本記事では、ワイモバイルから発売されたLibero 5Gのスペックや価格を解説します。
ワイモバイルオンラインストアでの販売は終了しましたが、端末のみ購入すれば今でも使えますし、他キャリアでも使えます。
私も購入しましたので実機をレビューします。
ただし、今となっては性能は低いので、これから買う方は他機種の方がおすすめです。
Libero 5G A003ZTの価格・在庫
Libero 5Gの在庫状況
Libero 5Gは公式ストアの取扱スマホ一覧に記載はなくなり、終売になりました。
これから買う方は他機種を選びましょう。
Libero 5Gを端末のみ購入
Libero 5Gは他で端末のみを購入すればワイモバイルでも使えます。
性能はそれほど低くないですし5Gにも対応しているので、これから使っても問題ありません。
ワイモバイル店舗や公式ストアでは終売になりましたので、楽天市場や中古スマホ店で買いましょう。
楽天市場は在庫が豊富で、購入金額に応じてポイントも還元されます。
また、中古スマホ店のイオシスやじゃんぱらでも未使用品・中古品が端末のみで安く購入できます。
中古のLibero 5Gを使う
ワイモバイルで使う
すでにLibero 5Gをお持ちの方は、ワイモバイルでもちろん使えます。
ワイモバイルではSIMのみを契約できるので、SIMのみを契約してLibero 5Gに挿せばそのまま使えます。
料金は変わりません。
他社のSIMで使う
Libero 5Gはソフトバンク回線の主要なバンドにフル対応しています。
ソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIM(mineoなど)でも使えますので、Libero 5GにSIMカードを差し替え、APN設定をすれば繋がります。
ただし、ワイモバイル以外で使う場合にはSIMロック解除が必要です。
詳細:SIMロック解除の手続き | Ymobile
詳細:ワイモバイルでSIMロック解除する手順
なお、ドコモ・au回線や楽天モバイルは一部のバンドに対応していないため使用はおすすめしません。
ワイモバイルかソフトバンク系の回線で使いましょう。
Libero 5Gの対応バンド/周波数
A003ZTの対応バンド・周波数一覧
Libero 5Gの対応バンドは以下の通りです。
- 5G:n77
- LTE:B1・3・8・28・42
- W-CDMA:B1・8
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用するFDD-LTEのバンドは1・3・19です。
Libero 5Gは1・3に対応していますが、プラチナバンド19には対応していません。
SIMロック解除してドコモ回線のSIMを入れて使った場合、都市部では問題なく使用できますが、郊外に行くと電波をつかみにくくなる可能性があります。
よくわからない方はドコモ回線での使用はやめておきましょう。
また、ドコモが使う5Gのn78・n79は非対応です。
ドコモの5Gは使えません。
ソフトバンク/LINEMO可
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEの主要バンドは1・3・8ですが、Libero 5Gはもちろんすべて対応しています。
5Gのn77と、4Gから5Gに転用したn3/n28にも対応しています。
よって、ワイモバイルはもちろんですが、SIMロック解除すればソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
au回線・au VoLTE不可
Libero 5Gはau回線のLTEバンド(1・18・26)のうち、バンド1にしか対応していません。
au VoLTEにも対応していないと思われますので、au回線での使用はやめておきましょう。
楽天モバイルで使える?
