本記事ではAndroid One X1のスペックや中古の使い方を解説します。
Android One X1はワイモバイルでの販売は終了しましたが、中古で買ったり使ったりできます。
SIMロック解除すればソフトバンク系格安SIMでも使えます。
ただし、発売から時期が経過し性能はかなり低くなりました。
ワイモバイルでは1円からスマホが買えますので、オンラインストアで新しいスマホを買ったほうがお得です。
Android One X1の価格
ワイモバイルで販売終了
ワイモバイルでのAndroid One X1の販売は終了しました。
X1は今となってはかなり性能が低いので、これから端末を買う方は「ワイモバイルのおすすめ機種ランキング」で端末を探してください。
中古なら端末のみが買える
Android One X1はワイモバイルでは販売終了ですが、中古スマホ店などではまだ購入できます。
とくにイオシスやじゃんぱらではAndroid One X1の未使用品・中古品が格安で購入できます。
X1はワイモバイルはもちろん、SIMロック解除すればソフトバンク回線の格安SIMでも使えます。
在庫は少なめなので、見つけたら即買いしましょう。
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SIMロック解除手順
Android One X1はSIMロックがかかっています。
ワイモバイルのSIMならSIMロックされたままでも使えます。
一方、ソフトバンク回線の格安SIMで使う場合には、SIMロック解除が必要です。
SIMロック解除の方法は下記ページを参照ください。
Android One X1はドコモ・au回線の一部バンドに非対応なので、使用はおすすめしません。
使用キャリア | 使用可否と ロック解除 |
---|---|
ワイモバイル | ◎ |
ソフトバンク LINEMO SB回線の格安SIM |
◯ |
ドコモ au ドコモ・au回線の 格安SIM |
× |
◎:解除不要で使える
◯:解除すれば使える
×:使えない/使用非推奨
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他社でも使える?
Android One X1はSIMロックがかかっていますが、SIMロックを解除すれば他社でも使えます。
SIMロック解除はオンラインなら無料で可能です。
ただし、Android One X1はワイモバイル・ソフトバンク回線のバンドにしか対応していません。
よって、ソフトバンクやLINEモバイル・mineoのソフトバンク回線では使えますが、ドコモ・au回線を使った格安SIMでは使えません。
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Android One X1の対応バンド
対応バンド・周波数一覧
Android One X1の対応バンド・周波数は以下の通りです。
- LTE:バンド1/3/8/11
- 3G:バンド1/8
ドコモ系MVNOは非推奨
ドコモ回線で使用するFDD-LTEのバンドは1・3・19です。
Android One X1はLTEバンドの1・3には対応しています。
一方、地下や郊外でも繋がるバンド19には対応していません。
また、3G(WCDMA)のバンド6にも非対応のため、山間部での3G通話・データ通信も難しくなります。
SIMロック解除すればドコモ回線でも使えないことはないですが、基本的にはドコモ回線での使用はおすすめしません。
ソフトバンク回線に対応
Android One X1はソフトバンクの主要なバンド(LTE:1/3/8、3G:1/8)に対応しています。
よって、ワイモバイルはもちろん、SIMロック解除すればソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
au回線・UQモバイルは不可
au・au系格安SIMが主に使用しているLTE:バンド1/18/26には非対応です。
そのため、Android One X1はau回線を使った格安SIMでは使用不可です。
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Android One X1のスペック
Android One X1の発売日
Android One X1の発売日は2017年6月30日です。
デザイン・カラー
色は黒、グリーン、白の3種類です。
主な機能
有無 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | ○ |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
赤外線通信 | – |
スペック詳細
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
W74× H152× D8.9 |
本体の 重さ |
約169g |
画面 サイズ |
約5.3インチ |
解像度 | 1,920 × 1,080 (フルHD) |
バッテリー 容量 |
3,900mAh |
搭載 OS |
Android 7.1 |
CPU | Snapdragon435 (クアッドコア) 1.4GHz + 1.1GHz |
メモリー (ROM) |
32GB |
メモリー (RAM) |
3GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大256GB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,640万画素 |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
SIMロック?SIMフリー?
ワイモバイルのAndroid One X1はSIMロックがかかっています。
一定の条件を満たせばSIMロック解除が可能です。
店舗でも解除できますが、オンラインなら無料です。
中古端末やワイモバイルの回線を契約していない方も無料で解除可能です。
付属品・同梱品
Android One X1はクイックスタートガイド・説明書以外のものは付属されていません。
ACアダプタやUSBケーブル、クリアケースやフィルムなどは各自購入が必要です。
なお、USB端子はUSB Type-Cです。
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ベンチマークスコア
Geekbench
Android One X1のベンチマークをGeekbenchで計測した結果は以下の通りです。
- シングル:126
- マルチ:637
antutu
Android One X1のantutuのベンチマークスコア(総合)は6万前後です。
Snapdragon435と3GBなので、AQUOS senseなどとほぼ同じ数値になっています。
Android One X1の特徴
おサイフケータイ搭載
Android One X1は、アンドロイドワンシリーズで初めておサイフケータイ機能を搭載した機種です。
あらためて言いますが、おサイフケータイってめっちゃ便利です。
常に持ち歩いているスマホがあれば、カードを常に何枚も持ち歩かなくてOK!
