本記事では、これからYmobileへの契約を検討中の皆さんにワイモバイルのメリット・デメリットを解説します。
私もメインでワイモバイルを4年近く契約していますが、料金の安さと通信品質に非常に満足です。
新料金プラン「シンプルS/M/L」は更にお得になりました。
ただし、重大なデメリットもいくつかあります。
- ワイモバイルのメリット
- 格安SIMで契約者数最多
- 料金が安い
- 最低利用期間/違約金なし
- データ通信速度が速い
- 料金プランがシンプル
- 5Gも使える
- 速度制限時も最大1Mbps
- 通話オプションが選べるように
- 完全かけ放題プランもある
- 60歳以上はかけ放題が割引
- 無料でプラン変更可能
- PayPay連携がお得
- SIM追加で容量シェア
- ソフトバンクWiFiスポット無料
- キャリアメールが使える
- 家族割で料金割引
- おうち割でさらに料金割引
- Androidの新機種続々
- iPhone12・iPhone SEも買える
- 他のiPhoneも使える
- ドコモ/au/SoftBank端末も使える
- SIM契約で高額PayPay還元
- キャリア決済機能がある
- ヤフープレミアム会員費が無料
- エンジョイパックがお得
- LINEのID検索/年齢認証可
- 全国に店舗がたくさんある
- オンラインストアが便利
- ワイモバイルのデメリット・欠点
- ワイモバイルのキャンペーン情報
- ワイモバイルの契約は公式オンラインストアで
ワイモバイルのメリット
まずは、私が考えるワイモバイルのメリットを解説します。
私は主要な格安SIMはほとんど契約していますが、ワイモバイルはトップクラスにおすすめです。
特に、初めて格安SIMに契約する場合はワイモバイルかUQモバイルを選べば間違いないでしょう。
本章ではワイモバイルのメリットを数多く挙げていますが、特に以下はワイモバイルの大きなメリットです。
- 大手3社より料金がかなり安い
- 格安SIMで契約者最多の安心感
- 家族割・おうち割がお得
- 通信速度が速い、お昼も快適
- 同一料金で5Gが使える
- M・Lは容量超過後も1Mbps
- 最低利用期間/違約金なし
- 全国に2,000店舗以上ある
上記を含め、ここからメリットを一つずつ解説していきます。
格安SIMで契約者数最多
ワイモバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクを除いたスマホキャリアでは契約者数が最多です。
現在でも契約者数は伸び続けています。
2020年初時点で2位の楽天モバイル(MVNO)の契約者数が230万回線くらいですが、ワイモバイルは約500万回線です。
圧倒的な契約者数ですね。
契約者数が多いのは満足度の現れでもあり、これから契約する方も安心です。
料金が安い
ワイモバイルの最大の特徴は月々の料金が安いことです。
特にドコモ・au・ソフトバンクから乗り換える方は毎月の料金を大きく節約できるでしょう。
私も以前ドコモを契約していた際は、月5GBのプランで毎月8,000~9,000円ほど支払っていました。
しかしワイモバイルのシンプルSは3GBで月1,980円、プランMなら15GBで月2,980円です。
ワイモバイルへの乗り換えで月5,000円、年間で6万円の節約も可能です。
<シンプルS/M/Lの料金表>
プラン | S | M | L |
---|---|---|---|
データ 容量 | 3GB →4GB | 15GB →18GB | 25GB →28GB |
月額 料金 | ¥2,178 | ¥3,278 | ¥4,158 |
家族割・ おうち割 適用後料金 | ¥990 | ¥2,090 | ¥2,970 |
制限時の 最大速度 | 最大 300kbps | 最大 1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 10分かけ放題:+770円 かけ放題:+1,870円 |
※税込
※データ容量は1年間無料で増量
料金だけで言えば、他の格安スマホにはさらに安いプランもあります。
