本記事ではahamoで使えるGalaxy／使えないGalaxyと、自分で機種変更する手順を解説します。
ahamo契約中の人はahamo公式サイトやドコモオンラインショップで端末を購入して機種変更できますが、Galaxy本体は自分で用意して自分で機種変更するのもおすすめです。
ahamoで使えるギャラクシー
動作確認されたGalaxy
ahamo公式サイトの動作確認端末一覧ページでは、ドコモだけでなく他社で販売されたGalaxyも動作確認されています。
ahamoはドコモと同じ回線を使っているため、ドコモで発売されたGalaxyは全て問題なく使えます。
ただし、「※3」のマークがある古い機種（Galaxy S9シリーズ、Galaxy Note9シリーズ、Galaxy S8シリーズ、Galaxy Note8シリーズなど）は一部の細かい機能に対応していないので使わない方が無難でしょう。
また、ahamo公式サイトでは他社で発売されたGalaxyも動作が確認されています。
こちらのページに記載の端末はahamoでも使えます。
対応バンドに注意
ただし、他社で購入した5G対応のGalaxyをahamoで使う場合は注意が必要です。
リンク先の表に※4がある端末は、ドコモ5Gの主要なバンドの一部に非対応です。
特にn79に非対応の機種が多いです。
n78またはn79に非対応だと、エリアによっては5G通信ができません。
現在は4G通信のみでも十分ですが、いずれは5Gでの通信がメインになりますし、現在でも5Gに対応していた方が通信が安定します。
よくわからない人は、n78/n79の両方に対応した端末を使った方がよいでしょう。
一般の人が、n78/n79に対応しているかを判別するのは難しいので、よくわからない人は「ドコモで販売されたGalaxyで、5Gに対応している機種」を選べば間違いありません。
Galaxy SシリーズならGalaxy S20 5G SC-51A以降、Galaxy AシリーズならGalaxy A22 5GとGalaxy A52 5G以降なら5Gに対応しています。
au、UQモバイルや楽天モバイルで発売されたGalaxyも動作確認端末一覧に載っていますが、使用はあまりおすすめしません。
対応バンドを確認し、4GバンドのB19や5Gバンドのn79に対応していればドコモでも使えますが、一般の人には判別は難しいでしょう。
auやUQモバイルで発売されたGalaxyはUQモバイル／povo2.0やau回線を使った格安SIMで、楽天モバイルで発売されたGalaxyは楽天モバイルかau回線で使いましょう。
ahamoで使えないGalaxy
以下の機種は、ahamoでは使えません。
- SIMロックがかかっている（ドコモ版GalaxyはOK）
- ahamoのバンドに非対応
まず、auやUQモバイルで発売されたGalaxyはSIMロックがかかったままだとahamoでは使えません。
auとUQモバイルで2021年10月1日以前に発売されたGalaxyはSIMロックがかかっている場合があるので、事前に解除しておきましょう。
ドコモ版のGalaxyはSIMロックがかかったままでもahamoで使えますが、余裕があれば解除しておくのがおすすめです。
また、ahamoが使うバンドに対応していない機種も使えません。
厳密に言えば使えないことはないのですが、エリアや環境によって電波が弱くなる可能性があります。
ドコモで販売されたGalaxyは問題ありませんが、au、UQモバイルや楽天モバイルで発売された古めの機種は非対応の機種が多いです。
特に4GのB19と5Gのn79に非対応の場合が多いので、確認しましょう。
ややこしいのが、ahamo公式サイトで動作確認されている端末でも非対応の機種があることです。
バンドの対応／非対応の判別は難しいので、よくわからない人は「ドコモで発売された、5Gに対応しているGalaxy」を選べば間違いありません。
Galaxyを端末のみで買う方法
ahamo契約者はahamo公式サイトかドコモオンラインショップで端末を購入できますが、他で購入したGalaxyも使えます。
ahamo公式サイトやドコモオンラインショップの端末価格はやや高いので、個人的には自分で端末を用意するのがおすすめです。
Galaxy本体はAmazon／楽天市場や家電量販店などで端末のみを購入できます。
また、イオシスやじゃんぱらといった中古スマホ店でも中古や未使用のGalaxyが端末のみで購入でき、個人的にはこちらがおすすめです。
価格も安いのでぜひ探してみてください。
ただし、購入前には必ずahamoで使えるかを確認しましょう。
ドコモで販売されたGalaxy、ahamo公式サイトの動作確認端末一覧ページに記載がある端末なら使えます。
ただし、記載のある端末でも5Gの一部の周波数に非対応の場合があるので注意してください。
よくわからない場合は「ドコモ版かSIMフリー版で、5Gに対応しているGalaxy」を選べば安心です。
【注意】使用は自己責任で
本記事ではahamo公式サイトの動作確認端末に記載のないGalaxyについても解説します。
しかし、本記事内で使えると書いた端末についても、全機種を自分で確認したわけではありません。
間違いなく使えると思われますが、使用は自己責任でお願いします。
不安な人は、ahamo公式サイトやドコモオンラインショップで端末を買いましょう。
