本記事ではLINEMOのメリット・デメリットやおすすめな人・おすすめしない人を解説します。
LINEMOは料金の安さとキャンペーンの豪華さに加えて通信速度も速く、格安SIMではトップクラスにおすすめのキャリアです。
特に月3GBのプランをお探しならLINEMOのミニプランを真っ先に検討しましょう。
ただし料金プランが限られる点と店舗サポートには注意が必要です。
メリット・デメリット一覧表
私もLINEMOを契約して使っていますが、主要なメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 料金が安い、3GBも20GBもお得
- さらにキャンペーンが豪華
- LINEビデオ通話もギガフリー
- 通信速度が速い
- 容量追加チャージが安い
- 店舗サポートがない
- 3GBと20GBしか選べない
- 繰り越し/低速モードなし
料金の安さはトップクラスで、さらに豪華キャンペーンでお得に契約できます。
MVNOにはさらに料金が安いキャリアもありますが、通信速度が一日中速い点を考えるとLINEMOの方がおすすめです。
店舗はないのでサポートが必要な人はワイモバイルの方がおすすめですが、不要なら断然LINEMOを選びましょう。
LINEMOのデメリット
まず先にLINEMOのデメリットを紹介します。
個人的にLINEMOは格安SIMでもトップクラスにおすすめのキャリアですが、いくつか注意点があります。
特に「店舗サポートがない」「3GB/20GBしかない」「端末は自分で用意が必要」な点には注意が必要です。
店舗サポートがない
LINEMOの最大のデメリットは店舗がない点です。
契約や機種変更はもちろん、SIMの交換やトラブル発生時はすべてオンラインで自分で手続きが必要です。
店舗を持たない分だけ料金が安くてキャンペーンが豪華なのですが、これまで店舗で各種手続きを行っていた人、万が一の際に店舗がないと不安な人は店舗サポートがある他社の方がよいでしょう。
店舗サポートが必要な人はワイモバイルがおすすめです。
全国に2,000以上の店舗があり、各種手続きやトラブルに対しても店員さんが手厚くサポートしてくれます。
ワイモバイルは店舗がある分だけ通常料金はLINEMOより高いものの、家族割やおうち割を適用すればLINEMOと同等の料金で使えます。
店舗で手続すると手数料がかかるものの、万が一の際に駆け込める店舗があるのは安心です。
ただし、LINEMOの契約や機種変更はWebで簡単に手続できます。
また、トラブルなどで店舗に行く機会はあまり多くないと思うので、個人的には店舗がないことより料金の安さがメリットとして上回ると思います。
プランが3GB/20GBしかない
LINEMOでは、月3GBのミニプランと月20GBのスマホプランの2つしか選べません。
月5~10GBの人はLINEMOだとやや損ですし、月20GB以上使う人はLINEMOでは対応できません。
月5~10GBの人はIIJmioがおすすめです。
5GB/10GBのプランが選べて料金も安く、特に月5GBが月額990円とLINEMOより安いです。
さらに通話料金は自動で半額(11円/30秒)になります。
昼の通信速度は遅めですが、料金にこだわる人はIIJmioの方がお得です。
月20GB以上使う人はahamoか楽天モバイルがおすすめです。
ahamoは「ahamo大盛り」オプションを追加すれば月100GBまで4,950円で使えます。
5分かけ放題が料金に含まれるので、通話が多い人はahamoの方がお得です。
通信速度も速く、海外でも20GBまで使えるのがメリットですね。
また、楽天モバイルもおすすめです。
楽天モバイルは毎月のデータ使用量に応じて料金が決まるプランで、20GB以上はどれだけ使っても月3,278円です。
<楽天モバイルの料金表>
容量 | 基本料金 | 通話料金 |
---|---|---|
3GB まで |
¥1,078 | 国内通話 かけ放題 (※) |
3GB~ 20GBまで |
¥2,178 | |
20GB以上 無制限 |
¥3,278 |
※:一部かけ放題対象外あり
通信品質の面ではLINEMOやahamoに劣りますが、2023年6月からは都市部を中心にKDDI回線のローミングを再開したので繋がりやすくなりましたし、パートナー回線でもデータ使い放題になりました。
キャンペーンも非常に豪華なので、データをたくさん使う人は料金面でのメリットが上回るでしょう。
家族割や光セット割なし
LINEMOに家族割や光セット割はありません。
もともとの料金は安いのですが、複数回線を契約したり、ソフトバンク光を契約してもこれ以上の割引はありません。
一方、同じソフトバンクグループのワイモバイルは家族割やおうち割が適用できます。
ワイモバイルとLINEMOの通常料金を比較すると、3GB~4GB以外はLINEMOの方がお得です。
<ワイモバイルとの料金比較>
ワイモバイル 通常料金 |
ワイモバイル 割引後 |
LINEMO | |
---|---|---|---|
~3GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥990 |
3~4GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥2,728 |
4~20GB | ¥4,015 | ¥2,178 | ¥2,728 |
20~30GB | ¥5,115 | ¥3,278 | ― |
一方、ワイモバイルでおうち割とPayPayカード割を適用すると、ワイモバイルの方が安い場合も多いです。
3GB以下はLINEMOが月88円安いですが、3~4GBならワイモバイルの方が半額以下になりますし、4GB~20GBもワイモバイルの方が安いです。
ワイモバイルなら店舗サポートも受けられますし、余ったデータ容量は翌月に繰り越されるなどメリットが多いです。
おうち割光セットが適用できる場合はワイモバイルを選びましょう。
端末は自分で購入が必要
LINEMOでは端末を販売していません。
よって、乗り換え時にスマホを買い替える場合や機種変更時は自分で端末を用意する必要があります。
ソフトバンクなら店舗やオンラインショップで端末のセット購入や機種変更ができますが、月額料金はLINEMOより高く、端末価格も自分で買うより高いことがほとんどです。
iPhoneもAndroidスマホも他で買ってLINEMOで使う方が断然お得なので、ぜひチャレンジしましょう。
持ち込みのiPhoneを使う方法
iPhoneはApple StoreでSIMフリー版が端末のみで購入できます。
また、楽天モバイル 楽天市場店なら購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるため、Apple Storeと同じSIMフリー版がAppleより安く購入できます。
