本記事では、ワイモバイルから発売のLibero 5G Ⅲ(A202ZT)の実機レビューとスペック・価格を解説します。
前作Libero 5G Ⅱと同じくとにかく安い5Gスマホで、オンラインストアなら新規契約でも一括1円から購入できるようになりました。
CPUやカメラの性能は最低限ですが、おサイフケータイ・防水・指紋認証に対応しeSIMにも対応しています。
▼新規契約でも一括1円▼
Libero 5G Ⅲ A202ZTの価格
A202ZTの端末価格・実質負担額
ワイモバイルにおけるLibero 5G Ⅲの定価は税込21,996円です。
店舗では、新規でもMNPでも機種変更でもこの価格で販売されます。
ただし、オンラインなら自動で割引が適用されるので店舗・家電量販店で購入するのは損です。
オンラインなら最安1円
前章のとおりワイモバイルにおけるLibero 5G Ⅲの価格は税込21,996円ですが、オンラインストアで買えば自動で割引が適用されます。
オンラインストアはワイモバイル公式ストアとワイモバイル公式ストア(ヤフー店)があり、現在の価格は以下のとおりです。
<Libero 5G ⅢのWEB価格>
(通常価格:21,996円)
契約形態 | プラン | 公式 | ヤフー店 |
---|---|---|---|
新規 | S | ¥3,996 | ¥3,996 |
M/L | ¥1 | ¥1 | |
MNP | S | ¥3,996 | ¥3,996 |
M/L | ¥1 | ¥1 | |
機種変更 | S/M/L | ¥17,676 | ¥14,796 |
番号移行 | S/M/L | ¥21,996 | ¥21,996 |
上表のとおり、新規契約と他社からの乗り換えでプランM/Lに契約すれば一括1円で購入できます。
新規契約でも1円なのがうれしいですね。
機種変更はヤフー店の限定ページから契約すると7200円が割引されてお得です。
上記の割引はオンラインストア限定です。
さらに新どこでももらえる特典でPayPayポイントが還元されます。
店舗や家電量販店はオンラインストア限定割引の対象外なので、Libero 5G Ⅲは必ず公式オンラインストアで購入しましょう。
▼新規契約でも一括1円▼
機種変更の価格と手順
前章のとおり、Libero 5G Ⅲは公式オンラインストアなら新規・MNPだけでなく機種変更でも割引が適用されます。
現在は公式ストアよりヤフー店の限定ページがお得です。
オンラインなら公式ストアもヤフー店も機種変更手数料も無料です。
店舗で機種変更すると、端末価格の割引がないのに加え機種変更手数料3,850円がかかります。
一方、オンラインなら端末は自動的に割引され、さらに手数料はかかりません。
店舗で機種変更するより1万円以上お得なので、必ずオンラインストアで機種変更しましょう。
オンラインで機種変更する手順は下記で解説しています。
Libero 5G Ⅲを中古で購入
Libero 5G Ⅲは中古でも購入できるようになりました。
楽天市場やAmazonでも端末のみを購入できますし、中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でも在庫は豊富です。
新品同様の未使用品も買えますので、ワイモバイルを契約していない方で端末のみ買いたい方は中古を探してみてもよいでしょう。
ただしLibero 5G Ⅲはソフトバンク系の回線のバンドにしか対応していません。
ソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフト爆回線を使った格安SIMでは使えますが、他社での使用はおすすめしません。
Libero 5G Ⅲのキャンペーン
ワイモバイルでは常時お得なキャンペーンを実施中です。
新規・MNPでLibero 5G Ⅲを買う方も機種変更する方も、必ず下記キャンペーン・セールを確認してください。
新どこでももらえる特典
ワイモバイルでは新どこでももらえる特典というキャンペーンを実施しています。
このキャンペーンは事前にエントリーしたうえでワイモバイルに申し込み、申込月の4カ月後にPayPay支払いで買い物すると、最大20%相当のPayPayポイントが上乗せされて貰える仕組みです。
通常のPayPayポイント還元に加え、さらに最大20%相当のポイントが還元されます。
- こちらのページからエントリー
- ワイモバイルに申し込み
- 4カ月後にPayPay支払で買い物
- 最大6,000ポイント還元