また、他で買う場合も、よくわからない人は「ドコモ版かSIMフリー版で、5Gに対応しているGalaxy」を選べば安心です。
SIMロック解除が必要な場合
他で購入したGalaxyのうち、ドコモ版とSIMフリー版はSIMロック解除不要で使えます。
あまり多くはありませんが、格安SIMで販売されているGalaxyや、家電量販店で買えるGalaxyはSIMフリー版です。
また、キャリアで販売された端末でも以下の日付以降に販売された機種はすべてSIMフリーです。
- ドコモ：2021年8月27日
- au／UQモバイル：2021年10月1日
- SoftBank／Ymobile：2021年5月12日
一方、au、UQモバイルで上記の日付以前に購入したGalaxyをahamoで使う場合、端末のSIMロック解除が必要です。
GalaxyのSIMロックは購入したキャリアの店舗とオンラインサイトで解除できます。
オンラインでも簡単に解除できるので、できるだけオンラインで手続しましょう。
使える／使えないGalaxy
この章では人気のGalaxyがahamoで使えるかを解説します。
ただし、必ずahamo公式サイトの動作確認端末一覧ページの記載に従ってください。
記載のない端末を使う場合は自己責任でお願いします。
Galaxy A23 5Gは使える？
Galaxy A23 5Gはドコモ／au／UQモバイル／楽天モバイルで発売されました。
ahamo公式サイトで動作確認されているのはドコモ版のGalaxy A23 5G SC-56Cのみです。
ただし、Galaxy A23 5Gはどこで販売されたものでもahamoの主要な4G/5Gバンドに対応しており、問題なく使えます。
SIMロックもかかっていないので、ahamoのSIMを入れてAPN設定をすれば使えるでしょう。
これから買う場合はドコモ版を買うのがおすすめですが、他社版をお持ちの人もahamoで使えるでしょう。
端末の購入はこちらからどうぞ。
Galaxy A54 5Gは使える？
Galaxy A54 5Gはドコモ／au／UQモバイルで発売されました。
au版とUQモバイル版は同じ仕様です。
ahamo公式サイトで動作確認されているのはドコモ版のGalaxy A54 5G SC-53Dのみです。
これから端末を買う場合はドコモ版を買いましょう。
ただ、au版／UQモバイル版のGalaxy A54 5G SCG21もahamoが使う4G/5Gバンドに対応しています。
SIMロックもかかっていないので、ahamoのSIMを差してAPN設定をすれば使えるでしょう。
Galaxy A54 5Gの購入はこちらからどうぞ。
Galaxy A53 5Gは使える？
Galaxy A53 5Gはドコモとau／UQモバイルで発売されました。
au版とUQモバイル版は同じ仕様です。
ahamoで使えるのはドコモ版のドコモ版のGalaxy A53 5G SC-53Cのみです。
au版のGalaxy A53 5G SCG15もahamo公式サイトで動作確認されていますし、au版とUQモバイル版は同じ仕様ですが、使うのはおすすめしません。
au版とUQモバイル版は、ahamoが使う4GのB19と5Gのn79に非対応です。
5Gに非対応でもしばらくは使えますが、B19に非対応だとかなり電波が制限されてしまいます。
au版、UQモバイル版のGalaxy A53 5G SCG15はソフトバンク回線のバンドにも非対応なので、お持ちの人はUQモバイル、povo2.0やau回線を使った格安SIMで使いましょう。
ahamoで使う場合は必ずドコモ版のGalaxy A53 5G SC-53Cを買ってください。
Galaxy S24・S24 Ultraは使える？
Galaxy S24とGalaxy S24 Ultraはドコモ版／au版とSIMフリー版（公開市場版）が発売されました。
ahamo公式サイトで動作確認されているのはドコモ版のGalaxy S24 SC-51EとGalaxy S24 Ultra SC-52Eのみです。
au版とSIMフリー版（公開市場版）は動作確認されていません。
ただし、au版のGalaxy S24 SCG25とGalaxy S24 Ultra SCG26も、SIMフリー版（公開市場版）のGalaxy S24とGalaxy S24 Ultraもahamoが使う主要な4G/5Gバンドを網羅しており、ahamoでも使えるでしょう。
SIMロックもかかっていないので、ahamoのSIMを差してAPN設定すれば使えるはずです。
Galaxy S24とGalaxy S24 Ultraは楽天市場／Amazonや中古スマホ店で端末のみが購入できます。
おすすめはドコモ版かSIMフリー版ですが、何らかの理由があればあえてau版を選んでもかまいません。
Galaxy S23・S23 Ultraは使える？
Galaxy S23はドコモ／au／楽天モバイルで発売されました。
また、Galaxy S23 Ultraはドコモとauで発売されました。
ahamo公式サイトで動作確認されているのはドコモ版のGalaxy S23 SC-51Dと、Galaxy S23 Ultra SC-52Dのみです。
au版と楽天モバイル版は動作確認されていません。
ただし、au版のGalaxy S23 SCG19とGalaxy S23 Ultra SCG20も、楽天モバイル版のGalaxy S23もahamoが使う主要な4G/5Gバンドを網羅しており、ahamoでも使えるでしょう。