特にお買い物マラソンやスーパーセールなら還元率が上がるのでお得です。
LINEMOでiPhoneを使う手順はこちらにまとめています。
Androidスマホを使う方法
動作確認端末一覧ページに記載の端末なら、AndroidスマホもLINEMOで使えます。
AndroidスマホはAmazon・楽天市場や中古スマホ店(イオシス、じゃんぱらなど)で端末のみを買い、LINEMOのSIMを差し替えて使いましょう。
ソフトバンクやワイモバイルで販売されたAndroid端末はほとんど使えるのでハイスペック機種も使用可能です。
LINEMOで持ち込みのAndroidスマホを使う手順はこちらにまとめています。
通話料金が半額にならない
LINEMOには通話料金を半額にする仕組みがありません。
かけ放題オプションを契約していない場合、通話料金は30秒ごとに22円かかってしまいます。
他のMVNOでは専用アプリからかければ通話料金が半額になるサービスがあります。
また、先ほど紹介したIIJmioなどは自動プレフィックス付与に対応しているため、専用アプリを使わなくても自動で半額になります。
他にも、楽天モバイルはアプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話は無料でかけ放題です。
LINEMOにもかけ放題オプションはありますし、5分かけ放題オプションはキャンペーンで7カ月間無料で使えます。
ただし、かけ放題オプションを使わない場合や、5分かけ放題契約者の5分超過後は22円/30秒と割高です。
データ繰り越しはない
LINEMOには余ったデータの繰り越し機能はありません。
ワイモバイル・UQモバイルや他のMVNOには当月使い切れずに余ったデータ容量を翌月に繰り越すサービスがありますが、LINEMOは当月末で消滅してしまいます。
基本料金やデータ追加の費用は安いものの、データ繰り越しがないのはやや残念です。
月のデータ使用量の変動が大きい場合はワイモバイルの方がお得かもしれません。
低速モード/節約モードなし
LINEMOには低速モードや節約モードもありません。
他社では、アプリなどから通信速度を低速に切り替えることで容量を消費しない仕組みがあります。
キャリアによっては低速ON時でも最大1Mbpsで通信できるので、容量を消費せずにYouTubeを見放題にできます。
LINEMOはスマホプランなら容量を使い切った後も最大1Mbpsで通信できますが、高速通信の容量が残っている間は低速に切り替えることはできません。
バースト転送なし
LINEMOはバースト転送には対応していません。
バースト転送とは、低速通信時でも最初の一定容量のみ高速で通信することでコンテンツの表示を速める機能です。
バースト転送があれば、速度制限時でも体感速度が速くなります。
他社ではバースト転送に対応しているキャリアも多いですが、LINEMOは非対応です。
ただ、LINEMOの制限時の最大速度はミニプラン:300kbps、スマホプラン:1Mbpsと速いので、あまり大きな影響はないでしょう。
ソフトバンクから乗り換えはキャンペーン対象外
ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えを検討中の人も多いでしょう。
月のデータ使用量が3GBまたは20GBの人は、LINEMOへ乗り換えることで毎月の料金を大きく節約できるはずです。
また、LINEMOはソフトバンク回線を使っているため、ソフトバンクで使っていたスマホはiPhoneもAndroidもそのままLINEMOで使えます。
乗り換え時に自動でSIMロック解除してくれるので安心です。
ただし、ソフトバンクからLINEMOに乗り換える場合、LINEMOの豪華なキャンペーンはほとんどすべてが適用されません。
通話オプション割引キャンペーンは適用できますが、PayPayポイントが還元されるキャンペーンはほとんど対象外です。
ただ、それでもソフトバンクからLINEMOに乗り換えることで毎月の料金を大きく節約できるので、躊躇せずに乗り換えましょう。
乗り換え手数料なども一切かかりません。
以上、LINEMOのデメリットでした。
LINEMOにはいくつかデメリットはあるものの、後述するようにメリットもたくさんあります。
上記のデメリットが気にならない人にとっては、格安SIMでもトップクラスにおすすめのキャリアです。
LINEMOのメリット
続いてLINEMOのメリットを紹介します。
先にデメリットを書きましたが、LINEMOにはたくさんのメリットもあり、個人的にもトップクラスにおすすめのキャリアです。
特に月3GBのプランを探している人はまずLINEMOを検討しましょう。
他社より料金が安い
LINEMOの最大のメリットは料金の安さです。
LINEMOは月3GBと月20GBのプランが選べて、どちらも他社より安いです。
<LINEMOの料金プラン>
ミニプラン | スマホプラン | |
---|---|---|
データ容量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | ¥990 | ¥2,728 |
制限時の 最大速度 |
最大300kbps | 最大1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 ・5分かけ放題:+550円 ・かけ放題:+1650円 |
ミニプラン(3GB)の月額990円は格安SIMの中でもトップクラスに安いです。
MVNOではIIJmioのギガプラン(5GBで990円)などさらに安いキャリアもありますが、通信速度の速さはLINEMOが圧倒的です。
店舗さえ不要なら、月3GBのプランではLINEMOが一番おすすめです。
さらに6か月無料になるキャンペーンも常時実施しています。
月20GBのスマホプランも月額2,728円と安いです。
ソフトバンクで20GB使う場合、通常料金は7,238円、家族割とおうち割を両方適用しても4,928円なので、LINEMOの安さは圧倒的です。
ahamoは月20GB+5分かけ放題で月額2,970円なので、かけ放題が不要ならLINEMOの方がお得です。
さらに、LINEMOも5分かけ放題は7カ月間無料で使えます。
ソフトバンクとの比較
LINEMOはソフトバンクからの乗り換えに最もおすすめです。
料金はソフトバンクより圧倒的に安いうえに、ソフトバンクで購入した端末はLINEMOならほぼ使えます。
一部はSIMロック解除が必要ですが、LINEMOに乗り換える際にソフトバンクで自動で解除してくれるので安心です。
データ使用量が月3GB以下の場合、ソフトバンクとLINEMOの料金は以下のとおりです。
<月3GBの料金比較>
LINEMO | ソフトバンク | |
---|---|---|
通常料金 | 990円 | 5588円 |
家族割 | 990円 | 4378円 |
おうち割 | 990円 | 4488円 |