財布の中が軽くなりますし、忘れてポイントがつかない!!なんてこともありません。
Android Payにも対応
Android One X1はおサイフケータイに加え、Android Payにも対応しています。
Android Pay(アンドロイドペイ)はまだまだ発展途上のため、現時点で使える機能がまだ少ないです。
- 楽天Edy
- Tポイント
- dポイント
が、今後どんどんアップデートされていくと思います。
いずれはおサイフケータイをしのぐ便利機能になるでしょう。
常に最新OSにアップデート
Android One X1は、Android One(507SH)、Android One S1、S2に続く、アンドロイドワンシリーズの4つ目の最新機種です。
Android Oneとは、Googleが展開するOS:Androidを搭載するスマートフォンのシリーズのひとつです。
特徴として、常にGoogleが提供する最新OSにアップデート(更新)されます。
アップデートされると、例えばスマホが使いやすくなったり、電池の消耗が少なくなったり、動きが早くなったりします。
また、コンピューターウィルスの進入を防いでくれたりします。
Android One X1をはじめとしたAndroid Oneシリーズは、発売から少なくとも2年間は最新のバージョンにアップデートすることをGoogleが保証してくれています。
特に、最近では毎日のように新しいウィルスが発生しているため、アップデートによって迅速にウィルスに対応してもらえるのは安心ですね。
余計なアプリがない
Android One X1には、余計なアプリがはじめからインストールされていないのも特徴です。
Android One X1には基本的なGoogle純正アプリしかインストールされておらず、自分で必要なもののみインストールすることができます。
アプリ一覧画面もスッキリになりますし、余計なメモリも消費しないのが嬉しいです。
4日間充電不要のバッテリー
Android One X1は、バッテリーの持ちがさらに改善されたようです。
Android One X1は、3,900mAhで「4日間充電不要!」と謳われています。
(もちろん標準的な使い方をしていた場合なので、人によって充電頻度は変わりますが…)
これは、単純にバッテリーの容量が増えたということだけでなく、シャープなどが開発したIGZO液晶ディスプレーを採用していることも影響しています。
IGZO液晶ディスプレーは電力消費を抑えるだけでなく、画像もめちゃくちゃきれいです。
指紋認証センサー搭載
Android One X1には指紋認証センサーが搭載されています。
通常、スマホを操作するためには
- 電源ボタンを押して暗くなった画面を点灯
- 暗証番号やパターンを入力
のように2つの工程が必要でした。
しかしAndroid One X1は指紋センサーにタッチするだけで起動・ロック解除されます。
実際触ってみると、そのスピードにびっくり。一瞬で指紋を読み込んで起動してくれます。また、読み取りエラーもほとんどありません。
5.3インチサイズでフルHD
Android One X1の画面は1,920 × 1,080のフルHD画面です。
これは、現在ワイモバイルで発売されているスマホの中で、Android One S1と並んで最も美しい機種と言えます。
私も実際この目で確認しましたが、めちゃくちゃ綺麗です。
最高レベルの高画質カメラ
Android One X1はカメラも高性能。
メインカメラの1,640万画素は、ワイモバイルで発売中のスマホで最も高画質です。
サブカメラの800万画素もかなり高いレベルです。
特にサブカメラが800万画素のため、自分撮り(自撮り)をされる方にもオススメの機種です。
▼カメラ画素数比較表▼
機種 | アウト カメラ |
イン カメラ |
---|---|---|
X3 | 1,300万 | 800万 |
X2 | 1,600万 | 1,600万 |
X1 | 1,640万 | 800万 |
S4 | 1,300万 | 500万 |
S3 | 1,310万 | 500万 |
S2 | 1,300万 | 200万 |
S1 | 1,310万 | 800万 |
507SH | 1,310万 | 500万 |
※発売当時
ワンセグ搭載
Android One X1には、ワンセグ機能もついています。
こちらも必要な方には嬉しいですね。
防水、防塵対応
Android One X1は水やホコリにも強い作りになっています。
防水機能は、水深1.5mに30分間沈めても問題なし(IPX8の防水性能)です。
誤ってお風呂やトイレに落としても、データの消失を防ぐことができるので大変安心ですね。
もちろん、上の画像のようにお風呂でスマホを操作することもできます。
イヤホンジャックあり
Android One X1には本体上部にイヤホンジャックがあります。
イヤホンやヘッドホンは有線でも接続できますので安心してください。
USB端子はUSB type-C
Android One X1のUSB端子は上下どちらでもさせるUSB Type-Cです。
