本記事では、楽天モバイルアンリミットの評価とメリット・デメリットや使える端末をまとめます。
まだまだ発展途上で、大手3キャリアと同等のサービス品質には達していません。
しかし、キャンペーンも非常に豪華なうえに国内通話は無料でかけ放題、月1GBまでなら無料で使えるので、楽天モバイルを活用しない手はありません。
2021年4月にiPhone6S・初代SE以降も使えるようになり、さらに活用の幅が広がりました。
▼1GB以下なら料金無料▼
楽天モバイルの私の評価
現在の楽天モバイルに対する私の評価は以下のとおりです。
- データ使い放題で3278円は安い
- 1GB以下が無料はかなりお得
- さらにキャンペーンが豪華
- iPhoneが安く買える
- 通信速度は速い
- eSIM対応で活用の幅が広い
- 他社にある様々な制限がない
- 使いこなすには難易度が高い
- 一部のiPhoneは非対応の機能あり
- サポート体制がまだ未整備
- 現在の低価格はいずれ終わるかも
最大のメリットは料金の安さとキャンペーンのお得さです。
Rakuten Linkにより国内通話は無料でかけ放題で、1GB以下なら無料、データ使い放題でも月3,278円です。
一方、使える端末やエリアに制限があります。
サポート体制もまだ十分でないため、自分で色々調べて解決できる方でないと使いこなせないと思います。
ただ、それを差し引いても1GB以下まで無料でキャンペーンも豪華、契約事務手数料や解約金なしの楽天モバイルを活用しないのはもったいないです。
料金プランはかなり安い
楽天モバイルの最大のメリットは料金プランの安さです。
楽天モバイルの料金プラン「UN-LIMIT V」の料金表は以下のとおりです。
<Rakuten UN-LIMIT VI 料金表>
データ | 料金 | 通話 |
---|---|---|
1GB まで | 無料 | 国内通話 かけ放題 |
1~3GB まで | ¥1,078 | |
3GB~ 20GBまで | ¥2,178 | |
20GB以上 無制限 | ¥3,278 |
※1回線目の料金
※パートナー回線は5GB以降最大1Mbps
※一部かけ放題対象外あり
月のデータ使用量が1GB以下なら料金は0円です。
自社回線エリア内ならデータ容量が使い放題でも月額3,278円で、国内通話も無料でかけ放題です。
大手3キャリアのように家族割や光回線とのセット契約が不要で、1人で契約してもこの料金で使えます。
もちろん最低利用期間や違約金はありません。
もちろんエリアが狭い・電波が不安定・使える端末が少ないなどの注意点はありますが、このサービス内容でこの料金は破格です。
メインの回線にするのは不安だ…という方も、使わない手はありません。
通信速度も速い
楽天モバイルの通信速度は非常に速いです。
これまでの楽天モバイルのMVNOサービスは、ドコモ・auから回線の一部を借りて運用するサービスでした。
そのため、お昼や朝・夕方の通勤時間帯には速度が大きく低下していました。
しかし、現在は自社回線を使っています。
そのため、通信速度もドコモ・au・ソフトバンクと変わらないくらい速いです。
エリアや安定性の問題はあるものの、時間帯により回線が混雑して速度が遅くなるということはありません。
格安SIMは「お昼の速度が遅いかわりに料金が安い」サービスでしたが、楽天モバイルは料金と通信速度を両立しています。
これまで、遅い速度を我慢して格安SIMを使っていた方にもおすすめです。
国内通話が無料でかけ放題
楽天モバイルは、Rakuten Linkというアプリを使って電話をすれば、国内通話は無料でかけ放題です。
追加料金不要で、だれでも無料でかけ放題になります。
月のデータ使用量が1GB以下ならどれだけ通話時間が長くても料金は無料です。
データ3GB+かけ放題でも月1,078円と圧倒的に安いです。
これまでガラケーで通話をしていた方や、仕事で通話が多い方は楽天モバイルに契約しましょう。