家族割+ おうち割 |
990円 | 3278円 |
※LINEMOは家族割/おうち割対象外
※SoftBankの家族割は3人以上
上記のとおり料金の安さはLINEMOが圧倒的で、通常料金は5分の1以下になる場合もあります。
LINEMOは家族割やおうち割の対象外ですが、ソフトバンクで両方適用した場合と比較しても3分の1以下です。
月20GB使う場合の比較は以下のとおりです。
<月20GBの料金比較>
LINEMO | ソフトバンク | |
---|---|---|
通常料金 | 2728円 | 7238円 |
家族割 | ー | 6028円 |
おうち割 | ー | 6138円 |
家族割+ おうち割 |
ー | 4928円 |
月20GBの場合もLINEMOが断然お得で、通常料金なら毎月4,500円ほど節約できます。
LINEMOは家族割・おうち割の対象外ですが、ソフトバンクで両方適用した場合と比べても月2,000円安いです。
ソフトバンクと比較すると「店舗がない」「20GB以上は選べない」などのデメリットはありますが、月に使うデータ容量が20GB以下ならLINEMOに乗り換えないともったいないです。
ワイモバイルとの比較
LINEMOとワイモバイルで悩む方も多いです。
ここではLINEMOとワイモバイルの料金も比較してみました。
<ワイモバイルとの料金比較>
ワイモバイル 通常料金 |
ワイモバイル 割引後 |
LINEMO | |
---|---|---|---|
~3GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥990 |
3~4GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥2,728 |
4~20GB | ¥4,015 | ¥2,178 | ¥2,728 |
20~30GB | ¥5,115 | ¥3,278 | ― |
まず、通常料金を比べると3GB~4GB以外はLINEMOの方がお得です。
ワイモバイルはおうち割光セットとPayPayカード割を適用しないと料金は高いので、割引が適用できない人で月の使用量が20GB以下ならLINEMOを選びましょう。
一方、ワイモバイルでおうち割とPayPayカード割を適用すると、ワイモバイルの方が安い場合が多いです。
3GB以下はLINEMOが月88円安いですが、3~4GBならワイモバイルの方が半額以下になりますし、4GB~20GBもワイモバイルの方が安いです。
ワイモバイルなら店舗サポートも受けられますし、余ったデータ容量は翌月に繰り越されるなどメリットが多いです。
おうち割光セットが適用できる場合はワイモバイルを選びましょう。
ただし、ワイモバイルとLINEMOは料金以外にも大きな違いがあります。
ワイモバイルは全国の店舗でサポートが受けられますし、余ったデータ容量は翌月に繰り越されるのがメリットです。
一方、LINEMOはLINEによるデータ使用量がカウントされない「LINEギガフリー」が人気です。
どちらを選んでもソフトバンクよりは安いので、現在ソフトバンクを契約中の人はいずれかに乗り換えましょう。
格安SIMの契約が初めての方は、店舗サポートがあるワイモバイルの方が安心かもしれません。
ワイモバイルの特徴はこちらにまとめています。
ahamoとの比較
LINEMOには月20GBのスマホプランがありますが、同じ20GBのプランではahamoも人気です。
ここではLINEMOとahamoを比較してみました。
LINEMO スマホプラン |
ahamo | |
---|---|---|
データ容量 | 20GB | 20GB |
料金に含む かけ放題 |
なし | 5分かけ放題 |
月額料金 | 2,728円 | 2,970円 |
容量超過後 最大速度 |
1Mbps | 1Mbps |
有料の 通話オプション |
5分:550円 無制限:1,650円 |
無制限:1,100円 |
その他特典 | LINEギガフリー | 海外でデータ通信可 |
料金はLINEMOのスマホプランが月2,728円、ahamoが月額2,970円なので、LINEMOの方が安いです。
ahamoは5分かけ放題が含まれた料金なのでLINEMOで5分かけ放題をつける場合はahamoの方が安くなりますが、LINEMOもキャンペーンにより7カ月間は無料で5分かけ放題オプションが使えます。
LINEMOはLINEによるデータ通信がカウントされない「LINEギガフリー」なので、家族や友人とはLINEで通話すれば通話料金を抑えられます。
一方、ahamoは海外でも追加料金不要でデータ通信できるのがメリットです。
LINEMOとahamoは一長一短なので、好みで好きな方を選んでよいでしょう。
詳細:ahamo公式サイト
キャンペーンが豪華
LINEMOはキャンペーンが豪華なのも特徴です。
同じ20GBプランで人気のahamoはほとんどキャンペーンを実施していませんが、LINEMOは常時お得なキャンペーンを実施しています。
まず、月3GBのミニプランは6カ月間実質無料になるキャンペーンを実施しています。
契約するだけで6カ月間はPayPayポイントが毎月990円分還元されるうえに、5分かけ放題が7カ月間無料で使えるキャンペーンやデータ増量キャンペーンも併用できます。
月20GBのスマホプランもお得です。
常時実施している「PayPayあげちゃうキャンペーン」なら最大10,000円分のPayPayポイントが還元されますし、不定期に実施するフィーバータイムなら新規契約もMNPも還元額がアップします。
このフィーバータイムはほとんど毎月実施するので、スマホプランを契約予定の方はフィーバータイムを待って契約するのがおすすめです。
スマホプランを契約する人も、5分かけ放題が7カ月無料で使えるキャンペーンやデータ増量キャンペーンを併用できます。
現在実施中のキャンペーン情報やお得な申し込み方法はこちらにまとめています。
最低利用期間・違約金なし
LINEMOには最低利用期間や違約金はありません。
他社ではまだ違約金が残っているキャリアもありますが、LINEMOは縛りがありません。
よって、サービス内容に不満があればいつでも他社に乗り換えられます。
契約時のキャンペーンも豪華なので、まずはキャンペーンでお得に乗り換えてみて、問題がなければそのまま使い続ける、不満であれば他社に乗り換える、といったことも可能です。
LINEの通信量がギガフリー
LINEMOを契約中の人は、LINEによるデータ通信量がカウントされない「LINEギガフリー」の対象です。
LINEアプリによるメッセージやスタンプのやり取り、LINEでんわやLINEビデオ通話はどれだけ使ってもデータ容量を消費しません。
LINEのメッセージやLINEでんわはほとんどデータ容量を消費しないのであまり影響はありませんが、LINEビデオ通話はデータ消費量が大きいです。