貰えるPayPayポイントの上限額はプランによって異なります。
プランSの還元額は最大500円分、プランM・Lは最大6,000円分です。
特典の上限額 | |
---|---|
プラン S | 500円分 |
プラン M・L | 6,000円分 |
エントリーページはワイモバイル公式ストア(ヤフー店)にありますが、ヤフー店だけでなく公式オンラインストア・店舗や家電量販店で契約しても貰えます。
- 店舗
- 家電量販店
- ワイモバイル公式ストア
- ワイモバイル公式ストア(ヤフー店)
ワイモバイルの契約前には必ずエントリーしてください。
▼エントリーはこちら▼
オンライン限定スマホ割引
ワイモバイルのスマホは必ずオンラインで契約しましょう。
ワイモバイル公式ストアで端末を購入すれば、最大36,000円の割引が自動で適用されます。
<iPhoneのオンライン価格>
機種 | 契約形態 | プラン | 公式 | ヤフー店 |
---|---|---|---|---|
iPhone SE 3 64GB | 新規 | S | ¥55,440 | ¥55,440 |
M/L | ¥51,840 | ¥51,840 | ||
MNP | S | ¥55,440 | ¥55,440 | |
M/L | ¥51,840 | ¥51,840 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥69,120 | ¥69,120 | |
番号移行 | S/M/L | ¥73,440 | ¥73,440 | |
iPhone SE 3 128GB | 新規 | S | ¥63,360 | ¥63,360 |
M/L | ¥59,760 | ¥59,760 | ||
MNP | S | ¥63,360 | ¥63,360 | |
M/L | ¥59,760 | ¥59,760 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥77,040 | ¥77,040 | |
番号移行 | S/M/L | ¥81,360 | ¥81,360 | |
iPhone SE 3 256GB | 新規 | S | ¥81,360 | ¥81,360 |
M/L | ¥77,760 | ¥77,760 | ||
MNP | S | ¥81,360 | ¥81,360 | |
M/L | ¥77,760 | ¥77,760 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥95,040 | ¥95,040 | |
番号移行 | S/M/L | ¥99,360 | ¥99,360 | |
iPhone 12 64GB | 新規 | S | ¥93,600 | ¥93,600 |
M/L | ¥90,000 | ¥90,000 | ||
MNP | S | ¥93,600 | ¥93,600 | |
M/L | ¥90,000 | ¥90,000 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥107,280 | ¥107,280 | |
番号移行 | S/M/L | ¥111,600 | ¥111,600 | |
iPhone 12 128GB | 新規 | S | ¥101,520 | ¥101,520 |
M/L | ¥97,920 | ¥97,920 | ||
MNP | S | ¥101,520 | ¥101,520 | |
M/L | ¥97,920 | ¥97,920 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥115,200 | ¥115,200 | |
番号移行 | S/M/L | ¥119,520 | ¥119,520 | |
iPhone 12 256GB | 新規 | S | ¥117,360 | ¥117,360 |
M/L | ¥113,760 | ¥113,760 | ||
MNP | S | ¥117,360 | ¥117,360 | |
M/L | ¥113,760 | ¥113,760 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥131,040 | ¥131,040 | |
番号移行 | S/M/L | ¥135,360 | ¥135,360 |
<Androidスマホの価格>