しかし、安定して速いデータ通信速度や全国2,000店舗でのサポート等を勘案すると、ワイモバイルのコスパは非常に優秀です。
最低利用期間/違約金なし
ワイモバイルのシンプルS/M/L・スマホベーシックプランには最低利用期間がありません。
契約後、いつ解約・MNP転出しても違約金はかかりません。
ワイモバイルはかつて、2年という長い最低利用期間と高額な違約金がかかっていました。
しかしシンプルS/M/L・スマホベーシックプランでは最低利用期間・違約金がありません。
サービスに不満があればいつでも解約OKなので安心ですね。
他社では今でも最低利用期間・違約金が残っているキャリアもあります。
違約金は最大1,000円なので差は小さいものの、全く違約金がないワイモバイルは安心です。
データ通信速度が速い
ワイモバイルの最大の特徴は、格安スマホの中でデータ通信速度が安定して速いことです。
他の格安SIMキャリアはお昼や夕方の混雑時に速度が低下しますが、ワイモバイルは格安SIMでトップクラスに速いです。
お昼12時~13時でも速度が落ちません。
私も毎月速度を計測していますが、大手キャリア並に速度が出ています。
格安スマホの中でトップクラスの通信速度はワイモバイルの大きな特徴です。
料金プランがシンプル
大手キャリアのスマホ料金は非常に複雑です。
様々な条件や制約があり、何がなんだかわかりません。
それに比べ、ワイモバイルの料金プランはデータ容量を選ぶだけ。
非常にシンプルです。
<シンプルS/M/Lの料金表>
プラン | S | M | L |
---|---|---|---|
データ 容量 | 3GB →4GB | 15GB →18GB | 25GB →28GB |
月額 料金 | ¥2,178 | ¥3,278 | ¥4,158 |
家族割・ おうち割 適用後料金 | ¥990 | ¥2,090 | ¥2,970 |
制限時の 最大速度 | 最大 300kbps | 最大 1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 10分かけ放題:+770円 かけ放題:+1,870円 |
※税込
※データ容量は1年間無料で増量
プランを選ぶ際は、データ量によって自分にあったプランを3つの中から選ぶだけです。
料金も非常にシンプルで初めての方にもわかりやすく、安心して契約できます。
5Gも使える
ワイモバイルのシンプルS/M/Lは5Gにも対応しています。
また、スマホベーシックプランを契約中の方も、現在のSIM・料金のままで順次5Gが使えるようになります。
5Gエリアはまだ都市部のごく一部にしか広がっておらず、対応端末も必要ですが、主要な格安SIMで5Gに対応するのはかなり早いです。
また、5G対応のiPhone12・iPhone12 miniも発売しました。
現時点では5Gが使えなくても何のデメリットもありませんが、使ってみたい方はワイモバイルがおすすめです。
速度制限時も最大1Mbps
ワイモバイルのシンプルM・LとスマホベーシックプランM・Rは、データ容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できます。
また、プランSも最大300kbpsです。
- プランS:最大300kbps
- プランM・L:最大1Mbps
最大1MbpsならYoutubeも480p画質で視聴できますし、SNSやWEBサイト閲覧もほぼ問題なく使えます。
万が一データ容量を使い切っても安心です。
以前の制限速度は最大128kbpsと他社と比較しても遅かったのですが、1Mbpsなら速度制限後も快適に使えます。
通話オプションが選べるように
ワイモバイルはスマホベーシックプランまで、10分かけ放題がついたプランしか選べませんでした。
そのため、通話をほとんどしない方はやや損でした。
しかし、シンプルS/M/Lでは通話オプションは選択制になりました。
通話をほとんどしない方はオプションが不要な分だけ安いですし、通話が多い方は10分かけ放題も付けられます。
10分かけ放題を付けても旧プランと同額です。
通話が多い方も少ない方もお得に契約できるのがメリットですね。
完全かけ放題プランもある