家族や友人・カップルでLINEビデオ通話を使う人はLINEMOがおすすめです。
なお、高速データ容量を使い切って通信制限がかかっているときも、LINEアプリによる通信は高速で通信できます。
通信制限時もLINEでんわやLINEビデオ通話は快適に使えます。
通信速度が一日中速い
LINEMOは通信速度が一日中速いのがメリットです。
格安SIM(特にMVNO)は料金が安い分、昼や夕方の回線混雑時に速度が遅くなるキャリアもあります。
昼は特に回線が混雑するので、1Mbps以下の通信制限がかかったような速度になるキャリアが多いです。
一方、LINEMOはソフトバンクと同じ回線をそのまま使っているため、昼でも速度が遅くなりません。
シムラボでもLINEMOの通信速度を毎月測定していますが、いつ測定しても一日中快適です。
他キャリアでは通信速度と料金の安さはトレードオフの関係になりますが、LINEMOは快適な速度を安い料金で使えるのがメリットです。
通信制限時も最大1Mbpsで速い
LINEMOは通信制限時の速度も他社より速いです。
特に月20GBのスマホプランは容量を使い切った後も最大1Mbpsの速度で使い放題です。
1Mbps近い速度があればYouTubeも標準画質で詰まらずに視聴できますし、WebサイトやSNSも画像の表示がわずかに遅れる程度で閲覧できます。
高速通信と同じとまでは言えませんが、通信制限時でもそれほど我慢することなく快適に通信できるでしょう。
月3GBのミニプランは最大300kbpsですが、LINEやメールのやり取り、音楽ストリーミングなどは快適です。
また、どうしても高速通信した場合も安い価格でデータを追加購入できます。
低速通信に容量制限なし
LINEMOには低速通信に容量制限がありません。
容量超過後は速度が制限されるものの容量制限はないので、スマホプランは最大1Mbps、ミニプランは最大300kbpsで使い放題です。
最近は低速通信に容量制限をかけるキャリアが増えており、例えばワイモバイルでは低速状態で基本容量の半分を使うと速度が最大128kbpsに制限されるようになりました。
今後もこの制限は他社に広がっていくと思いますが、LINEMOは今のところ低速通信に制限はないので、低速になっても最大1Mbpsで安心して使えます。
容量チャージが安い
LINEMOはデータ容量を使い切った後の容量の追加購入も550円/1GBと安いのが特徴です。
ソフトバンクは0.5GBで605円、1GBで1,100円と高く、ワイモバイルも0.5GBで550円ですが、LINEMOは1GBを550円で購入できます。
<追加容量の価格比較>
LINEMO | Y!mobile | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
0.5GB | ー | 550円 | 605円 |
1GB | 550円 | ー | 1100円 |
前章のとおり、LINEMOは通信制限時の速度も速いのですが、高速で通信したい場合も他社より安く容量を購入できます。
口座振替で料金支払い可
LINEMOの料金支払い方法はクレジットカードか口座振替です。
口座振替で支払いができるのは便利ですね。
また、ソフトバンクやワイモバイルから乗り換えの場合、支払い方法を引き継げるので新たに登録手続きをする必要はありません。
また、PayPay残高による支払いも可能です。
LINEMOはどんな人におすすめ?
LINEMOがおすすめな人
ソフトバンクを契約中の人
LINEMOが最もおすすめの人は、現在ソフトバンクを契約中の人です。
現在ソフトバンクを契約中で、月に使うデータ容量が20GB以下ならLINEMOに乗り換えないと損です。
前章で解説した通り、通常料金を比較すると料金は最大で5分の1に削減できます。
ソフトバンクは家族割やおうち割が適用できるのに対しLINEMOは対象外ですが、両方の割引を適用した後の価格で比べても圧倒的にLINEMOが安いです。
<月3GBの料金比較>
LINEMO | ソフトバンク | |
---|---|---|
通常料金 | 990円 | 5588円 |
家族割 | 990円 | 4378円 |
おうち割 | 990円 | 4488円 |
家族割+ おうち割 |
990円 | 3278円 |
※LINEMOは家族割/おうち割対象外
※SoftBankの家族割は3人以上
<月20GBの料金比較>
LINEMO | ソフトバンク | |
---|---|---|
通常料金 | 2728円 | 7238円 |
家族割 | 2728円 | 6028円 |
おうち割 | 2728円 | 6138円 |
家族割+ おうち割 |
2728円 | 4928円 |
※LINEMOは家族割/おうち割対象外
※SoftBankの家族割は3人以上
LINEMOは店舗がないのがデメリットですが、店舗を使わない人はLINEMOが圧倒的にお得です。
ワイモバイルで1回線のみ契約中の人
同じソフトバンクグループのワイモバイルもソフトバンクよりは圧倒的に料金が安いですが、LINEMOならさらに料金を安くできる場合があります。
ワイモバイルは家族割やおうち割を適用するとLINEMOより安くなりますが、1回線のみの場合はLINEMOの方が断然お得です。
おうち割が適用できるならワイモバイル、適用できないならLINEMOを選びましょう。
<ワイモバイルとの料金比較>
ワイモバイル 通常料金 |
ワイモバイル 割引後 |
LINEMO | |
---|---|---|---|
~3GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥990 |
3~4GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥2,728 |
4~20GB | ¥4,015 | ¥2,178 | ¥2,728 |
20~30GB | ¥5,115 | ¥3,278 | ― |
ただし、ワイモバイルとLINEMOは料金以外にも大きな違いがあります。
ワイモバイルは全国の店舗でサポートが受けられますし、余ったデータ容量は翌月に繰り越されるのがメリットです。
一方、LINEMOはLINEによるデータ使用量がカウントされない「LINEギガフリー」が人気です。
どちらを選んでもソフトバンクよりは安いので、現在ソフトバンクを契約中の人はいずれかに乗り換えましょう。
格安SIMの契約が初めての方は、店舗サポートがあるワイモバイルの方が安心かもしれません。
ワイモバイルの特徴はこちらにまとめています。
LINEビデオ通話をよくする人
LINEMOはLINEビデオ通話をよくする人にもおすすめです。
LINEMOはどちらのプランを選んでもLINEアプリによるデータ通信では容量を消費しない「LINEギガフリー」の対象です。
メッセージやスタンプのやり取り、LINEでんわはそれほどデータ容量を消費しませんが、LINEビデオ通話はデータの消費が大きいです。
