本記事ではUQモバイルで持ち込み機種に自分で機種変更する手順を解説します。
機種変更は店舗や公式ストアでもできますが、自分で用意したスマホを持ち込んで機種変更も可能です。
手順や注意点を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
自分で持ち込み機種に機種変更
UQモバイルを既に契約している方は取り扱い端末にも機種変更できますが、自分で機種変更も可能です。
持ち込みの端末に、UQモバイルのSIMカードを差し替えることで機種変更できます。
大まかな手順は以下の通りです。
- スマホ本体を自分で用意
- SIMを差し替え
- データ移行
- APN設定
簡単に言えば、機種変更したいスマホを用意し、現在の端末からSIMを差し替えてAPN設定するだけです。
スマホを自分で用意
まずは、新しいスマホを自分で用意しましょう。
iPhoneはApple Storeでも端末のみを買えますが、楽天モバイル 楽天市場店の方がお得な場合が多いです。
もちろんAmazon・楽天市場や中古スマホ店(イオシス・じゃんぱらなど)でも端末のみが購入できます。
SIMフリースマホは楽天市場などでも買えますし、中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でも端末のみが安く買えます。
中古だけでなく未使用品も安いのでぜひ探しましょう。
ただし、購入前にはスマホがUQモバイルで使えるかを確認しましょう。
事前に必ず動作確認端末一覧を確認してください。
iPhoneは、SIMフリー版またはSIMロック解除済みのiPhone6S・初代SE以降の機種が使えます。
UQモバイル版のiPhoneと、auで買ったiPhone8・iPhoneX以降のiPhoneはSIMロックがかかったままでも使えます。
AndroidはSIMフリーまたはSIMロック解除済でも使えない機種が多いです。
動作確認端末一覧を必ず確認してください。
なお、動作確認端末一覧を見ると対応エリアが△になっている機種があります。
この機種はUQモバイルが使う一部の周波数に対応していないため、使わないほうが良いです。
ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルのAndroidスマホに多いですね。
SIM差し替え
動作確認端末一覧を確認した上で端末を用意したあとには、今の端末からSIMカードを抜き、新しい端末に差し替えます。
SIMピンを使ってSIMスロットを開き、SIMカードを差し替えてください。
SIMカードを抜くと元の端末で音声通話はできなくなりますが、Wi-Fiに接続していればこれまで通りデータ通信は可能ですし、アプリも使えます。
新しい端末へのデータ移行を終えるまでは、しばらくそのまま保管しておきましょう。
機種変更時のデータ移行
SIMを差し替えて新しい端末の電源をONにすると、初期設定が開始します。
その中でデータ移行も可能です。
iPhoneからiPhoneへの機種変更の場合は、新しい機種をセットアップする際に古い機種を隣においておくだけで移行できる「クイックスタート」が便利です。
古いiPhoneはiOSを最新にアップデートしたうえで、隣に置いておきましょう。
AndroidからiPhoneへのデータ移行は「iOSに移行」というアプリを使うのがおすすめです。
こちらに詳しく記載されています。
詳細:AndroidからiPhoneへのデータ移行 | Apple
iPhone/AndroidからAndroidへのデータ移行は機種によって手順が異なります。
「(機種名) データ移行」などのワードでネット検索してみてください。
最近はスマホをケーブルで接続すれば自動でデータ移行できる機種も多いです。
ただし、全てのアプリが移行されるわけではないので、データ移行完了後に元の端末と見比べて確認しましょう。
画像や動画などのデータは移行されますが、アプリは移行されないものも多いです。
また、アプリの再ログインが必要な場合もあります。
APN設定
初期設定が完了しても、機種によっては通話・データ通信ができない場合があります。
その場合はAPN設定が必要です。
APN設定とは、UQモバイルの通話やデータ通信にスマホを接続するための設定です。
APN設定の手順はこちらを参考にしてください。
iPhone8・7・6Sや最新のiPhoneなど、APN設定が不要な端末もあります。
動作確認端末一覧で確認してください。
APN設定・プロファイルインストールが完了後はWi-FiをOFFにして通話やデータ通信ができるかを必ず確認しましょう。
問題なく接続できれば機種変更は完了です。
持ち込みのiPhoneに機種変更
UQモバイルではiPhone SE 第3世代やau Certified(中古)のiPhoneなどを販売中ですが、アップルストアなどで買った他のiPhoneにも機種変更できます。
すでにUQモバイルを契約中で他の機種を使っている方も、持ち込みのiPhoneに機種変更できます。
手順は以下のとおりです。
- iPhone本体を用意
- SIMを差し替え
- 初期設定・データ移行
- プロファイルのインストール