他社でも国内通話かけ放題のオプションを提供している場合がありますが、概ね1,000円以上のオプション料金がかかります。
例えば私がおすすめの格安SIM「OCNモバイルONE」では3GB+かけ放題は月2,420円なので、楽天モバイルの安さは圧倒的ですね。
楽天モバイル | OCNモバイル ONE | |
---|---|---|
1GB+ かけ放題 | 無料 | ¥2,200 |
3GB+ かけ放題 | ¥1,078 | ¥2,420 |
Rakuten LinkはRCSというデータ通信を使って通話をする仕組みなので通話品質にややムラがありますが、それを差し引いても無料でかけ放題は非常にお得です。
通話が多い方は必ず楽天モバイルを活用しましょう。
eSIM対応で活用の幅が広い
楽天モバイルはeSIMにも対応しています。
現在、スマホを使うには本体にSIMカードを挿して使うのが一般的です。
しかし、楽天モバイルでは物理的なSIMカードを挿さなくてもデータ通信や通話ができるeSIMに対応しています。
iPhone XS・XR以降の機種や、Google Pixelなどをお持ちの方は、他社のSIMと楽天モバイルのeSIMを両方使えます。
私もiPhone12にeSIMを入れて運用しています。
例えば、通話はかけ放題の楽天モバイルでかけ、データ通信は料金が安い他の格安SIMのデータ専用SIMを使う、といったことが可能です。
これにより、通話が多い方も料金無料でスマホが使えます。
- 通話:楽天モバイルのeSIM
(無料でかけ放題) - データ通信:他の格安SIM
→請求は格安SIMの料金だけ
もちろん通常のSIMも選べますので、活用の幅が広いのがメリットです。
端末はすべてSIMフリー
楽天モバイルには、これまでドコモ・au・ソフトバンクで当たり前だったいろいろな制限が撤廃されたのも特徴です。
例えば、ドコモ・au・ソフトバンクで発売されるスマホには必ずSIMロックがかかっており、解除しないと他社のSIMでは使えないようになっています。
しかし、楽天モバイルで発売されるスマホにはSIMロックがありません。
SIMフリーだからといって他社でもすべて使えるわけではないものの、多くのAndroid端末はドコモ・au・ソフトバンクの周波数にも対応しています。
よって、万が一他社で使いたくなった場合もSIMを差し替えてAPN設定すれば使えます。
iPhoneが安く買える
楽天モバイルでは2021年4月30日にiPhone12シリーズとiPhone SE 第2世代を発売しました。
これまでは他で購入した端末を持ち込むしかなかったのですが、今後は楽天モバイルで端末セットで購入できます。
また、SIMとセットでiPhoneを購入するとキャンペーンにより高額なポイントが還元されます。
キャンペーン内容は時期によって異なりますが、ほとんどの場合でアップルストアで買うより断然お得です。
楽天モバイルも4キャリアで最安値と謳っていました。
もちろんiPhoneもSIMフリーです。
iPhoneを使いたい方は楽天モバイルでSIMとセット契約するのがおすすめです。
最低利用期間・違約金なし
また、楽天モバイルには最低利用期間・違約金もありません。
そのため、万が一サービスに不満な場合はいつでも気兼ねなく解約・MNP転出できます。
初期費用も無料なので、楽天モバイルが使えるか不安だ…という方も、気楽に契約できるのがメリットです。
自社回線エリアがまだ狭い
ここからは楽天モバイルの注意点です。
楽天モバイルはまだまだ発展途上の段階で、ドコモ・au・ソフトバンクと同レベルのサービスを提供できる状態にはありません。
最大の弱点は通信エリアです。
楽天モバイルは自社回線を使ったデータ通信が使い放題なのが最大のメリットです。
しかし、自社回線の基地局はまだ全国的に網羅されていません。
2020年12月末時点で自社回線の人口カバー率は73.8%で、まだ自社回線エリア外の方も多いです。