LINEモバイルが公開したデータによると、1時間のビデオ通話で307MB程度を消費するとのことでしたが、LINEMOならビデオ通話も使い放題です。
家族、友人やカップルでLINEビデオ通話をよく使う人はLINEMOにすればデータ通信量を大きく節約できます。
それ以外にもおすすめ
上記以外の場合でも、LINEMOはスマホキャリアではトップクラスにおすすめです。
料金は安いのに通信速度は速いので、一日中安心して使えます。
店舗がないのが最大のデメリットですが、店舗をそれほど使わない人はLINEMOへの乗り換えがおすすめです。
LINEMOをおすすめしない人
一方、LINEMO以外のキャリアを選んだ方がよい場合もあります。
データ使用量が3GB~10GBの人
LINEMOは3GBと20GBの2つのプランしか選べません。
私自身もデータ使用量は月5GBくらいですが、この場合はスマホプランを選ばざるを得ず、損になってしまいます。
データ使用量が3GB~10GBの人はIIJmioもおすすめです。
IIJmioは月5GBや月10GBの容量も選べ、料金も安いです。
IIJmioは余ったデータが翌月に繰り越されるうえ、毎月データ容量を変更できるため、月によるデータ使用量の変動をうまく吸収できます。
速度はやや遅めですが、料金面のメリットが上回る人も多いでしょう。
IIJmioはドコモ回線・au回線を使った格安SIMなのでソフトバンクやワイモバイルで買ったAndroidスマホは使えない場合がありますが、iPhoneなら問題なく使えます。
乗り換えキャンペーンもお得なので、対応端末をお持ちでない方は乗り換え時にお得に購入できるのもメリットです。
データ使用量が20GB以上の人
また、LINEMOで選べる最大容量はスマホプランの月20GBなので、月20GB以上使う人はLINEMO以外を選ばざるを得ません。
月20GB以上使う人はahamoか楽天モバイルがおすすめです。
ahamoは通常は月20GBですが、「ahamo大盛り」オプションを追加すれば月100GBまで4,950円で使えます。
通信速度も速く、海外でも20GBまで使えるのがメリットです。
料金に5分かけ放題が含まれているので、短い通話が多い人もお得です。
詳細:ahamo公式サイト
また、楽天モバイルもおすすめです。
楽天モバイルは毎月のデータ使用量に応じて料金が決まるプランで、20GB以上はどれだけ使っても月3,278円です。
さらに、アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話は無料でかけ放題です。
通信品質の面ではLINEMOやahamoに劣りますが、2023年6月からは都市部を中心にKDDI回線のローミングを再開したので繋がりやすくなりましたし、パートナー回線でもデータ使い放題になりました。
キャンペーンも非常に豪華なので、データをたくさん使う人は料金面でのメリットが上回るでしょう。
最新のiPhoneも買えますし、端末価格は4キャリアで最安値のことが多いです。
もちろんAndroidスマホもセールでお得に購入できます。
店舗サポートが必要な人
LINEMOの最大のデメリットは店舗がないことです。
契約や機種変更はもちろん、SIMの交換やトラブルが起こった場合はすべてオンラインやチャットで自分で手続きが必要です。
店舗を持たない分だけ料金が安くてキャンペーンが豪華なのですが、これまで何かあれば店舗に行っていた人、万が一の際に店舗がないと不安な人は店舗サポートがある他社の方がよいでしょう。
店舗サポートが必要な人はワイモバイルがおすすめです。
全国に2,600以上の店舗があり、各種手続きやトラブルに対しても店員さんが手厚くサポートしてくれます。
ワイモバイルは店舗がある分だけ通常料金はLINEMOより高いものの、家族割やおうち割を適用すればLINEMOと同等か安く使えます。
通信品質や使える端末はLINEMOとほぼ同じで、余ったデータを繰り越せるなどのメリットもあります。
店舗が必要な方は迷わずワイモバイルを選びましょう。
LINEMOは子供におすすめ?
子供に持たせるメリット
月額料金が安い
LINEMOのメリットは何といっても料金の安さです。
LINEMOには月3GB使えるミニプランと、月20GB使えるスマホプランがあります。
<LINEMOの料金プラン>
ミニプラン | スマホプラン | |
---|---|---|
データ容量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | ¥990 | ¥2,728 |
制限時の 最大速度 |
最大300kbps | 最大1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 ・5分かけ放題:+550円 ・かけ放題:+1650円 |
データをたくさん使う人はスマホプランもお得ですが、おすすめは月3GBのミニプランです。
月額990円と安く、ソフトバンクと同じ通信品質で一日中快適に通信ができます。
他の格安SIMのように、昼や夕方に速度が遅くなることはありません。
さらにLINEMOはキャンペーンが豪華なのも魅力です。
常時お得なPayPay還元キャンペーンを実施しており、契約後しばらくは実質無料で使えます。
最新のキャンペーン情報はこちらにまとめているので、契約時には必ず確認してください。
LINE使い放題で家族間通話も無料
LINEMO契約者は全員、LINEギガフリーという特典があります。
LINEギガフリーとは、LINEアプリによるデータ通信でデータ容量を消費しないというサービスです。
LINEのメッセージのやり取りはもちろん、LINEでんわ、LINEビデオ通話なども容量を消費せずに使い放題になります。
LINE LiveやLINEニュースの閲覧など、一部 LINE ギガフリーの対象にならないものもありますが、ほとんどのデータ通信はLINEギガフリーの対象です。
特に家族間で通話する際はLINEでんわを利用すれば、家族間通話も無料にできます。
データ容量をたくさん消費するLINEビデオ通話もギガフリーの対象なので、顔を見ながら通話してもOKです。
- メッセージのやり取り
- スタンプの送受信
- LINEでんわ
- LINEビデオ通話
- トークでの位置情報の共有
- LINE Live
- スタンプショップ
- ニュースの閲覧 など
通信制限後の速度が速い
LINEMOは他社と同じく、契約容量(3GB/20GB)を使い切ると通信制限がかかります。
しかし、この通信制限時の速度も速いのがメリットです。
ミニプラン(3GB)は通信制限後も最大300kbps、スマホプラン(20GB)は最大1Mbpsで使い放題です。
- ミニプラン(3GB):最大300kbps
- スマホプラン(20GB):最大1Mbps
