本記事では、ワイモバイルの通信速度を毎月計測した結果を記載します。
格安SIMは通信速度が遅いと不安の方も多いですが、ワイモバイルはドコモやau・ソフトバンク並の速い速度が出ています。
また、2020年から速度制限時もプランSは最大300kbps、プランM・Rは最大1Mbpsで通信できるようになりました。
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ワイモバイルの速度評価
速度は大手キャリア並に速い
実際にワイモバイルの直近3ヶ月の計測結果をみると、どの時間帯も20~50Mbps程度出ています。
スマホの通信速度は3~5MbpsもあればYoutubeの高画質動画も問題なく視聴できますので、20Mbpsは十分すぎる速さです。
もちろん速度は地域や環境によって異なりますが、ワイモバイルの速度は安心の速さです。
UQモバイルと並んで、格安SIMのなかではトップクラスの速度です。
お昼も速度が落ちない安定度
他の格安SIMではお昼12時~13時に速度が急激に落ちます。
会社勤務の方が昼休みに入り、一気に回線が混雑するからです。
そのため、ほとんどの格安SIMはこの時間帯の速度が1Mbpsを切ります。
しかし、ワイモバイルはお昼12時~13時も全く速度が落ちません。
私自身もワイモバイルをメインで使っていますが、お昼の時間帯に速度が遅いと思ったことは今まで一度もありません。
ワイモバイルはお昼も含めて安心の速度です。
M/Rは制限時も1Mbps
2020年7月より、ワイモバイルのスマホプランM・Rはデータ容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できるようになりました。
最大1MbpsならSNSやWEBサイトの閲覧は少々遅くなる程度でできますし、Youtubeの視聴も360pなら快適です。
最大1Mbpsで使い放題なので、かなり活用の幅が広がりました。
プランSの制限時も300kbpsに
2020年10月14日から、プランSの速度制限時も最大300kbpsになりました。
プランM・Rの最大1Mbpsに比べると遅いですが、これまでは最大128kbpsというかなり遅さだったので、だいぶマシになりました。
同じサブブランドのUQモバイルもプランSは最大300kbpsだったので、やっと追いつきましたね。
直近3ヶ月の通信速度計測結果
本章では直近3ヶ月の平日の通信速度を計測した結果を記載しています。
- 計測アプリ:ドコモスピードテスト
- 端末:ZenFone Live L1
- 計測場所:東京23区内の住宅地
※計測ができなかった場合や明らかに異常値と思われる場合には空欄にしています
平日朝の速度
まずは直近3ヶ月の平日の朝方の速度です。
<2021年1月>
07:00 | 08:30 | 10:00 | |
---|---|---|---|
1/5(火) | 45.59 | 34.63 | 37.23 |
1/6(水) | 22.26 | 38.34 | 40.98 |
1/7(木) | 40.73 | 38.51 | 35.91 |
1/8(金) | 38.71 | 42.62 | 36.45 |
平均 | 36.82 | 38.53 | 37.64 |
ワイモバイルはどの時間帯も平均30Mbps以上出ていますね。
他の格安SIMでは通勤ラッシュと重なる8:30に速度が大きく落ちる場合がありますが、ワイモバイルはほとんど変化していません。
スマホの速度は5MbpsもあればYoutubeの高画質動画も問題なく視聴できますが、ワイモバイルの速度は圧倒的ですね。
どの曜日・時間でも安定しているのがワイモバイルの特徴です。
<2020年12月>
07:00 | 08:30 | 10:00 | |
---|---|---|---|
12/1(火) | 51.98 | 47.18 | 50.02 |
12/2(水) | 24.69 | 48.97 | 53.47 |
12/3(木) | 53.45 | 43.20 | 52.35 |
12/4(金) | 58.07 | 40.81 | 56.19 |
平均 | 47.05 | 45.04 | 53.01 |
<2020年11月>
07:00 | 08:30 | 10:00 | |
---|---|---|---|
11/2(月) | 43.50 | 44.47 | 47.33 |
11/4(水) | 53.25 | 43.07 | 41.39 |
11/5(木) | 40.83 | 35.71 | 37.25 |
11/6(金) | 47.79 | 46.31 | 38.31 |
平均 | 46.34 | 42.39 | 41.07 |