自社回線エリア以外は「パートナー回線エリア」と呼ばれ、auの回線を借りて運営していますが、使えるデータ容量は月5GBまでです。
月5GB使いきると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。
もちろんデータ使用量が1GB以下なら0円・3GBまでなら1,078円でかけ放題もつくのでお得ですが、3GB以上使う方は他社がお得な場合もあります。
また、マップ上は自社エリアになっていても、電波が弱くパートナー回線に接続される場合も多いです。
使ってみてしばらくはmy楽天モバイルからデータの使用状況をこまめに確認しましょう。
使えるiPhoneや機能に制限あり
楽天モバイルは使える端末が限られるのもデメリットです。
現在楽天モバイルで正式に使えることが確認されているのは、「楽天モバイルで販売中のスマホ」と「動作確認済の端末」のみです。
iPhone6S・初代SE以降の機種は主要な機能は動作確認されましたが、一部の細かい機能は使えないままです。
特にiPhone12シリーズ以外は回線の自動切り替えに非対応です。
そのため、一度パートナー回線を掴むと、自社回線エリアに戻っても自社回線に接続しなおしてくれない場合があります。
そのままパートナー回線の容量を消費し続ける可能性があるので注意してください。
いずれはどのiPhoneも対応すると思いますが、もうしばらく時間がかかるかもしれません。
サポートなど未整備な面も
楽天モバイルはサービスが開始したばかりで、まだまだ完璧でない点があります。
特にサポート面は諦めたほうが良いでしょう。
店舗は全国に増えているものの、大手3キャリアに比べると圧倒的に少ないです。
また、問い合わせが殺到しているためか、サポートセンターの電話が繋がらない、チャット・メールでの返信が遅いという口コミが非常に多いです。
なにか問題があったときに自身で調べて解決できる人でないと、しばらくは使えないと思います。
他社も料金を値下げ
2020年末から2021年4月にかけて、ドコモやソフトバンク・ワイモバイルで料金の値下げが発表されました。
3キャリアでは20GBの新ブランド(ahamo・povo・LINEMO)が続々開始しました。
どのブランドも容量20GBで月3,000円以内です。
この3ブランドは店舗でのサポートはないものの通信エリアは全国を網羅しているので、楽天モバイルが不安な方はこちらを選んでも良いでしょう。
また、ワイモバイルやUQモバイル、他の格安SIMでも料金が大幅に値下げされました。
1GB以下は無料・データ使い放題でも月3,278円の楽天モバイルはかなりお得ですが、エリアやサポートなどは圧倒的に既存キャリアやMVNOが有利です。
電波やサポートが不安な方はこれらのキャリアを選ぶのも手だと思います。
▼1GB以下なら料金無料▼
楽天モバイルがおすすめな人
通話が多い方
楽天モバイルの最大のメリットは国内通話が無料でかけ放題の点です。
Rakuten Linkを使えば、固定電話にも他社の携帯電話も無料です。(一部対象外の番号あり)
これまでガラケーで通話をしていた方や、仕事で通話が多い方は楽天モバイルに契約しましょう。
月のデータ使用量が1GB以下ならどれだけ通話時間が長くても無料ですし、データ3GB+かけ放題が月1,078円と圧倒的に安いです。
私がおすすめの格安SIM「OCNモバイルONE」では3GB+かけ放題は月2,420円なので、楽天モバイルの安さは圧倒的ですね。
楽天モバイル | OCNモバイル ONE | |
---|---|---|
1GB+ かけ放題 | 無料 | ¥2,200 |
3GB+ かけ放題 | ¥1,078 | ¥2,420 |
6GB+ かけ放題 | ¥2,178 | ¥2,750 |
10GB+ かけ放題 | ¥2,178 | ¥3,190 |