機種 | 契約形態 | プラン | 公式 | ヤフー店 |
---|---|---|---|---|
AQUOS wish3 | 新規 | S | ¥23,400 | ¥23,400 |
M/L | ¥19,800 | ¥19,800 | ||
MNP | S | ¥13,680 | ¥13,680 | |
M/L | ¥10,080 | ¥10,080 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥27,360 | ¥24,480 | |
番号移行 | S/M/L | ¥31,680 | ¥31,680 | |
moto g53y 5G | 新規 | S | ¥13,716 | ¥13,716 |
M/L | ¥9,800 | ¥9,800 | ||
MNP | S | ¥3,996 | ¥3,996 | |
M/L | ¥1 | ¥1 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥17,676 | ¥14,796 | |
番号移行 | S/M/L | ¥21,996 | ¥21,996 | |
OPPO Reno9 A | 新規 | S | ¥18,360 | ¥18,360 |
M/L | ¥14,760 | ¥14,760 | ||
MNP | S | ¥8,640 | ¥8,640 | |
M/L | ¥4,980 | ¥4,980 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥26,640 | ¥26,640 | |
番号移行 | S/M/L | ¥26,640 | ¥26,640 | |
Android One S10 | 新規 | S | ¥18,000 | ¥18,000 |
M/L | ¥14,400 | ¥14,400 | ||
MNP | S | ¥18,000 | ¥18,000 | |
M/L | ¥14,400 | ¥14,400 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥31,680 | ¥28,800 +1万円 | |
番号移行 | S/M/L | ¥36,000 | ¥36,000 | |
Libero 5G Ⅲ | 新規 | S | ¥3,996 | ¥3,996 |
M/L | ¥1 | ¥1 | ||
MNP | S | ¥3,996 | ¥3,996 | |
M/L | ¥1 | ¥1 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥17,676 | ¥14,796 | |
番号移行 | S/M/L | ¥21,996 | ¥21,996 | |
AQUOS wish2 | 新規 | S | ¥3,960 | ¥3,960 |
M/L | ¥1 | ¥1 | ||
MNP | S | ¥3,960 | ¥3,960 | |
M/L | ¥1 | ¥1 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥4,980 | ¥4,980 | |
番号移行 | S/M/L | ¥21,960 | ¥21,960 | |
Xperia Ace III | 新規 | S | ¥13,680 | ¥13,680 |
M/L | ¥10,080 | ¥9,800 | ||
MNP | S | ¥7,920 | ¥7,920 | |
M/L | ¥4,320 | ¥3,980 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥21,600 | ¥18,720 | |
番号移行 | S/M/L | ¥25,920 | ¥25,920 | |
かんたん スマホ 3 | 新規 | S | ¥1 | ¥1 |
M/L | ¥1 | ¥1 | ||
MNP | S | ¥1 | ¥1 | |
M/L | ¥1 | ¥1 | ||
機種変更 | S/M/L | ¥9,800 | ¥9,800 | |
番号移行 | S/M/L | ¥21,960 | ¥21,960 |
※ヤフー店の機種変更価格はこちら
※最新の価格はこちら(公式・ヤフー店)
特に最安4,980円で買えるOPPO Reno9 Aや、一括1円で買えるAQUOS wish2とmoto g53y 5Gが人気でおすすめです。