ワイモバイルは10分かけ放題オプションが選べますが、10分以上の通話も無料になる「スーパー誰とでも定額(S)」も用意されています。
完全かけ放題オプションが選べる格安SIMキャリアは限られています。
10分以上の通話も含め、月額1,870円で国内通話が無料になります。
電話を長時間される方や、お仕事でスマホを使う場合などはこちらの方がお得です。
60歳以上はかけ放題が割引
60歳以上の方はさらにお得です。
60歳以上の方がシンプルS/M/Lに契約すると、国内通話かけ放題の「スーパー誰とでも定額(S)」が月1,000円割引されます。
「スーパー誰とでも定額」はもともと月1,870円かかりますが、60歳以上は誰でも1,100円割引の月770円で使えます。
以前はかんたんスマホシリーズ購入者のみ特典対象でしたが、シンプルS/M/Lでは60歳以上ならどの端末を買っても(SIMのみでも)割引が適用されます。
無料でプラン変更可能
初めてスマホに契約される方は、ご自分がどれだけデータを使用するかわからないと思います。
しかし、ワイモバイルなら、契約後のプラン変更が無料で可能です。
「最初はプランMにしたけど、思ったより使わなかったのでプランSに変更したい」といったときに翌月からすばやく対応できます。
変更は無料で、手数料もかからないので安心です。
PayPay連携がお得
最近は多くの店でバーコード決済のPayPayが使えるようになりました。
ワイモバイルに契約していると、このPayPayがさらにお得になります。
PayPay支払い時に、ワイモバイルとソフトバンク契約者だけがポイント還元率が挙がったり、無料になる確率が上がったりします。
さらに、ユニクロで商品が無料になる特典など、お得なキャンペーンを毎月実施しています。
ワイモバイルを契約する方は必ずPayPayをインストールしましょう。
SIM追加で容量シェア
ワイモバイルには「シェアプラン」というサービスがあります。
これは、SIMカードを追加して、”親”となる端末のデータ容量を”子”の端末と分け合えるサービスです。
親回線がシンプルM・Lなら、子回線は月539円で3回線まで使えます。
<子回線の月額料金>
親回線 | 追加SIMの 月額料金 |
---|---|
シンプルS ベーシックプランS | ¥1,078 |
シンプルM・L ベーシックプランM・R | ¥539 |
※料金はSIM1枚あたり
それぞれで契約するよりシェアプランを活用したほうがお得な場合がありますので、ぜひ活用してください。
私もプランMに追加SIMを1枚契約し、容量をシェアしています。
ソフトバンクWiFiスポット無料
ワイモバイルで購入したスマホ契約者なら、全国にあるソフトバンクWi-Fiスポットが無料で使えます。
JRの主要駅や空港、カフェやファーストフードなど多くの場所にあり、高速通信が無料で使えます。
このソフトバンクWi-Fiスポットは他の無料Wi-Fiより使える場所が多くて速度も速いと評判です。
私もこのWiFiはかなり利用していますが、データ容量を節約しながら高速で通信できるのは本当にありがたいですね。
キャリアメールが使える
キャリアメールとは@docomo.ne.jp、@softbank.ne.jpなどのメールアドレスです。
LINE等の普及でメールでやりとりすることは少なくなりましたが、一部のサービスを利用する際に登録必須な場合があり、今でもたくさんの方が利用されています。
ワイモバイルは@yahoo.ne.jpや@ymobile.ne.jpといったアドレスが付与され、これまで通りキャリアメールのやり取りができます。
家族割で料金割引
ワイモバイルでは、家族で複数回線のスマホを契約した場合、2台目以降の基本料金が毎月割引になる「家族割」のサービスがあります。
スマホベーシックプランでは月500円の割引でしたが、シンプルS/M/Lは月1,080円に増額されました。
<シンプルS/M/Lの家族割>
S | M | L | |
---|---|---|---|
通常時の 料金 | ¥2,178 | ¥3,278 | ¥4,158 |
家族割 適用後の料金 | ¥990 | ¥2,090 | ¥2,970 |