さらに、SIMが2枚入れられるデュアルSIM端末を用意すれば、「通話は無料の楽天モバイル、データ通信は他社の安いプラン」で使い分けられます。
- 通話:楽天モバイルのeSIM
(無料でかけ放題) - データ通信:他の格安SIM
→請求は格安SIMの料金だけ
月6GB使う方の場合、楽天モバイル単体で運用すれば月2,178円ですが、「通話:楽天モバイル、データ:OCNモバイルONE」なら月1,188円です。
月10GB使う方の場合も月1,628円で済みます。
通話が多い方は必ず楽天モバイルを検討しましょう。
ただし、Rakuten Linkは通話品質が悪いとの口コミもあります。
Rakuten Linkは電話回線ではなくネット回線を利用して通話する仕組みのため、電波が不安定な場所だと繋がりにくくなる場合があります。
エリアが拡充するにつれて改善していくとは思いますが、大事な電話をする方は注意が必要です。
自社回線エリアに住んでいる
楽天モバイルは自社回線エリア内に住んでいる方でデータをたくさん使う方にもおすすめです。
自社回線エリアならデータ容量は制限なく使え、20GB以上はどれだけ使っても月3,278円です。
自社回線エリアは以前は東名阪の都市部だけでしたが、最近はエリアが広がり人口カバー率は70%を超えるようになりました。
電話もかけ放題で容量も気にせずに使えて月3,278円は非常にお得です。
ドコモ・au・ソフトバンクの大容量プランを契約中の方で、自社エリア内にお住まいの方は楽天モバイルへの乗り換えを検討しましょう。
データ使用量が月3GB以内
月に使うデータ容量が3GB以内の方は楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイルは2021年4月から使ったデータ使用量により料金が変わるプランに移行しました。
この新プランでは、月のデータ使用量が1GB以下なら料金はかかりません。
国内通話もかけ放題で無料なので、非常にお得です。
<Rakuten UN-LIMIT VI 料金表>
データ | 料金 | 通話 |
---|---|---|
1GB まで | 無料 | 国内通話 かけ放題 |
1~3GB まで | ¥1,078 | |
3GB~ 20GBまで | ¥2,178 | |
20GB以上 無制限 | ¥3,278 |
※1回線目の料金
※パートナー回線は5GB以降最大1Mbps
※一部かけ放題対象外あり
1GB以下の方だけでなく、3GB以下の方も月1,078円で3GB使えて国内通話かけ放題は非常にお得です。
3GB以下の方は自社エリア回線でもパートナー回線エリアでも無関係なので、月のデータ使用量が3GB以下の方は楽天モバイルへの乗り換えを検討しましょう。
楽天市場で買い物をする方
楽天市場でよく買い物をする方は必ず楽天モバイルを契約しておきましょう。
楽天モバイルを契約中の方は、契約しているだけで楽天市場のお買い物時のポイント還元が+1%になります。
楽天モバイルは月のデータ使用量が1GB以下なら料金はかからないので、他キャリアを契約中の方も契約していて損はないです。
初期費用もかかりませんし、最低利用期間もないのでいつ解約してもOKです。
ただし、あまりに長期間使用しないと強制解約される可能性があります。
国内通話は無料なので、たまに通話をしてみるのがおすすめです。
▼最大25,000円分還元中▼
楽天モバイルをおすすめしない方
店舗サポートが必要な方
ここからは、楽天モバイルがおすすめでない方の例を紹介します。
楽天モバイルはドコモ・au・ソフトバンクとはいろいろな点で異なり、使いこなすのは難易度が高いです。
楽天モバイルはサポートしてくれる店舗が全国に増えていますが、ドコモ・au・ソフトバンクに比べると店舗の数はまだまだ少ないです。
近くに店舗がない方で、「スマホのことはよくわからない」「何かあったとき不安だ…」という方は、店舗が多いドコモ・au・ソフトバンクやワイモバイル・UQモバイルがおすすめです。