新規・MNPなら端末セットで契約する場合も「新どこでももらえる特典」とも併用可能なので、こちらのページからエントリーした上でオンラインで申し込みましょう。
機種変更セール
ワイモバイルで中古iPhone/Androidスマホに機種変更する方はワイモバイル公式オンラインストア(ヤフー店)でシークレットセールを実施中です。
正規品のiPhoneは現在対象外ですが、中古iPhoneとAndroidスマホはこちらの限定ページから機種変更すると機種によって7,200円の割引が適用されます。
さらに、Android One S10は1万円分のPayPayポイントが還元されます。
この機種変更セールはヤフー店の限定ページから手続きした場合のみです。
その他にもお得なキャンペーンを実施中です。
現在実施中のキャンペーンはこちらにまとめています。
Libero 5G Ⅲのレビュー/スペック
Libero 5G Ⅲの発売日
ワイモバイルにおけるLibero 5G Ⅲの発売日は2022年12月15日(木)です。
12月9日(金)からワイモバイル公式ストアで予約受付が開始しました。
Libero 5G Ⅲの型番
ワイモバイルにおけるLibero 5G Ⅲの型番はA202ZTです。
A202ZTのスペック一覧表
Libero 5G Ⅲ A202ZTのスペック詳細は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ | 高さ168mm 幅78mm 厚さ9.1mm |
本体の 重さ | 約207g |
画面 サイズ | 約6.67インチ 有機EL |
解像度 | 2,400×1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 | 4,120mAh |
搭載 OS | Android 12 |
CPU | Dimensity700 (オクタコア) 2.2+2.0GHz |
メモリー (ROM) | 64GB |
メモリー (RAM) | 4GB |
対応外部 メモリ | microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) | 1,300万(標準) 200万(マクロ) 200万(深度測定) |
有効画素数 (サブカメラ) | 800万画素 |
USB 端子 | USB Type-C |
SIM | nanoSIM eSIM |
A202ZTの本体カラー・色
Libero 5G Ⅲの本体カラーは「パープル」「ホワイト」「ブラック」の3色です。
私が購入したのはパープルです。
背面は光が反射してキラキラ光るタイプです。
背面はつるつるですが、パープルはそれほど指紋が目立ちませんでした。
ただし、基本的にはスマホケースを装着して使うのがおすすめです。
Libero 5G Ⅲの外観
Libero 5G Ⅲの外観はこんな感じです。
本体の幅は78mm、画面サイズは6.67インチです。
どちらも前作Libero 5G Ⅱと同じで、大きめのサイズですね。
本体の底面はUSB端子とスピーカーです。
USB端子はType-Cですが、ケーブルやUSB充電器は付属していません。
本体上部には何もありません。
また、Libero 5G Ⅲにはイヤホンジャックは搭載されていません。
前作Libero 5G ⅡにはUSB Type-Cから3.5mmイヤホンジャックに変換するアダプタが付属していましたが、今作にはありません。
本体の左側面は上部にSIMスロットがあります。
SIMスロットはSIMピンが必要なタイプで、SIMピンは付属しています。
ちなみにSIMを入れた状態でSIMスロットを開けると強制的に再起動します。
本体右側面には電源ボタンと音量ボタンがあります。
Googleアシスタントボタンはありません。
カメラの出っ張りはかなり少ないですが、それでも500円玉1枚分くらいの突起があります。
この部分に傷が集中してしまいますし、平面においたときに少しグラグラしたので、基本的にはケースを付けたほうがよいでしょう。
5G対応
Libero 5G Ⅲはワイモバイルの5Gに対応したAndroidスマホです。
ワイモバイルのシンプルS/M/Lは5Gに対応しており、エリア内では追加料金無しで5Gが使えます。
まだまだ5Gエリアは狭いものの、都市部では5Gに接続することが多くなりました。
ただしn78/n79に非対応なので、ドコモ・au回線の5Gは使えません。
SIMロック? SIMフリー?