基本的には機種変更したいiPhoneを用意し、現在の端末からSIMを差し替えるだけです。
ただし機種によってはプロファイルインストールが必要です。
iPhone本体を自分で用意
まずはiPhone本体を準備しましょう。
UQモバイルでもiPhoneを販売中ですが、Apple Storeや楽天モバイル楽天市場店で端末のみを購入可能です。
Apple StoreではSIMフリー版のiPhoneが本体のみ購入できます。
<アップルストアの価格>
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 14 |
128GB | ¥112,800 |
256GB | ¥127,800 | |
512GB | ¥157,800 | |
iPhone 14 Plus |
128GB | ¥124,800 |
256GB | ¥139,800 | |
512GB | ¥169,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 13 |
128GB | ¥95,800 |
256GB | ¥110,800 | |
512GB | ¥140,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone SE 第3世代 |
64GB | ¥62,800 |
128GB | ¥69,800 | |
256GB | ¥84,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 12 |
64GB | ¥92,800 |
128GB | ¥99,800 | |
256GB | ¥114,800 |
お得に購入したい方は楽天モバイル 楽天市場店もおすすめです。
楽天モバイル楽天市場店は購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるうえ、お買い物マラソンやスーパーセールなら還元率が上がるのでApple Storeよりお得です。
▼端末のみ購入はここで▼
SIM入れ替え・SIM差し替え
端末本体とSIMを用意できたら、UQモバイルのSIMをiPhoneに差し替えます。
iPhoneで使えるSIMサイズはnanoSIMだけなので、標準サイズ・microサイズで使っていた方はSIMの周りをパキッと割ってnanoSIMにしましょう。
Androidで使っていたSIMもiPhoneでそのまま使えます。
また、4GプランのSIMのままでも使えますが、5Gプランに変更しても料金は変わりませんので、4Gプランを契約中の方は5Gプランにプラン変更してSIMを交換しておきましょう。
初期設定・データ移行
SIMを差し替えた後に本体の電源をONにすると、初期セットアップが開始します。
元の端末がiPhoneの方は、このセットアップの途中でデータ移行が可能です。
新しいiPhoneを元のiPhoneを隣においておくだけでデータ移行が完了する「クイックスタート」を利用しましょう。
AndroidからiPhoneへのデータ移行は、Appleの純正アプリ「iOSに移行」を使うのがおすすめです。
こちらを参考に詳しく記載されています。
詳細:AndroidからiPhoneへのデータ移行 | Apple
ただし、全てのアプリが移行されるわけではないので、データ移行完了後に元の端末と見比べて確認しましょう。
画像や動画などのデータは移行されますが、アプリは移行されないものも多いです。
また、アプリの再ログインが必要な場合もあります。
プロファイルインストール
初期設定が完了したら、機種によってプロファイルインストールが必要な場合があります。
<プロファイルインストール要否>
APN設定 | 対象のiPhone |
---|---|
不要 | 6S・6S Plus 7・7 Plus 8・8 Plus SE(第1世代) SE(第2世代) SE(第3世代) 13シリーズ 14シリーズ |
必要 | X・XR XS・XS Max 11シリーズ 12シリーズ |
上記の通り、iPhone8までの機種とiPhone SE 第2世代・iPhone13シリーズ以降のiPhoneは、iOSが古くなければSIMを挿しただけで接続できます。
別キャリアのプロファイルがインストールされていれば、事前に削除が必要です。
一方、一部のiPhoneはSIMを挿しただけでは使えず、プロファイルのインストールが必要です。
Wi-Fiにつながった状態で以下を参考にプロファイルをインストールしてください。
その後、Wi-FiをOFFにして通話やデータ通信ができることを確認したら機種変更は完了です。
自分で機種変更時の注意点
eSIMを自分で機種変更
UQモバイルでeSIMを契約している方は、自分で他機種に移し替えられます。
自分で端末を用意したあと、マイページからeSIMを再発行します。
また、iPhoneを契約中の方はeSIMクイック転送も使えます。
eSIMの詳細についてはこちらにまとめています。
自分で機種変更時の手数料
自分で用意した機種に自分で機種変更する場合、手数料はかかりません。