UQモバイルのくりこしプランは家族割対象外なので、2回線以上契約する方はワイモバイルがお得です。
家族がいる方はぜひワイモバイルで揃えたほうがお得ですね。
おうち割でさらに料金割引
ワイモバイルには、月々のスマホ料金をさらに安くする裏技があります。
それは、家のネットをソフトバンク光・ソフトバンクエアーにすることです。
家のネットをソフトバンク光・エアーにすると「おうち割」が適用され、月々のスマホ料金が最大1,080円割引になります。
スマホベーシックプランの割引額は月500円でしたが、シンプルS/M/Lは月1,080円に増額されました。
<おうち割光セットの割引額>
プラン | 割引額 |
---|---|
シンプル S・M・L | ¥1,080 |
スマホベーシック プラン S・M・R | ¥500 |
上図の割引は1人当たりの割引額です。
よって家族でワイモバイルユーザーが3人いれば毎月3,240円が割引されます。
家族割の割引は2回線目以降ですが、おうち割は全員が割引対象なので、どちらも適用できる場合はおうち割の方がお得です。
なお、UQモバイルには光回線とのセット割はありませんので、自宅に固定回線を設置する方はワイモバイルがお得です。
Androidの新機種続々
ワイモバイルはかつて、端末の種類が少ないのがデメリットでした。
しかし、2017年半ばから立て続けにAndroid Oneシリーズの新機種が発売され、端末不足が一気に解消されました。
最近ではXperia 10 II、AQUOS sense4 basicが発売中です。
また、安くて安心のAndroid Oneシリーズも人気ですね。
iPhone12・iPhone SEも買える
ワイモバイルでは2020年にiPhone SE 第2世代が発売されました。
コンパクトなサイズながらiPhone11 Proと同じ高性能CPUを搭載し、価格も安いです。
しかも、ワイモバイル公式ストアなら最大18,000円の割引が適用されます。
また、iPhone12・iPhone12miniも発売されました。
5Gに対応した初めてのiPhoneで、ワイモバイルのSIMでも5Gが使えます。
他のiPhoneも使える
ワイモバイルでは、販売していないiPhoneも使えます。
iPhone11やiPhone XRはもちろん、iPhone12 ProやiPhone12 Pro Maxも使えます。
本体を自分で用意すれば、ワイモバイルのSIMカードを挿して簡単な設定をするだけで最新のiPhoneが使えます。
具体的な使用方法は下記記事をお読みください。
ドコモ/au/SoftBank端末も使える
ワイモバイルでは、ドコモ・au・ソフトバンクで購入したスマホもSIMロック解除すれば使えます。(一部端末を除く)
iPhoneは6S・SE以降のiPhoneはSIMロック解除すれば使えます。
また、ソフトバンクのAndroidや、ドコモ・auのAndroidの一部もSIMロック解除すればワイモバイルで使えます。
持ち込み端末を使うことで端末代金の支払いが不要になり、さらに負担額を減らせます。
SIM契約で高額PayPay還元
手持ちのスマホにワイモバイルのSIMを挿して使う方や、SIMフリーのiPhoneをワイモバイルで使いたい方に朗報です。
ワイモバイルのオンラインストアでは、SIM契約時にお得なキャンペーンを常時実施しています。
SIM契約時に高額なPayPayが貰えるほか、5のつく日や日曜日にはさらに還元額が増えます。
このキャンペーンはオンラインストアのみです。
店舗では実施していないため、店舗で契約すると最大2万円近く損してしまいます。
現在実施中のキャンペーンは下記記事を参考にしてください。
キャリア決済機能がある
ワイモバイルには、「キャリア決済機能」である「ワイモバイルまとめて支払い」が使えます。
キャリア決済とは、インターネット上で発生した料金をスマホ料金とまとめて支払うサービスのことです。
例えばスマホゲームの料金や、アーティストのファンクラブ(モバイル会員)の会費を支払う場合などに利用されます。
私がワイモバイルにしたのも、この「キャリア決済」の機能があったからに他なりません。
ヤフープレミアム会員費が無料