SIMロックもかかっていないので、ahamoのSIMを差してAPN設定すれば使えるはずです。
Galaxy S23とGalaxy S23 Ultraは楽天市場／Amazonや中古スマホ店で端末のみが購入できます。
おすすめはドコモ版ですが、何らかの理由があればあえてau版や楽天モバイル版を選んでもかまいません。
Galaxy S22・S22 Ultraは使える？
ドコモとauではGalaxy S22／Galaxy S22 Ultraが発売されました。
ahamo公式サイトではドコモ版もau版も動作確認されています。
ただし、au版を使うのはおすすめしません。
au版は、ahamoが使う4GのB19と5Gのn79に非対応です。
5Gは非対応でもしばらくはなんとか使えますが、B19に非対応だとかなり電波が制限されてしまいます。
au版のGalaxy S22 SCG13とGalaxy S22 Ultra SCG14はソフトバンク回線のバンドにも非対応なので、お持ちの人はUQモバイル、povo2.0やau回線を使った格安SIMで使いましょう。
ahamoで使う場合は必ずドコモ版のGalaxy S22 SC-51C／Galaxy S22 Ultra SC-52Cを買ってください。
Galaxyに自分で機種変更する手順
ahamo契約者はahamo公式サイトやドコモオンラインショップで販売中のGalaxyにも機種変更もできますが、ドコモの販売価格は高めなので、自分で端末を用意してSIMを差し替えるのがおすすめです。
手順は主に以下の4つです。
- Galaxy本体を用意
- ahamoのSIMを差し替え
- 端末初期設定／データ移行
- APN設定
Galaxy本体を用意
まずは使いたいGalaxyの本体を用意しましょう。
Galaxyの本体はAmazon／楽天市場で購入できますし、家電量販店でも買えます。
ドコモ／au／楽天モバイルなどで購入したGalaxyの一部も使えますし、楽天市場やイオシスなどで中古のGalaxyを買うのもおすすめです。
ただし、機種変更する前に必ずahamo公式サイトの動作確認端末一覧ページで使えるか確認しましょう。
また、Galaxyは機種によっては公式サイトで動作確認されていても使えない機種もあります。
ドコモで販売されたGalaxyは問題なくahamoで使えます。
よくわからない人は「ドコモ版で、5Gに対応したGalaxy」を選べば間違いないでしょう。
スマホ本体にSIMを差し替え
Galaxy本体が準備できたら、現在使っているスマホからSIMカードを抜き、新しいGalaxyにSIMを差し替えます。
SIMピンでSIMスロットを開き、SIMカードをセットしてスロットを元に戻してください。
ahamoのSIMは1種類のみなので、他機種で使っていたSIMもGalaxyで使えます。
eSIMの人はマイページから再発行手続きをしてください。
スマホの初期設定・データ移行
SIMを差し替えてGalaxy本体の電源をONにすると、初期設定が開始します。
その中でデータ移行も可能です。
iPhone／AndroidからGalaxyへのデータ移行はSmart SwitchというGalaxy純正の無料アプリを使うのがおすすめです。
機種変更前／後の両方の端末にアプリを入れればワイヤレスでデータ移行ができます。
ただし、全てのアプリが移行されるわけではないので、データ移行完了後に元の端末と見比べて確認しましょう。
また、アプリの再ログインが必要な場合もあります。
LINEのトーク履歴の移行はこちらのページをご確認ください。
機種変更時のAPN設定
Galaxy本体にahamoのSIMカードを差し替えて電源をONにすると、ほとんどの機種では自動でAPN設定が完了し、すぐに音声通話やデータ通信ができるようになります。
ahamoのAPNはドコモと同じで、「spmode.ne.jp」です。
もしAPNが自動設定されない場合は以下の項目を手動で入力してください。
＜AndroidスマホのAPN設定項目＞
| 設定項目 | |
|---|---|
| 名前 | ahamo（任意） |
| APN | spmode.ne.jp |
| 認証タイプ | 「未設定」 or「なし」 |
| APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
通常はSIMを入れるとすぐに画面右上の表示が4Gか5Gになるはずです。
ならない場合はAPN項目を手動入力してください。
その後、一度機内モードをONにし、再度OFFにしてしばらく待ってみてください。
無事4G/5G表示になった後はWi-FiをOFFにして、以下3点を確認してください。
- WEBサイトが開くか
- 通話ができるか
- SMSの送受信が可能か
問題なければ機種変更は完了です。
Galaxy本体の購入はこちら
以上、ahamoで持ち込みのGalaxyに自分で機種変更する手順の解説でした。
これからGalaxy本体を買う方はこちらで端末のみを購入できます。
ぜひ探してみてください。
Galaxyは多くの機種がahamoでも使えますが、必ず動作確認端末一覧ページを確認してから使いましょう。
これからahamoのSIMを契約する人はahamo公式サイトでどうぞ！
▼ahamoの契約はこちら▼