ミニプランは最大300kbpsなので、通信制限後は動画を見たりWebブラウジングをするのは難しくなりますが、LINEのやりとりや音楽ストリーミングは問題ないでしょう。
300kbps近い速度があればLINEの音声通話も問題なくできるので、通信制限後も無料で快適にLINEでんわができます。
ただしLINEビデオ通話は難しいので注意してください。
月20GBのスマホプランの場合、通信制限時でも最大1Mbpsの速度で通信できます。
1Mbps近い速度であればSNSやWebの閲覧はもちろん、YouTubeなどの動画視聴も高画質でなければ快適にできます。
通信制限がかかったことに気づかない人もいるくらいです。
これまでソフトバンクやドコモ・auなどで無制限プランを契約していた人も、通信制限後に最大1Mbpsで使えるLINEMOのスマホプランなら大きく料金を節約できます。
また、容量を使い切った後にどうしても高速通信がしたい場合は1GBあたり550円で容量を追加できます。
ソフトバンクは1GBあたり1100円、ワイモバイルは0.5GBで550円ですが、LINEMOは半額の1GBあたり550円で追加できるのも安心です。
フィルタリングが無料
LINEMOには、18歳未満の使用者が有害サイトへのアクセスするのをブロックするフィルタリングサービスが用意されています。
18歳未満の人は原則としてこのフィルタリングサービスへの加入が必要で、料金も無料です。
フィルタリングサービスでできることはiPhoneとAndroidスマホで異なりますが、不適切なサイト・有害なサイトへのアクセスをブロック、利用時間・利用状況の確認、利用時間の上限設定、位置情報の確認なども可能です。
安心して使えるのもLINEMOのメリットですね。
子供に持たせるデメリット
契約の名義は18歳以上
LINEMOを本人名義で契約できるのは18歳以上のみです。
18歳未満のお子様用にLINEMOを契約する場合は、親の名義で契約したうえで、使用者を子供に設定する必要があります。
- 契約名義:親(18歳未満は不可)
- 使用者:こども
LINEMOに契約する際、本人確認書類は親のものが必要です。
なお、子供が18歳以上になった後は契約者の名義を子供自身に変更することも可能です。
学割・家族割はない
LINEMOに学割や家族割はありません。
LINEMOはもともとの料金が安いですが、他社で実施する学割キャンペーンや、家族で複数回線を契約すると料金が割引になる家族割キャンペーンはないので注意してください。
ただし、LINEMOは常時お得なキャンペーンを実施しており、ほとんどの場合で契約後しばらくは実質無料で使えます。
最新のキャンペーン情報はこちらにまとめているので、契約時には必ず確認してください。
LINEMOに店舗はない
LINEMOは店舗がありません。
ソフトバンクショップやワイモバイルの店舗でもLINEMOのサポートはしてくれないので、契約・機種変更やその他の各種手続きはWebから自分で行う必要があります。
作業は簡単なので心配する必要はありませんが、店舗がないと不安だという人は全国に店舗があるワイモバイルの方がおすすめです。
スマホは自分で用意が必要
LINEMOはスマホを販売していません。
そのため、LINEMOで使うスマホは自分で用意が必要です。
子供用であれば、過去に親が使っていた古いスマホなどを再利用するのもおすすめです。
また、iPhoneはApple Storeや楽天モバイル 楽天市場店で本体のみを購入できますし、AndroidスマホもAmazon・楽天市場や家電量販店でも本体のみを購入できます。
ただし、そのスマホがLINEMOで使えるか、必ず動作確認端末一覧ページで確認してから使ってください。
詳細:LINEMOでiPhoneを使う方法
詳細:LINEMOで使えるAndroidスマホ
夫婦で契約はおすすめ?
夫婦で契約するメリット
セット割なしで料金が安い
LINEMOのメリットは何といっても料金の安さです。
LINEMOには月3GB使えるミニプランと、月20GB使えるスマホプランがあります。
<LINEMOの料金プラン>
ミニプラン | スマホプラン | |
---|---|---|
データ容量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | ¥990 | ¥2,728 |
制限時の 最大速度 |
最大300kbps | 最大1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 ・5分かけ放題:+550円 ・かけ放題:+1650円 |
データをたくさん使う人はスマホプランもお得ですが、おすすめは月3GBのミニプランです。
月額990円と安く、ソフトバンクと同じ通信品質で一日中快適に通信ができます。
他の格安SIMのように、昼や夕方に速度が遅くなることはありません。
他社は光回線とのセット割などで割引になる場合が多いですが、LINEMOはセット割なしでも安いのが安心です。
さらにLINEMOはキャンペーンが豪華なのも魅力です。
常時お得なPayPay還元キャンペーンを実施しており、契約後しばらくは実質無料で使えます。
最新のキャンペーン情報はこちらにまとめているので、契約時には必ず確認してください。
LINEなら夫婦間の通話無料
LINEMO契約者は全員、LINEギガフリーという特典があります。
LINEギガフリーとは、LINEアプリによるデータ通信でデータ容量を消費しないというサービスです。
LINEのメッセージのやり取りはもちろん、LINEでんわ、LINEビデオ通話なども容量を消費せずに使い放題になります。
LINE LiveやLINEニュースの閲覧など、一部 LINE ギガフリーの対象にならないものもありますが、ほとんどのデータ通信はLINEギガフリーの対象です。
特に夫婦間で通話する際はLINEでんわを利用すれば、通話料金も無料にできます。
データ容量をたくさん消費するLINEビデオ通話もギガフリーの対象なので、顔を見ながら通話してもOKです。
- メッセージのやり取り
- スタンプの送受信
- LINEでんわ
- LINEビデオ通話
- トークでの位置情報の共有
- LINE Live
- スタンプショップ
- ニュースの閲覧 など
速度制限後も快適に使える
LINEMOは他社と同じく、契約容量(3GB/20GB)を使い切ると通信制限がかかります。
しかし、この通信制限時の速度も速いのがメリットです。
ミニプラン(3GB)は通信制限後も最大300kbps、スマホプラン(20GB)は最大1Mbpsで使い放題です。
- ミニプラン(3GB):最大300kbps
- スマホプラン(20GB):最大1Mbps
ミニプランは最大300kbpsなので、通信制限後は動画を見たりWebブラウジングをするのは難しくなりますが、LINEのやりとりや音楽ストリーミングは問題ないでしょう。