スマホがワイモバイルの方は、自動的にヤフープレミアム会員費が無料になります。
ワイモバイルを契約し続けている限りずっと無料です。
ヤフープレミアム会員費は毎月508円ですので、これまで支払っていた方がワイモバイルに乗り換えると、年間約6,000円の節約になります。
ヤフープレミアム会員ならプロ野球のパ・リーグやバスケットのBリーグは全試合見放題です。
そのほかにもヤフープレミアム会員は特典がいっぱいです。
- コンビニの無料引換券を進呈
- ファストフードのクーポン進呈
- ヤフーショッピングのポイント5倍
など
エンジョイパックがお得
ワイモバイルでは、ヤフーとの連携サービスとして、「エンジョイパック」が用意されています。
このエンジョイパックとは、月額550円支払うことで、下記の3つの特典が受けられます。
- Yahooショッピング500円分クーポン
- ヤフーショッピング・PayPayモールでポイント最大12倍
- 550円分のパケット進呈
月額550円かかりますが、ヤフーショッピング・PayPayモールで使える500円分のクーポンとワイモバイルのパケットが550円分(0.5GB)が毎月貰えるので実質無料です。
とくにヤフーショッピング・PayPayモールを利用される方には大きなメリットですね。
LINEのID検索/年齢認証可
ワイモバイルなら、もちろんLINEの使用も可能です。
ワイモバイルは格安スマホで珍しく年齢認証ができるので、ID検索もできます。
ただしID検索は18歳以上からなので注意してください。
全国に店舗がたくさんある
他の格安スマホ会社との大きな違いとして、ワイモバイルは全国各地に実店舗がある点が挙げられます。
スマホの契約などはオンラインストアで十分ですが、何か困ったときや緊急の場合には街のワイモバイルショップに行けば対応してくれます。
特に初めての方は、何かあったときのために店舗があるのは安心ですね。
現在はソフトバンクショップでもワイモバイルの取り扱いが始まり、全国に2,000店舗以上あります。
格安スマホではダントツの店舗数です。
オンラインストアが便利
ワイモバイルには店舗がたくさんあるのがメリットですが、休日や繁忙期はいつでも混雑しています。
そんなときに便利なのがワイモバイルオンラインストアです。
以下に挙げるように、オンラインストアにはメリットがたくさんあります。
<オンラインストアのメリット>
- 24時間受付可能
- 待ち時間無し
- 10分で手続き完了
- 限定キャンペーンあり
- 事務手数料が無料
- 来店の時間/手間/電車賃不要
- 余計なオプションを勧められない
- 送料・代引き手数料無料
- 最短当日発送
契約や機種変更の際はぜひオンラインストアを利用してください。
▼契約・機種変更はこちら▼
▼機種変更も手数料無料▼
ワイモバイルのデメリット・欠点
続いてはワイモバイルのデメリットを解説します。
その中でも、以下はワイモバイルの非常に大きなデメリットです。
- データの繰り越しができない
- 低速モードがない
- 3~15GBの間のプランがない
上記を含め、ワイモバイルのデメリットを解説していきます。
データ繰り越しができない
ワイモバイルの最大のデメリットは、余ったデータの繰り越しができないことです。
格安SIMキャリアのほとんどは、余ったデータを翌月に繰り越せるサービスを実施しています。
しかし、ワイモバイルにはデータ繰り越しサービスはありません。
そのため、使いきれなかったデータ容量は消滅してしまいます。
その点、同じサブブランドのUQモバイルは似たような料金プランで余ったデータの繰り越しも可能です。
繰越があったほうが良いという方はUQモバイルも検討しましょう。
通信速度の切り替え不可
他の格安スマホキャリアには、データ通信速度を高速・低速に切り替える機能があります。
「低速に切り替えればデータ容量を消費しない」というサービスです。
しかし、ワイモバイルにこのサービスはありません。
特にUQモバイルと比較検討されているされている方にこの違いは大きいです。
UQモバイルのプランM・Lは、ワイモバイルと同様に速度制限時も最大1Mbpsで通信できます。
しかもUQモバイルには節約モードがあり、この節約モードをONにすると容量を消費せずに最大1Mbpsで通信できます。
