2022年11月18日から学割キャンペーン「UQ親子応援割」を実施しています。
対象は5~18歳以下の方とその家族で、くりこしプラン+5GのプランMまたはLの契約・プラン変更が必要です。
- プラン:くりこしプラン+5G(M/L)
- 対象者:5~18歳とその家族
割引額は1回線目と2回線目以降で異なります。
1回線目の割引額はプランMが月550円、プランLが月770円と少なめです。
一方、2回線目以降の割引額はプランMが月1,738円、プランLが月1,958円です。
UQ親子応援割は家族みんなで乗り換えるとお得ですね。
<親子応援割適用時の料金表>
プランM 1回線目 |
プランM 2回線目~ |
プランL 1回線目 |
プランL 2回線目~ |
|
---|---|---|---|---|
基本 料金 |
¥2,728 | ¥2,728 | ¥3,828 | ¥3,828 |
割引額 | -¥550 | -¥1,738 | -¥770 | -¥1,958 |
1年間 の料金 |
¥2,178 | ¥990 | ¥3,058 | ¥1,870 |
※税込
このUQ親子応援割は先ほど紹介したSIMのみ契約時のauPay還元や最大2.2万円の端末割引などのオンライン限定キャンペーンとも併用可能です。
できるだけUQモバイル公式ストアで契約しましょう。
UQ親子応援割の条件や注意点、申し込み方法はこちらにまとめています。
その他キャンペーンはこちらにまとめています。
UQモバイルの契約はこちらから!
以上、UQモバイルのメリット・デメリットの解説でした。
料金が格安なのにも関わらず通信速度は安定して速く、データ繰り越しもできるUQモバイルは非常におすすめです。
どの格安SIMにするか悩んでいる方はUQモバイルにしておけば間違いないと思います。
これからUQモバイルに契約する方は、必ずUQモバイル公式ストアで契約しましょう。
SIMのみ契約も端末セット契約も、店舗よりかなりお得です。
▼店舗より断然お得▼
▼SIM契約で高額のauPay還元▼