ワイモバイルのLibero 5G ⅢはSIMフリーです。
ワイモバイルで2021年5月12日以降に購入したスマホにはSIMロックがかかっていません。
Libero 5G Ⅲが対応しているのはソフトバンク回線のみですが、ソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMならSIMを入れてAPN設定するだけで使えるようになります。
nanoSIM+eSIMのデュアルSIM
Libero 5G ⅢはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMです。
ワイモバイルでeSIMを活用する方法や設定手順はこちらにまとめています。
ただし、ドコモ・au回線の一部の主要バンドに非対応なので、ソフトバンク回線(または楽天モバイル)のSIMしか使えません。
楽天モバイルでは記事執筆時点で動作確認されていませんが、SIMを入れたところ問題なく使えました。
データをたくさん使う方や通話が多い方はワイモバイルと楽天モバイルを併用するのがおすすめですね。
ちなみにSIMを入れた状態でSIMスロットを開けると強制的に再起動します。
6.77インチの有機EL画面
Libero 5G Ⅲのディスプレイは6.77インチの有機ELディスプレイです。
かなり大きめの画面なので、文字を大きく表示したい方や動画をよく観る方にもおすすめです。
画面解像度はフルHD+なのでそこそこ美しいですが、画面が大きい分だけ本体は207gと重いので注意してください。
CPUはDimensity 700
Libero 5G Ⅲに搭載されているチップセットはDimensity 700です。
前作Libero 5G Ⅱと同じですね。
antutuのベンチマークスコアは約28.7万ほどで、Snapdragon 480 5GとSnapdragon 690 5Gの間くらいです。
最近はSnapdragon 695 5G搭載の機種が多いですが、それよりも性能は低いです。
- Snapdragon 695 5G:約32.3万
- Snapdragon690 5G:約31.1万
- Dimensity 700:約28.7万
- Snapdragon 480 5G:約28万
※どれもメモリーRAMは4GB
RAMは4GB/ストレージ64GB
Libero 5G Ⅲのメモリー(RAM)は4GB、ストレージは64GBです。
こちらも前作Libero 5G IIと同じで、メモリーRAMが4GBなのは最低限のレベルですね。
といっても、重い3Dゲームなどしなければ処理速度に問題はないでしょう。
また、ストレージ容量も64GBしかありませんが、SDカードで最大1TB増設可能です。
初期状態では17GBほど埋まっており、実質的に使える容量は47GBほどでした。
microSDカード挿入可
Libero 5G Ⅲは最大1TBのマイクロSDカードを挿入することでストレージ容量を増やせます。
ストレージ容量は64GBしかありませんので、足りない方はマイクロSDカードを使用しましょう。
トリプルレンズカメラ
Libero 5G Ⅲのアウトカメラはトリプルレンズカメラです。
1,300万画素のメインレンズに加え、200万画素の深度測定用レンズとマクロレンズがあります。
- 1300万画素:標準レンズ
- 200万画素:深度測定用レンズ
- 200万画素:マクロレンズ
インカメラは800万画素で、画面内の小さな穴で撮影できるパンチホール式です。
カメラレビュー/撮影した写真
この章では、Libero 5G Ⅲで私が実際に撮影した写真を記載します。
まずは風景写真です。
当日は曇りの中での撮影でしたが、比較的きれいに撮れています。
最近のスマホのカメラは性能が向上しているため、普通の写真ではそれほど差がつきません。
参考として、私が現在メインで使っているGalaxy Z Flip3 5Gで撮影した写真はこちらです。
こちらの方が若干明るくは撮れていますが、性能差はそれほど感じません。
続いては望遠・ズームです。
Libero 5G Ⅲは最大10倍までズームできます。
2倍ズームは十分綺麗です。
ただ、それ以上になるとだんだん不鮮明になっていきます。
2~3倍までが限界でしょう。
4倍の写真はこちら↓
6倍ズ-ムはこちら。
奥に看板がありますが、字はつぶれて読めません。
最大である10倍はこちら。
続いてはカメラ性能差が出やすい夜景の写真です。
Libero 5G Ⅲにはスーパーナイトモードが搭載されています。
通常モードで撮るよりきれいになるので、夜景はこのモードに切り替えて撮影しましょう。
当日は雨上がりだったため、写真にとってはつらい環境でしたが、それにしても暗い部分は不鮮明ですし、明るい部分もぼやけています。
