本記事では、ワイモバイルを契約してから3年目以降の料金・データ量がどうなるか解説します。
3年目に入るタイミングで機種変更した方が良いのか、ワイモバイルから乗り換えた方がいいのか、継続更新した方がいいのか、この記事をよく読んで判断してください。
個人的にはシンプルプランに変更するのが一番おすすめです。
契約3年目の変化・対応まとめ
3年目突入時の変化まとめ
これから、3年目に入る際に起きる変化を詳しく解説していきますが、結論は以下のとおりです。
- 契約更新月は24~26ヶ月目の3ヶ月
- 2年経ったらプラン変更がおすすめ
- 3年目も継続だと、端末分だけ料金が安くなるがデータ増量は有料に
- 機種変更するとデータ容量増量は無料のままだが、新たに機種代の支払いスタート
(ワンキュッパ割はなし) - 他社への乗り換えは契約更新月内に
- おすすめの乗り換え先はUQモバイル
対応別メリット・デメリット
結論から言うと、以下のメリット・デメリットが発生します。
継続更新のメリット・デメリット
- 端末代金分だけ支払額が安くなる
- 特段手続き不要
- 無料のデータ増量が終了
- 同じ容量を使うには550円/月必要
プラン変更のメリット・デメリット
- 2年経過後はいつでも変更可
- 新プランは縛り期間/違約金なし
- 特になし
機種変更のメリット・デメリット
- 新しい機種が使える
- データ増量無料が更に2年間更新
- ワンキュッパ割は適用されない
- 新たに機種代金の支払いが開始
他社に乗り換えのメリット・デメリット
- 乗り換えはUQモバイルがおすすめ
- UQならキャッシュバック適用可
- 解約⇒MNP乗り換え手続きが必要
ここから、上記について一つずつ詳しく解説していきます。
3年目突入前に契約を見直そう
スマホプランの最低利用期間
2019年9月末まではスマホプランがメインのプランでした。
スマホプランS/M/Lは、月々の基本料金が安くなるかわりに、24ヶ月の継続使用を前提としているプランです。
よって、契約から24ヶ月以上経過する前に解約・乗り換えすると、契約解除料(違約金)として税込10,450円がかかります。
ただし、シンプルS/M/Lにプラン変更する場合は契約解除料はかかりません。
また、スマホプラン内の容量変更(S/M/L間の変更)に手数料はかかりません。
容量・割引も3年目に変化
また、データ容量増量キャンペーンなどの各種キャンペーンや割引も、この24ヶ月をひとつの節目として設定されています。
よって、契約から24ヶ月経過したタイミングは、契約プランを見直したり、他社への移行を検討する絶好の機会なのです。
契約更新月は24~26ヶ月目
契約から2年経つと、「契約更新月」(契約更新期間)にはいります。
この契約更新月の間であれば、プランを変更したり解約しても契約解除料(違約金)がかかりません。
ワイモバイルの場合契約更新月は契約から24~26ヶ月の3ヶ月間です。
契約更新月は、「マイワイモバイル」や自動音声応答サービスで確認することができます。
3年目に起こるデータ/料金の変化
さて、冒頭でスマホプランや各種キャンペーンは24か月を節目として設定していると書きました。
では、契約から3年目以降には具体的にどのような変化が起きるのでしょうか。
3年目以降の料金の変化
2年後・3年目におきる変化の1つ目は、端末代金の分割払いが終わることです。
よって、これまで基本料金に上乗せされていた端末代金の請求がなくなり、月々の支払額が安くなります。
例えば「iPhone7(32GB)」を購入した方の場合、契約から2年間は月々1,404円を端末代金として支払います。
しかし、24ヶ月間で分割支払が完了するため、3年目から月々の支払額が1,404円安くなります。
3年目以降のデータ容量の変化
変化の2つ目は、データ容量増量オプション無料キャンペーンが終了することです。
データ増量無料キャンペーンとは、その名のとおり、各スマホプランのデータ容量を増量するオプション(通常550円/月)が無料になるキャンペーンです。
新規契約・MNP転入と同時に2年間自動的にオプション料金が無料になります。
これは、契約翌月から24ヶ月間の期間限定キャンペーンです。
よって、契約翌月から25ヶ月目以降も同じデータ容量を使用したい場合、容量を増量するオプション料金として毎月550円を支払う必要があります。
想定より使用するデータ量が大幅に少なかった場合は問題ないかもしれません。
しかし、ほとんどの場合データ容量が減ると困り、550円/月を支払うことになるでしょう。
端末代金の支払が無くなった分と550円の加算を計算し、3年目の支払額を算出しましょう。
3年目にプラン変更したらどうなる?