楽天モバイルにも電話やチャットサポートがありますが、現時点では全く当てになりません。
楽天モバイルの店舗が近くにあれば問題ありませんが、近くに店舗がない場合は店舗のある他キャリアを検討しましょう。
月のデータが3~10GBの方
何度か解説したとおり、楽天モバイルの料金プランはデータ使用量に応じて料金が変わる従量課金制です。
<Rakuten UN-LIMIT VI 料金表>
データ | 料金 | 通話 |
---|---|---|
1GB まで | 無料 | 国内通話 かけ放題 |
1~3GB まで | ¥1,078 | |
3GB~ 20GBまで | ¥2,178 | |
20GB以上 無制限 | ¥3,278 |
※1回線目の料金
※パートナー回線は5GB以降最大1Mbps
※一部かけ放題対象外あり
この料金プランでは、3GBと20GBの間がぽっかり空いています。
1GB以下の方や10GB以上の方は楽天モバイルがお得ですが、3GB以上10GB未満の方は楽天モバイルを選ぶとやや損です。
例えば私がおすすめの格安SIM「OCNモバイルONE」と比較すると、3GB以上10GB以下はOCNモバイルONEの方がお得です。
楽天モバイル | OCNモバイル ONE | |
---|---|---|
~1GB | ¥0 | ¥770 |
~3GB | ¥1,078 | ¥990 |
~6GB | ¥2,178 | ¥1,320 |
~10GB | ¥2,178 | ¥1,760 |
~20GB | ¥2,178 | ー |
もちろん楽天モバイルはかけ放題込みの価格なので単純比較はできませんが、通話をほとんどしない方で月のデータ容量が3GB~10GB程度の方は他社のほうが安い場合があります。
▼1GB以下なら料金無料▼
楽天モバイルのお得な活用方法
1年間無料で使える楽天モバイルはどう活用するのがお得でしょうか。
ここでは4つの使い方を解説します。
ちなみに私は楽天モバイルを2回線契約していますが、1回線はiPhoneにeSIMを入れて使い、もう1回線は自宅で固定回線代わりに使っています。
メインのスマホで使う
まず、メインのスマホで使う方法です。
自社回線エリアが狭かったときはなかなかメインのスマホでは使えませんでしたが、現在はかなりエリアが広がり、地域によってはメインで使っても問題ないレベルになりました。
自身の生活圏が自社回線エリアで覆われている場合は、楽天モバイルに思い切って乗り換えましょう。
楽天モバイルは対応するスマホがまだまだ少ないのが難点ですが、常時お得なキャンペーン・セールを実施しており、Androidなら実質無料以下で購入できる機種もあります。
端末は実質無料に加えて料金は安くて無料でかけ放題なので、かなりお得です。
また、iPhoneもiPhone6S・初代SE以降の方は楽天モバイルが使えますので、現在の端末をそのまま使えます。(SIMフリーまたはSIMロック解除済み)
特にiPhone XS・XR以降はeSIMにも対応していますので、他社のSIMと併用するのもおすすめです。
サブ回線として使う
自社回線エリア外にお住まいの方や、楽天モバイルをメインにするのは不安…という方は、現在の契約を残したまま楽天モバイルをサブ回線として使うのもおすすめです。
最近ではSIMが2枚入れられるデュアルSIMのスマホも増えてきました。
デュアルSIM対応のスマホをお持ちの方は、1台のスマホに現在のSIMと楽天モバイルのSIMを同時に入れて使い分けができます。
iPhoneも、iPhone XS・XR以降の機種は通常のSIMとeSIMが使えます。
端末の設定画面で「電話は無料でかけ放題の楽天モバイルのSIM、データ通信は他社の格安SIM」と設定しておけば、楽天モバイルは料金がかかりません。
データ通信用のSIMの料金だけで通話かけ放題とデータ通信ができるのでかなりお得です。