高速通信を消費したあとでしか最大1Mbps使い放題が使えないワイモバイルに比べ、いつでも1Mbps使い放題が使えるUQモバイルの方が優れています。
3~15GBの間のプランがない
ワイモバイルでは2021年2月から新料金プラン「シンプルS/M/L」が開始しました。
この料金プランはプランS:3GBとプランM:15GBの間が広く空いています。
私自身も毎月4~5GBくらいなのですが、プランMの15GBを契約せざるを得ません。
プランMでも月3,278円(私はおうち割を適用しているので月2,090円)なのでかなり安いのですが、なんだか損した気分ですね。
通話料金が半額にならない
ワイモバイルには、他の格安SIMにあるような「専用アプリでかけると通話料金が半額になる」というサービスはありません。
シンプルS/M/Lではかけ放題なしのプランも選べるようになったのはメリットですが、通話が多くなってしまうとやや損です。
また、10分かけ放題オプションを付けた方も、10分を超えた分は30秒ごとに22円の正規料金がかかります。
他の格安SIMでは10分かけ放題オプションに加入しても専用のアプリから掛ける必要がある代わりに、10分を超えた分は自動で半額(11円/30秒)になります。
ワイモバイルで長電話をする方は「スーパー誰とでも定額」への加入も検討しましょう。
高性能スマホの取扱が少ない
ワイモバイルでは、時期によって購入できるスマホの種類が少ない場合があります。
また、どちらかといえば初級~中級者向けの端末ばかりで、ヘビーユーザー向けの機種は少ないです。
iPhoneはハイスペックのiPhone12・12miniが発売されましたが、Androidは選択肢がほとんどありません。
ただし、手持ちの機種や、他で購入したスマホにワイモバイルのSIMを挿して使うこともできます。
最新のiPhoneも使用可能です。
ワイモバイルに無いハイスペックスマホを使いたい方は、自身で端末を準備して使いましょう。
買えるiPhoneが少ない
ワイモバイルでは買えるiPhoneが少ないのもデメリットです。
ワイモバイルで買えるのはiPhone12・iPhone12 miniとiPhone SE 第2世代のみです。
iPhone11やXRは買えませんので、自身で端末を用意してSIMを差し替える必要があります。
ワイモバイルで取り扱っていないiPhoneを使う方は、自身で端末を準備してSIMカードを購入しましょう。
端末にSIMロックあり
ワイモバイルで販売されている端末にはほとんどがSIMロックがかかっています。
そのため、このSIMロックを解除しないかぎり他社では使えません。
これはソフトバンクのサブブランドであるデメリットの一つです。
SIMロック解除はマイページから無料でできるようになったものの、他の格安SIMはほとんどSIMフリー端末を扱っていますし、UQモバイルもiPhone以外はSIMフリーです。
SIMカードが3種類
ワイモバイルにはSIMカードが3種類もあります。
「n101」「n111」「n141」です。
n101・n111は気にすることなく使えますが、n141はワイモバイルで販売されたiPhoneでしか使えないため、非常に厄介です。
ワイモバイルでiPhoneを買うと、このn141のSIMが送れられてきます。
このn141はAndroidやSIMフリーのiPhoneでは使えないのでSIMの交換が必要です。
初心者には非常にわかりにくい仕様ですね。
DSDSがシングルSIMに改良
ワイモバイルでは最近SIMフリー端末も発売されるようになりました。
最近ではHUAWEI P20 lite・HUAWEI P30 liteやOPPO Reno3 Aも人気でしたね。
ただし、これらのスマホはSIMフリー版はSIMが2枚入れられるデュアルSIMなのに、ワイモバイル版はシングルSIMに改良されています。
よって、SIMフリー版のようにSIMを2枚入れて使い分けることができません。
SIMを2枚使う方は多くないと思うのですが、毎回わざわざコストをかけてまでシングルSIMに改良されるので非常に残念です。
ソフトバンクから乗り換えは損?