UQモバイル店舗や公式ストアで新しい端末に機種変更する場合は事務手数料がかかりますが、自分で機種変更する際にはかかりません。
料金・プランは変わらない
自分で用意した端末に機種変更しても、契約しているプランや料金に変わりはありません。
これまで通りの契約内容で使い続けられます。
料金が上がったり解約されたりすることはありませんので安心してください。
繋がらない/4Gにならない場合
新しい機種にSIMを差し替えても繋がらない・4Gにならない場合、原因は主に以下のいずれかです。
- SIMロック解除していない
- 端末がUQモバイルに非対応
- APN設定していない
- 古いプロファイルが残っている
SIMロック解除していない
まず、他社で購入したスマホを使う場合はSIMロック解除が必要な場合があります。
ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルはほぼすべてのスマホがSIMロック解除しないと使えません。
auで買ったスマホもSIMロック解除が必要な場合があるので注意してください。
端末がUQモバイルに非対応
また、SIMロック解除したからといってすべての機種が使えるわけではありません。
必ず動作確認端末一覧を確認しましょう。
また、動作確認端末一覧で対応エリアが△になっている機種は、地域によって電波が繋がらなくなる可能性があるので使うのはおすすめしません。
APN設定していない
一番多いのがAPN設定(プロファイルインストール)していない場合です。
SIMを差しただけではつながらず、自身でAPN設定またはプロファイルのインストールが必要です。
設定の手順はこちらを参考にしてください。
Androidの場合、各項目の入力ミスも多いので、アルファベットに間違いがないか確認しましょう。
また、iPhoneはプロファイルインストールが不要な機種もありますが、他社のプロファイルが残っていると繋がりません。
「設定」→「一般」→「プロファイル」にインストール済のプロファイルがないか確認してください。
機種を自分で用意する方法
UQモバイルで取り扱っている端末以外の機種を使いたい場合、主に以下の方法で端末を用意しましょう。
- Apple Storeで買う(iPhone)
- Amazon・楽天市場で買う
- 家電量販店で買う
- 中古スマホ店で買う
iPhoneはApple Storeがお得?
iPhoneはApple Storeで買いましょう。
アップルストアなら端末のみを買えます。
店舗はもちろんWEBでも買えますので、近くにアップルストアがない場合でも安心です。
アップルストアで販売されるiPhoneはSIMフリーなので、UQモバイルでも問題なく使えます。
お得に購入したい方は楽天モバイル 楽天市場店もおすすめです。
Apple Storeと同じ製品が同じか安い価格で購入できます。
購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるうえ、お買い物マラソンやスーパーセールなら還元率が上がるのでApple Storeよりお得です。
▼端末のみ購入はここで▼
SIMフリースマホを買う購入
AndroidのSIMフリースマホはAmazonや楽天市場でも購入できます。
Amazonタイムセール祭りやサイバーマンデーでもよくセールになっていますし、楽天市場は高額のポイント還元が魅力です。
対象機種は少ないものの、楽天DEALセールは30~50%程度のポイントが還元されます。
ただし、「SIMフリーならUQモバイルで使える」というわけではありませんので、購入前には必ず動作確認端末一覧を確認してください。
家電量販店で買う
SIMフリースマホは家電量販店でも購入できます。
こちらも、購入前に必ず動作確認端末一覧を確認してください。
また、都市部の店舗では取り扱い端末も多く価格も安いですが、地方の店舗はかなり古い機種が高い価格で販売されています。
私の実家の近くの店舗もかなり古いスマホばかりでした。
東名阪などの都市部の店舗ならほとんど問題ないと思いますが、地方にお住まいの方は通販サイトで買うのがおすすめです。
中古スマホ店で買う
個人的におすすめなのは中古スマホ店で買う方法です。
イオシスやじゃんぱらなどの大手スマホ通販サイトでは、かなり多くの種類の端末が購入できます。
格安の中古はもちろん、新品同様の未使用品も購入できます。
私もよくイオシスで購入しています。
メルカリやラクマなどの個人間取引よりも安心なので、できるだけ安く購入したい方はイオシスやじゃんぱらも探してみましょう。
UQモバイルで使えるスマホ
UQモバイルで持ち込み機種を使う場合、事前にそのスマホがUQモバイルで使えるか確認が必要です。
必ず動作確認端末一覧を確認しましょう。
これから色々と解説していきますが、最終的には動作確認端末に記載の内容に従ってください。
動作確認端末一覧を必ず確認
自分で機種変更する際、端末が使えるか確認が必要です。
事前に必ず動作確認端末一覧を確認してください。
iPhoneは、SIMフリー版またはSIMロック解除済みのiPhone6S・初代SE以降の機種が使えます。
UQモバイル版のiPhoneと、auで買ったiPhone8・iPhoneX以降のiPhoneはSIMロックがかかったままでも使えます。