平日昼の速度
最も回線が混雑する平日のお昼の時間帯の計測結果は以下の通りです。
<2021年1月>
11:30 | 12:00 | 12:30 | 13:00 | 13:30 | |
---|---|---|---|---|---|
1/5(火) | 43.23 | 24.09 | 37.90 | 27.64 | 39.41 |
1/6(水) | 38.21 | 41.86 | 24.22 | 27.14 | 39.92 |
1/7(木) | 39.91 | 43.46 | 15.52 | 28.11 | 35.46 |
1/8(金) | 40.36 | 33.29 | 35.42 | 41.58 | 34.30 |
平均 | 40.43 | 35.68 | 28.27 | 31.12 | 37.27 |
他の格安SIMは12:30はほぼ全て1Mbpsを割り込みます。(UQモバイルなど一部を除く)
それに対し、ワイモバイルはどの時間帯も速度は快適ですね。
12:30でもほとんど速度が落ち込んでいません。
1月は1日だけ15Mbpsの日があり、珍しく他の時間よりやや速度が低下しています。
しかし、スマホの速度は5Mbpsもあれば何でもできるので十分すぎる速度です。
私もメインでワイモバイルを使用していますが、お昼に遅いと思ったことは一度もありません。
ドコモ・au・ソフトバンクから乗り換える方も違和感なく乗り換えられるでしょう。
お昼にこれだけの速度が出ているのはワイモバイルかUQモバイルのみです。
<2020年12月>
11:30 | 12:00 | 12:30 | 13:00 | 13:30 | |
---|---|---|---|---|---|
12/1(火) | 52.75 | 55.05 | 49.17 | 54.57 | 50.38 |
12/2(水) | 48.38 | 52.96 | 38.36 | 39.40 | 25.76 |
12/3(木) | 50.53 | 50.19 | 47.08 | 46.78 | 48.49 |
12/4(金) | 52.11 | 49.57 | 55.38 | 28.93 | 53.11 |
平均 | 50.94 | 51.94 | 47.50 | 42.42 | 44.44 |
<2020年11月>
11:30 | 12:00 | 12:30 | 13:00 | 13:30 | |
---|---|---|---|---|---|
11/2(月) | 46.01 | 39.48 | 44.24 | 43.89 | 41.96 |
11/4(水) | 40.54 | 41.05 | 39.33 | 38.23 | 38.22 |
11/5(木) | 42.51 | 39.53 | 40.98 | 40.80 | 41.44 |
11/6(金) | 60.33 | 60.43 | 56.39 | 60.18 | 59.96 |
平均 | 47.35 | 45.12 | 45.24 | 45.78 | 45.40 |
平日夕方の速度
続いては平日のお昼すぎから夕方の速度です。
<2021年1月>
15:00 | 16:00 | 17:00 | |
---|---|---|---|
1/5(火) | 42.81 | 42.82 | 41.13 |
1/6(水) | 41.11 | 40.83 | 40.81 |
1/7(木) | 40.24 | 38.90 | 39.44 |
1/8(金) | 40.47 | 41.94 | 43.32 |
平均 | 41.16 | 41.12 | 41.18 |
ワイモバイルはこの時間でも40Mbps以上をキープしています。
この時間帯は日中では最も安定する時間帯ですので問題はないでしょう。
お昼12:30でも高速なので、この時間はもちろん盤石の速度です。
<2020年12月>
15:00 | 16:00 | 17:00 | |
---|---|---|---|
12/1(火) | 42.77 | 51.71 | 29.07 |
12/2(水) | 47.40 | 43.40 | 38.01 |
12/3(木) | 45.74 | 49.83 | 31.14 |
12/4(金) | 52.47 | 53.93 | 42.97 |
平均 | 47.10 | 49.72 | 35.30 |
<2020年11月>
15:00 | 16:00 | 17:00 | |
---|---|---|---|
11/2(月) | 43.26 | 56.41 | 55.29 |
11/4(水) | 38.10 | 36.81 | 37.12 |
11/5(木) | 40.59 | 42.74 | 42.21 |