ワイモバイルはソフトバンクのグループ会社です。
そのため、ソフトバンクから番号そのままでワイモバイルに乗り換えた場合、ちょっと損です。
ワイモバイルを契約する際にはお得なキャンペーンが適用できますが、ソフトバンクからの乗り換えの場合は対象外のキャンペーンが多いです。
ただし、それでもソフトバンクから乗り換えることで毎月のスマホ料金を大きく節約できます。
月の使用量が25GB以下の方は絶対に乗り換えましょう。
また、こちらの記事で一番お得な乗り換え方法も解説しています。
他社端末はSIMロック解除必要
ドコモ・au・ソフトバンクで購入したスマホも一部はワイモバイルで使えますが、事前にSIMロック解除が必要です。
注意したいのが、ソフトバンクのスマホもSIMロック解除が必要な点です。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドですが、そのままでは使えません。
事前にマイページでSIMロック解除しましょう。
マイページなら解除手数料は無料です。
SIMロック解除したソフトバンクのスマホは、iPhoneはもちろんAndroidもワイモバイルで使えます。
▼さらにYmobileの詳細をみる▼
ワイモバイルのキャンペーン情報
ワイモバイルは元から料金が安いのがメリットですが、キャンペーン・セールの利用でさらにお得に契約できます。
契約前には必ず下記キャンペーンを確認してください。
どこでももらえる特典
ワイモバイルでは「どこでももらえる特典」キャンペーンを実施しています。
このキャンペーンは、こちらのページでエントリーした後にシンプルS/M/Lに契約すると、3,000円分のPayPayボーナスが貰える仕組みです。
契約場所は問われないので、公式ストア・Yahoo!ストア・店舗のどこで契約しても特典がもらえます。
SIMのみ契約の場合も端末セットの場合も、どこでももらえる特典にエントリーした上でワイモバイル公式ストア・Yahoo!のワイモバイルストアから申し込むのが現在一番お得です。
必ず契約前にエントリーしておいてください。
▼エントリーはこちら▼
SIM契約でPayPay還元
ワイモバイルでSIMのみ契約する場合は、必ずオンラインで契約しましょう。
5のつく日・日曜日にYahoo!のワイモバイルストアで契約すれば、どこでももらえる特典とあわせて最大10,000円分のPayPayが貰えます。
- SIM契約で最大10,000円分還元
- 端末セットで最大8,555円分還元
- 機種変更で3,300円分還元
▼日曜日・5のつく日がお得▼
ただし、契約内容によってはワイモバイル公式ストアの方がお得な場合があります。
どちらがお得かを必ず下記記事で確認してから契約しましょう。
端末はオンラインが安い
セール対象機種以外を購入・機種変更する場合もオンラインが断然お得です。
公式ストアまたはYahoo!ストアで端末を購入すれば、最大18,000円の割引が適用されます。
- 新規・MNP:最大18,000円割引
- 機種変更:最大7,200円割引
この割引が適用されるのはオンラインストアのみです。
店舗では割引が適用されませんので注意してください。
端末セットの場合も「どこでももらえる特典」とも併用可能なので、こちらのページからエントリーした上でワイモバイル公式ストアで申し込みましょう。
▼契約前に必ずエントリー▼
ワイモバ学割
ワイモバイルでは2021年5月31日までワイモバ学割を実施しています。
5~18歳以下とその家族は、1年間料金が割引されます。
<シンプルS/M/L>
- プランS:割引なし
- プランM/L:1100円×12ヶ月割引
シンプルSはワイモバ学割対象外ですが、プランM・Lは月1,100円割引されます。
家族割・おうち割とも併用でき、プランMは月990円、プランLは月1,870円で使えます。
ワイモバ学割は他のキャンペーンとも併用可能なのでワイモバイル公式ストアで契約しましょう。
ワイモバ学割の詳細はこちらにまとめています。
▼学割の適用条件・詳細▼
ワイモバイルの契約は公式オンラインストアで
以上、ワイモバイルのメリット・デメリットと契約時の注意点の解説でした。
本記事を参考に、ワイモバイルでお得にスマホを利用してください!
ワイモバイルの申し込みは店舗でも可能ですが、オンラインストアが断然おすすめです。
店舗で契約するより最大2万円近くお得なので、必ずオンラインストアで契約しましょう。
▼契約・機種変更はこちら▼
▼新プランは更にお得に▼