AndroidはSIMフリーまたはSIMロック解除済でも使えない機種が多いです。
動作確認端末一覧を必ず確認してください。
UQモバイルで使えるiPhone
6S・SE以降が使える
iPhoneは、iPhone6S・初代SE以降の機種であればUQモバイルに対応しています。
ただし、SIMロック解除が必要な場合があります。
<販売元別のSIMロック解除>
iPhone 購入元 |
SIMロック解除 要否 |
---|---|
SIMフリー (Apple Store) |
不要 |
UQモバイル | |
au | ~iPhone7:必要 iPhone8~:不要 |
ドコモ | 必要 |
ソフトバンク | |
ワイモバイル |
上記の通り、アップルストアで買ったSIMフリー端末や、UQモバイルで買ったiPhoneならSIMロック解除不要で使えます。
一方、ドコモ・ソフトバンクやワイモバイルで購入したiPhoneはSIMロック解除が必要です。
au版iPhone
auで販売されたiPhoneは複雑です。
iPhone7・7 Plusまでの機種は、SIMロック解除が必要です。
一方、iPhone8・iPhone X以降の機種はSIMロック解除不要で使えます。
<au版iPhoneのSIMロック解除>
iPhone | SIMロック解除 |
---|---|
6S・6S Plus ・SE・ 7・7 Plus |
必要 |
8・8 Plus・ X~ |
不要 |
動作確認端末を事前によく読んでから機種変更しましょう。
UQモバイルで使えるAndroid
iPhoneはSIMロック解除すればほとんどの端末が使えましたが、Androidは使える端末が限られます。
<Androidが使える条件>
Android 購入元 |
使える条件 |
---|---|
UQモバイル | なし(全て使える) |
au | ・2015年5月以降に発売 →2017年8月以前発売なら SIMロック解除必要 |
SIMフリー | ・SIMフリー/SIMロック解除済 ・auのバンドに対応 ・au VoLTEに対応 |
ドコモ | |
ソフトバンク |
UQモバイルのAndroid
UQモバイルで発売されたAndroidスマホは動作確認端末一覧に記載があれば問題なく使えます。
SIMロック解除も不要です。
auのAndroid
基本的にauで発売したAndroid端末は、2015年5月以降にauで発売された機種ならUQモバイルで使えます。
ただし、2017年8月以前にau発売されたスマホはSIMロック解除が必要です。
2017年8月以降に発売されたスマホはSIMロック解除無しで使えます。
<au版AndroidのSIMロック解除>
Android | SIMロック解除 |
---|---|
~2015年 5月 |
ー |
~2017年 7月末 |
必要 |
2017年 8月~ |
不要 |
発売年月日で判断せず、こちらも動作確認端末一覧を必ず確認しましょう。
SIMフリーのAndroid
SIMフリーのAndroid端末に機種変更する場合は、以下の2点を確認してください。
- UQのバンドに対応しているか
- au VoLTEに対応しているか
バンドとは、各キャリアごとに使用している電波の周波数です。
Android端末がUQモバイルのバンド(周波数)を掴める仕様でなければ、UQモバイルでは使えません。
UQモバイルのバンドは以下の通りです。
- 5G:n77・n78
- 4G:B1・18・26
(18と26はどちらかのみでOK)
もうしばらくは5Gには対応していなくても使えますが、4GはB1とB18(またはB1とB26)に対応していないと使い物になりません。
さらにau VoLTEに対応している必要があります。
このバンドとVo LTEに対応していないAndroid端末は、UQモバイルでは使えません。
こちらも必ず動作確認端末一覧を確認しましょう。
他社のAndroid
ドコモ・ソフトバンクやワイモバイルのAndroidスマホは、ほとんどUQモバイルでは使えません。
au回線のバンドやau VoLTEに対応していない機種がほとんどです。
動作確認端末を確認した上で記載があれば使えますが、よくわからない場合は使わないほうが無難でしょう。
なお、動作確認端末一覧を見るとエリアが△になっている機種があります。
ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルのAndroidスマホに多いです。
この機種は、UQモバイルが使う一部の周波数に対応していないため、使わないほうが良いです。
ただし、PixelシリーズやSHARP・HUAWEIの一部のスマホはSIMロック解除すればUQモバイルでも使えます。
UQモバイルは自分で機種変更できる
以上、UQモバイルで持ち込み機種に自分で機種変更する手順の解説でした。
UQモバイルでは店舗・オンラインで機種変更できますが、持ち込み機種にも機種変更できます。
本記事を読み、お得に機種変更してください。
なお、よくわからない方はUQモバイルの取り扱い端末に機種変更しましょう。
UQモバイルのおすすめ機種はこちらにまとめています。
▼公式ストアがお得な場合も▼