撮影時には「三脚の使用を推奨」といった警告が出たので手振れに弱いのかもしれませんが、それにしてもぼやけていますね。
通常の撮影モードよりは明るく撮影できていますが、夜景には期待できないようです。
ちなみに同じタイミングでGoogle Pixel5で撮影した写真はこちら
Google Pixel 5でもぼやけていますが、それでもLibero 5G Ⅲよりはずっと鮮明です。
夜景をきれいに撮れるには性能が必要なため、価格もかなり高くなります。
Libero 5G Ⅲの価格では仕方がないですね。
Libero 5G Ⅲのカメラは最低限といったレベルです。
前作Libero 5G Ⅱも最低限のレベルでしたが、今作はさらに劣化しているような気がします。
とはいっても夜景や望遠などを除いて、日常の中で普通に撮影する分には十分です。
気になる方はOPPO Reno9 Aなどの方がよいですが、ほとんどの方は十分でしょう。
また、最近のスマホは発売後のアップデートで性能が向上する場合もあります。
現時点ではカメラは最低限のレベルですが、今後のアップデートに期待しましょう。
▼Libero 5G Ⅲの詳細▼
イヤホンジャックなし
Libero 5G Ⅲには3.5mmイヤホンジャックがありません。
また、前作Libero 5G ⅡにはUSB Type-C to 3.5mmイヤホンジャック変換アダプタが付属していましたが、本機には付属していません。
有線でイヤホン・ヘッドフォンを接続したい方は、USB Type-C to 3.5mmイヤホンジャック変換アダプタを買って使いましょう。
USB端子はUSB Type-C
Libero 5G ⅢのUSB端子はUSB Type-Cです。
ただしACアダプタやUSBケーブルは付属していませんのでお持ちでない方は自身で購入しましょう。
Libero 5G ⅢとLibero 5G IIの違い
Libero 5G Ⅲと前作Libero 5G IIの違いは以下のとおりです。
Libero 5G Ⅲ | Libero 5G II | |
---|---|---|
本体サイズ | 幅:78mm 高さ:168mm 厚さ:9.1mm | 幅:78mm 高さ:169mm 厚さ:8.8mm |
重さ | 207g | 200g |
画面サイズ | 6.67inch | 6.67inch |
表示方式 | 有機EL | TFT |
バッテリー | 4,120mAh | 3,900mAh |
連続通話時間 | 2,003分 | 1,995分 |
連続待受時間 | 515時間 | 513時間 |
CPU | Dimensity 700 オクタコア | |
メモリー | 4GB/64GB | |
アウト カメラ | 1,300万(標準) 200万(マクロ) 200万(深度) | 1,600万(標準) 800万(広角) 200万(深度) |
インカメラ | 800万 | 800万 |
認証 | 指紋 (画面内) | 指紋 (電源一体型) |
SIM | nanoSIM eSIM |
どちらも搭載CPUはDimensity 700で、メモリーも4GB/64GBです。
antutuのベンチマークスコアは約29万前後で、Snapdragon 480 5GとSnapdragon 690 5Gの間くらいです。
せめてメモリーRAMが6GBになればよかったのですが、処理性能は前作Libero 5G IIと同じです。
ディスプレイのサイズは同じ6.67インチですが、TFTから有機ELになりました。
バッテリー容量は4,120mAhに増えましたが、連続通話時間・連続待ち受け時間はそれほど伸びていません。
アウトカメラはスペックダウンです。
標準レンズの画素数は1600万画素から1300万画素になり、800万画素の広角レンズのかわりに200万画素のマクロレンズになりました。
またLibero 5G IIは本体側面の電源ボタンと一体の指紋認証センサーでしたが、Libero 5G Ⅲは画面内指紋認証です。
画面内指紋認証は精度が低い場合があるので心配ですね。
他にも細かい部分で違いはありますが、大きな差異は「画面が有機ELに」「カメラは性能ダウン」「指紋認証センサーは画面内に」の3つです。
▼Libero 5G Ⅲの詳細▼
Libero 5G Ⅲの便利機能
搭載便利機能一覧
Libero 5G Ⅲに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | – |
ワイヤレス充電 | – |
指紋認証対応、顔認証なし
Libero 5G Ⅲには指紋認証センサーが搭載されています。
マスクを付けていることが多い最近では嬉しいですね。
指紋認証センサーは画面内指紋認証です。