- 通話:楽天モバイルのeSIM
(無料でかけ放題) - データ通信:他の格安SIM
→請求は格安SIMの料金だけ
モバイルルーターとして使う
外出先でPCやゲーム機を使う方は、楽天モバイルをモバイルルーター代わりに使うのもおすすめです。
楽天モバイルでは実質無料以下で買えるRakuten WiFi Pocketも発売中です。
端末は実質無料なうえ、SIMは月3,278円で容量使い放題なので、外出先でも容量を気にすることなくデータ通信ができます。
WiMaxなどを契約している方も多いですが、料金は楽天モバイルより高く、さらに最低利用期間や違約金がかかる場合があります。
一方、楽天モバイルは容量無制限で月3,278円、初期費用も最低利用期間も解約金もありません。
音声通話機能を使わないのはなんだかもったいない気もしますが、データ使い放題で3,278円のSIMと考えても十分お得です。
もちろんRakuten Miniなどのスマホでテザリングするのもおすすめです。
固定回線代わりに使う
楽天モバイルを固定回線(光回線)代わりに使うのもおすすめです。
私は楽天モバイルをMR05LNというルーターに入れて、自宅で固定回線代わりに使っています。
大人数や広い家で使う場合にはやや物足りないかもしれませんが、一人暮らしやワンルームくらいの家で使うには十分です。
通信速度も速いうえに、光回線が遅くなる夜の速度低下もなく、データ容量を気にする必要もありません。
どれだけ使っても月3,278円なので、光回線を契約するより圧倒的に安いです。
さらに、工事も不要で最低利用期間・違約金もなく初期費用もかかりません。
一人暮らし中の方や、短期間だけ引っ越しする場合もおすすめです。
▼1GB以下なら料金無料▼
楽天モバイルで使える端末
楽天モバイルは使える端末が限られます。
楽天モバイルに乗り換える前に、必ず対応端末を確認しましょう。
楽天モバイルで買える端末
一番おすすめなのは楽天モバイルで対応端末を購入することです。
楽天モバイルでは最新のAndroidスマホを販売しており、これらの機種はもちろん楽天モバイルで使えます。
また、2021年4月にiPhone12・iPhone SE 第2世代も発売されました。
APN設定が不要でSIMを挿せばすぐに使えるのも嬉しいですね。
他で購入したスマホも一部の機種は使えますが、よくわからないという方は素直に楽天モバイルで端末を購入しましょう。
楽天モバイルのおすすめ端末は下記記事にまとめています。
楽天モバイルではほぼ常に端末購入で楽天ポイントが還元されるキャンペーンを実施しています。
比較的お得に契約できますので、ぜひキャンペーンを利用して購入してください。
▼最大25,000円分還元中▼
動作確認端末
楽天モバイルで販売中の端末以外にも公式に動作確認されている端末があります。
数は少ないですが、シャープやOPPO製スマホ、ギャラクシーなどが動作確認されています。
楽天モバイルの取り扱い端末に欲しい端末がない方は、こちらの動作確認端末一覧から好みの機種を探してみましょう。
また、既に端末をお持ちの方は、こちらのチェックツールで自分のスマホが動作確認されているか確かめることができます。
詳細:ご利用製品の対応状況確認
iPhoneは使える?
楽天モバイルではiPhone6S・初代SE以降の機種なら使えます。
以前はiPhone XS・XR以降の機種のみだったのですが、2021年4月27日以降にiPhone6S・初代SE以降の機種も使えるようになりました。
また、iPhone XS・iPhone XR以降の機種はeSIMも利用可能です。
<詳しい手順はこちら>
ただし、iPhone12シリーズ以外の機種は回線の自動切り替えに対応していません。
一度パートナー回線(au回線)の電波を掴むと、自社回線エリアに入っても楽天回線に切り替わらず、パートナー回線エリアの容量を消費し続ける場合があります。
持ち込みのスマホは使える?