現在、ワイモバイルのメインプランは「シンプルS/M/L」です。
シンプルプランは最低利用期間・違約金がないので、いつでも自由に解約・MNP転出できます。
<シンプルS/M/Lの料金表>
プラン | S | M | L |
---|---|---|---|
データ 容量 | 3GB 1年間:5GB | 15GB 1年間:20GB | 25GB 1年間:30GB |
月額 料金 | ¥2,178 | ¥3,278 | ¥4,158 |
家族割・ おうち割 適用後料金 | ¥990 | ¥2,090 | ¥2,970 |
制限時の 最大速度 | 最大 300kbps | 最大 1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 10分かけ放題:+770円 かけ放題:+1,870円 |
※税込
※データ容量は1年間無料で増量
シンプルプランにプラン変更
現在スマホプランを契約中の方は、早めにシンプルプランにプラン変更するのが一番おすすめです。
スマホプランからシンプルプランへのプラン変更であれば、最低利用期間内でも契約更新月以外でも違約金はかかりません。
シンプルプランに変更すれば最低利用期間・違約金がなくなります。
スマホプランを継続もできますが、特にメリットはないのでシンプルS/M/Lに変更しましょう。
プラン変更で違約金は不要
前章のとおり、スマホプランからシンプルS/M/Lに変更すると違約金は免除されます。
以前は「2年以上経過」または「機種変更と同時」でないと違約金は免除されませんでしたが、現在はいつプラン変更しても違約金はかかりません。
特に解約・乗り換えを検討している方は、早めにプラン変更しましょう。
スマホプランのままだと契約更新月以外は違約金がかかりますが、シンプルS/M/Lにプラン変更してから解約するといつでも違約金はかかりません。
スマホプランを継続するメリットはありませんので、3年目に突入したらシンプルS/M/Lに変更しましょう。
3年目も継続更新したらどうなる?
契約から3年目に突入し、何もせず(他社への乗り換えなし・機種変更なし)にそのまま同じ端末を使い続ける場合にはこうなります。
- 端末代金分だけ料金が安くなる
- データ容量が少なくなる
⇒同じ分を使うには月550円必要
注意点は、データ増量キャンペーンが終了し、データ容量が減ってしまうことです。
これまでと同じデータ容量を使うためには、月額550円かかります。
ただし、端末代金を24回払いしていた方は端末代金の支払いが終わり、月の支払い額は減ります。
現在使用している端末に不満がなければ、そのまま使い続けてもよいかもしれません。
ちなみに、3年目以降は好きなタイミングで機種変更できますので、使えなくなるまで使い倒してもよいでしょう。
3年目に機種変更したらどうなる?
機種変更時の変化まとめ
契約から2年が経過したタイミングで機種変更した場合には、こうなります。
- 新たに端末代金支払が開始
- 月々の基本料金は2年目と同じ
- ワンキュッパ割は適用されない
プラン変更がおすすめ
機種変更される方は、機種変更と同時にシンプルS/M/Lにプラン変更しましょう。
ワイモバイル公式ストアで機種変更手続きする場合、シンプルS/M/Lへのプラン変更が必須です。
店舗ならスマホプランのまま機種変更もできますが、メリットはありません。
スマホプランで機種変更する場合
もしスマホプランのまま機種変更した場合、ワンキュッパ割や新規割は適用されませんので基本料金は2年目と同じ額です。
また、機種変更で新しい端末を購入するため、新たに分割された端末代金が基本料金に上乗せされます。
ただし、機種変更するとデータ容量増量オプションが再適用されますので、データ容量は無料で増量されます。
補足:機種変更のタイミング
よく勘違いされるのですが、機種変更で違約金(契約解除料)は発生しません。
また、機種変更は基本的にいつでもできます。
24回払いを選択した場合、支払いが完了する前でも機種変更は可能です。
ただしスマホプランの場合、機種購入後2年間は端末代金を支払う代わりに「月額割引」という基本料金の割引が適用されてます。
ですが、2年以内に機種変更するとこの割引がなくなるので少々損になります。
機種変更は24回払いを終えた後がおすすめです。
▼機種変更はこちら▼
3年目に乗り換えたらどうなる?