※画像はワイモバイル公式サイトより引用
画面内指紋認証の場合、フィルムによっては精度が落ちることがあるのでAmazonや楽天市場の口コミをよく読んでから購入しましょう。
なお、顔認証には対応していません。
防水・防塵対応
Libero 5G Ⅲは防水・防塵に対応しています。
防水はIPX5とIPX7、防塵はIP5Xというレベルで、水濡れ等による故障のリスクは低いでしょう。
おサイフケータイ対応
Libero 5G Ⅲはおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されていますのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
おサイフケータイのマークは本体上部のやや右にあります。
▼センサーはカメラの横▼
(わかりにくいですが…)
ワンセグ・フルセグ非対応
Libero 5G Ⅲはワンセグ・フルセグには対応していません。
▼Libero 5G Ⅲの詳細▼
Libero 5G Ⅲのベンチマーク
antutu
Libero 5G Ⅲのantutuベンチマークの総合スコアは28.7万でした。(ver.9.5.4)
前作Libero 5G Ⅱの総合スコアは約29.5万、Libero 5Gは31.1万でしたので、Libero 5G Ⅲはそれよりも低いスコアでした。
ただしLibero 5G IIとは同じCPU・メモリー構成なので誤差でしょう。
- Libero 5G:約31.1万
- Libero 5G II:約29.5万
- Libero 5G Ⅲ:約28.7万
ベンチマークスコア自体はどんどん低くなっていますが、体感ではほとんど差は感じないでしょう。
重いゲームをしなければ普段使いには十分ですね。
Geekbench
Geekbench 5.4.6で測定したLibero 5G Ⅲのベンチマークスコアはシングル:510、マルチ:1604でした。
前作Libero 5G IIはシングル:541、マルチ:1638でしたので、こちらも前作よりやや低くなりましたね。
ただ、実際に使ってみても動作自体は問題なく快適でした。
一方、性能にこだわる方は他機種を選びましょう。
AndroidならOPPO Reno9 Aの方が高性能ですし、安いスマホならAQUOS wish2もおすすめです。
Libero 5G Ⅲの付属品
Libero 5G Ⅲの付属品一覧
Libero 5G Ⅲの付属品は以下のとおりです。
- SIMピン
- クリアケース
- 説明書類
スマホケース(クリアケース)が付属していますが、充電器・ACアダプタやUSBケーブル、フィルムは付属していません。
また、前作Libero 5G IIにはUSB Type-C to 3.5㎜変換アダプタがありましたが、Libero 5G Ⅲにはありません。
ACアダプタ/ケーブルなし
Libero 5G ⅢにはACアダプタやケーブルは同梱されていません。
ACアダプタやUSBケーブルをお持ちでない方は自身で購入が必要です。
Libero 5G Ⅲのケース・カバー
Libero 5G Ⅲにはスマホケース(クリアケース)が付属しています。
簡易的なものですが、こだわりがなければ付属のスマホケースが使えます。
Libero 5G Ⅲはカメラが出っ張っているので傷がカメラ部分に集中しやすいです。
基本的にはスマホケースをつけて使いましょう。
画面フィルムなし
最近は出荷時から画面フィルムが貼付されている機種もありますが、Libero 5G Ⅲにはフィルムはありません。
こちらも自身で購入しましょう。
なお、Libero 5G Ⅲは画面内指紋認証ですが、フィルムによっては認証精度が落ちることがあるのでAmazonや楽天市場の口コミをよく読んでから購入しましょう。
イヤホン変換アダプタなし
前作Libero 5G IIにはUSB Type-C to 3.5㎜変換アダプタがありましたが、Libero 5G Ⅲにはありません。
イヤホンジャックもないので、有線でイヤホンを接続したい方は変換アダプタを買いましょう。
▼Libero 5G Ⅲの詳細▼
Libero 5G Ⅲの対応バンド/周波数
A202ZTの対応バンド・周波数
Libero 5G Ⅲ A202ZTの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n3・n28・n77
- 4G:B1・2・3・4・8・41・42
- 3G:B1・2・4・8
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G/LTEの主要バンドは1・3・19です。
Libero 5G Ⅲは1・3に対応していますが、プラチナバンド19には対応していません。