動作確認されていないAndroidも、有志により一部の機種は使えることが確認されています。
ただし、難易度はかなり高いです。
SIMフリーのスマホ
前章で解説したとおり、SIMフリーのiPhoneはiPhone6S・iPhone SE 第一世代以降の機種なら使えます。
また、iPhone XS・XR以降の機種はeSIMも使えます。
SIMフリーのAndroidはまだまだ少ないです。
基本的には楽天モバイルの販売端末か、動作確認端末一覧に記載の端末しか対応していません。
それ以外の端末を使いたい場合は、「ご利用製品の対応状況確認」で確認してみましょう。
また、「ご利用製品の対応状況確認」で使えないとされている端末も、一部は特殊な設定により使える場合があります。
私もいくつかの機種で検証しましたので、参考にしてください。
auのスマホ
auで買ったスマホは楽天モバイルと相性が良いです。
楽天モバイルで使うにはバンド3・バンド18・26に対応している必要があるのですが、auのiPhone・Androidは多くが対応しています。
「ご利用製品の対応状況確認」で確認してみましょう。
まず、iPhoneはSIMロック解除すれば主要な機能は使えます。
ただしSIMフリー版と同様に使えるのはSIMロック解除済のiPhone6S・初代SE以降のみなので注意してください。
Androidも多くは主要な機能が使えるようです。
ただし、機種によっては使えない場合もありますし、使えたとしても動作保証対象外です。
自己責任で行ってください。
よくわからない方は素直に対応端末を買いましょう。
ドコモ・ソフトバンクのスマホ
ドコモ・ソフトバンクのiPhoneもSIMロック解除すれば使えるようになります。
一方、ドコモ・ソフトバンクのAndroidは使えないものが多いです。
「ご利用製品の対応状況確認」で確認してほしいのですが、多くは使えません。
もし使えたとしても動作保証対象外なので注意してください。
よくわからない方は使わないほうが良いです。
お得に楽天モバイルに契約する方法
楽天モバイルは現在お得なキャンペーン・セールを実施しています。
1年無料キャンペーンは終了しましたが、引き続き楽天ポイントが高額還元されるキャンペーンがお得です。
また、契約前にエントリーするだけでポイントが増額される場合があります。
契約前に必ず確認してください。
現在、以下のキャンペーンを適用するのが一番お得です。
特にiPhone・Androidスマホとセットで契約時のポイント還元が高額です。
また、事前にエントリーしてWEBで申し込むことで楽天ポイントがもらえるキャンペーンもあります。
- SIM契約で最大20,000P進呈
- 端末購入で最大30,000円分還元
- 事前エントリーで楽天ポイント
詳細:キャンペーン・特典一覧
SIM契約で最大20000P還元
楽天UN-LIMITにSIMのみ契約するとだれでも楽天ポイントが還元されます。
SIM契約が初めての場合、新規契約なら5,000P・MNPなら20,000Pが還元されます。
- 新規契約:5,000P
- 他社から乗り換え:20,000P
※SIM契約が初めての場合
SIMが届いたら、すぐにRakuten Linkで10秒以上通話しましょう。
申し込み翌月までに10秒以上の通話がないとポイントは還元されません。
詳細:SIM契約で最大20,000P還元キャンペーン | 楽天モバイル
▼SIMのみで最大20,000P還元▼
(新規契約は20,000P)
端末購入で30000円分還元
さらに、端末セットで購入した方は最大25,000円分が還元されます。
前章で解説した「誰でも5,000P進呈キャンペーン」とも併用可能なので、端末によっては最大30,000円分お得です。
iPhoneは最大30,000P還元
楽天モバイルでもSIMフリーのiPhoneが購入できます。
iPhone13の通常価格はApple Storeとほぼ同じで、iPhone12・12miniはApple Storeより安いです。
さらに、SIM契約とセットでiPhoneを購入した場合、以下の特典が適用されます。
<iPhone購入時の最大還元額>
新規 | 他社から乗り換え | |
---|---|---|
iPhone13 シリーズ | 20,000P | 30,000P |
iPhone12 シリーズ | 10,000P | 25,000P |