300kbps近い速度があればLINEの音声通話も問題なくできるので、通信制限後も無料で快適にLINEでんわができます。
ただしLINEビデオ通話は難しいので注意してください。
月20GBのスマホプランの場合、通信制限時でも最大1Mbpsの速度で通信できます。
1Mbps近い速度であればSNSやWebの閲覧はもちろん、YouTubeなどの動画視聴も高画質でなければ快適にできます。
もちろんLINEのビデオ通話も快適に使えます。
これまでソフトバンクやドコモ・auなどで無制限プランを契約していた人も、通信制限後に最大1Mbpsで使えるLINEMOのスマホプランなら大きく料金を節約できます。
また、容量を使い切った後にどうしても高速通信がしたい場合は1GBあたり550円で容量を追加できます。
ソフトバンクは1GBあたり1100円、ワイモバイルは0.5GBで550円ですが、LINEMOは半額の1GBあたり550円で追加できるのも安心です。
夫婦で契約するデメリット
家族割・光セット割はない
LINEMOに家族割はありません。
LINEMOはもともとの料金が安いですが、家族で複数回線を契約すると料金が割引になる家族割キャンペーンはないので注意してください。
また、光回線とのセット割もありません。
ソフトバンク光・ソフトバンクエアーを契約している人も、LINEMOの料金はこれ以上安くならないので注意してください。
ただし、LINEMOは常時お得なキャンペーンを実施しており、ほとんどの場合で契約後しばらくは実質無料で使えます。
最新のキャンペーン情報はこちらにまとめているので、契約時には必ず確認してください。
家族間通話も無料にならない
LINEMOの通話料金は30秒あたり22円です。
この通話料金は夫婦間の通話であっても同額で、家族間通話の割引はありません。
また、他のMVNOのように専用アプリでかければ通話料金が半額になるサービスや、オートプレフィクス付与もありません。
すでに解説したようにLINEでんわを利用すれば通話料は無料にできますが、電話アプリで音声通話がしたい場合は通常の料金がかかるので注意してください。
音声通話が多い人は月額550円の通話準定額(5分かけ放題)オプションの契約を検討しましょう。
なお、契約から7カ月間は通話定額オプションが550円割引になり、通話準定額(5分かけ放題)オプションは7カ月間無料で使えます。
容量シェア/容量プレゼント不可
LINEMOには家族間で容量をシェアできる仕組みや、データ容量をプレゼントしあう仕組みもありません。
余ったデータ容量も繰り越しされないので、夫婦間で効率よくデータ容量を使うことはできません。
ただし、LINEMOは容量超過後の通信速度が速いですし、容量追加購入も1GBあたり550円と安いです。
もともとの料金が安いので、データ容量は超過しないようにこまめに管理しましょう。
LINEMOに店舗はない
LINEMOは店舗がありません。
ソフトバンクショップやワイモバイルの店舗でもLINEMOのサポートはしてくれないので、契約・機種変更やその他の各種手続きはWebから自分で行う必要があります。
作業は簡単なので心配する必要はありませんが、店舗がないと不安だという人は全国に店舗があるワイモバイルの方がおすすめです。
スマホは自分で用意が必要
LINEMOはスマホを販売していません。
そのため、LINEMOで使うスマホは自分で用意が必要です。
iPhoneはApple Storeや楽天モバイル 楽天市場店で本体のみを購入できますし、AndroidスマホもAmazon・楽天市場や家電量販店でも本体のみを購入できます。
ただし、そのスマホがLINEMOで使えるか、必ず動作確認端末一覧ページで確認してから使ってください。
LINEMOで使える端末の詳細や注意点、購入方法はこちらにまとめています。
詳細:LINEMOでiPhoneを使う方法
詳細:LINEMOで使えるAndroidスマホ
LINEMOのキャンペーン情報
メリットの章で解説したとおり、LINEMOは契約時のキャンペーンが豪華なのも大きなメリットです。
キャンペーン内容は頻繁に変更されるので、契約前には必ず最新のキャンペーン情報を確認しましょう。
契約 | お得な申込方法 | |
---|---|---|
ミニ プラン (3GB) |
新規 | 3GBデータ増量 + 通話定額割引 |
MNP | PayPay3,000円分還元 + 3GBデータ増量 + 通話定額割引 |
|
スマホ プラン (20GB) |
新規 | 3GBデータ増量 + 通話定額割引 |
MNP | PayPay1万円分還元 + 3GBデータ増量 + 通話定額割引 |
|
再契約 | 新規 MNP |
ミニ:4,000円分 スマホ:6,000円分 |
2回線目 追加契約 |
MNP | PayPay5,000円分還元 (スマホプランのみ) |
いくつかのキャンペーンは5月7日で終了なので、契約は5月7日(火)までがお得です。
ミニプランのキャンペーン
LINEMOは月3GBのミニプランと月20GBのスマホプランが選べますが、まずはミニプランのキャンペーンを解説します。
ミニプランで現在実施中のキャンペーンは「他社から乗り換えで3,000円分還元」「6カ月間データ3GB追加が無料」「通話オプション割引キャンペーン2」の3つです。
半年間6GBが990円で使える
月3GBのミニプランでは、データ増量無料キャンペーンを実施しています。
LINEMOのデータ追加は1GBあたり550円ですが、このデータ追加が3回分無料になります。
よって、ミニプランの場合は契約から半年間、6GBが月額990円で使えます。
データ追加が3回無料になるのは、契約の翌月から6カ月間です。
4月に契約した場合は、5月から10月までが対象です。
また、データ容量は自動で追加されるわけではありません。
「1GBあたり550円のデータ追加購入が3回まで無料になる」というキャンペーンなので、データ容量がなくなったあとに自身で追加手続が必要です。
ただし、LINEMOはデータ追加回数の上限が事前に設定ができるので、契約翌月になったら上限を3回に設定しておきましょう。
6カ月経過後には設定を戻すのを忘れずにメモしておいてください。
▼追加上限回数の設定手順▼
キャンペーン詳細はこちらで確認してください。
乗り換えで3,000円分還元
他社から乗り換えならさらにお得です。
ソフトバンク、ワイモバイル、LINEモバイルを除く他社から乗り換えでミニプランに契約すると、3,000円分のPayPayポイントが還元されます。
ミニプランの基本料金は月額990円で3GBのデータ増量キャンペーンも併用できるので、3カ月間は6GBが無料、残りの3カ月間も6GBが月額990円で使えます。
対象はミニプランに他社から乗り換えの場合で、新規契約は対象外です。
なお、過去に一度でもLINEMOに契約したことがある人や、ソフトバンク/ワイモバイル/LINEモバイルからの乗り換えの人は対象外です。