楽天モバイルでLibero 5Gは使えません。
楽天モバイルのご利用製品の対応状況確認に記載がありますが、使えるのは5G通信と楽天回線エリア内でのSMSのみで、肝心の音声通話や4G通信は非対応です。
使うのは諦めましょう。
楽天モバイルで使える他社端末は限られるので、楽天モバイルで使う端末は楽天モバイルで買ったほうが安全です。
キャンペーンを利用すれば他社よりもかなり安く購入できます。
詳細:取り扱い端末一覧 | 楽天モバイル
詳細:楽天モバイルのおすすめ機種ランキング
Libero 5G A003ZTのレビュー
Libero 5Gの発売日
ワイモバイルにおけるLibero 5Gの発売日は2021年4月8日(木)です。
4月2日(金)より予約が開始しました。
スペック一覧表
Libero 5Gのスペック詳細は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高166× 幅77 ×厚さ9.2 |
本体の 重さ |
約201.7g |
画面 サイズ |
約6.5インチ |
解像度 | 2,340 x1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
3,900mAh |
搭載 OS |
Android 11 |
CPU | Snapdragon690 5G (オクタコア) 2.0+1.7GHz |
メモリー (ROM) |
64GB |
メモリー (RAM) |
4GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大512GB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,600万(標準) 800万(広角) 200万(深度測定) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
本体カラー・色
Libero 5Gの本体カラーは「ブルー」「レッド」「ホワイト」の3色です。
私はブルーを購入しましたが、結構濃い目の青でした。
また、背面は光に反射してグラデーションになるタイプです。
本体背面はかなり指紋が付きやすいので、スマホケースは必須でしょう。
5G対応
Libero 5Gはワイモバイルで発売された最初の5G対応Androidスマホです。
ワイモバイルは5Gに対応しており、エリア内では追加料金無しで5Gが使えます。
まだまだ5Gエリアは狭いものの、Libero 5Gはエリアが広がり次第5Gが使えるようになります。
5G対応で3万円台、オンラインストアなら1.5万円で変えるのは非常にお得です。
また、ソフトバンク・ワイモバイルの5G関連アプリがプリインストールされています。
SIMロック? SIMフリー?
Libero 5Gは購入時期によってSIMロックがかかっています。
購入日 | SIMロック有無 |
---|---|
2021年 5月11日まで |
あり |
2021年 5月12日以降 |
なし |
2021年5月11日までにワイモバイルで購入したLibero 5GにはSIMロックがかかっていますので、ワイモバイル以外で使う場合には事前にSIMロック解除が必要です。
(Libero 5Gの発売日は4月8日なので数は多くないと思いますが…)
一括購入の方は、端末代金の支払いが確認され次第SIMロックが可能です。
分割購入の場合、購入から101日以降にSIMロック解除が可能になります。
私はクレジットカードで一括払いにしたので、すぐに解除が必要でした。
その場合、同封されてくるSIMが開通後、SMSで解除コードが送られてきます。
他社SIMを入れてコードを入力するとロック解除できました。
詳細:SIMロック解除の手続き | Ymobile
詳細:ワイモバイルでSIMロック解除する手順
2021年5月12日以降に購入した場合はSIMロックが解除された状態で販売されていますので、SIMロック解除は不要です。
SIMを挿してAPN設定すれば他社で使えます。
ただし、他社で使用する際には各キャリアの動作確認端末一覧を確認してください。
6.5インチの大画面
Libero 5Gのディスプレイは6.5インチです。
比較的大きめの画面なので、文字を大きく表示したい方や動画をよく観る方にもおすすめです。
画面はフルHD+なので美しいのですが、画面が大きいので本体は201gと重いので注意してください。
シングルSIM/DSDS非対応
Libero 5GはSIMスロットが一つのシングルSIMです。
DSDSやDSDVには対応していません。
SIMスロットは本体上にあり、micro SDカードも同時に入れられます。
CPUはSnapdragon690 5G
Libero 5Gに搭載されているチップセットはSnapdragon690 5Gです。