解約・乗り換えは3年目突入前に
もしワイモバイルに不満があり、ワイモバイルから他社に乗り換えたいという方は、3年目突入前の契約更新月(24~26か月目)に乗り換えましょう。
このタイミングであれば契約解除料(違約金)がかかりません。
また、契約更新月以外でも一度シンプルS/M/Lに変更してから乗り換えれば違約金はかかりません。
どのスマホキャリアも他社から乗り換えてきた顧客に対し最もお得な料金プランを提示することが多いです。
そのため、乗り換え先で安くスマホを使うことができます。
なお、他社に番号そのままで乗り換える場合は、ワイモバイルと新たな乗り換え先の両方で手数料が発生します。
しかし、乗り換えにより月々の料金が抑えられます。
加えて乗り換えによりキャッシュバック等の特典を受けられるチャンスもあるので、結果的に乗り換えたほうがお得になる場合が多いです。
乗り換えのデメリット
ただし、他社に乗り換えるのにはメリット・デメリットがあります。
下記を参考に判断してください。
- 月々の料金を下げられる
- 新しい機種が使える
- 契約解除料・違約金不要
- 今の端末は下取り可能
- 移行による各種特典のチャンスも
- 慣れない会社への変更が不安
- 手続きがめんどくさい
- 乗り換えに各種手数料がかかる
乗り換えならおすすめはこの3社
この3社なら通信速度が速い
ワイモバイルから他社に乗り換えるなら、私のおすすめはこの3社です。
- UQモバイル
- 楽天モバイルアンリミット
- OCNモバイルONE
UQモバイルとOCNモバイルONEは格安SIMの中で通信速度が速く、ワイモバイルから乗り換えても違和感なく使えます。
私の計測結果では、通常時の速度はどの2社も同じくらい快適です。
最も回線が混雑するお昼12時~13時は、UQモバイルは通常時と変わらず快適ですが、OCNモバイルONEは5~10Mbps程度に落ちてしまいます。
ただ、スマホの通信速度は5Mbpsもあれば十分です。
UQモバイルとOCNモバイルONEなら問題なく使えるでしょう。
通信速度は地域や環境によって変動するので一概には言えませんが、これ以外の格安SIMキャリアはあまりおすすめしません。
また、月額3,278円でデータ使い放題・通話し放題の楽天モバイルもおすすめです。
ワイモバイル・UQモバイルよりお得ですが、色々制限が多いので注意が必要です。
UQモバイルはおすすめ
この中でも特にUQモバイルはおすすすめです。
- 1回線ならYmobileより安い
- Ymobileと同等に速度が速い
- 余ったデータは繰り越し可能
- M・Lは低速時も最大1Mbps
- 低速モードに切替可能
- 店舗も全国にある
- 2回線以上ならYmobileが安い
- 家族割はない
UQモバイルは快適な通信速度と店舗がある点がメリットです。
さらに、1回線だけならワイモバイルより料金が安いです。
容量が余っている間も低速モードに切り替えればデータ通信速度が消費されません。
SIMのみ契約時には公式サイト限定のキャッシュバックも受けられます。
手間でなければ一番おすすめの乗り換え先です。
ただし、家族割はないので、2回線以上契約する場合はワイモバイルの方がお得です。
▼乗り換えならUQがおすすめ▼
▼SIM契約で高額還元中▼
楽天モバイルUN-LIMIT
2020年からサービスがスタートした楽天モバイルアンリミットへの乗り換えもおすすめです。
月額3,278円でデータ使い放題・通話し放題の衝撃的な価格が魅力です。
2021年4月から開始の新料金プランでは、月のデータ使用量が1GB以下なら無料で使えます。
ただしデメリットも多く、乗り換え時には注意が必要です。
- 段階制料金で1GB以下なら無料
- 3,278円でデータ使い放題
- キャンペーンが超豪華
- 通信速度は速い
- 通信はまだ不安定
- 使えるスマホが少ない
最大のメリットは料金の安さとキャンペーンのお得さです。
端末セットで契約する場合、実質0円以下で人気端末が購入できます。
一方、使える端末やエリアに制限があります。
サポート体制もまだ十分でないため、自分で色々調べて解決できる方でないと使いこなせないでしょう。
かなりお得なのですが色々と制限も多いので、必ず下記記事を読んでから乗り換えましょう。
▼超豪華キャンペーン中▼
契約3年目以降の変化・対応まとめ
3年目以降の変化まとめ
これまでの内容をまとめると、3年目の変化はこうなります。
- 契約更新月は24~26ヶ月目の3ヶ月
- プラン変更が一番おすすめ
- 3年目も継続だと、端末分だけ料金が安くなるがデータ増量は有料に
- 機種変更するとデータ容量増量は無料のままだが、新たに機種代の支払いスタート
(ワンキュッパ割はなし) - 他社への乗り換えは契約更新月内に
- おすすめの乗り換え先は3社、特に「UQモバイル」がおすすめ
ワイモバイルの契約3年目突入時に乗り換えや機種変更でお得に
以上、ワイモバイルで契約から3年目以降の変化とおすすめの対応の解説でした。
本文でも解説したとおり、3年目突入時にデータ容量・料金が変化します。
ワイモバイルを継続利用される方は、早めにシンプルプランにプラン変更しましょう。
シンプルS/M/Lへのプラン変更ならいつプラン変更しても違約金はかかりません。
他社に乗り換える方は、24~26ヶ月目の契約更新月を逃さないようにしましょう。
▼最もおすすめはUQモバイル▼
一方、このタイミングで機種変更するのもOKです。
オンラインなら店舗よりお得に機種変更できますので、オンラインで手続きしましょう。
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