11/6(金) | 55.91 | 62.93 | 53.25 |
平均 | 44.47 | 49.72 | 46.97 |
平日夜の速度
最後は平日の夜です。
<2021年1月>
18:00 | 20:00 | 22:00 | 24:00 | |
---|---|---|---|---|
1/5(火) | 22.05 | 40.30 | 47.49 | 49.62 |
1/6(水) | 38.84 | 39.28 | 40.31 | 50.39 |
1/7(木) | 41.11 | 41.93 | 37.32 | 41.90 |
1/8(金) | 40.57 | 40.38 | 41.86 | 35.74 |
平均 | 35.64 | 40.47 | 41.75 | 44.41 |
この時間帯も安定した速度をキープしています。
最も混雑するのは18時ですが、平均35Mbps出ています。
ワイモバイルはお昼でも速度が落ちないので、夜も当然速いですよね。
ワイモバイルはどの時間帯でもどの曜日でも盤石の速度です。
<2020年12月>
18:00 | 20:00 | 22:00 | 24:00 | |
---|---|---|---|---|
12/1(火) | 37.19 | 39.00 | 49.46 | 42.53 |
12/2(水) | 45.09 | 42.73 | 23.84 | 49.31 |
12/3(木) | 49.67 | 42.48 | 33.11 | 21.67 |
12/4(金) | 23.52 | 34.46 | 47.94 | 41.54 |
平均 | 38.87 | 39.67 | 38.59 | 38.76 |
<2020年11月>
18:00 | 20:00 | 22:00 | 24:00 | |
---|---|---|---|---|
11/2(月) | 42.60 | 46.72 | 52.38 | 55.19 |
11/4(水) | 38.86 | 42.78 | 41.72 | 42.37 |
11/5(木) | 40.33 | 53.06 | 55.38 | 43.31 |
11/6(金) | 48.48 | 50.00 | 53.20 | 52.91 |
平均 | 42.57 | 48.14 | 50.67 | 48.45 |
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他の格安SIMとの速度比較
他の格安SIMより断然速い
私の計測では、ワイモバイルの通信速度はドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリア並に速いです。
そして、他の格安スマホキャリアよりも断然速いですね。
私は他の格安SIMの速度も毎月計測していますが、他の格安SIMは通常5~20Mbps、お昼は0.5~0.8Mbpsといったところです。
ワイモバイルは12:30でも30~50Mbps出ていますので、格安SIMの中では圧倒的な速度ですね。
UQモバイルも同等に速い
ただし、auのサブブランドであるUQモバイルの速度も快適です。
例えば、同条件で計測したUQモバイルの1月のお昼の速度は、以下の通りです。
<2021年1月>
11:30 | 12:00 | 12:30 | 13:00 | 13:30 | |
---|---|---|---|---|---|
1/5(火) | 37.40 | 38.40 | 38.41 | 41.35 | 42.81 |
1/6(水) | 53.06 | 28.93 | 47.44 | 41.61 | 26.28 |
1/7(木) | 39.74 | 26.11 | 34.32 | 37.50 | 60.58 |
1/8(金) | 27.14 | 32.91 | 39.60 | 39.43 | 41.38 |
平均 | 39.34 | 31.59 | 39.94 | 39.97 | 42.76 |
ワイモバイルと同様、UQモバイルも十分な速度が出ています。
この速度が出ていれば全く問題ありません。
また、どの時間帯も非常に安定しているのが特徴です。
通信速度を気にされる方は、ワイモバイルまたはUQモバイルがおすすめです。
両キャリアの比較は下記記事で詳しく解説しています。
▼UQも速度が速い▼
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ワイモバイルの速度制限/低速モード
ここからは、ワイモバイルの速度制限や低速モードについて解説していきます。
通信制限時の速度
ワイモバイルで毎月の容量を使い切ると速度制限がかかります。