以前は本体の端末情報を見るとSnapdragon765 5Gと表示される場合がありましたが、Snapdragon690 5Gが正しいようです。
RAMは4GB/ストレージ64GB
Libero 5Gのメモリー(RAM)は4GB、ストレージは64GBです。
これだけあれば十分ですね。
ちなみに本体購入時のストレージの空き容量は50GB以上ありました。
また、ストレージ容量はSDカードで最大512GB増設可能です。
microSDカード挿入可
Libero 5Gは最大512GBのマイクロSDカードを挿入することでストレージ容量を増やせます。
ストレージ容量は64GBありますが、足りない方はマイクロSDカードを使用しましょう。
トリプルレンズカメラ
Libero 5Gのアウトカメラはトリプルレンズカメラです。
1,600万画素のメインレンズに加え、800万画素の広角カメラと200万画素の深度測定用レンズがあります。
- 800万画素:広角レンズ
- 1600万画素:メインレンズ
- 200万画素:深度測定用レンズ
※本体上から
インカメラは800万画素で、画面内の小さな穴で撮影できるパンチホール式です。
実際に撮影した写真
Libero 5Gで実際に撮影した写真を順次こちらでアップしていきます。
同時にiPhone7・iPhone SE 第2世代・Pixel3と比較していますので参考にしてください。
夜景に関しては想像以上にキレイに撮影できました。
Pixel 3の方が明るいですが、Libero 5Gの方が肉眼に近い気がします。
風景は少し暗いですね。
当日はたしかに曇っていたのですが、個人的にはPixel 3やiPhone SE 第2世代くらい明るいほうがいいです。
AIが「建物」と認識していたので、それが影響しているのかも知れません。
食べ物の写真は大きな差があります。
デミグラスソースのハンバーグの写真なのですが、Libero 5Gはトマトケチャップのように赤くなっていますね。
これはこれで美味しそうではありますが、実態とは少し離れています。
AI搭載カメラは自動で最適な撮影モードに設定してくれるのが嬉しいですが、このように肉眼と離れることがあるので注意が必要です。
ただ、3万円の端末としてはなかなかの性能ではないでしょうか。
カメラ性能は特に夜景で差がつくのですが、Libero 5Gは十分綺麗に撮影できています。
超おすすめとまでは言えませんが、そこそこよい性能だと思いますね。
イヤホンジャックなし
Libero 5Gには3.5mmイヤホンジャックがありません。
有線でイヤホン・ヘッドフォンを接続したい方は、付属のUSB Type-C to 3.5mmイヤホンジャック変換ケーブルを使いましょう。
USB端子はUSB Type-C
Libero 5GのUSB端子はUSB Type-Cです。
ただしACアダプタやUSBケーブルは付属していませんのでお持ちでない方は自身で購入しましょう。
Libero 5Gの付属品一覧
Libero 5Gの付属品は以下のとおりです。
- SIMピン
- USB Type-C to 3.5㎜変換ケーブル
充電器・ACアダプタやUSBケーブル、フィルムやスマホケースは付属していません。
ACアダプタ/ケーブルなし
Libero 5GにはACアダプタやケーブルをはじめ、スマホケースやフィルムなどは付属・同梱されていません。
ACアダプタやUSBケーブルをお持ちでない方は自身で購入が必要です。
Libero 5Gの搭載便利機能
搭載便利機能一覧
Libero 5Gに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | – |
ワイヤレス充電 | – |
指紋認証のみ
Libero 5Gには指紋認証センサーが搭載されています。
マスクを付けていることが多い最近では嬉しいですね。
指紋認証センサーは本体背面にあります。
なお、顔認証には対応していません。
防水・防塵対応
Libero 5Gは防水・防塵に対応しています。
防水はIPX7、防塵はIP6Xというレベルで、水濡れ等による故障のリスクは低いでしょう。
おサイフケータイ対応
Libero 5Gはおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されていますのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
ワンセグ・フルセグ非対応
Libero 5Gはワンセグ・フルセグには対応していません。
Libero 5Gの購入/機種変更はこちら!
以上、ワイモバイルで発売のLibero 5Gの詳細でした。
ワイモバイルオンラインストアでの販売は終了しましたが、端末のみ購入すれば今でも十分使えますし、他キャリアでも使えます。
端末のみの購入はこちらからどうぞ!
現在販売中のおすすめスマホはこちらにまとめています。