iPhone SE 第3世代 | 10,000P | 30,000P |
特にiPhone13シリーズとiPhone SE 第3世代は最大30,000Pが還元されてお得です。
iPhone12シリーズの還元額は少し下がりますが、先日定価が値下げされてのでこちらもお得ですね。
楽天モバイルのSIMは初期費用が無料で、最低利用期間・違約金はありません。
これまでSIMを契約していない方は、SIMとセットで契約するのがおすすめです。
Androidは25,000円分還元
iPhone同様、AndroidスマホもSIMとセット契約でポイントが還元されます。
SIMとセットなら最大25,000円分が還元されます。
<Androidの実質価格一覧>
(キャンペーン適用時の実質価格)
端末名 | 通常価格 | 新規 | MNP |
---|---|---|---|
Rakuten Hand 5G | ¥39,800 | ¥14,800 | ¥14,800 |
Rakuten BIG S | ¥39,980 | ¥14,980 | ¥14,980 |
Rakuten BIG | ¥49,800 | ¥39,800 | ¥29,800 |
OPPO A55s 5G | ¥32,800 | ¥7,800 | ¥7,800 |
OPPO Reno5 A | ¥39,980 | ¥14,980 | ¥14,980 |
AQUOS wish | ¥29,800 | ¥24,800 | ¥9,800 |
AQUOS sense6 | ¥39,800 | ¥19,800 | ¥19,800 |
AQUOS zero6 | ¥69,800 | ¥64,800 | ¥49,800 |
Xperia 10 III Lite | ¥46,800 | ¥41,800 | ¥21,800 |
※最新の価格はこちら
キャンペーンの適用には条件がありますので、契約前に必ず確認してください。
▼最大25,000円分還元中▼
Rakuten WiFi Pocket 2C/2Bが0円
楽天モバイルではモバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket 2C」「Rakuten WiFi Pocket 2B」を発売しました。
2Bと2Cの違いはUSB端子がmicro USBかUSB Type-Cかだけです。
これから買う方はRakuten WiFi Pocket 2Cを選びましょう。
- Rakuten WiFi Pocket 2B:micro USB
- Rakuten WiFi Pocket 2C:USB Type-C
私も購入して実機レビューしているので、スペックや機能はこちらを参考にしてください。
詳細:Rakuten WiFi Pocket 2Cのレビュー
詳細:Rakuten WiFi Pocket 2Bのレビュー
Rakuten WiFi Pocket 2C/2Bの通常価格は税込7,980円です。
ただし、SIMとセットで購入する場合は以下のキャンペーンが適用されます。
- 本体代金一括1円
- 5,000ポイント還元
Rakuten WiFi Pocket 2C/2BとSIMをセットで契約する場合、SIMの契約が初めてなら実質-4,999円、2回線目以降でも1円で購入できます。
詳細:Rakuten WiFi Pocket 2C/2B | 楽天モバイル
エントリーでポイント還元
楽天モバイル契約時には、必ず事前に以下にエントリーしましょう。
楽天会員だけでなく、楽天カード保有者・楽天証券口座保有者は事前にエントリーしてからWEBで申し込むことで楽天ポイントがさらに増額されます。
また、楽天市場や楽天サービスで使えるクーポンがもらえるキャンペーンもあります。
上記の中には店舗で申し込むと対象外のものがあるので、楽天モバイル公式サイトで申し込むのがおすすめです。
その他キャンペーン一覧はこちらにまとめています。
楽天モバイルの申込みはこちら!
以上、楽天モバイルの評価・メリット/デメリットと使える端末の解説でした。
楽天モバイルはエリアや使える端末に制限があるものの、国内通話が無料でかけ放題・1GB以下なら無料・データ使い放題でも月3,278円は非常にお得です。
さらに、豪華キャンペーンも適用できます。
契約前には必ず楽天モバイルのキャンペーン情報を確認してください。
▼楽天モバイルに申し込む▼
▼1GB以下なら料金無料▼
▼最大25,000円分還元中▼