発売当時はまだまだmicro USBが主流でしたが、USB タイプCだったのはメリットですね。
ただしケーブルや充電器は付属していないので自身で購入が必要です。
唯一の難点は平凡なCPU
Android One X1の唯一といって良い難点は「CPU性能が平凡」なことです。
搭載しているCPUはSnapdragon435です。できれば600番代が欲しかったな…。
メモリー(RAM)が3GBなのがせめてもの救いです。
いろいろな機能が付いている割にCPUが普通なので、3Dゲームなどあまり負荷のかかる作業をすると動きがもたつくことがあるかもしれません。
ACアダプタ・ケーブルなし
Android One X1をはじめ、Android OneシリーズのスマホにはACアダプタやUSB充電ケーブルなどの充電器は付属していません。
お持ちでない方は別途購入が必要です。
急速充電/ワイヤレス充電不可
Android One X1は急速充電(クイックチャージ)やワイヤレス充電・無線充電(Qi)には対応していません。
スクリーンショットの撮り方
Android One X1では、本体右にある音量ボタン(小)と電源ボタンを長押しすることでスクリーンショットが撮れます。
この方法はAndroid端末共通です。
エモパー・ロボクルは非対応
SHARPのスマホにはエモパーという人工知能を利用した音声サポート機能がついています。
しかし、Android One X1にはエモパーは搭載されていません。
また、エモパーをさらに活用できる専用充電器「ロボクル」にも対応していません。
Android One X1の評価・口コミ
SNSや口コミサイトなどから、Android One X1発売当時の評判・口コミを集めました。
バッテリーの持ちがよい
良い口コミの中で最も多かったのがこの意見です。
ヘビーユーザーでも2日間充電不要で驚いた、との声がありました。
通常、X1のように高機能だとその分バッテリー消費が早くなるのですが、さすがSHARPだけあって省エネ性能が高いようです。
おサイフケータイが嬉しい
おサイフケータイ搭載機種を待っていたという歓喜の声もありました。
AndoroidPay・ApplePayが開発され、世の中はどんどんスマホ決済に向かっているのに、なかなかおサイフケータイ(Felica)対応の機種が増えません。
これだけの機能があっておサイフケータイ対応の機種は珍しく、貴重な存在です。
防水・防塵で安心
口コミの中では、安価でCPU性能が高い海外メーカーの機種とAndroid One X1で悩んだ方が多かったようです。
しかし、Android One X1を選んだ方の決め手は意外にも防水・防塵でした。
特にスマホを水没させた経験がある方は、防水機能が無い海外メーカーは怖いですよね。
せっかく安価なワイモバイルにしたのに、水没による買い替えで余計な出費になるからです。
それを防ぐうえでも防水機能搭載のAndroid One X1は最適です。
余計なアプリが無い
Android OneシリーズはGoogle社純正のスマホのため、余計なアプリがありません。
そのため、メニュー画面がとてもスッキリなことに感動したとの声が多かったです。
Android One X1は32GBのストレージ容量がある上に、実際に使える容量も大きいのが嬉しいです。
バランスが抜群
最後に、このような意見がありました。
Android One X1は、一つ一つの機能は決してダントツでよいわけではない。しかし、十分なレベルの性能を持ち、豊富な機能を搭載し、Googleの安心感も兼ね備えた機種が、この価格で手に入る。とにかくバランスに優れた機種だ
Android One X1の特徴を端的に説明する、非常に良い表現だと思います。
動作がもたつく
悪い評価で最も多かったのがこの意見です。
X1はさまざまな機能を搭載している割にCPU性能はそれほど高くなく、負荷がかかると動作が重くなることもあるようです。
ただし、このような意見は発売当初に多く、最近ではかなり少なくなっているような気がします。
ソフトウェアのアップデートなどで何らかの対策が打たれ、改善したのかもしれません。
カメラは平凡
Android One X1のカメラは、誰でも美しい写真が取れるように各種設定を自動で行ってくれます。
私のようなカメラ初心者には嬉しい機能ですが、カメラにこだわる方にとっては細かい調整ができないことが不満のようです。
端末価格が高い
これに関しては私も同感の部分があります。
最新機種であり、おサイフ・ワンセグなどさまざまな機能が搭載されているため、端末代金が高くなっています。
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Android One X1のまとめ
以上、ワイモバイルの「Android One X1」の解説でした!
Android One X1はワイモバイルオンラインストアでの販売は終了しましたが、中古で買ったり使ったりできます。
購入はこちらからどうぞ!
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現在のおすすめ機種はこちらにまとめています。