ドコモ回線のSIMを入れて使った場合、都市部では問題なく使用できますが、郊外に行くと電波をつかみにくくなる可能性があります。
よくわからない方はドコモ回線での使用はやめておきましょう。
また、ドコモが使う5Gのn78・n79は非対応なので、ドコモの5Gはほとんど使えません。
シムラボでもドコモ回線のSIMを入れてみましたが、4Gデータ通信は問題なくできました。
B1・B3には対応しているので、街中では問題なく通信できます。
また、通話中も4G表記だったためVoLTEにも対応しているようです。
APNの自動設定はされませんでしたが、格安SIMのAPNがずらっと出てきたので選択するだけで接続ができました。
上記のとおり使えないことはないですが、よくわからない方はドコモ回線での使用はおすすめしません。
ソフトバンク/ワイモバイル可
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEの主要バンドは1・3・8ですが、Libero 5G Ⅲはもちろんすべて対応しています。
また、5Gのn77と4Gから5Gに転用したn3/n28にも対応しています。
よって、ワイモバイルはもちろんですが、ソフトバンク・LINEMOやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
シムラボでもLINEMOのSIMを入れてみましたが、自動でAPNが設定されて問題なくデータ通信・音声通話ができました。
5Gでの通信も確認しました。
ちなみに自動設定されたAPN名はLINEMOではなく「Application」でした。
Libero 5G ⅢはnanoSIMに加えてeSIMも使えるDSDV対応機種なので、ワイモバイルと他社SIMを併用するのもおすすめです。
ただし、ソフトバンクやLINEMOではなくできれば他社回線と併用しましょう。
au回線・au VoLTEは?
Libero 5G Ⅲはau回線が使う主要な4Gバンド(1・18・26)のうち、バンド1にしか対応していません。
街中では使えないことはないですが、B18/26に非対応だとかなり電波が弱くなります。
また、auが使う5Gバンドのn77/n78のうち、n78にも非対応です。
実際にauのSIMを入れてみると自動でAPN設定されて4G/5Gにも接続できました。
5Gにもつながりましたし、通話中も5Gのままだったのでau VoLTEにも対応しているようです。
▼使えないことはないが…▼
ただし、4GはB1のみで通信しますし、5Gもn78には非対応です。
かなり安定度にかけるので、au回線での使用はおすすめしません。
A202ZTは楽天モバイルで使える?
Libero 5G Ⅲは現時点で楽天モバイルで動作確認されていません。
詳細は発売後しばらくたった後にこちらで確認してください。
ただ、シムラボで楽天モバイルのnanoSIMを入れてみたところ、問題なく使えました。
使えたのは以下の機能です。
- データ通信(4G/5G)
- 音声通話
- SMS
- Rakuten Linkによる通話
- Rakuten Linkによるメッセージ
- APN自動設定
SIMを入れると自動でAPN設定され、すぐにデータ通信ができるようになりました。
また、5Gでのデータ通信も確認しました。
eSIMでも同様に使えるはずです。
▼5Gにも接続▼
ただし注意点もあります。
まず、ETWS(緊急地震速報・津波警報)や110/119通話などでの高精度な位置情報測位には非対応の可能性があります。
また、Libero 5G Ⅲは楽天モバイルパートナー回線のB18/26に非対応なので、パートナー回線エリアでは使えません。
逆を言えば自社回線のB3にしかつながらないので、パートナー回線につながって5GBを消費しないというメリットもあります。
ただし、使用前にはご利用製品の対応状況確認を確認してください。
よくわからない方は楽天モバイルで使う端末は楽天モバイルで買ったほうが安全です。
キャンペーンを利用すれば他社よりもかなり安く購入できます。
詳細:取り扱い端末一覧 | 楽天モバイル
詳細:楽天モバイルのおすすめ機種ランキング
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以上、ワイモバイルで発売されたLibero 5G Ⅲ A202ZTの価格とスペックでした。
5Gに対応したスマホで、性能は最低限ながら低価格で購入できます。
割引が適用されて安く買えるのはオンラインストア限定なので、購入は必ずワイモバイル公式ストア(ヤフー店)でどうぞ!
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