ポイントは開通日が属する月の7カ月後に付与されます。
4月に契約した人は11月の上旬、5月に契約した人は12月の上旬なので、少し遅いですね。
PayPayポイントの受け取り方法はこちらで確認してください。
通話オプション割引キャンペーン
LINEMOは通話定額オプションもお得です。
契約月を1カ月目とした7カ月間は通話定額オプションが毎月550円割引されます。
5分かけ放題の「通話準定額」は月額550円なので、7カ月間は無料で使えます。
通常の 月額料金 |
割引後料金 (7カ月目まで) |
|
---|---|---|
通話準定額 (5分かけ放題) |
550円 | 0円 |
通話定額 (無制限かけ放題) |
1,650円 | 1,100円 |
5分かけ放題オプションは7カ月間無料なので、通話オプションが不要な人も必ず「通話準定額」に申し込みましょう。
不要なら7カ月後に解約を忘れないようにしてください。
なお、この通話定額オプション割引キャンペーンは主要なキャンペーンでは唯一、2回線目以降の契約や解約後の再契約(出戻り)でも対象です。
なお、本キャンペーンはミニプランのデータ増量キャンペーン、PayPayポイント還元キャンペーンや、スマホプランのフィーバータイム、PayPayポイントあげちゃうキャンペーンと併用可能です。
スマホプランのキャンペーン
続いては月20GB使えるスマホプランのキャンペーンです。
乗り換えで12000円分還元
月20GB使えるスマホプランに契約する人はお得に契約できます。
他社から乗り換えでLINEMOのスマホプラン(20GB)に契約した人は、12,000円分のPayPayポイントがもらえます。
新規契約は対象外で、他社から乗り換えのみがポイントを貰えます。
- 新規契約:対象外
- 他社から乗り換え:12,000円分
PayPayポイントが付与されるのは開通日の属する月の7カ月後の上旬に付与されます。
4月に開通した人は11月の上旬、5月に開通した人は12月の上旬です。
なお、過去に一度でもLINEMOに契約したことがある人や、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えの人は対象外です。
また、開通日が属する月の6カ月後(特典付与対象判定月)までに、スマホプランからミニプランに変更するとキャンペーン対象外になってしまうので注意してください。
4月に開通した人は10月まではスマホプランの契約が必要です。
PayPayポイントの受け取り方法はこちらで確認してください。
3GB追加が6か月間無料
月20GBのスマホプランでも、データ増量無料キャンペーンを実施しています。
LINEMOのデータ追加は1GBあたり550円ですが、このデータ追加が3回分無料になります。
よって、スマホプランの場合は契約から半年間、23GBが追加料金なしで使えます。
データ追加が3回無料になるのは、契約の翌月から6カ月間です。
4月に契約した場合は、5月から10月までが増量の対象です。
また、データ容量は自動で追加されるわけではありません。
「1GBあたり550円のデータ追加購入が3回まで無料になる」というキャンペーンなので、データ容量がなくなったあとに自身で追加手続が必要です。
ただし、LINEMOはデータ追加回数の上限が事前に設定ができるので、契約翌月になったら上限を3回に設定しておきましょう。
6カ月経過後には設定を戻すのを忘れずにメモしておいてください。
▼追加上限回数の設定手順▼
キャンペーン詳細はこちらで確認してください。
通話オプション割引キャンペーン
LINEMOは通話定額オプションもお得です。
契約月を1カ月目とした7カ月間は通話定額オプションが毎月550円割引されます。
5分かけ放題の「通話準定額」は月額550円なので、7カ月間は無料で使えます。
通常の 月額料金 |
割引後料金 (7カ月目まで) |
|
---|---|---|
通話準定額 (5分かけ放題) |
550円 | 0円 |
通話定額 (無制限かけ放題) |
1,650円 | 1,100円 |
5分かけ放題オプションは7カ月間無料なので、通話オプションが不要な人も必ず「通話準定額」に申し込みましょう。
不要なら7カ月後に解約を忘れないようにしてください。
なお、この通話定額オプション割引キャンペーンは主要なキャンペーンでは唯一、2回線目以降の契約や解約後の再契約(出戻り)でも対象です。
なお、本キャンペーンはミニプラン・スマホプランのPayPayポイント還元キャンペーンや、スマホプランのフィーバータイム、PayPayポイントあげちゃうキャンペーンと併用可能です。
追加申込でPayPayポイント進呈
すでにLINEMOを契約している人が追加で申し込む場合もお得に契約できます。
キャンペーン期間中に専用ページからスマホプラン(20GB)またはミニプラン(3GB)に契約すると5,000円分のPayPayポイントがもらえます。
通常は3,000円分ですが、5月7日までは5,000円分がもらえます。
新規契約と他社から乗り換えが対象で、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外です。
追加申込時は専用ページからの申し込みが必要です。
なお、この追加申込キャンペーンとに併用できるのは「通話定額オプション割引キャンペーン」のみです。
ミニプランやスマホプランのPayPayポイントが還元されるキャンペーンとは併用できません。
再契約/出戻りのキャンペーン
過去にLINEMOを契約したことがある人で現在契約していない人向けにもキャンペーンを実施中です。
再契約の人がミニプランに契約するとPayPayポイントが4,000円分、スマホプランなら6,000円分が貰えます。
通常はミニプランが2,000円分、スマホプランが4,000円分ですが、5月7日までは増額中です。
PayPayポイントは開通日の属する月の5カ月後の上旬に付与されます。
4月に開通した人は9月の上旬に付与予定です。
なお、スマホプランの6,000ポイントを得るためには、開通日が属する月の4カ月後(特典付与対象判定月)までスマホプランを契約し続ける必要があります。
それまでにミニプランにプラン変更するとミニプランの特典(4,000円分)になってしまうので注意してください。
本キャンペーンは専用ページから申し込む必要があります。
その他キャンペーンとお得な申込方法はこちらにまとめています。
LINEMOの契約はこちら
以上、LINEMOのメリット・デメリットとおすすめの人/おすすめしない人の解説でした。
料金の安さはトップクラスで通信速度も速く、キャンペーンでお得に契約できます。
ただし、月のデータ使用量や店舗サポートやの有無によっては他社の方がよい場合もあるので注意してください。
LINEMOの申し込みはこちらからどうぞ!
契約時には必ず最新のキャンペーン情報を確認してください。
▼申し込みはこちら▼