速度制限時の最大速度はプランによって異なります。
- プランS:最大300Kbps
- プランM・R:最大1Mbps
2020年10月14日以降にスマホプランSに契約した方は最大300kbpsになりました。
以前は最大128kbpsとかなり遅かったのですが、300kbpsなら格安SIMでも速いほうです。
なお、10月13日以前にプランSに契約していた方も、専用ページから切り替え申請ができます。
こちらのページで300kbpsに切り替えを申請してください。
スマホベーシックプランM・Rは2020年7月から、容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できるようになりました。
最大1Mbpsだと、SNSやWEB閲覧など大抵のことは問題なくできます。
Youtubeも360pなら問題なく視聴できます。
通信制限がかかる場合
ワイモバイルでは、以下の2つの場合において通信速度が制限されます。
- 契約したデータ量を超過
- 直近3日間の通信量が規定を超過
(Pocket WiFiプラン・データプラン)
1はわかりやすいですね。
例えばスマホプランS(3GB)を契約している方は、1ヵ月の間に3GB以上使用してしまうと、通信制限がかかります。
ほとんどはこのパターンです。
2の「3日間の使用量による制限」はPocket WiFiプラン・データプランが対象で、スマホ用のプランは対象外です。
3日間の容量制限はなし
au回線を使った格安SIMでは、3日間で6GB以上使うと速度制限がかかる場合があります。
しかし、ワイモバイルのスマホプランにはこの3日間の使用量による速度制限はありません。
ただし、公式サイトには「一定期間に大量の通信をご利用される一部のお客さまに対して、通信速度の制御を実施する場合があります」と記載されています。
特にプランM・R契約者が速度制限時に容量を使いすぎると制限が掛かる可能性もないわけではないので注意してください。
速度制限の解除方法
速度制限がかかった場合、以下の3つの方法で制限を解除できます。
いずれの場合も、500MB/500円で高速通信容量の追加購入が必要です。
- マイページから解除
- 通信制限のメールから手続き
- 自動応答の電話で制限解除
マイワイモバイルから解除
通信制限がかかった場合、マイワイモバイルにアクセスし「通常速度に戻す申込」から手続きできます。
制限の通知メールから手続き
データを使い切って速度制限がかかると、ワイモバイルから通知のメールが来ます。
そこにマイワイモバイルへのアクセスURLが記載されていますので、そこをタップすると通信制限の解除ページへつながります。
自動応答の電話で速度解除
ワイモバイルの速度制限は電話でも解除することができます。
下記の電話番号にかけ、自動応答サービスにしたがって操作すれば通信制限を解除することができます。
- ワイモバイルのスマホ・携帯から:116
- 上記以外から:0120-921-156
24時間手続き可能で、通話料金も無料です。
低速モードはない
ワイモバイルには速度切り替え機能(低速モード・節約モード)はありません。
「ワイモバイルのデメリットまとめ」にも書きましたが、これはワイモバイルの大きなデメリットの一つです。
他の格安SIMキャリアには、通信速度を高速⇔低速に切り替えられるサービスがあります。
低速通信に切り替えると、速度は制限されるかわりにデータ容量は消費されない、という仕組みです。
このデータ通信速度の切り替え機能が必要な方は「UQモバイル」がおすすめです。
特にUQモバイルのプランRは節約モードON時も最大1Mbpsで通信できます。
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ワイモバ学割
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- プランS:月580円×12ヶ月割引
- プランM/R:月1,000円×12ヶ月割引
契約翌月から半年間は新規割と同額の割引が増額されるので、プランSは半年間月1,280円割引、プランM/Rは月1,700円が割引されます。
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以上、ワイモバイルのデータ通信速度の解説でした。
本文中で解説したとおり、ワイモバイルの通信速度は他の格安SIMキャリアに比べて圧倒的に速いことが多いです。
私も都内で使用していますが、混雑するお昼も含めて全く不満がありません。
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